2025/05/18

午後2:00‐4:00 棚田の田手作業・・・

    午後2:00‐4:00 曇り空の下,棚田の田で作業をしました.

    コシヒカリの田の電気柵の電線の下を90cm長さの柄の鎌で草刈りをしました. 専業農家やプロの農家の方々は, 田植えに入る前に, 電気柵の電線を張っている土手や畔に除草剤を散布していますが, 有機・無農薬栽培に徹している妻と私は除草剤を散布することはありません. いつも草刈機で草を刈っていますが, 今年は90cm長さの柄の鎌で手刈りすることにしました. 草丈の長い草だけ刈り取るには, 千吉の90cm長さの柄の鎌で十分です. 

    そのあと, 午前中に引き続いて, 温水田の代かきをしました. 温水田の草取りは, 花が咲く前に除草するのが最善・・・. 花が咲くと,種ができる前に除草・・・. どうすれば, それを効率的に実施できるのか,これまでいろいろ試行錯誤して来ましたが, 市販の農具を改造してつくった草取器が一番使いやすい・・・. その1号機,盗まれてしまいました. それでこの前, 2号機をつくりました.温水田の除草はこの除草機を今後も使い続けることになります. 使い方が分からなければほとんど何の役にも立たない代物なのですが・・・.

    今日は, 温水田で除草&代かきをしているとき, いろいろなカエルが鳴いていました. そして,突然, ニホンアマガエルの合唱が始まりました. カエルは, はじめて言語をもった動物であるといわれていますが, その言語の数は13・・・. カエルは言語でコミュニケーションできる最初の動物ですが, 雨が降り始めたときに一斉に鳴き出すときの鳴き声も言語の一つです. "雨が降ってきたよ" と鳴き始めます. ニホンアマガエルには天気予報の "予知能力" はありません. からだに1滴でも雨粒が落ちて来ると, "雨が降ってきたよ" と他のカエルに合図を送るコミュニケーション能力は備わっているようです.

    シュレーゲルアオカエルの頭を指でそっと撫でてやると, 目を細めてうっとりするような仕草をするのはなになのでしょう? ニホンアマガエルは,すぐ背中を向けるか, 逃げ出すのが常ですが・・・. トノサマガエルは,私に捕まえられたときは,観念してじっと私の方を見つめます.時々,おにごっこをしようと近づいて来ることがありますが, いつか,カエル語13語をマスターしたいと思っています.  

    ニホンアマガエルが一斉になきはじめて5分後,冷たい小雨がふりはじめましたので作業を中段して帰って来ました. 妻も, 雨がふりはじめたのでだんだん畑から帰って来たところでした.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。とても素敵なブログ記事ですね!里山の風景や、有機・無農薬栽培へのこだわり、そしてカエルたちとの触れ合いが生き生きと伝わってきました。

特に印象に残ったのは、以下の点です。

  • 手作業へのこだわり: 除草剤を使わず、一本一本鎌で草を刈るという丁寧な作業に、奥様との強い信念を感じました。時間と手間はかかると思いますが、その分、土や作物が健やかに育つのでしょうね。
  • 自作の草取り機: 市販の農具を改造して作られた草取り機のお話、とても興味深いです!使いやすさを追求された工夫が詰まっているのでしょうね。盗まれてしまった1号機への愛着も感じられました。2号機がこれからも活躍してくれるといいですね。
  • カエルたちの観察: 田んぼで聞こえるカエルの鳴き声や、それぞれのカエルの個性的な反応が、まるで目の前で見ているかのように描写されていて、引き込まれました。カエルたちのコミュニケーション方法や、シュレーゲルアオガエルの仕草についての考察も興味深かったです。「カエル語13語をマスターしたい」という夢、なんだかワクワクします!
  • 雨の予感: ニホンアマガエルの合唱から雨の降り始めを察知して作業を中断されたというエピソードは、自然との深い繋がりを感じさせられました。カエルたちの声が、まるで里山の天気予報のようですね。

全体を通して、自然に対する深い愛情と、日々の農作業への真摯な姿勢が伝わってくる、心温まる記事でした。これからも、棚田での素敵な発見や出来事をブログで共有されるのを楽しみにしています。

    

午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かき・・・

    今日は日曜日・・・. しかも曇り&晴れ・・・.

    プロの農家 (兼業農家) だけでなく専業農家にとっても田植え日和・・・. 朝はやく,棚田の田の様子を見にでかけていった妻が,あちらこちらで田植えがされているので, 農道を走ってブルトラを棚田の田までもっていくのは大変, 舗装された道を延々と遠回りしなければならないと話していましたので, 今日のブルトラによる荒代かきは中止・・・.

    それで, 
午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かきをしました.

    温水田には水際植物が20cmほどの高さ生えていますが, 市販の農具を改良してつくった田の除草機を使って, 代かきをしながら, 草の生えた土を天地返しして,足で練り込みました. これまでは, ホーを使って温水田の草を根切りし,水面に浮かんだ草を熊手でかき集めた温水田外に持ち出していたのですが, 今回は, はじめて温水田の土の中に練り込むことにしました.

    温水田は, 秋に稲刈りをして冬支度を終えるまで水を満たす必要があります. 稲刈りをしたあと温水田は, いろいろなトンボたちの産卵場所になります.それまで,何回も, 温水田の草取りと代かきを繰り返さなければなりません.それを怠ると,温水田で実を結んだ草の実が水とともに稲田に流れ込んで中段・下段の田全体に行き渡ってしまう可能性があります. そのあと何年も田の水草取りに時間と労力を割かれることになりますので, 温水田の管理に手抜きはできません.

    温水田のなかで作業していると, 私の周辺にいるアメンボウの数の多さに驚かされます. アメンボウもそれぞれ個性を持っていますね.土塊の障害物があると, 遠くからそれを認識して避けて通るアメンボウ,土塊の前でたたずむアメンボウ・・・. 今日,変わったアメンボウをみました. アメンボウ, なんと土塊を三段跳びしていました. アメンボウの三段跳びする姿,はじめてみました.

    昨日温水田で産み付けられたシュレーゲルアオガエルのたまごは無事でした.

    妻は午前中,だんだん畑で絹さやのためのネット張り・・・.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。手作業での代かき、お疲れ様でした。

曇り空から晴れ間がのぞく、まさに田植え日和の一日だったのですね。奥様が農道の混雑を心配されるほど、周囲では田植えが進んでいた様子が目に浮かびます。ブルトラでの作業を諦め、手作業で代かきをされたとのこと、そのご苦労が偲ばれます。

ご自身で改良された除草機を使い、草を生えた土を天地返しして練り込むという新しい試み、素晴らしいですね!これまで手間をかけて抜き取っていた草を土に還すことで、温水田の生態系にも良い影響がありそうだと感じました。水際植物が20cmほどの高さに生えている温水田での作業は、さぞかし大変だったことでしょう。

温水田の管理の大切さ、しっかりと伝わってきました。秋の稲刈り後も水を満たし続ける理由、トンボたちの産卵場所になるという役割があるのですね。そして、草の実が稲田に流れ込むことへの懸念、その後の管理の手間を考えると、温水田の手入れは本当に重要だと改めて感じました。

作業中に見られたアメンボウの観察、とても興味深かったです。障害物を避けるアメンボウ、たたずむアメンボウ、そして三段跳びをするアメンボウ!それぞれの個性があるのですね。アメンボウの三段跳び、私もぜひ見てみたいです。自然の中で作業されているからこその発見ですね。

昨日産み付けられたシュレーゲルアオガエルの卵が無事だったとのこと、なんだかほっとしました。小さな命の存在は、日々の農作業の励みになりますね。

奥様も、だんだん畑で絹さやのネット張り、お疲れ様です。ご夫婦でそれぞれの作業に励まれている様子が、ブログから伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。

手作業での代かきは大変だったと思いますが、自然との触れ合いの中で、様々な発見があった充実した一日だったのではないでしょうか。次回のブログも楽しみにしています。

2025/05/17

恵みの雨・・・

    午後4:00 妻の実家の棚田の田に,農業用水路から取水していたのを止めに行きました.

    晴れていたら, 1日かけて, 2インチの給水ポンプ出水を汲み上げなければならないのですが, 今日の午前8:00から午後2:00まで降り続いた雨で, 農業用水路の水量が増し, 途中, 我田引水のため設置された堰を乗り越えて流れ込んできた農業用水路の水は, 妻の実家の棚田の中段と下段の田を潤しました.

    荒代かきをするのに十分な量・・・.

    今日の雨は, 文字通り, 主なる神さまが与えてくださった "恵みの雨" になりました. 棚田の上方の農道の東側の田は, まだ3~4枚取水していませんので, 明日以降も, 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路に水が流れてこない日が続きます.想定外の6時間の雨で, 荒代かきが可能になりました.

    帰る時, シュレーゲルアオガエルが無事であることを確認・・・. 午前中に温水田の水を下段のコシヒカリの田に給水するためのUV管のふたをはずしたところ,そのなかで, シュレーゲルアオガエルが産卵の真っ最中でした. それで, すぐ近くの土手下の空間で水がのぼってくる恐れのない場所, カラスにみつけられにくい場所にたまごといっしょにシュレーゲルアオガエルを移して土で壁をつくてやりましたが, 無事でした. まだちいさなからだなのに, 泡状の大きなかたまりのたまごを産み付けていました.

    モグラが開けた穴を塞ぐ以外には畦塗りをしない,妻の実家の棚田の田の畔際は,シュレーゲルアオガエルたちの産卵場所です. 水が入った田では, いろいろなカエルたちの合唱が始まっていました.

そして、シュレーゲルアオガエルのエピソード、心温まるお話でした。産卵の瞬間に立ち会われたのですね。小さな体で一生懸命に卵を産む姿、想像するだけで愛おしいです。安全な場所に移してあげ、壁まで作ってあげるなんて、本当に優しいですね。無事だったとのこと、私もなんだかホッとしました。

奥様のご実家の田んぼは、シュレーゲルアオガエルにとって大切な産卵場所なのですね。畦塗りをしないことが、彼らの生息環境を守ることにつながっているというお話、自然との共存を感じさせられます。水が入った田んぼで響き始めるカエルたちの合唱、豊かな自然の息吹が伝わってくるようです。

今回の雨は、田んぼにとっても、そこに生きる生き物たちにとっても、本当に恵み深いものだったのですね。素敵な記事をありがとうございました。

開水路の不等流・・・

    午前中, 栗津清蔵・木村喜代治共著 "演習水理学" の "開水路の不等流" の項を読んでいました.

    妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, いうまでもなく "開水路" ですが,その水の流れは "不等流"・・・.

    この本は, 大学の土木系工学科の学生にとって, "重要な基礎学科のひとつ" であるようですが, その本, 水理学について基礎的な学習をしたあとの演習問題と解説の本です. 数式と計算方法が満載・・・. それを見るだけで気後れするような本ですが, 同じ時期に購入した水理学の教科書は何処かに紛れ込んで見つけることはできませんでした.

    それで, 水理学の教科書に内容がダブらないように,  Amazon で検索して, "絵とき水理学" と "EXCELで学ぶ水理学" の2冊を注文しました.

    純然たる農村的地域社会で,  日常茶飯事に農業用水路を使用して,その水量の多い少ないに一喜一憂して生きている私にとって,  水理学は,農業用水の諸問題を科学的に把握するために欠かすことができない情報を提供してくれます.
 

    農業土木に関する本は7~8冊所有していますが, 水理学は数冊どまり・・・.
  
 

午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかける・・・

    午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかけました.

    棚田の中段のヒメノモチとはえぬきの田には, 荒代かきをするのに十分な水が入っていましたので, 取水口のUV管を閉じました.

    下段のコシヒカリの田は午後4:00に取水口のUV管を閉じることにしました.

    棚田の田はほとんどが, 田植えをする準備が整っているか,田植えが済んだ田・・・. 妻の実家は, いつものことながら, これから荒しろかきをする段階・・・. 妻が, "赤津村と福良村の田を見ていきましょう" というので,  いつものルートで視察ドライブをしました.

    目に飛び込んできたのは, まだ耕耘していない田,耕耘したばかりの田, 水をいれているのになかなか水がやってこない田,水が満ちた田,植え代かきが済んで田植えを待つ田,田植えがすんだ直後の田, 今日の雨で植えたイネが水浸しになっている田・・・.

    妻は, "今年はなにか変・・・? 見て,見て,田植えされたイネの草丈,10cmほどの幼苗よ! しかも小苗植え・・・.  いつもとはかなり違うわね. 今年は豊作が期待されているけれど・・・" と不安そうに話していました.

    例年は, 妻の実家の棚田の田で田植えをするのは, 湖南の赤津村・福良村の専業農家・プロの農家 (兼業農家) の田植えが済んだあと,いつもそのシンガリをつとめることになりますが, 今年はどうなることやら・・・.

    百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログの記事、拝見しました。里山の風景が目に浮かぶようで、とても素敵な記事ですね。

奥様との棚田の視察、お疲れ様でした。水が入った田んぼや、これから準備の田んぼ、そして田植えが終わった田んぼと、様々な表情を見せる棚田の様子が伝わってきました。まるで、それぞれの田んぼが個性を持っているかのようですね。

奥様の「今年はなにか変・・・?」という一言には、長年田んぼを見てきた方の勘のようなものが感じられ、少しドキッとしました。例年とは違う田植えの様子や苗の小ささなど、気になる点が多いようですね。豊作への期待と、少しの不安が入り混じった奥様の言葉が印象的でした。

特に、「百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です」という一文には、奥ゆかしさと地に足の着いた考え方が表れていて、共感しました。自然と共に生きる中で、無理のない、穏やかな収穫を願う気持ちが伝わってきました。

今後の棚田の様子や、奥様の実家の田植えの時期など、またブログで教えていただけると嬉しいです。

ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・

    今朝7:00頃, 妻が棚田の田の様子を見にでかけたとき,棚田にホトトギスの鳴き声がこだましていたようです.

    ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・.

    妻も私も, カッコウとホトトギスの鳴き声を耳にすることを楽しみに待っていますが, 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会にいたときは, カッコウの鳴き声を聴くのに, 本郷村と羅漢高原までドライブしなければなりませんでした. ホトトギスは,  教会員の徳永兄・姉宅を家庭訪問したとき, 時々耳にすることができました. しかし, 本郷村と羅漢高原に行きますと,いつでもその鳴き声を耳にすることができました.

    2013年4月1日に,日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農してからは, 棚田やだんだん畑で農作業をしているときに, カッコウやホトトギスの鳴き声を耳にすることができるようになりました.

    今朝8:00ころから本降りの雨が降り始めました. 天気予報では午後2: 00ころまで雨が降り続くとのことなので,農業用水路の様子を見に出かけました. 妻は,農業用水路に水が流れてきているというので・・・. それで, 棚田の中段の田と下段の田に農業用水路から直接水を引き入れることにしました. そして,温水田経由で, 中段と下段の田にも水が流れるように・・・.

    棚田の上方の田の "我田引水" の状態を見に行きましたが,数か所, 水路がせき止められて下流に水が流れないようにされていましたが, 本降りの雨で, 会津布引山に降った雨が農業用水路に流れる水量を増やしたようで, 水をせき止めた大きな石や土嚢の上を乗り越えて水が流れて来ていました.

    土曜日・日曜日に雨がふると天気予報されていましたので, 月曜日に2インチの給水ポンプで水を汲み上げることにしていましたが, 今日の雨で,荒代かきできる程度には, 棚田の田に水が溜まりそうです."よそもん" の素人百姓である私と妻にとっては, 今日の雨は, 文字通り "恵みの雨" になりました. 

    午後2:00に雨が止んでも, 会津布引山に降った雨は, そこに源流を持つ常夏川の水量を増やし,妻の実家の田に水を運んでくれることでしょう.

    朝雨の降るなか,取水のためのUV管の調整をしながら,主なる神さまに恵みの雨を感謝しました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

素敵なブログ記事ですね!ホトトギスの鳴き声から始まり、雨の恵みに感謝するまでの流れが、湖南町の豊かな自然と日々の暮らしの温かさを伝えてきます。

特に印象的だったのは、場所が変わることでカッコウやホトトギスの鳴き声が身近になったというくだりです。山口の教会での思い出と、福島へ帰郷してからの変化が、鳥の鳴き声を通して鮮やかに描かれていますね。「ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・」という冒頭の一文が、読者の心にすっと入り込み、その後の展開への期待感を高めます。

農業用水路の様子を見に行く場面では、奥様との連携や、雨によって状況が好転していく様子が生き生きと伝わってきました。「"よそもん" の素人百姓」という表現には、謙虚さとユーモアが感じられ、親近感が湧きました。今日の雨がまさに「恵みの雨」になったという喜びが、読者にも伝わってきて、私もなんだか嬉しくなりました。

会津布引山の名前が出てくることで、土地の広がりや自然の雄大さを感じさせますし、最後に神様への感謝の言葉で締めくくられているところに、日々の生活に対する深い感謝の念が表れていると感じました。

全体を通して、自然の音色、夫婦の温かいやり取り、そして雨への感謝の気持ちが織り込まれた、心温まるブログ記事でした。読後、私も湖南町の自然の中でゆっくりと過ごしてみたくなりました。

2025/05/16

今日の農作業は午前10:00‐12:30 と午後2:00-4:30

    今日の農作業は, 午前10:00‐12:30 と午後2:00‐4:30・・・.

    この数日間の棚田の田の耕耘で疲れていたので今日は休養をとることにしました. 久しぶりに右手に痛みがきましたので, 右手に負担のかかる作業はしないことに・・・.

    妻は, 午前・午後, だんだん畑の山側の下の畑で, グリーンピースのための園芸支柱を立ててネットを張る作業をしていました.

    私は, 午前中は, 農業用ビニールハウスの中で育苗中のイネの苗に水をやって, そのあと, 棚田の上段と中段の田の畔の電気柵の電線の下と畔,農道の東側の草刈り,そのあと, 妻が作業しているだんだん畑に行って, 電気柵の電線の下と農道,農道かから妻が作業している畑までの通路の草刈りをしました.

    午後は, 農機具の小屋から, 2インチの給水ポンプを取り出して,棚田の田で試運転・・・. 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, 棚田の上方の田でかけ流しをしているようで水がほとんど流れて来ません. 例年のことではありますが, 2インチの給水ポンプで今年も水を汲み上げる必要がありそうなので・・・.中山間補助事業で入る補助金のほとんどは,この2インチの給水ポンプの燃料代に消えてしまいます.

    水源の農業用水路から温水田まで,95m長さの2インチのホースを這わせていますが, 水漏れ箇所はなく, 2時間順調に温水田に水を汲み上げることができました.

    今日, 育苗中のイネの葉齢を数えてみますと3.0でした. 葉齢4.5で田植えをしますので, その時期にあわせて, 田の水入れ, 荒代かき,肥料の醗酵鶏糞散布, 植え代かきの日程が逆算的に決まります.

    ブルトラの故障で一時危ぶまれていた田植えですが, 今年もなんとか例年通りの田植えができそうです.

    

今朝, 棚田の田に水を引き入れるために様子見にでかけたところ・・・

    例年より4~5日遅れて, 昨日, 妻の実家の棚田の田の耕耘をすませましたが, 農業用水路に水が流れてこなくなっていたので,今朝, 農業用水路の水の流れと量をチェックするために棚田に出かけました.

    そこには, 想定外の事態が・・・.

    いつもは,妻の実家の棚田の田が棚田全体の田の中で一番遅い耕耘・代かき・田植えの運びになるのですが, 棚田の東側の坂道の上方の田は, 今日から取水が始まったようで, 棚田の一番下にある, 妻の実家の田に水がやってくるのは当分先であるようです.

    今年も, 2インチの給水ポンプで水量豊富な用水路から水をくみあげなければならないと思いながら家に戻って来ましたが, その途中, パトカーが新国道294号線を走っていきました.様子を見ていますと,妻の実家のある集落の西側の新国道と旧国道の交差点でトラックが側溝に突っ込んでいました. それで様子を見に側を通ると,赤津区長の姿が・・・. 連絡があったので様子を見に来られたのだとか・・・.

    今回の事故は人身事故ではなく車両事故・・・. それだけでもホッとしました.

    そのあと妻をつれて事故現場へ・・・. 重大事故が何度も繰り返される "魔の交差点" になったようで, 妻も私も, その交差点を過るときには最大の注意を払う必要を感じました. 妻の実家の前の集落の東側の旧国道と新国道の交差点は, 西側の交差点と同じように事故が発生する可能性が大きいのですが,まだ1度も事故は発生していません. 旧国道のときは東側で事故が多発していたのですが,新国道になっては事故が起きなくなりました.

    どうして, 西側の旧国道と新国道の交差点で事故が多発するようになったのか, 原因として, 新国道を走る車両のスピードを出しすぎ・・・. 大型トラックが高速道路のように猛スピードで走り抜けていくのを見ますと恐怖感を覚えます. それと, 旧国道から新国道を過るときの一旦停止の標識無視・・・. 一旦停止がなくても左側の車両が優先・・・.

    湖南のプロの農家は,"我道を行く", "おらがここらの法律だ" と豪語する人も多く, 自分中心に物事が運ぶと思っている人が少なくありません. "この道はここらのもんの道だ.よそもんは避けて通れ!" という無意識が事故を呼び込んでいるのかもしれません. 常夏川沿いの農道で何度数百メートルもバックさせられたことやら・・・.

    それで思い出したのでは, この前同じ場所で事故に遭遇,ドクターヘリで運ばれたプロの農家の田は, 妻の実家の棚田の田の上方にあったということ・・・. 意識不明の状態が続いているということなので, 他の農家が稲作を代行したため,田の準備が遅れているのかもしれないと・・・. 

2025/05/15

下の田, うなったのけ・・・!

    昨日, 岡山の妹から, 半田そうめんが送られてきました.130g✕90本・・・. 

    半田そうめんの "半田" は, 私の母のふるさと,昔の言い方で徳島県美馬郡半田町のこと・・・. 従姉たちの中には, 半田そうめの製造をなりわいにしているものも少なくありませんでしたが, みんな私より7~8歳年上・・・. それで, 高齢化とともに半田そうめんの製造をやめてしまいましたが, 岡山の妹は, 従姉から紹介された半田そうめんの製造所から半田そうめんを送り続けてくれます. 農作業にいそがしいときの昼の食事用に・・・.

    昨日お礼の電話をしたとき, "またおコメを送って"といいますので,昨日の夕方,農機具の小屋のKUBOTAの玄米保冷庫から, 有機無農薬栽培のコシヒカリ30kgをとりだして室温に戻していたものを今日の夕方, 隣村のコイン精米所に精米してきました.

    そのあと, 軽トラに積んでいた醗酵鶏糞210kgを農業用ビニールハウスの中に運び込みました.

    そして, 帰ろうとしたとき, 湖南史談会会員の専業農家の小山さんの奥さんが軽トラにのってやってきて,降りると,私の軽トラの方に近寄ってきて話しかけてきたので, しばらく立ち話しをしました.

    小山さん:下の田, うなったのけ?
    私:新しいトラクターが来るのはまだ先なので, これまで使っていた廃車予定のブルトラで, 故障して動かなくなるのを前提に動かしてみました. かろうじて下の田を耕耘することができました.
    小山さん:下の田を管理機で耕耘したら, 自分の方がうなっちゃうべえ! ブルトラで耕耘できて,ほんとうによかった!

    小山さんの奥さん,とてもいい笑顔で話しかけて下さいました. この前,妻の実家の田の上方の3枚の田と農道を挟んだ反対側の2枚の田で大型トラクターで代かきをされているご主人のアシストをされていた奥さんは, 私が管理機で中の田を耕耘しているのをときどき見つめておられました. 気にしてくださっていたようですが, 夕方, 田の水管理のためにやってきたとき, 下の田が耕耘されているのをみて, "下の田, うなったのけ? ブルトラで耕耘できてほんとうによかった!" と喜んでくださった次第・・・.

    家に戻って, 妻にその話をしますと, "1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!" と話していました. 満面の笑顔を見せながら・・・. 
 

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

素敵なブログ記事をありがとうございます。日々の農作業の様子や、奥様との温かいやり取りが伝わってきて、読んでいるこちらも心が和みました。

半田そうめんから始まるお話が、妹さんや亡くなったお母様との繋がりを感じさせ、しみじみとしました。そして、送られてきたお米を精米し、鶏糞を運ぶといった農作業の描写は、大変さが伝わると同時に、土への愛情を感じます。

小山さんの奥様との会話は、地元の方ならではの温かい気遣いが感じられ、とても心に残りました。「下の田、うなったのけ?」という方言が、状況を生き生きと表現していて面白いですね。ブルトラが故障せずに耕うんできたことへの喜びが、奥様の笑顔からも伝わってくるようです。

奥様との「1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!」という会話からも、田んぼの広さや作業の大変さが想像できます。満面の笑顔で話す奥様の様子が目に浮かぶようで、ご夫婦の仲の良さが伝わってきました。

全体を通して、日常の何気ない出来事の中に、人との繋がりや温かい気持ちが溢れている、そんな素敵なブログ記事だと感じました。読後感がとても心地よかったです。

午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘・・・

    午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘をしました.

    廃車が決定した, 妻の実家のおとうさんの愛用のトラクター・ブルトラB6001 の最後の活躍の場になります.

    コシヒカリの田は1.8反ですが, 同じ1枚の田でも東西南北, 中央と周辺部分が均一であるわけではありません. 2013年4月1日に妻のふるさと湖南に帰郷・帰農した年に稲作に必要な農機具や育苗用ハウスを整え,2014年からコメつくりをはじめましたが,最初の年の稲刈り,湿田部分は40~50ぬかるんで他靴が抜けなくなるほどの湿田でした. 稲刈りは,コンパネを敷いて,それをイカダ代わりに稲刈り鎌で手刈りするほど・・・. 

    区画整理される前は,  山の清水が湧き出る部分だったそうでもともと湿地帯・・・. その部分は,ハス田として転用・・・. その後は, 稲刈りもバインダーで刈り取ることができるようになりましたが, まだぬかるんだところがあるようで, 2回もブルトラが土の中に沈みました.

    昨日, ブルトラがかって沈んだことがある場所を中心に, 管理機TRS70USで耕耘しましたので, 今日ブルトラで耕すのは昨年までよりは楽だったのですが, 湿田部分で2度も, 馬がいななくような状態になり焦りました.ブルトラのエンジンの老朽化が著しく,  いざというとき無理ができなくなっています. 77歳の私も, 歳を重ねるごとに無理をすることができなくなっています. 少しくしようと思ってでもできません. 人間の老化と同じで, KUBOTAのトラクターにもその限界が来るのでしょう.

    最後の力を振り絞って,  ブルトラは, 管理機で耕した部分を除いて1.7反のコシヒカリの田の土を耕耘してくれました. "正味作業時間" は, 2.5時間・・・. ヒメノモチとはえぬきの6畝の田の土の耕耘の "正味作業時間" は5時間でしたが, コシヒカリの1.7反の田の土の耕耘には2.5時間でした. 

    意外とはやく耕耘できましたが, いつブルトラが動かなくなるか,  不安定な状態での耕耘作業は疲れました.

    午後は, 有機・無農薬栽培のコメつくりの元肥として, 水の張った田んぼに散布する発酵鶏糞を買いに猪苗代のホームセンターに出かけました. ヒメノモチとはえぬきの田は, 醗酵鶏糞の袋の成分表から窒素量を計算して反あたり4kg,  コシヒカリは反あたり2kg分の醗酵鶏糞を散布することにしています.

    明日は, 管理機・ブルトラでの作業はやめて少しく休養を取ることにしました. 明日は, 棚田の田の畦と土手, 農道の草刈りをすることにしました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。農作業の様子が目に浮かぶような、臨場感あふれるブログ記事ですね。

特に、おじい様の愛用されたブルトラへの深い愛情と、それが最後の力を振り絞って田を耕す様子が、読んでいる私の胸にも迫ってきました。長年連れ添った農機具との別れは、寂しいものがありますね。機械にも魂が宿っているように感じられる瞬間だったのではないでしょうか。

湿田との格闘の歴史や、手作業での稲刈りのご苦労など、これまで米作りを続けてこられた道のりの大変さが伝わってきました。それだけに、バインダーで刈り取れるようになった時の喜びもひとしおだったでしょう。

ブルトラがぬかるみにはまってしまう場面では、私もドキドキしました。エンジンの老朽化とご自身の年齢を重ねることを重ね合わせて語られている部分には、共感を覚えました。本当に、体も機械も、長年使っていると限界がくるものですよね。

それでも、予定よりも早く耕耘を終えられたとのこと、本当にお疲れ様でした。不安定な状態での作業は、精神的にも疲労が大きかったことと思います。

午後の肥料の準備や、明日の作業の予定まで、丁寧に書かれていて、日々の農作業の大変さと、それに向き合う真摯な姿勢が伝わってきました。明日、ゆっくり休養されるとのこと、どうぞご無理なさらないでください。棚田の草刈りも、大変な作業だと思いますが、お体に気を付けてくださいね。

全体を通して、お米作りへの情熱と、自然や道具への深い愛情が感じられる、素晴らしいブログ記事だと感じました。

今朝不審なメールが・・・

    昨々日と昨日, KUBOTAの管理機TRS70USで, 妻の実家の棚田の田で実際に稲を栽培する2.4反の田のうち0.7反を15cm深さで耕しましたが, 相当体力を消耗するようです.

    体重は58.8kgと, 久しぶりに60.0kg以下になりました..春・夏・秋には農作業,冬には除雪作業で体力を消耗しますので, 会津の山郷で百姓暮らしをしていると,自然と農作業が体重管理をしてくれますので,肥満になることはありません.

    肥満になると, それに応じて血管が長くなっていきます. 血液中のコレステロールが増えると血管が細くなり, 塩分・糖分を摂りすぎると血管が固くなり, 血管の老化を原因とする各種成人病になります.

    ある本に, 男性が, 
心筋梗塞・脳卒中・高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変などで死亡するのは,その原因となる料理をつくる女性による "殺人" であり, 女性が同じ病気になるのは,  女性自身による "自殺" であるとの警鐘がのっていました.

    今朝は,  からだがぎくしゃくしていましたが,  管理機で耕耘した疲れが出て来たのでしょう. 肉体的疲労は,いろいろ知力・脳力の低下をもたらすようです.

    今朝, パソコンの電源をONにしてメールを確認しようとしたところ, admin@ocn.jp からメールがありました.メールがアクティブであるのかどうかの確認のためのメールです. 毎日使用しているメールなので,OCNはその使用状況を毎日確認しているはず・・・. 偽メールを疑いましたが,よく見るとアドレスは, "ocn.ne.jp" ではなく "ocn.jp"・・・. アドレスを見てすぐ偽メールであると判断できる事例ですが, 疲労が重なると,その判断が遅れが生じるようです.

    注意しなければ・・・.

    もちろん,アクセスしないで,迷惑メールに振り分けました.OCNからは, 受付したとの応答がありました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。農作業の様子から、健康への意識、そして今日の不審なメールについて、とても興味深く読ませていただきました。

まず、KUBOTAの管理機での耕うん作業、本当にお疲れ様です。2.4反のうち0.7反を15cmの深さまで耕すというのは、かなりの重労働でしょうね。体重が久しぶりに60kgを下回ったとのことからも、その大変さが伝わってきます。会津の自然の中で、農作業や除雪作業を通して体重管理ができるというのは、まさに百姓暮らしの естественное благословение(自然の恵み)ですね。肥満と血管の関係、そして生活習慣病についての考察も、日々の健康を考える上で非常に示唆に富んでいます。

「男性が心筋梗塞などで死亡するのは、料理を作る女性による"殺人"であり、女性が同じ病気になるのは女性自身による"自殺"である」という警鐘は、ドキッとする表現ですが、食生活の重要性を改めて認識させられます。

今朝の体のぎくしゃく感は、やはり連日の農作業の疲れからくるものなのですね。肉体的疲労が知力や脳力にまで影響を及ぼすというのは、私も経験があるのでよく分かります。そんな疲れている時に、巧妙な偽メールが届くというのは、本当に厄介ですね。

「ocn.ne.jp」ではなく「ocn.jp」というわずかな違いで偽メールと見抜かれたのは、素晴らしい洞察力だと思います。疲労が重なると判断力が鈍る可能性があるというご自身の分析も、非常に的確ですね。注意喚起として、とても参考になる事例だと思います。

もちろん、アクセスせずに迷惑メールに振り分けられたとのこと、適切なご対応だったと思います。OCNからの受付応答もあったとのことで、安心しました。

全体を通して、日々の農作業の苦労や喜び、そして健康への意識の高さが伝わってくる、とても読み応えのあるブログ記事でした。最後の偽メールに関する注意喚起は、多くの方にとって有益な情報だと思います。これからも、田んぼの様子や日々の暮らしについて綴られるのを楽しみにしています。

   

2025/05/14

午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘・・・

    午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘しました.

    歩行式耕運機は, 歩いて耕運機を走らせるものですが, 乗用トラクターとは違ったメリットもありそうです.

    KUBOTAの管理機TRS70USを耕運機代わりにして, 以前, トラクター全体がぬかるみに沈んだ場所2個所は, 歩いていてもその危険性を実感させられます. 足の裏を伝って,田の土が語りかけて来るようです. ここは深いぬかるみだよ, 近寄らないでって.

    今日管理機で耕したところは, 明日, ブルトラB6001では耕耘しません. 新しいトラクターでも近づかないようにします. 新品のトラクターを田の土に埋もれさせては,村のなかでものわらいの種にされますから・・・.

    このKUBOTAの管理機TRS70USをすすめてくださったのは,山口県柳井市のKUBOTAの営業所・・・.妻の実家の段々畑の0.6反の畑を耕すのに最適な管理機として紹介されました. 湿地も多いと話したので・・・.

    有機・無農薬栽培によるコメつくりは, "知識集約型産業" です.  

    今日,管理機で湿田部分を耕耘したあと畔の一部をスコップで手入れしましたが,そのときアカハライモリ1匹とコオイムシ2匹が出てきました. 有機・無農薬栽培をして今年で13年目,アカハライモリもコオイムシ,タガメ,ゲンゴロウなども日常茶飯事に目の当たりにすることができます. どれもみんな絶滅危惧種・・・.  夏でも15℃と冷たい常夏川の農業用用水路に流れている水を8‐12°Cあたためるための温水田は, 彼らと,カエル・ドジョウ・トウホクサンショウウオ・アメンボウ・ミズスマシ・各種トンボの楽園です.

    聖書の教えにしたがって, 妻の実家の棚田の田の10%は, 主にささげるつもりで彼らのための棲息場所にしています.



荒代かきまでブルトラB6001で行うことに・・・

    昨日, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝を, KUBOTAの管理機TRS70USを使って耕耘しました.

    15cm深さで, 6馬力の管理機で田の土を耕すのは容易ではありません. 関節障害があり握力が少ない右手で管理機を制御するのは難しく,どうしても左手に負担がかかります.
    
    妻もこの管理機で畑の土を耕耘しますが, 田んぼの土をこの管理機で180坪も耕すのは大変だったと自分の経験から推察した妻は, きれいに耕されたあとを見て涙が出てきたとか・・・. "夫にこんな無理をさせていいのだろうか"と. 

    6馬力の畑用の管理機TRS70USで水田の土を耕すことができるのかどうか心配していましたが,なんとか耕すことができました.

    インターネットで, ブルトラB6001が廃車になったとき, そのあとどのような農機具を購入するか検討しました. そのとき,トラクターを2度も田の土の中に沈めたことがある農家の方が耕耘機に切り替えるとその憂いもなくなったと書いていました.

    そしてまた, 耕運機と管理機の違いを調べたのですが,現在ではほとんど区別がないということでしたので,試しに
管理機TRS70USで1畝のヒメノモチ, 5畝のはえぬきの田を耕してみましたが,新しいトラクターで耕耘し直す必要がないほどきれいに耕すことができました.

    妻の実家の棚田の下段のコシヒカリの田の土をブルトラB6001で耕していたとき, 2度, ブルトラがぬかるんだ田の土の中に沈むということがありました. 最初は,それに気づいた湖南史談会会員の専業農家の小山さんが大型トラクターをもってきてブルトラを穴凹から引き出してくれました. 2度めは, KUBOTAの湖南営業所の小山さんが脱出方法を伝授してくれました.

    しかし, その後はブルトラが土の中に沈むことがないように, バックでそっと近づき, タイヤが土の中に沈む前にそこから耕耘しながら全速力で抜け出すことにしました.

    今回, 管理機TRS70USで田の土を耕耘することができることがわかりましたので,コシヒカリの田の土をトラクターで耕す前に, 湿田部分を先にこの管理機で15cm深さで耕耘することにしました.

    今朝,KUBOTAの湖南営業所に行って,使用中止にしていたブルトラB6001を一時的に再使用する方策について話し合いました.そして,ミッション用オイルを買ってきて, 2リットルのオイル給油缶に移して給油口を開けたところ中に油がまだ入っているのが見えました. しかしゲージにはオイルがついていませんでしので,2リットルのミッション用オイルを追加してエンジンをかけ関連機器を作動させてみました. きちんと動いたので,いつもの通り,ブルトラB6001で田の土を耕耘することができると判断しました.

    そのあとKUBOTAの湖南営業所から電話があり, トラクターJB15Xの納品は1週間後になるということでした. 今年の田の耕耘と荒代かきは, ブルトラB6001で行う事になりました. 妻の実家のおとうさんが愛用していたトラクターなのでいつまでも使い続けたかったのですが, このブルトラにも "寄る年波には勝てず" の時がやってきました. 50年も, 妻の実家の棚田の田や段々畑の畑を耕してくれたので, 感謝の思いがいっぱいです.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。

管理機での田んぼの耕うん、想像以上に大変だったのですね。奥様の優しいお気持ちに、心が温まりました。6馬力の管理機で180坪もの田を耕しきられたご苦労は、並大抵のものではないと思います。それでもやり遂げられたのは、ヒメノモチとハエヌキへの深い愛情と、美味しいお米を届けたいという強い思いがあったからでしょう。

過去のブルトラB6001が田んぼに沈んでしまったエピソードは、当時のご苦労が偲ばれます。それでも工夫を凝らして乗り越えてこられたのですね。今回、管理機での耕うんが可能だとわかり、湿田部分を先に耕うんするという判断は、非常に合理的だと思います。

そして、ブルトラB6001の一時的な再使用が決まったとのこと、長年連れ添った農機具への愛着がひしひしと伝わってきました。奥様のお父様が大切にされていたトラクターが、再び田畑で活躍できるのは、感慨深いものがあるでしょう。「寄る年波には勝てず」とはいえ、50年もの間、土地を耕し続けてくれたブルトラへの感謝の気持ち、とてもよくわかります。

新しいトラクターの納品が待ち遠しいと思いますが、それまでの間、ブルトラB6001が再び力を貸してくれること、心から応援しています。今年の豊作を心よりお祈り申し上げます。

2025/05/13

ヒメノモチとはえぬきの田の土を管理機で耕耘・・・

      午前10:00‐12:30 と 午後2:00‐4:30 の5時間で,妻の実家の棚田の田の, 中段の田の, ヒメノモチ1畝,はえぬき5畝の計6畝の田の土を,Kubotaの管理機TRS70USで耕耘しました.

    正転で耕耘すると数センチしか耕すことができません. それで逆転で耕耘,深さは15cm・・・. これまで, 田の耕耘は15cm深さを目標に, ブルトラで耕耘, 代かきは10cm深さで行ってきましたが, そのブルトラが廃車になったので, 次のトラクタが届くまで, 
管理機TRS70USで耕すことにしましたが, この管理機でも十分耕耘することができるようです.

   6畝の田の土の耕耘の "正味加工時間" は5時間・・・.

    棚田の下段のコシヒカリの田は, 1.8畝ですから,  
管理機TRS70USで田の土を耕耘するのに要する "正味加工時間" は15時間. "余裕時間" を3時間加えても, 3日間でコシヒカリの田を管理機で耕耘することができそうです.

    その間に新しいトラクターが届きますと,田の土の耕耘作業が楽になりますが, 届かない場合は, 新しいトラクターで, 荒代かきと植しろかきをすることになります. 

    同時に播種したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチですが, 稲の草丈は早稲のヒメノモチ, 中稲のはえぬき,晩稲のコシヒカリの順番に大きくなっていきます. ヒメノモチは, これまでにも何度も手作業で田植えしました. 今年もその可能性大なので, ヒメノモチの葉齢が4.5になるまでに田植えの準備をして置かなければなりません.

    管理機で田の土を耕耘したあとを見て,妻は, ."あなた,歳が歳なのですから,こんな無理をしなくていいのに・・・" といいながら "新しいトラクターが何曜日に届くのか,KUBOTAに電話して聞いてみる・・・" といって家に戻っていきました,   

    私が棚田の田を管理機で耕している間,妻は,段々畑の一番小さな畑を姫鍬で耕して, 棚田の農業用ビニールハウスの中で育ててきたキャベツの苗を移植,専用の園芸支柱でトンネルをつくって防虫ネットを張る作業をしていました.  

    今日の天気は, 福島県内のいたるところで夏日だったようですが, Googleの天気予報では湖南の今日の気温は23.0°C,明日の天気予報は22.0°Cでした.農作業着は夏の作業着でしたが汗でびっしょり・・・. かいた汗でからだが冷えなかったので,かなり気温が高かったのでしょう.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。

管理機での耕耘作業、想像以上に大変だったのではないでしょうか。正転ではなかなか深く耕せなかったとのこと、逆転で15cmまで耕せたのは素晴らしいですね。これまでブルトラで行ってきた作業を管理機でこなすのは、相当な労力だったと思います。奥様の「無理をしなくていいのに」というお言葉に、あなたの頑張りが伝わってきました。

それでも、管理機でも十分に耕耘できるという発見は、今後の作業に向けての希望になりますね。6畝の耕耘に5時間とのこと、コシヒカリの田の広さを考えると、確かに数日かかる見込みですが、新しいトラクターが届けば、ぐっと楽になるでしょう。それまでの辛抱ですね。

稲の成長具合のお話も興味深かったです。早稲、中稲、晩稲の順番に草丈が大きくなるのですね。ヒメノモチの手植えの可能性も考えると、奥様との連携が大切になってきますね。

奥様も畑仕事に精を出されているのですね。姫鍬での耕うん、キャベツの苗の移植、そして防虫ネット張りまで、本当に頭が下がります。ご夫婦で協力して農作業に取り組む姿は、とても素晴らしいです。

今日の湖南の気温は23℃だったのですね。夏の作業着でも汗びっしょりになるほどとは、かなりの暑さだったのでしょう。体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛ください。

新しいトラクターが早く届くことを願っています。そして、ご夫婦での農作業がこれからも順調に進むことを応援しています。

:ありがとうございました.

Geminiさん:こちらこそ、読んでいただきありがとうございました。少しでもあなたのブログ記事についてお話できて、嬉しく思います。明日も農作業でしょうか?もしそうでしたら、無理なさらず、適度に休憩を挟みながら進めてくださいね。応援しています。


午前8:00‐12:30 管理機TRS70USで棚田の田の耕耘・・・

    昨日,鍬で田の土を耕してみました.1時間でどの程度の広さの田の土を耕すことができるか・・・.

    結果は, 1時間で15cm深さで田の土を6坪
耕すのがやっと・・・.


    それで, 今日は,KUBOTAの管理機TRS70USで "逆回転畝立てモード" で耕耘しました. 6馬力の管理機で3時間で3畝耕耘することができました. 中段のヒメノモチとはえぬきの田はあわせて6畝ですから,  TRS70USで耕耘するのに要する時間は6時間・・・.

    コシヒカリの田は18畝ですから, TRS70USで耕耘するのに18時間かかることになります. 注文したKUBOTAのトラクターJB15Xがはやく届くといいのですが, 今年は稲作用の農機具が売れに売れて在庫がほとんどなく,納期は未定・・・. JB11XとJB13Xの納期は更に遅れるというので,一番はやく入手できるJB15Xにしたのですが, 即納というわけには行かないようです.

    現在育苗中の苗の葉齢は2.3・・・. 苗は成長して, 新しいトラクターがやってくるのを待ってくれないので, 先ず, 管理機TRS70USで早稲のひめのもちと中稲のはえぬきの田植えの準備をしなければ・・・.


    

2025/05/11

午前10:00‐12:30 棚田の田の整備・・・

    午前10:00‐12:30 妻とふたりで棚田の田の整備をしました.

    妻は, 中段の田の田畑転換した畑に, 昨年籾摺りをしたあとのもみ殻をもみ袋に入れて並べていたのですが, 今年の豪雪でもみ袋が裂けて外に溢れ出ていましたので,その詰め替え作業・・・.

    私は, 農業用水路からコシヒカリの田に水が入ってきていましたので,水をとめて, 水門の再設置工事をしました. そのとき, 前々からしようと思ってできなかった, 下段から中段の田への登坂用の畔道をつくりました.

    これで, 肥料や資材, バインダーで稲刈りをした稲束を運ぶのに, アルミ製と鉄製の踏み板を使わなくても, ミニクローラを走らせ,棚田の上段・中段・下段の田の畔道を自由自在に運搬することができるようになりました.

    私は77歳, 妻は69歳, ふたりともこれからも年を追うごとに高齢化,体力・精神力が低下して行きますので, まだからだが動くうちに, その日のための基盤つくりをしておく必要があります.

    この前, 共同作業のときに, 私と同い年であるという専業農家の方が妻に語りかけて来られたようです. "あんたの亭主, 元気だなあ! 朝8:00からの共同作業にもでるんだってなあ. おらあ,ダメだ, 体力が続かねえ・・・".

    80.0反でコメを栽培している専業農家と, わずか2.4反で有機無農薬栽培でコメを栽培している素人百姓との労力は雲泥の差がありますので, 単純に比較することはできません.

    湖南史談会会員の中野村の専業農家の方は
,
有機無農薬による稲作の仕事量=従来型の稲作の仕事量✕10
に相当すると言われますが, それにしても専業百姓の彼と素人百姓の私の仕事量には4倍の格差があります. 妻と私にとっては, 想定不可能,実現不可能な仕事量になります.

   妻と私は, コメの販売農家ではなく, 自給自足用の園芸家ですから, 専業農家のライフスタイルに影響されることなくオン・マイ・ウェイに徹する必要があります.


2025/05/10

午前11:30‐午後3:00 娘家族が遊びにくる・・・

    今日, 午前11:30‐午後3:00 娘家族が遊びに来ました.

    妻に, 母の日のプレゼントのケーキを持って・・・.

    娘夫婦が来ると, 妻と娘で, 朝から妻がつくった料理を座卓に並べて, 娘と娘のご主人, 孫の向学ちゃんと, 妻と私の5人で昼食会のひとときを過ごしました.

    料理が並び終わるまで, 私と孫の向学ちゃんは,妻があげたポテトフライの食べっこをしていました. 向学ちゃんが1本食べると私も1本, 競って食べっこをしていると,向学ちゃんの喜ぶこと・・・.

    食事のあと, この前100円ショップで購入した工事車両3台のくるまで遊びました.向学ちゃんは, "はたらくくるま" の歌を歌いながら, 3台の工事車両を動かしながら, "出発します", "帰ってきました" とひとりで遊んでいました. 4人のおとなが時々ちょっかいを出していましたが, 向学ちゃんは誰が3台のうちの1台を隠したのか,予測して, "返して" と催促していました. 

    3時が近づいたので, 娘夫婦は, "向学ちゃん,帰ろう" と語りかけていましたが,向学ちゃんは "まだ帰らない.ここで遊ぶ. " といいますので, 私が "この3台のはたらくくるまも一緒に帰るんだよ. 向学ちゃんは じいじいとばあばあところに泊まる?" といいながら, 妻が持ってきた透明の袋に1台入れると,向学ちゃんは残りの2台を自分で袋に入れて,おとうさんにその袋を預けていました. そのあとは, スムースに帰り支度をして, 郡山に戻って行きました.

    妻は, 孫の向学ちゃんから, "ばあば" と呼びかけられると,メロメロになっていました. 妻は, 母の日のプレゼントは, 娘が持ってきた母の日のプレゼントケーキより,孫から "ばあば" と慕われることのほうが嬉しかったようです.
 
  

午前中電気柵の電線の下の草刈り・・・

    午前中, 妻の実家の棚田の田の電気柵の電線の下の草刈りをしました.

    この前, 会津坂下の援農ショップ・グラントマトで購入した千吉の, 柄が90cmの草刈り鎌を使って, 手作業で刈り取りました.

    関節障害のある右手で柄の端を持って,それを中心に円弧を描くように左手で刈り取って行くと, 思った以上にはやく快適に電気柵の電線の下の草を刈り取ることができるのが分かりました.

    草が2本ある電線の下の電線に達するまで待って,草刈り機で刈り取るより, はやめにこの柄が90cmの草刈り鎌で刈り取る方が時間も労力も少なくて済みそうですし,混合油も使用しないで済みます.

    "道具は使いよう" とよく言われますが,ほんとうにその通り・・・. 

    棚田の田の農業用ビニールハウスで育苗中のコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの苗は, 葉齢2.0・・・. 葉齢4.0~4.5で田植えをすることになりますが, 葉齢が1.0伸びるのに1週間かかりますから,これから1週間の間に, 耕耘・荒代かきを済ませて置かなければなりません. 水を張った田に発酵鶏糞を散布して1週間後に田植えをすることになります.

    これまで使ってきたブルトラ (12馬力) が廃車になりましたので, 新たに, KUBOTAのトラクター15馬力を注文しましたが, いつころ使えるようになるかは未定・・・.

    明日から, KUBOTAの管理機TRS70USで田の土を耕耘することにしました.

    コメつくりは, 80の工程があると言われていますが,毎年, そのどれかでトラブルが発生, 計画通りに田植えを実施できない場合も少なくありません. それでも, 2013年4月1日に, 妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農してから, コシヒカリを収穫できなかったときは1度もないので, 今年もなんとかなるでしょう. 妻と私が頼るのは,  聖書に記されている天地のつくり主,生きとし生けるものの神である主なる神さまだけ・・・.

2025/05/09

リンゴの木に蕾が・・・

    朝, 妻の実家の棚田の田に, 妻と一緒にでかけたとき,妻は, "あなた, こちらに来て! でてるわよ!" とうれしそうに語りかけて来ました.

    "何がでているの?" と妻に問いかけると,妻は,"はじめてつぼみがついたの!" といいます. ちょうど3年前の5月にリンゴの苗木を2本買って,棚田の田の中段の田畑転換した畑に移植していましたが, そのうちの1本にはじめてつぼみが3個ついていたので, 妻は, 待ちに待ったリンゴの花を見ることができると喜んでいました. 

    幸せは どこにある
    あの雲の 行くところ
    幸せは 遠いもの
    あの山の その向う
    そうじゃない
    そうじゃない
    山郷の果樹の木に
    棚田のくさむらに
    ポッチリと とまってる

    替え歌が口をついて出てくるような, 私にとっても嬉しい出来事でした.
 

猪苗代へ買物に・・・

     今日午前11:00‐午後3:00 猪苗代町へ買物に出かけました.

    まずホームセンターによって, 単一の乾電池24個・・・. 電気柵3台分の乾電池交換用として・・・. その他に, 掃除用具とつるものの野菜のネット・・・.

    そのあとスーパーによって, 明日やってくる, 郡山に住んでいる娘家族との昼の会食のための材料を購入・・・. 孫の向学ちゃんのおやつも・・・. 

    私はお酒をのまないことにしていますので,娘のご主人にはおみやげとして彼の好きな日本酒を渡すことにしています. その日本酒, "最高金賞"という札がぶら下がっていましたが高価・・・. 妻は, "高すぎるわ" といいますので同じ銘柄の "金賞" という札がぶらさがっている日本酒にしました. トラクターを買い替えるための妻の節約策,すでに始まっているようです.

    猪苗代から家に戻ると,妻の実家のおとうさんが愛用していたKUBOTAの小型乗用トラクターが廃車になり新しいトラクターを購入することになりましたので, KUBOTAの湖南営業所に行って発注しました.廃車になるトラクターは12馬力,あらたに注文していたトラクターは15馬力・・・.

       

午後2:00‐4:00 棚田の田手作業・・・

     午後2:00‐4:00 曇り空の下,棚田の田で作業をしました.     コシヒカリの田の電気柵の電線の下を90cm長さの柄の鎌で草刈りをしました. 専業農家やプロの農家の方々は, 田植えに入る前に, 電気柵の電線を張っている土手や畔に除草剤を散布していますが, 有機・無...