2025/11/06

今も昔も変わらない・・・

    今朝, 6:00に起床して, ルターの毒薬聖書を通読しました.

    今は,旧約聖書のサムエル記上を読んでいますが, イスラエルの最初の王の成立と,その外交と内政,そして失脚に関する記事です.

    それを読んでいて, 知らず知らず,アメリカの大統領トランプの外交と内政と比較しなが読んでいました. それほど, 聖書の古き時代に起きたことと,現代世界の中で起きていることとの間に,極めて緊密な類似性があることに驚かされました.

    今も昔も変わらない・・・.

    アメリカで行われている " 反トランプデモ" で, "われわれに王は要らない!", "アメリカに王はいらない!" という言葉が飛び交っていたと報道されていましたが, アメリカ大統領トランプは, 現代世界の中で,最先端の外交・政治を行っていいるのではなく, カビとサビに包まれた古い,古~い政治形態を現代アメリカで再現・
構築しようとしているように見えます.


    アメリカ大統領トランプは, 聖書を読んだことが,イスラエルの最初の王サウルの結末について読んだことがあるのでしょうか? アメリカの周囲,四方八方に経済戦争を引き起こし,勝利したかに見える状況は, 歴史の主である,聖書の神のみむねに沿ったものであるのかどうか・・・?  

    神のしもべサムエルは,同じ信仰(神は生きておられる)と同じ従順(神のことばに聞き従っている)を生きているように見えるイスラエルの最初の王・サウルに,"神はあなたを王座から引き下ろし他のひとに王座を与える"と引導を渡します.

    ゆめかうつつか,さだかでない,朝の目覚めの状況のなかで読んだ聖書の言葉と,それを読んだ私の解釈ですから,的を得たものであるかどうか ,まったく自信はありませんが・・・.


2025/11/05

78歳の悪夢・・・

     夕方,インターネットでニュースを見ていました. すると, TBSのニュースに, こんな記事がありました.

    "きのう夕方, 兵庫県加古川市で信号待ちの車の列に78歳の男性が運転する車が突っ込んだ玉突き事故で, 男性は次の運転免許の更新時に返納を検討していたことが親族への取材でわかりました.

    
きのう午後4時半ごろ, 兵庫県加古川市の国道で信号待ちの車の列に車が突っ込み, 14台が関係する事故がありました. この事故で, 車列に突っ込んだ車を運転していた岡本年明さん(78)が死亡し, 助手席の男性などあわせて17人がけがをしました.
    
岡本さんの親族によりますと, 岡本さんに持病はなかったものの, 次の運転免許の更新時に返納を検討していたということです.
    
また、捜査関係者によりますと, 岡本さんはぶつかる直前に意識を失っていた可能性があるということです.
    岡本さんの運転する車が信号待ちの車に猛スピードで突っ込む様子が近くの車のドライブレコーダーに写っていたということで,  警察は事故の経緯を調べています."

    私も78歳ですが, 少しくショックを受けました.この前,運転免許の後期高齢者のための講習を受けましたが,参加されていた高齢者は皆さん, 極普通の方々ばかり・・・. 岡本さんという方が運転していたくるまは,高齢者向けのサポートカーであったのかどうか.サポートカーであったとしたら,なぜ追突を防ぐことができなかったのか・・・,関心があります.

午前10:30-12:00 午後1:30-3:00 コシヒカリの籾摺り・・・

    今朝は朝寝坊して7:00に起床・・・.

    少しく,ルターの独訳聖書を読み始めましたが,気になる内容でしたので,読み直して解釈していました.

    8:00に階下に降りると,妻は,野菜直売所・湖南四季の里に出展するおでんダイコンと紅はるかというサツマイモの準備をしていました. 妻が四季の里から戻ってから,朝食・・・. 午前10:30から,コシヒカリの籾摺りをはじめました.

    午前10:30-12:00 午後1:30-3:00 コシヒカリの籾摺りで,ハーベスタの8袋からコシヒカリの玄米31kg入✕6袋を積み上げることができました.残りは, ハーベスタの6袋のコシヒカリ・・・.

    妻は, "今年は, 田植えも,稲刈りも,ボウガケも,脱穀も,籾摺りも,いつもより楽に作業できたわね. かかった時間も少なくてすんだし・・・.これくらいの作業なら, 来年もコメ作りしてもいいわよ・・・. 豊作になると, 体力の限界を超えるから・・・"と話していました. 妻の実家の田の "減反政策" はいまだにすすんでいます.田の畔の幅を昔の,東北の水田でよく見られた幅広の畔に戻しましたし,畔際と稲のあいだにかなり幅をつくって田植えをしたし, KUBOTAの小型乗用田植え機EP3を使って疎植・こなえ植えができるようになったし,量より質のコメ作りに徹してきたし,あれやこれやで,収穫量を減らすことに努力してきました.

    高齢化による体力の減少をカバーしながらコメ作りをする方法は2つあります.

    1.栽培面積を減らすこと
    2.収穫量を減らすこと

    妻と私は, 1.に入る前に,2.の方法を選択することにしました. 普通,稲作農家は,収穫量を増やすためにいろいろ努力を重ねて行くのですが, 高齢夫婦で素人百姓の妻と私は, 収量を増やして "儲ける" ことに関心はありません.湖南農協の組合員になることを拒否された妻と私は収穫しても販売することはできません.それで,妻のふるさとに帰郷・帰農したときに自給用の有機無農薬でコメと野菜を栽培する素人百姓に徹することにしました. そのため,"増収" ではなく "減収" 政策を実施するようになったのです.

    今年,いつもの年より稲作に関する労働時間が少なくなったのは, 

    1.新しいトラクータで植え代掻きをした(田の土を水平に耕耘する機能)
    2.ボウガケの設置場所(ハーベスタの通路を確保)
    3.バインダーの使い方(3回結束できなかった場合の復旧措置)
    4.ハーベスタの使い方(妻が投入して私が排出作業)
    5.籾摺機の使い方(チェックポイントを投入口から還流口に変更)

    今年は, 78歳の私と70歳の妻に取って, 自給用に, 有機・無農薬によるコメと野菜の栽培のParadigm Shift の年になりました.



2025/11/04

あり得ない話し・・・

    夕方,外がすっかり闇に覆われた頃, 救急車のサイレン音が聞こえました

    その音の聞こえる方向から,  国道294号線を観音堂のところで左折,北向・東岐の方向へ向かっていると思いました.しばらくすると, 再び救急車のサイレンの音が聞こえて来たので,2階の窓から救急車の動きを観察していました.

    救急車は赤色灯を点滅させてサイレンをならして, 観音堂のところで右折して郡山方面の方に向かおうとしていました. その姿は,新国道294号線を会津若松方面から郡山方面へ走っているくるまからはよく見えます.誰も,点滅している赤色灯を見過ごすことはありませんし, サイレンの音を聞き逃すこともありません.

    それなのに, それなのに,あろうことか,普通車が平然とその前を走って行きました.そのあとに後続車もついて・・・. 救急車が患者を運ぶために,サイレンをならして走行しているときは,すべてのくるまは, 道の傍らに避けて,救急車を優先的に通すのが,ドライバーのマナー・・・. それを, まったく無視して,救急車の前を通り過ぎるドライバーたち・・・.

    それを目の当たりにして, 私は, "あり得ない話し" だと思いました.救急車で運ばれる患者は1分1秒で生死が分けられる事態に遭遇する可能性も多分にあります. 救急車の走行を妨げるようなドライバーたち・・・. 会津藩の美習に,"ならぬものはならぬ" というのがあります. 一節に,"会津藩では,ならぬものを平然と行う人があとを絶たないので,くりかえし,'ならぬものはならぬ' と教えたのだ" という解釈もあるようですが, ほんとうにあり得ない話し,あってはならない話しだと思いました.

    帰宅を急ぐドライバーが,低速で走る救急車のあとをついて,郡山まで走ることを忌避したための所業でしょうが,ここまで,自己中心的にくるまを走らせるドライバー ,別の場所で大事故を起こすことになるのでは・・・?
 

今日はハーベスタの袋9袋を籾摺り・・・

    今日は,ハーベスタの袋9袋の籾摺りをしました. ヒメノモチ✕1袋,コシヒカリ✕8袋.

    籾摺り後のヒメノモチは20kg,コシヒカリ31kg✕6袋・・・.

    これで, はえぬき31kg✕4袋+15kg, ヒメノモチ20kg, コシヒカリ31kg✕6袋,計31kg入✕11袋になりました.まだ籾摺りしていないコシヒカリのハーベスタの袋は14袋・・・. 今日の籾摺りの実績から,ハーベスタ14袋でとれるコシヒカリ31kg入は,14袋/4袋✕3袋=10袋+15kg・・・.

    今年の収穫は,コシヒカリ・はえぬき・ひめのもちをあわせて, 31kg入✕21袋+20kg・・・. 昨年と比べて31kg入✕4袋の減収になりました.  今年は昨年と比べて16%減収・・・.

    湖南の赤津村のプロの農家は,反あたり10~12俵採れたようですが, 素人百姓の,妻の実家の田は反あたり4.7俵・・・. 今年は,植え代掻きを,新しいトラクターJB15Xでしましたので,田の土の表面ががきれいに水平になり, 田植え機EP3で,欠苗のない,疎植・こなえ植えが実施できました. そのため, 収量が減ったものの, 粒の大きなコメを収穫できました. カメムシ被害なし. 高温障害なし.

    妻と私の帰農計画は, KUBOTAの玄米保冷庫(30kg入玄米21袋収納可能) に格納できる範囲でしたので, 今年は,はじめて計画通りの収穫になりましたので,妻も私も満足・・・. 個人のコメの販売は禁止されているようなので,いらぬトラブルに巻き込まれないためにも,自家消費の範囲の収穫におさまりホッとしました.

    2024年産のコメは8袋ありますが, 5袋は, 冬の積雪期間の家すずめたちの餌になります. 残り3袋は,妻と私のごはんになります.  2025年産の新米は, 親類・親戚筋におくったあとは,我が家の備蓄米になります.

    今日,京都ののうけんから,たねもみの注文請書が届きました. これで,来年も,ひめのもち・はえぬき・コシヒカリの栽培をすることができます. "来年もコメつくりができる!" と嬉しくなりました.
 



    

機械音痴の本領発揮・・・

    私はこどものころから機械音痴です.

    小学3年生のときからの親友の尾崎君は,私と違って機械をなんでも自由に操作できる人・・・. 小学5年生のときは, 天体望遠鏡を自作していました. もちろん, レンズもすべて自作・・・. 私は, それを見てただただ彼の知識・技術に驚嘆するばかりでした.
    
    私は, いろいろなものを修理するとき, 修理ではなく, さらに故障を拡大するのが常・・・.それで,機械や電気清貧の修理を自分ですることはなくなりました.

    2013年4月1日に日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農してからは,農業機械や修理用の工具,簡易温室の建築用工具などの使用,保守・点検を避けるわけには行かず, 細心の注意を払いながら使用前の点検,使用後の保守をきちんとまもってきました. その年の農作業にはいるとき,使用前には,必要な液を上限まで補充して作業をするのが常・・・.

    今朝9:00に, KUBOTAの湖南営業所に行って,トラクターのトラブルについて話をしましたが,問題は, バッテリーの初期不良とのこと・・・. "交換するために手続きを済ませているので,新しいバッテリーが届くのを待ってください"とのこと・・・. エンジンオイルもラジエータの冷却水も規定通り入っているので問題ないとのこと・・・.

    機械音痴の私は,トラブルの原因をあれこれ考え,"運転ミスや点検ミスがあったのではないか" と "自己反省" して, 同じトラブルを未然に防ぐための対策をとるのが常ですが, 今回は, ただ単に,バッテリーの初期不良が原因とのこと・・・. 

    ホッとすると同時に,疲れがドッと出て来ました.

2025/11/03

First Aid Manual

    私が蔵書している救急医学に関する本は,

    1.標準救急医学 第2版 (1995)
    2.看護のための最新医学講座・救急 (2002)
    3.救急現場の救急医療・外傷一般 (2003)
    4・救急現場の救急医療・臓器別救急疾患 (2000)
    5・救急現場の救急医療・心疾患と応急措置 (1996)
    6.アトラス応急措置マニュアル (2004)

    上記の本の中で,1.は医学生, 2.は看護学生,3.~5.は救急救命士の教科書ですが,最後の6.は,原書の表題, "FIRST AID MANUAL Emergency Procedures for Everyone at Home, at Work or at Leisure" を見ても分かるように,"一般市民" を含めた人々のために書かれた応急措置マニュアルです.  

    単なる知識としてではなく, 実践力を身につけるためには,  "アトラス応急措置マニュアル 原書第8版 (2004)" をマスターする必要がありそうです. 南江堂から,   "アトラス応急措置マニュアル 原書第9版 (2012)" が出されているようです. Amazonで検索しますと,送料込みで351円の古本がありましたので注文しました.

    私は,とても感染症に弱いので, 他のひとと接触することは不可能・・・. 感染症に対して,万全の装備をしている場合は別ですが・・・.  見知らぬ人の緊急事態の場合,最低限の措置をして,救急車がくるのを待つだけ・・・. 聖書に出てくる,"良きサマリア人"  のふるまい以上のことをすることはできません. マスクと使い捨てのゴム手袋と消毒用アルコールはいつも携帯してはいますが・・・.


200羽のコハクチョウが稲刈りがすんだ田に・・・

    今日は雨・・・.

    妻と一緒に, 猪苗代へ買い物に出かけました. 会津磐梯山の山肌は黄葉がはじまっていました. そして, 稲刈りがすんだ田には, コハクチョウの姿がありました. 買い物をすませたあと,国道ではなく, コハクチョウが屯して,落ち穂拾いをして食べている田の中を通る農道を走りました.

    おとなのコハクチョウだけでなく, 全身が灰色のこどものコハクチョウもあちらこちらにその姿がありました.

    妻は,くるまのなかから,"あなたたち,無事に帰ってこれたのね. ゆっくり休んで, おなかいっぱい食べて!" と語りかけていました.軽トラの前を,5羽のコハクチョウが,美し姿で,過って行きました.私は妻に, "A子さんに, 帰郷の挨拶をしているみたいだね・・・" と語りかけました.

    6~7 箇所で分散してみたコハクチョウは約200羽・・・.

    日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたときには, 本州で唯一のナベツルの飛来地,山口県熊毛郡の八代に,飛来してきたナベツルを見に出かけたものですが, 2013年に日本基督教団の隠退牧師になり,東北福島の郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農してからは, 猪苗代湖にやってくるコハクチョウを見に行ったり,写真を撮ったりするようになりました. 妻は,猪苗代湖に飛来してくるコハクチョウを,"やってきた" といわないで "帰ってきた"といいます. コハクチョウは猪苗代湖の野鳥です.

    今日は, まず, ホームセンターに立ち寄って,電気柵用の乾電池,玄米保冷庫用の乾燥剤, 籾摺り作業中にハーベスタの中の稲を守るためのネズミ取り,来年2月に播種するそら豆とグリねーンピースの種を購入・・・. 援農ショップ・グラントマトによって,籾摺りした玄米を入れるための,赤色の文字でコシヒカリと書かれたコメ袋を20米購入しました.

    そのあと, ドラッグストアによって,眼の洗浄液,ベビーローション, 冬の乾燥肌
あかちゃん用のかゆみ止め,    寝ている間に角膜を修復してくれる目薬を購入・・・.

    最後にホームセンターで食品を購入しました. "特価販売" という,昔の価格で売られている食品を優先的に購入しました.  "ベビーチーズ" は1個税込み105円で特価販売されていましたので,賞味期限を確認したあと5個購入しました.  そのほかに,8枚で牛乳200ml のカルシウムを摂取できるという煎餅を@198円で3袋購入しました.

    諸物価高騰の秋,賢くふるまうのも,限界に近づきつつあるようです.

トラクターの新車納入時には・・・

    昨日夜,KUBOTAのトラクター JB15Xからバッテリーを外して,90分ほど充電してみました.

    このバッテリーは補水不要のバッテリーであるようで, 補水の注入口がありません. バッテリーのハイドロメーターは緑色(良好)を示しているので,充電可能と判断して, 2013年,帰郷・帰農した年にKUBOTAの湖南営業所から買い求めた100Vの充電器で充電してみました.

    そして,今朝,再度,トラクター本体に装着してみますと, インジケータが表示されました. どうやら充電が可能であるようです. しかし,エンジンをかけようとしますと, トラクターに接続したロータリーの駆動部分からカタンと音がして,エンジンがかかりません. 充電量が不足しているのか, それ以外に原因があるのか,機械音痴の私にはわかりかねます.

    エンジンカバー外して,エンジンオイルの量を点検してみましたが, ラジエータの液同様,ほとんど入っていない. ミッションオイルだけは上限まで入っていました.

    どうやら,トラクターの新車導入時,バッテリーの100%充電・エンジンオイルの上限まで補給・エンジン冷却用のラジエータの不凍液の上限までの補給は,行われていないようです. 納入時,担当者の方に,そのことを確認したのですが, すべて入っていますとのことでした. しかし,実際は入っていなかった・・・. エンジンオイルが不足するとバッテリーにも影響が出るでしょうし, ラジエータの冷却液がほとんどないと新車なのにエンジンが焼付を起こすことにもなりかねません.

    トラクターの新車を購入したときは, トヨタの普通車を購入したときのように,燃料のガソリンさえ補給すれば完動するというわけには行かないようです. YARISの保守・点検と同じつもりでいたのが, 私の大失策でした.

    KUBOTAに, トラクター新車納入時の手順について "改善提案"を出した方が良さそうです. 専業農家のように,購入する都度,大型のトラクターを購入して,その使用方法になれている農家に対しては, 今まで通りでいいのでしょうが, 素人百姓で,機械音痴の私のようなものが 安心して使える状態で納品することも必要ではないかと思われます."顧客の状態,トラクターに関する知識・技術" を考慮して納入する必要があると思われます. ラジエータの不凍液やエンジンオイル,バッテリーの充電料などは, 本体の売買とは別に, 消耗品として別途請求すればいいだけの話ですから・・・.


2025/11/02

普通車の新車とトラクターの新車の納入方法の違い・・・

    籾摺りを中止したあと, エンジンをスタートすることができなくなったトラクターから,バッテリーを取り外して充電してみることにしました.

    充電器のハイドロメーターは緑色で"良好" を示しているのに,通常の方法ではエンジンをかけることができません. KUBOTA湖南営業所の担当者の方が,エンジンスターター用の携帯バッテリーを接続してエンジンをかけますとすぐかかりました.

    充電器を取り外すとき,ラジエーターの液が十分入っていないことを確認しました. それで,機械音痴の私が思ったのは, トラクターの新車納入は, 普通車の新車納入と違って,燃料を供給すればすぐ使用できるのではなく, 充電器に充電,ラジエータに50%の不凍液を入れ,ミッションオイルやエンジンオイルを十分補給しなければ使ってはいけないということ・・・.

    それで,明日,KUBOTAの湖南営業所へ行って,ラジエータの不凍液・ミッションオイル・エンジンオイルを買って,新車購入時の最初の整備を行うことにしました.

    午後,90分ほど,充電器に普通充電してみましたが, 外は暗くなりましたので,明日の朝,トラクターに充電器を取り付けてエンジンをかけてみます. そのとき, エンジンがかからなければ,この新車のトラクターに取り付けられていた充電器は充電できない類のものであった・・・ということになります. 純正のKUBOTAのバッテリーが初期不良の場合(購入してから3.5時間しか使っていない),代替品をどうすれば入手できるのか・・・. このタイプのバッテリーと付き合っていくためには,これからどうすればいいのか・・・. 百姓暮らしは,100の問題に直面させられ, 100の問題を自分で解決していかなければならないようです.

 

脱穀場をつくって, 籾摺り機の調整・・

    午前9:00-11:30 脱穀場を作り, 籾摺機を調整,はえぬきを使って,試験的に籾摺りをはじめました.

    今年は,きちんと乾燥したためか,  順調に籾摺りができるようですが, 例年通りの調整では問題があるようで, 3個所の調整に手間取りました. その3個所がうまくからまってバランスがとれますと, あとは順調に籾摺りを続けることができます.

    午前中に籾摺りできたはえぬきは,ハーベスタの袋3袋で30kg入玄米
✕2袋・・・.

    今年は, はえぬきもコシヒカリも前年比, かなり減収になりましたので, "不作" に決定・・・.

    しかし, 高温障害もカメムシ被害もなく,とてもきれいな大粒になっていました. 自画自賛でしかありませんが, ほれぼれするようなはえぬきになりました. 今年は, 段々田植え機を使った田植えが上手になり, 疎植・こなえ植えに徹することができましたので, ブンゲツ数が少なかったのと合わせて,収穫量が減少したようです.

    休憩と昼食をはさんで, 午後0:45-3:00まで,籾摺りを続けました.今年のはえぬきはハーベスタ袋で6袋,玄米は30kg入✕4袋+15kgでした.

    今年も,収穫量はすくなかったものの, 自給自足用に,有機・無農薬のコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを収穫できそうで,主なる神さまに感謝しました.

    農機具の小屋に設置しているKUBOTAの玄米保冷庫 (30kg入玄米21袋収納可能) には, 2024年産の玄米, はえぬきは1袋とコシヒカリ7袋があります(精米にすると200kgの白米になります). 今年は新米が少ないので, 当分の間,妻と私のごはんは,2024年産のはえぬきとコシヒカリを使います.それと,スズメたちの積雪期間の間の餌になります. 新米は親類・親戚筋の御歳暮に送ったあとは, 備蓄米になります.


2025/11/01

午後,疲れがドッと出てきた・・・

    午前中,休養したはずなのに, 午後になるとドッと疲れが出て来ました.

    歳をとればとるほど, 仕事と疲労との間に, 時間的ずれがだんだん大きくなってきます. 体力が回復するのに時間がかかります. ハーベスタの袋29袋を,軽トラに積み込んで,家に戻り,旧国道から農機具の小屋まで手作業で移動するのですから,78歳のからだに負担がかかるのはあたりまえ・・・.

    こどものころから, からだが弱く,重労働には向いていなかった私には,決して簡単無ことではありませんが, そこは,"火事場の底力"ならぬ, "稲の脱穀場の底力"・・・. どこから力がわいてくるのか,それをなしとげることができるのです.

    できなくなると,できるところまで栽培面積を減らして行って,95歳になるまで,自給用のコメと野菜を栽培することにしています.   

    
    新約聖書の言葉にこんな言葉があります.

    "
あなたがたの所にいた時には, わたしたちは怠惰な生活をしなかったし,  人からパンをもらって食べることもしなかったそれどころか, あなたがたのだれにも負担をかけまいと, 日夜, 労苦し努力して働き続けた.それは, わたしたちにその権利がないからではなく, ただわたしたちにあなたがたが見習うように, 身をもって模範を示したのである. また, あなたがたの所にいた時に, 「働こうとしない者は, 食べることもしてはならない」と命じておいた. ところが, 聞くところによると, あなたがたのうちのある者は怠惰な生活を送り, 働かないで, ただいたずらに動きまわっているとのことである. こうした人々に対しては, 静かに働いて自分で得たパンを食べるように, 主イエス・キリストによって命じまた勧める. 兄弟たちよ.あなたがたは, たゆまずに良い働きをしなさい.

    聖書のことばを,恣意的に解釈してはならないのですが, "人からコメをもらって食べることをせず,日夜,労苦し努力して働き続け,静かに働いて自分で得たコメを食べるように, たゆまず良い働きをすることができるようこころがける・・・",それが,日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたときも, 日本基督教団の隠退牧師になってからも一貫して守り続けている私と妻の生き方です.
 

午前中はお天気雨・・・

    午前中はお天気雨・・・.

    妻は,棚田の田で脱穀している間,"1週間ほど野菜直売所・湖南四季の里に朝採り野菜を出展していない感じがする・・・" と言って, 朝, ダイコン掘りに出かけました. そのあと, ダイコンを水洗して,野菜直売所・湖南四季の里へ・・・.

    私が妻に,"脱穀のため,野菜直売所・湖南四季の里に朝採り野菜を出展しなかったのは2日だけ・・・"と語りかけますと,"それはわかっているのだけれど, 随分,長い間,湖南四季の里に野菜を出展していない気がするの. 朝採りしたダイコンを持っていって,以前に出展した野菜の売れ行きを確認してくるわ・・・"といって四季の里へ出かけました.

    帰って来た妻は,ほとんど全部売れていたと話していました. "サツマイモも売れていたので,  
 あとひとうね掘ればいいだけだから, 採りに行くわ. そのあと, 以前採ったサツマイモを水洗いして,四季の里に出展するわ! あなたは,これから雨が降るから,籾摺しないで,休養をとって・・・"と話していました.  "明日は晴れるので,籾摺をするから, ドジャーズの最終戦を見ることができないわ.山本選手のピッチングを見てて・・・" と言って,出かけました.

    私は, 先端医学社の "アレルギー炎症性疾患ー新たなアプローチ"(1994)を読んでいました. "Ⅳ/鼻アレルギー" の100ページに及ぶ論文を中心に・・・. 以前読んだときにマーカーを引いていますので,そのしるしのあるところを拾い読み・・・.最後の項目 "11鼻アレルギー制御へのアプローチ"は前回読んだときと同様,とても役立ちました.点鼻薬は,第一世代・第二世代・第三世代と進化していっているようですが, 私が使用している市販の点鼻薬は第二世代のもの・・・. それが効かなくなると,耳鼻咽喉科で第三世代の点鼻薬を処方してもらうことになるようです. "あとがある" というのは,とてもいいことですね.  

    "2026年度から公的医療保険の適用対象" から除外される薬は, "風邪薬・解熱鎮痛剤・抗アレルギー薬・湿布薬・胃腸薬(点眼薬・点鼻薬・保湿剤・軟膏)など軽度な症状に対応する市販薬類似薬が中心" だそうです. どれも, 妻と私が日常に使用する医薬品として備蓄しているものばかり・・・. 妻と私は, 国や行政の医療費抑制に貢献しているようです.

Er tat , als hörte er's nicht.

    朝,目が覚めたとき, ルターの独訳聖書を読みませんでした.

    それで, 食後, 居間で,ルターの独訳聖書を通読しました. 今日読んだ聖書の最後の言葉は,

    Er tat , als hörte er's nicht. (Google翻訳:彼は聞こえないふりをした.)

    政治家が政治を行うとき, 常に反対者が出て来ます. 反対者は政治を行う当事者の政治家を誹謗中傷・罵詈雑言を浴びせて侮るのが常・・・. 日本における野党の言動をみればすぐわかります.彼らは,国会議員として,与党の政策を検証・批判するのがその職務だと考えているようですが,一国民の目からみますと, 彼らはほんとうの政治をしていない. ruchlose Leute 以外のなにものでもない.  彼らは,Was soll der uns helfwn? と与党の政治の不完全さを指摘して悦に入っていることで, 国会議員としての職務を果たしていると思っている. 一国民の目からみますと, 彼らは税金の無駄遣の典型・・・.
 
    Saulがイスラエルの王になったときも同じ状況に置かれていたようです.そのとき,Saulがとった態度は,   Er tat , als hörte er's nicht. (Google翻訳:彼は聞こえないふりをした.)でした. Saulは,耳を傾けるべきところでは耳を方向け,そうでない, 非生産的な場面では, 聞き流す度量を持っていたようです.

    あたらしく日本の総理になった武市早苗首相には,日本と日本の国民のために,時として,Er tat , als hörte er's nicht. (Google翻訳:彼は聞こえないふりをした.)を実践してほしいと願います.

* "Er tat , als hörte er's nicht." の私の逐語訳 "彼はそれを聞かなかったことにして行動した." 


脱穀中,汗でマスクが濡れると・・・

    脱穀作業中,汗でマスクが濡れると,マスクの機能が失われます.

    それで, 昨日は, 妻が予備のマスクをたくさん持ってきていて, "あなた, そろそろマスクを交換したほうがいいのではないの?" と交換をすすめて来ますので, その都度,マスクを新しいものに交換しました.

    昨々日のような, 花粉症のパニック症状は起きませんでしたが,やはり, 花粉症状がでました. 気管支あたりが不快で,呼吸が苦しくなりましたので, 就寝前に1回分の規定量を服用しました. そのため, 今朝は,花粉症の症状はすっかり治まっていました.

    昨夜,風呂に入っているとき,大きな声で, 讃美歌 "つみふかきみなれど" と "主にすがるわれに"を歌いましたが,そのとき息苦しさを感じませんでしたので,肺や気管支に異常はなく, 単なる花粉症の症状だと判断しました.  

    山口に棲息していたときは, 中国大陸から飛来する汚染物質で,花粉症は重症になり,耳鼻咽喉科で治療を受けるのが常でしたが, その耳鼻咽喉科の医師も花粉症を患っていました. しかし, 2013年4月1日に,日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家に帰郷・帰農指して以降は,山口で経験したような呼吸困難に陥るような重症の花粉症に陥ることはありませんでした. 湖南の山々は,杉山だというのに・・・. 杉の花粉だけでは,花粉症はあまり深刻にはならないようです. 中国大陸から飛来する汚染物質や,日本国内の企業が出す公害物質が花粉と結びついて人間の体内にはいると深刻な症状をもたらすことになると言われていますが,その通りだと思います.

    花粉症は,昔は,"枯草熱"(こそうねつ)といわれていたそうですが,枯れ草が増える季節に,杉の花粉の飛散がはじまりますので,"枯草熱" という言い方もあながち間違いではないと思っています. バインダーで稲刈りをして天日干しのためボウガケするのは, 稲が枯草化するのと同じですから・・・. 


昨夜は大雨・・・

    昨夜は大雨でした.

    トタン屋根の二階の寝室には,深夜まで雨が激しく叩きつけていて,なかなか眠りにつくことはできませんでした. 就寝したのは午前1:00過ぎ・・・.

    寝る前に,花粉症の症状を抑えるために,常備薬を規定量(1回2カプセル)を服用しました. いろいろ風邪薬がでまわっていますが,薬品アレルギーのある私は, これまでの経験からもっとも少量で効果のある市販薬を選定,かれこれ20年以上もそれを服用しています.

    今朝は, 午前7:00に起床・・・.

    ルターの独訳聖書を読まないで,階下に下りて, 台所で, インスタント・コーヒーを飲みながら妻と,昨年の脱穀・籾摺に要した日数と, 今年の脱穀に要した日数を比較して, 今年の籾摺に要する日数を推定しました,

    今年のハーベスタの袋から, 早稲のヒメノモチは昨年と変わらず,中稲のはえぬきは20%増し,晩稲のコシヒカリは20%減収したことを確認しました. はえぬきが豊作のときはコシヒカリが不作,はえぬきが不作のときはコシヒカリが豊作・・・.そのいずれもが豊作のときは, "今年はコメが豊作!" と宣言できます.そのいずれも不作のときは,"今年はコメが不作!"  と宣言します. このブログ上で・・・.

    昨年,脱穀作業に5日かかりましたが,今年は2日で済みました.妻は,"ハーベスタに稲束を投入するのは,私の方が向いているみたいね・・・" と話していました.昨年は,籾摺に8日間かかりましたが, 今年はどうなるやら・・・. GoogleのHPの天気予報では,これから2週間の天気は,

    くもり雨のマークの日は,高原の天気である湖南町赤津村では,日中くもりで夜雨の日が多いので, 昨年の日数以内で籾摺を完了できそうです.


2025/10/31

午後4:30から雨が降り始める・・・

    午後4:30から雨が降り始めました.

    今日,町内会の回覧板で,小枝町集落のすぐ近くでクマが出たとの連絡がありました.

    少しく,情報提供が遅いのではないかと思いました.妻がその情報を耳にした日から3日目の回覧板・・・.

    今日,棚田の田で脱穀していたとき, 妻の実家の棚田の3枚の田の東側には小高い山があり杉の木と雑木が鬱蒼と茂っています.その茂みの中は暗く,クマがいても不思議ではありません. これまでにも何度もその山のなぞえから農業用水路を飛び越えて,妻の実家の田に入ってくるのを何度も目撃しましたから・・・.

    急な坂を降りるとき,クマかイノシシ,カモシカが足をすべらせて幅広で深い農業用水路の中に転落したと思われる跡を見たこともあります. 電気柵を設置したあとは, 山の雑木林から田にはいってくるクマやイノシシ,カモシカはいなくなりました.タヌキは電気柵の電線のしたをくぐり抜けて入って来ますので, タヌキは,自由に出入りしています. 空を飛んではいってくる野鳥・昆虫・クモ, 歩いて入ってくる両生類なども自由自在・・・.

    オスの日本シカが, そのつのをキュウリ支柱のネットにかけて,怖い思いをしたようで, それ以来,妻の実家の棚田の田にやってくることはなくなりました.日本シカの通り道に, 資材置き場・農業用ビニールハウス・雨除け栽培用トンネルを設置したことで, 日本シカは,その獣道を変更したようです.

    今夜は,本格的な雨になるとか・・・. 野生動物は頭がいいので,それぞれ,雨をふせぐための場所を知っているのでしょう. 妻の実家の持山には,クマが冬眠する時の穴があります. 生前,おとうさんにその穴のある場所へ連れて行ってもらったことがありますが, その後,湖南に帰郷・帰農後, 娘とふたりで行ったことがありますが, 妻は,"クマさんが棲家にしている場所には行きません!" と言って, 一度も行ったことはありません.

    その穴,クマさんが雨除けする場所には最適な場所です.
 

午前9:30-午後3:30 棚田の田で脱穀作業・・・

    10月31日は, 宗教改革記念日・・・.

    妻も私もプロテスタントの教会,教派でいえば,組合教会・Congregation の流れをくむ教会で洗礼を受けました. 私が洗礼を受けた教会は瑞典組合教会,妻が洗礼を受けた教会は日本基督教団巣鴨ときわ教会(妻が洗礼を受けた牧師は藤原位憲先生)・・・.

    宗教改革記念日の今日,妻と私がしていたのは, 妻の実家の棚田の田で,有機・無農薬栽培をしてバインダーで刈入れ,ボウガケした稲の脱穀作業・・・.

    今日の天気は微妙・・・. くもりから雨へ,何時に移行するのか,脱穀をしたあとのハーベスタの袋を軽トラでもって帰って,妻の実家の農機具の小屋に格納しなければなりませんが,雨が降る前に格納できるかどうか, 格納して終わるには, ハーベスタによる脱穀を何時に切り上げるか・・・, 北の会津磐梯山と南の会津布引山を交互に眺めながら,雨雲の動向を確認しながら作業を続けました.

    妻が,"お昼ぬきで,全部脱穀しましょう!" といいますので, 脱穀作業を続け,ハーベスタの袋13袋を軽トラに積み込んで家に帰り,農機具の小屋に運び込みました.着替えて,あたたかいお茶を飲んだのが午後3:30・・・. 脱穀したあとのハーベスタの袋数は, 2023年は31袋,2024年は33袋,そして今年は29袋・・・. 昨年比13%減収・・・.

    Googleのホームページの天気予報では, 湖南は午後4:00から雨が降りはじめます. その天気予報の30分前に,脱穀作業を終えることができました. 主なる神さまに感謝しました.

    脱穀したあとの稲わらは,以前は藁塚にして,マルチかわりに再利用していたのですが,ここ数年は,スイカやメロンに必要なわらだけを残してあとは堆肥として野積することにしました.夕方から,本格的な雨が降るそうですが, 脱穀したあとの稲わらが雨に濡れても問題ありません. ハーベスタは,鉄製の踏み板の上にとめて,かなり大きめのブルーシートですっぽり覆って帰りましたので,田んぼの中に水が溜まるほど雨が降っても大丈夫・・・. 今日のテレビの天気予報で,"田んぼに水が溜まるほど雨が降る" と解説していました.

    脱穀作業をしながら, "妻は,小柄なのに, 働きもの, 頭がよくて, 吉田農園の農園主としてふさわしい風格と度量を持ってきた・・・"と思いました."ここらのもん"であるプロの農家たちからは, "安女(福島県立安積女子高校)は,バカでも入れる.ここらには, 安女に行くバカはいねえ!
" とよく馬鹿にされていましたが, 娘が国立福島大学・行政社会学部に入学したとき,"ここらのもん"であるプロの農家たちは,"福大はバカでも入れるんだってなあ!" と,"入学おめでとう"との一言も言わないで,散々馬鹿にして帰って行きました.そんな世界に産まれ育った妻なのですが,"ここらのもん" であるプロの農家の方々とはまったく異質な存在・・・. 私がそうであるように, 妻も,聖書を読んで知った,.主なる神さまによってこの世から導きだされた存在であるようです.      

    

朝目が覚めると,今日も生かされていると神さまに感謝・・・

    今朝, 目が覚めると,"今日も生かされている・・・" と聖書の主なる神さまに感謝しました.

    生まれたときからからだが弱かった私は, "突然,激痛に襲われて死ぬことがある"と 医師や母から聞かされていましたので,朝,目が覚めると,"今日も生きている" と実感させられました.

    中学1年生のとき, 父から,詩篇付き口語訳新約聖書を譲り受け, 高校1年生のとき旧約聖書を読みはじめたころから,"今日も生きている" ではなく"今日も生かされている"と思うようになりました.それから60年以上,私は,毎朝,目覚めるときに,神さまによって生かされていることを感謝してきました.

    夜寝て,朝目が覚める・・・.

    それは私にとって, こどものころから78歳の今日にいたるまで,あたりまえのことではありませんでした.感染症にかかることは, 致命的な病気になる可能性をたかめることになるので,感染症に対する予防を怠りませんでした.そんな私が,某医学研究所付属病院の臨床病理検察室で一般検査・血液検査・細菌学的検査に従事していたのは,感染症予防に対する専門的な知識・技術を入手することができるのではないかと思ったからです.

    
虎穴に入らずんば虎子を得ず 

    そんな私の傾向は, 日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき, 西中国教会総会で設立が決まったばかりの部落差別問題特別委員会の委員を押し付けられ,部落差別問題に取り組むようになりましたが,そのとき,部落解放同盟新南陽支部のある被差別部落の中で開催されていた学習会に参加することを許され,被差別部落の人々から,その被差別体験と差別を跳ね返して生きていく生き様を学ぶことができました.

     知りたいと思う世界にまず身を置くこと・・・.
    

    日本基督教団の牧師になるために, 東京町田市にある鶴川学院農村伝道神学校で勉学していたとき,青山学院大学神学部助教授であった関田寛雄・実践神学教授が,卒業を前にした日,"つかわされた地でなにかができるかどうかではなく, そこに牧師として身を置き続けることが大切である"と訓示されていました. 関田先生の教え子は, 任地を点々とすることなく,その牧師として "一処懸命" を生きておられる方々は少なくありません. 同じ年に日本基督教団豊科教会に赴任していった丸山文雅牧師など,関田寛雄先生の, 実践神学の申し子です. 私は,最初の任地,神奈川教区の開拓伝道所を2年で "追放" され,その後30年間,西中国教区の山口の小さな教会に身を置き続けて来ましたが, 私は, 関田寛雄の不肖の弟子(弟子でもないか・・・). 

    ともかく,目が覚める都度,今日も生かされていると,主なる神さまに感謝しています. どこに身を置くことになっても・・・.

    関田先生は,私に,個人的なアドバイスをしてくださいました. "吉田くんは,つつがなく牧師をして,晩年に1冊の説教集を出すような生き方をしないほうがいい. 使わされた地で課題を与えられるから. その課題にとりくんで,実践神学の1冊の論文集を出した方がいい"と. 78歳の私は, いまだに1冊の本もだしていないので, その点でも,関田先生の弟子とはいえません. 

    私の師は,鶴川学院の理事長をされていた,日本基督教団富士見町教会の島村亀鶴先生だけ・・・. "私は, 地方のちいさな教会で野垂れ死にする身・・・" と話す私に, 島村亀鶴先生は,"心配するな! 私も同じように野垂れ死にする!" と語りかけて来られました.無学歴・無資格 (Academic Outsider)の私にとって,高嶺の存在であった島村亀鶴先生が,高嶺にとどまらず, 私の身近に立ってくださっているとの感を強くしました.
  

  

2025/10/30

夕方,花粉症パニック症状に襲われる・・・

    夕方,花粉症のパニック症状に襲われました.

    夕食も,いつもの半分しか,食べれない・・・. 風呂上がりに測定した血圧は,最高血圧が95・・・. いつもは115~118なので,20ほど血圧が低下していました.

    それで,いつも服用している常備薬を半量飲みました. 薬の説明書には,大人は1回錠服用のこととありますが, 78歳の私は,どの市販の薬も規定の半量で十分です. なぜ,半量でいいのか・・・. その薬をのめば,症状が治まるからです.

    老年医学の専門書に, 高齢者にとって, 市販薬の大人用の服用量は多すぎる,半量で十分であると書かれていたのを読んで以来,私は, 市販の薬はすべて半量服用することにしています.

    マスクを着用して作業しているのですが, 途中,休憩をかねて,水分を補給しますので,そのとき花粉を吸い込んだようです. スズメバチに刺されても,アナフィラキシーショックの血圧低下は起きなかったのに,花粉症パニックの症状で血圧低下が起きるとは・・・.


今も昔も変わらない・・・

    今朝, 6:00に起床して, ルターの毒薬聖書を通読しました.     今は,旧約聖書のサムエル記上を読んでいますが, イスラエルの最初の王の成立と,その外交と内政,そして失脚に関する記事です.     それを読んでいて, 知らず知らず,アメリカの大統領トランプの外交と内...