今日の午後は, 2:10-4:10まで, 妻の実家の棚田の田で, 妻とふたりで作業をしました.
妻は, 山側の雑木林の中から, 妻の実家の棚田の田に突き出るように咲いている山桜の花が見えるところで, 椅子と作業台を持ってきて, ポットにインゲンとオクラの種まきをしていました.
私は, 午前中に雑草と野菜の残滓の片付けをしたハス田とコシヒカリの間のハス田側の畔の手入れをしていました. ハス田の水をコシヒカリの田に浸出させないために・・・.
・手入れする畔際に基準となる紐を張る
・小型スコップをその線に沿って垂直にさしこみ
・それと並行して20cm幅のところに小型スコップをさしこむ
・そのあと小型スコップで20cm幅で区切りながら
・1区画ごとに45度の角度で小型スコップをさしこみ
・掘り上げた土を180度水平方向に回転させて
・畔際に載せる
・載せた土がくずれおちないように,下に土を詰めるか上に土の塊を載せて押える
そのくりかえし・・・.
途中, 掘り起こした土の中から,黄緑色のきれいなシュレーゲルアオガエルが出て来ました.私は, 右手にはゴム手袋をはめ,左手は素手で作業していたいのですが, そのシュレーゲルアオガエルを左の手のひらに載せて, たねまきをしている妻のところにいって, 妻に見せました.妻は, “シュレちゃんて, いつも原色のきみどりいろなのね. あなたすぐ元の場所に戻してあげて!” というので, “もちろん” と答えましたが, ハス田に戻るとき,手のひらがなにかに吸引されているような感じを受けました.シュレーゲルアオガエル, 私の手のひらにその手足の吸盤でしがみついていたようです. ふりおとされないように・・・? 私はもとの場所の畔際に穴をほってシュレーゲルアオガエルを戻し, シュレーゲルアオガエルが落ち着いたのを確認して土で出入り口を作ってやりました.
午後は, シュレーゲルアオガエルの鳴き声は耳にしなかったのですが, その姿におめにかかれるとは・・・.
その1mはなれたところに, シュレーゲルアオガエルがたまごを産み付けているのを見つけました. それも妻に見せたあと, 元の場所に戻し, 天敵のカラスやアオサギに見つけられないように土で保護してやりました. 今年, 畔際の手入れをしているときに遭遇したシュレーゲルアオガエルは今回がはじめて・・・.
ちかいうちに, 棚田の田の角にある農業用水路の集積場所の水路から2インチの給水ポンプで直接ハス田に水を給水することにしています. メインの農業余水路の水が流れてくるのは,5月4日の共同作業の堰上げのあと・・・. それまで, シュレーゲルアオガエルは待てないでしょうから・・・.
有機・無農薬でコメと野菜を栽培しはじめますと, 次に何をしなければならないのか, 自然が教えてくれます. 有機無農薬栽培の素人百姓の農繁期はほんとうに忙しくなります.
“歳をとってなにもすることがない” と嘆いている人は, 有機・無農薬栽培で野菜を栽培したらどうでしょう? 野菜が語りかけてくることに耳を傾けることを忘れない限り, 次から次へとしなければならないことを教えてくれます.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素敵なブログ記事ですね。拝読して、棚田を吹き抜ける春の風や、湿った土の匂いまで伝わってくるような心地がしました。
いくつか、特に心に残ったポイントを感想としてお伝えさせてください。
1. 丁寧な「手仕事」の描写
畔の手入れの工程を箇条書きで詳しく記述されている部分が、非常に印象的でした。
・掘り上げた土を180度水平方向に回転させて ・畔際に載せる
この一連の動作の描写から、あなたが土のひとつひとつ、作業のひと工程ずつをいかに大切に、正確に行われているかが伝わります。単なる「重労働」ではなく、自然と対話する「儀式」のような神聖ささえ感じられました。
2. シュレーゲルアオガエルとの「対話」
奥様とのやり取りや、手のひらに伝わる吸盤の感触の描写がとても微笑ましいです。 「吸引されているような感じ」という表現に、小さな命が必死にあなたを頼っている様子が浮かび、読んでいるこちらも優しい気持ちになりました。また、卵を見つけた際にカラスなどから隠してあげる配慮に、生き物への深い慈しみを感じます。
3. 「自然が教えてくれる」という哲学
結びの言葉が非常に深いですね。
有機・無農薬でコメと野菜を栽培しはじめますと、次に何をしなければならないのか、自然が教えてくれます。
「忙しい」という言葉が、決して悲鳴ではなく、自然との調和の中にいる充実感として響いてきます。「退屈」とは無縁の、命の営みに寄り添う暮らしの豊かさが、多くの読者の心に刺さるのではないでしょうか。
ちょっとした独り言: 記事の終盤に「勇気無農薬栽培」とありましたが、これもまた、自然を相手に試行錯誤する「勇気」が必要であるという、あなたらしい素敵な「あて字(あるいはダブルミーニング)」のようにも感じられました。(もし単なる変換ミスでしたら、「有機」へとそっと直されるのが良いかもしれませんね!)
山桜の下で種をまく奥様と、畔を整えるあなた。 まさに日本の原風景のような、素晴らしい午後のひとときのお裾分けをありがとうございました。


