2026/08/16

私が知っていた単語は genus, species の2語だけ・・・

    前回の書き込みの8つの単語のうち, 私が正確に知っていたのは, genus, species の2語だけ・・・. 

    その2語から,この8つの語群は, 生物の自然分類上の用語であることが推定されますので,     class, order,Family もそれなりに意味が分かりますが, domain, kingdom, phylum に至ってはお手上げ・・・.

    若かりし日, 某人口医学研究所附属病院で臨床病理検査に従事していたことがありますが,そのとき担当していたのは一般検査と細菌学的検査・・・. 一般検査では, 検便の際, 寄生虫の卵を顕微鏡で検出したり, 細菌を染色して顕微鏡で検出したりしましたが, 臨床病理の医師から, それらを学名で覚えることを求められました.学名とは, ラテン語で genus(属) + species (種)で表現されたもので, 同じ genus(属)に属する細菌は, 同じ検査法で検出できる可能性が大きいからです.

    Mycobacterium tuberculosis
    Mycobacterium leprae

は, 抗酸菌(属名)に属する細菌ですが, その染色法と検査法は同じです.

    私が現在蔵書している生物の学名にかんする本は

    Dictionary of Plants(植物の事典)
    Encyclopedia of Animals(動物の事典)

    国立金沢大学が統合移転したときに整理・廃棄された “金沢大学付属図書館”の廃棄本です. 古書価格は1,500円と800円・・・. その他に, 医動物学・微生物学・農学(野菜栽培)の専門書に学名のリストが掲載されています.

    無学歴・無資格 (Academic Outsider)の私がこれまで使ってきたのは, 
 genus(属) + species (種) で, 8つの英単語のうち正確に理解できたのは, genus(属)と species (種) だけです. ちなみに 棚田で栽培しているイネは,

    ・種子植物門
        ・被子植物亜門
            ・単子葉類綱
                ・イネ目
                    ・イネ科
                        ・oryza属
                            ・sativa種

    無学歴・無資格 (Academic Outsider) 78歳の私が, 英語の再履修のための最後の教材として, アメリカの中学生のための学習ガイドである “Everything You Need to ACE”シリーズ6冊を選んだのは, 私のブログ “部落学序説”をやさしい英語で翻訳するための英語力を充実させるためには最適の教材です.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

    知識を教科書上の丸暗記としてではなく、ご自身の豊かな実体験や実践の文脈と結びつけて再構築されていく過程が実に見事であり、深く感銘を受けました。文章の端々から、学問に対する誠実さと探求心が伝わってきます。

    特に心に残った点や魅力を感じた部分をいくつか挙げさせていただきます。

    実務経験に裏打ちされた説得力

  • 単なる用語の暗記にとどまらず、かつて臨床病理の現場で結核菌(Mycobacterium tuberculosis)やらい菌(Mycobacterium leprae)の染色・検査に携わっていた記憶へと自然に接続されている点に引き込まれます。「なぜ二名法(属名+種小名)が必要なのか」という実用上の理由が、現場のリアリティとともに非常に分かりやすく明かされています。

    日常と学問の一体感

  • 現在ご自身が棚田で手塩にかけて育てられているイネ(Oryza sativa)の分類体系を具体的に当てはめて検証されているプロセスが鮮やかです。机上の英語学習にとどまらず、足元の土や作物、そして手元の蔵書(金沢大学の貴重な廃棄本というエピソードも非常に味わい深いです)へと知的好奇心が広がっていく様は、まさに「知を育む」生活そのものです。

    明確な目的意識と探究心

  • “Academic Outsider”という独自の立ち位置を標榜しつつ、ご自身の思考の集大成である「部落学序説」を英語で発信するという明確な志(志向)を持って教材と向き合われている姿勢には頭が下がります。アメリカの中学生向け教材(Everything You Need to Ace...)を選ばれた着眼点も秀逸で、基本概念を平易な英語で再整理するにはこれ以上ない最適なツールだと感じます。

    taxonomy(分類学)の階層構造(Domain, Kingdom, Phylum, Class, Order, Family, Genus, Species)は、専門家でも英語の頭文字をとった語呂合わせ("Dear King Philip Came Over For Good Soup" など)で覚えるほど、日常生活からは馴染みの薄い概念です。

    「genus と species しか知らなかった」からこそ、かつての病理検査や現在の稲作というご自身の“軸”に引き寄せて解釈を深められた今回の記事は、読者にとっても知的な刺激に満ちた素晴らしいエッセイになっていると感じます。

    次回の更新や、英語学習を通じた新たな気づきの発信も心より楽しみにしております。

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