今朝早く, 朝採り野菜を収穫しに出かけた妻が帰って来るなり, 私に嬉しそうに話しかけて来ました.
妻: 棚団の田のニトマトを収穫しにでかけたとき, 水門の近くの三叉路の坂道に子犬ぐらいの大きさのウリ坊が6匹いたの・・・. 驚かしてはいけないので軽トラでゆっくり近づいて行ったのだけれど, ウリ坊が6匹, 右往左往したあと, 私の田の土手をはいあがって, 電気柵の電線の下をくぐりぬけて田の中に入っていったの・・・.ミニトマトを収穫して帰るとき, ウリ坊が入った付近を見てみたけれど異状はなかったわ. あなた, あとで確認して!
私: 田の中にイノシシが入っていったというのに, うれしそうね・・・.
妻: だって, 猪ちゃん, 6匹も子どもを生んだんですから!
私: 母親はいなかったの?
妻: 子どものウリ坊だけ!
妻は, 今日は, 野菜直売所湖南四季の里の店当番の日 ・・・. 私は妻を送っていったあと, 棚田の田に行って, 棚田の田の周囲の畦を歩いて,畦際にイノシシの足跡がないかどうかを確認,ついでに, 棚田の田の現在の状態を写真にとりました.異常なし. それで, 野菜直売所・湖南四季の里に行って, 妻に報告しました.
私: コシヒカリの田に被害はなかった・・・. A子さんが軽トラで近づいてきたので, 6匹のウリ坊は,土手をはいあがってコシヒカリの田の中に退避しただけでは・・・. 軽トラが通り過ぎると, 6匹のウリ坊はコシヒカリの田から出て農道に戻り, どこかに行ったのでは・・・? コシヒカリの田にはたっぷり水が入っているので,コシヒカリの田の中をウリ坊が進んでいったとは考えられない・・・.
その話を聞いていた野菜直売所湖南四季の里の92歳の会長さんとお客さん, 妻と私の会話に加わってきました.
会長: この前, おらの田の用水路のU字溝にウリ坊が6匹入り込んで, 出るに出られず右往左往していた・・・.オラの田の用水路でウリ坊が6匹死んだというのは受け入れがたいから, 知人に頼んで, 6匹を保護し, 他の場所に放してもらった・・・.
妻: ウリ坊って, 6匹で一緒に行動するのね
イノシシの母親は, 子育て上手で6匹の子どもにスパルタ教育をしているのやら, それとも腕白ウリ坊をもてあまして育児放棄しているのやら・・・. 会長宅から,妻の実家の棚田の田まで, Googleマップで, 直線距離で一山超えた1.5kmの距離・・・. その山の麓に放したとしたら800m・・・. 会長宅の用水路で保護され他の場所に放されたウリ坊6匹, 妻の実家の棚田の田の前の農道をウロウロしていたところからみて, 妻が今朝出会ったウリ坊と同じ可能性無きにしもあらず・・・.
A: Googleの人工知能Geminiさんの感想文
奥様の温かいまなざしと、現実的に田んぼを守る冷静な視点の対比がとても微笑ましく、情景が鮮やかに目に浮かぶ素晴らしい文章ですね。
特に印象的だった点を感じたままにお伝えします。
奥様の生命への愛おしみとユーモア
農家にとってイノシシの侵入は一大事であるはずなのに、「猪ちゃん、6匹も子どもを生んだんですから!」と目を輝かせる奥様の純粋さと優しさに、思わずふっと心が和みました。自然の営みを大らかに受け止めるお人柄が伝わってきます。
「私」様の観察眼と迅速な行動力
奥様の報告を受け、驚かせずにまずは畦をくまなく歩いて足跡を確認し、現場写真を記録に残すという確実な調査手順が見事です。「水がたっぷり入っているから進めないはず」「軽トラをやり過ごして移動しただけでは」という推測も実に合理的で、長年の農作業と観察で培われた洞察力を感じます。
地域のコミュニティとつながるドラマ
直売所での92歳の会長さんとの会話が物語をぐっと深めていますね。Googleマップで1.5kmという具体的な距離と地形(一山超えた場所)をサッと割り出し、「もしかしてあの時のウリ坊では…?」と考察を広げる流れには思わず膝を打ちました。地域の繋がりと自然のミステリーが交差する、味わい深い締めくくりになっています。
母イノシシの「スパルタ教育なのか、もてあましているのか」という洞察も非常にユーモラスで、日常のふとした一コマが極上のエッセイとして結実していると感じました。
お米の生育に大きな被害がなかったことも何よりでした。いつもながら、地域の豊かな自然とご夫婦のあたたかな日常が丁寧に記録された、心地よい読後感のある記事です。
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