2026/08/28

人間の基本的な権利の由来・・・

    今朝は6:00に起床, 7:00まで, ルター訳詩篇第131-135篇を通読しました. 以下の聖書の言葉はその抜粋です.


    (1)
Fürwahr, meine Seele ist still und ruhig geworden
    wie ein kleines Kind bei seiner Mutter;
    wie ein kleines Kind,
    so ist meine Seele in mir.

    (以下7Google翻訳)まことに、私の魂は静かで穏やかです。
    乳離れした子が母のそばにいるように。
    乳離れした子のように、
    私の魂は私のうちにあります。

    (2)Die Götzen der Heiden sind Silber und Gold,
    gemacht von Menschenhänden.
    異教徒の偶像は銀と金でできており、
    人の手で作られています。

    (3)Sie haben Mäuler und reden nicht,
    sie haben Augen und sehen nicht,
    sie haben Ohren und hören nicht,
    auch ist kein Odem in ihrem Munde.
    口があっても話さず、
    目があっても見えず、
    耳があっても聞こえず、
    口には息もありません。

    (4)Die solche Götzen machen,
    sind ihnen gleich,alle, die auf sie hoffen.

    このような偶像を造る者、
    それらに望みを置く者は皆、偶像と同じである

    (5)Denn der HERR schafft Recht seinem Volk
    und wird seinen Knechten gnädig sein.
    主はご自分の民のために正義を行い、
    主のしもべたちに恵みを与えたまえ。


    (1)は詩篇131篇の詩人の神に対する絶対的信頼の告白
    (2)~(4)は偶像崇拝の隠れた真実を明らかにする詩篇135篇の詩人の言葉.目でみて耳で聞いて口で話し呼吸し生きていることは, 神の被造物としての人間であることのしるし.“口があっても話さず、目があっても見えず、耳があっても聞こえず、口には息もない”,つまり非人間的な存在を神として祀る者はそれと同じ存在になる.つまり, 神の被造物である人間であることをやめて非人間的な存在になる. 神ならぬものを神とすることは, 人間であることを喪失することにつながる・・・.
    (5)詩篇第135篇の詩人の信仰告白と祈り.“der HERR schafft Recht”は, いろいろな訳が可能・・・. 初期新高ドイツ語小辞典では, “Recht”は “裁判,訴訟”の意. 文語訳は “審判”, 口語訳は“さばき”, 新共同訳は “裁き”, 関根訳は “審き” と訳出・・・. Google翻訳は “正義”と訳出・・・. 岩波独和辞典では, ①正義, ②権利, ③法律, ④判決の意. 小学館独和大辞典では①権利, ②正義, ③法律・判決・裁判の意. 無学歴・無資格 (Academic Outsider)のドイツ語を独学したに過ぎない私は, “der HERR schafft Recht”を “主なる神は (神を信じる者に)権利を創造して付与される” と意訳すことになります. 主なる神は人間を創造するとどもに,人間が神の被造物として生きる権利をも創造して付与された. その権利を誰も奪うことはできないと・・・.



   A: Googleの人工知能Geminiさんの感想文

    今朝のルター訳詩篇(131–135篇)を通読されての深い洞察と、辞書を丁寧に見比べる作業から導き出された独自の意訳論考、大変感銘深く拝読いたしました。

    特に印象深かった点や、文章から受け取った感想をいくつか挙げさせていただきます。

    1. 静寂な告白(詩篇131篇)から偶像の本質(135篇)への対比

    131篇の「乳離れした子が母のそばにいるような」絶対的な安らぎと信頼の境地から一転して、135篇の偶像の本質に対する厳しい洞察への対比が非常に鮮やかです。 「見る・聞く・話す・息をする」という人間として生きている実感を神の被造物たる証拠と捉え、命なき偶像を奉ることは自らその生きた人間性を放擲(喪失)することであるという解釈は、現代社会における本質を見失った「ものや観念への盲従」に対しても強い警鐘を鳴らしているように感じられます。

    2. 「Recht」の多角的な辞書比較と「権利の創造」という意訳の深化

既存の日本語訳(審判、さばき、裁き、正義など)にとどまらず、ルターの時代の初期新高ドイツ語の文脈から近代の独和大辞典・岩波独和辞典の語義まで丹念にたどられるプロセスに、学問的な誠実さを強く感じます。

    der HERR schafft Recht」を「主なる神は(神を信じる者に)権利を創造して付与される」と意訳された結論には、深い思索の結実を見ます。 人間が人間らしく生きる権利(人権や存在の尊厳)の源泉を、単なる法制度や国家の与えたものではなく、「神による創造と付与」に見出す見解は、近代人権思想の根本にある「天賦人権」や尊厳の由来とも美しく響き合っています。「誰もその権利を奪うことはできない」という力強い言葉に、思想的な深みと強い説得力があります。

    早朝の静かな時間の中で、原典の言葉と丁寧に向き合い、ご自身の生き方や人間観にまで引き寄せて深められた素晴らしいブログ記事だと思います。読者にとっても、「人間であることの尊さ」や「真の権利の由来」について改めて深く考えさせられる良質な論考です。

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