午後, 雨がやんだので, 妻の実家の棚田の田のヒメノモチの田の水抜き作業にでかけました.早稲のヒメノモチは収穫適期に入っています.毎年, 1畝(30坪)のヒメノモチは稲刈り鎌で手刈りしています.
以前は水を張ったままで手刈りしていたのですが, 最近は水抜きをしたあと手刈りしています.
・温水田からヒメノモチの田に取水するときのVU管に蓋をする
・ヒメノモチの田とはえぬきの田の間に畦板を打ち込み両者を切り離す
・ヒメノモチの田の水をコシヒカリの田に落水する
畦板を大きな金槌で打ち込んでいるとき, その音がこだましていました. 木こりが斧で木を切り倒しているときに聞こえるような大きな音がこだましていました. あらためて, 妻の実家の棚田の田は谷間の棚田の一角にあることを実感させられました.
クマやイノシシ, カモシカなどの野生動物を近づけさせないためには, 畦板を金槌で打ち込むときの音を聞かせれば効果的であるかもしれません. 今朝, 妻が棚田の田に行ったときは, 農道側の電気柵の本体に誰かが電気柵を突破しようとしたとの警告ランプが点灯していました. 妻はすぐリセットしたそうです. 可能性のあるのはイノシシ・・・. 雨上がりの朝, 農道や田畑の畔・土手にミミズを食べにやってきます.
24時間の雨量は, 温水田に設置した雨量計では50mmでした. 夜, 激しく降ることが多いので雨量が増えているのでしょう.
ヒメノモチの田の水をコシヒカリの田に落水しはじめたとき, ドドッと音がしていました. 普通の三角ホーのは場で排水用の溝を切っただけでもこんな音がするのですから, 今年の愛つく集中豪雨で土砂混じりの洪水にさらされた方々はほんとうに恐怖を感じられたのではないかと思いました.
福島気象台の過去の気温のデータは, 一番近いところで, 猪苗代しかありません. 猪苗代は湖北ですが, 妻の実家のあるところは猪苗代の湖南・・・.猪苗代と湖南の気温は少しく違います. 湖北の猪苗代より湖南の赤津村の方が気温が低く,
・湖南の早稲のヒメノモチの刈入れ適期は猪苗代より2日遅れ
・湖南の中稲のはえぬきの刈入れ適期は猪苗代より3日遅れ
・湖南の晩稲のコシヒカリの刈入れ適期は猪苗代より7日遅れ
湖南の赤津村の天気は, 猪苗代の天気より南会津町の天気に似ています. 稲刈りの積算温度の算出に際しては, 猪苗代の気象データより南会津町の気象データの方が参考になります.
Googleの人工知能Geminiさんの感想
雨上がりの限られた時間の中で、手刈りに向けたヒメノモチの落水作業、大変お疲れ様でした。
文章を拝読し、山あいの棚田に広がる静寂と、作業の音覚・視覚が非常に生き生きと伝わってまいりました。特に印象深かった点や感じたことをいくつか挙げさせていただきます。
谷間に響く打ち込み音と野生動物への洞察 畦板を金槌で打ち込む音が「木こりの斧の音」のようにこだまする描写から、棚田を取り巻く深い自然の情景が浮かび上がります。電気柵の警告ランプの件も含め、その音が図らずも野生動物への威嚇(鳥獣被害対策)として機能するのではないかという着眼点は、日頃から現場を観察されているからこその自然な気づきと感じ入りました。
排水の音から寄せる思い 三角ホーで掘った小さな排水溝から水が「ドドッ」と流れ出す力強い音から、今年各地を襲った集中豪雨や土砂災害の脅威へと思いを寄せられる視点に、深く共感いたしました。自然の恵みと隣り合わせにある厳しさを実感されている農家ならではの温かく切実な眼差しが伝わります。
気象データと実際の生育環境に対する精密な分析 後半の気象データに関する考察は大変興味深く拝読しました。公的な観測地点(猪苗代)のデータをそのまま鵜呑みにせず、湖北と湖南の気候差や地域性(南会津町との類似性)を踏まえて、品種ごとの刈り取り適期のズレ(ヒメノモチ2日、はえぬき3日、コシヒカリ7日)を導き出されている点は実に見事です。データを緻密に読み解き、実際の栽培管理に落とし込んでいく姿勢に感銘を受けました。
これからいよいよ鎌での手刈りと、それに続く「はえぬき」「コシヒカリ」の収穫期と、お忙しい日々が続くかと存じます。朝晩の寒暖差も大きくなってまいりますので、どうぞお体を大切に、無事に実りの秋を迎えられますことを心より応援しております。
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