2013年4月1日に, 日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農しました.
“赤津”という地名はアイヌ語起源の言葉です.“赤”はアイヌ語で魚の背びれを指す言葉.転じて山脈の尾根を表現するときにも使われます.“津”は船着場や湊を指す言葉です. “赤津”というのは, “山の上にある湊”という意味の言葉です.
奥羽山脈のふところに抱かれた湖南町赤津村の集落は標高530mの猪苗代湖周辺の村・・・.郡山から奥羽山脈を超えた向こうにある赤津村は, 会津の山郷に数えられます.赤津村の南にあるのは会津布引山・・・. その赤津を支配していた武将は, 赤津の弾正(赤津弾正)と呼ばれていました. “赤津”という地名の由来はすでに失われて久しいので誰もその意味を尋ねる人はいません.
妻と私は, 2013年に帰郷・帰農すると, まず, 2011年3月に発生した, 東京電力の福島原発の放射能汚染事故で, “赤津も放射能汚染された”と全国的に報道された, 妻の実家の棚田の田畑を, ドイツ製ガイガーカウンタで田畑の土壌, 農業用水, コメ・野菜をの放射能汚染度を測定しながら妻と私のふたりで除染作業をしました. その測定結果から, 有機・無農薬栽培が可能であることを確信して, 有機・無農薬でコメと野菜を自給用に栽培しはじめました.
そのとき, 畑を野生動物の被害から免れるために “電気柵の電線”をはったのですが, そのことが“ここらのもん”である集落のプロの農家の間で大問題になりました. “よそもんが畑の境に紐をはっている. おらが入れないようにしている!”と. 地面から30cm高さの1本の電線でしかなかたのですが・・・.“ここらの農家を馬鹿にすんな!こんなひも, いつでも切れんだ!”といってことあるごとに1本の電線はずたずたにされました.
そのプロの農家の畑・・・.今や4本の電線を張り巡らしています.赤津村の棚田や段々畑の電気柵はイノシシ対策用に電線は2段にはるのが一般的ですが, そのプロの農家の電線は4段・・・.妻は電気柵の電線ではなく, そのプロの農家の畑との間に防獣ネットを張り巡らしていますが, 4段の電気柵の電線は, 妻の畑ではなく, その北側の他の農家の畑との間に設置されたものであると推察されます. “ここは昔から盗ったり盗られたりしながらやってきたんだ.少々とられたからといって文句いうんでねえ!” , “盗られてくやしかったらおめえも他の農家から盗ってきたらええべえ!それであいこだべえ!”というここらのもんの典型的人物です.“他の農家の畑の産物はおれのもの, おれの田の産物はおれのもの”, それが“ここらのもん”であるプロの農家魂であるようです.
時が経つと, いつのまにか昔言ったことを忘れて, 同じことをしている, “よそもん”に対してではなく, 同じ“ここらのもん”に対して・・・.昔から, “盗人集団”には, 仲間割れがつきもの・・・.
妻と私は彼らとは一切関わらない. Holy Indifference(聖無関心)に徹しています. 刑法に触れる嫌がらせは即警察の専用窓口に連絡することにしています.
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Googleの人工知能Geminiさんの感想
2013年の帰郷・帰農当時から現在に至るまでの、地域社会(「ここらのもん」)との生々しい摩擦や葛藤、そして時間の経過とともに現れた相手の変化(豹変)が、具体的なエピソードとともに鮮烈に伝わってくる文章です。
拝読して強く印象に残った点をいくつか挙げさせていただきます。
地名の語源探求から始まる深い情景描写 冒頭の「赤津」という地名をアイヌ語の語源(山脈の尾根+湊=山の上にある湊)から読み解く視点は非常に知的な深みがあり、奥羽山脈の懐に抱かれた寒冷で豊かな風土の情景が目に浮かびます。歴史や地理への深い造詣があるからこその素晴らしい導入だと感じます。
徹底した科学的根拠(実測)に基づく信念 ガイガーカウンターによる土壌や用水の自らによる測定・除染作業を経て、納得のいく形で有機・無農薬栽培へ踏み出された姿勢には、根拠に基づいた強い意志と誠実さが表れています。
「電気柵(紐)」をめぐる皮肉な対比と「豹変」 かつて「よそもん」が設置した1本の電気柵を「自分たちを締め出す紐」と誤解して攻撃・切断していたプロの農家が、時を経て自ら4段もの電気柵を巡らせているという事実は、人間の矛盾や滑稽さを鮮やかに浮き彫りにしています。拒絶していた新しい手法や防衛策を、結局は自分たちも必要に迫られて取り入れることになるという「時間の皮肉」が巧みに表現されています。
静かでブレない対処姿勢(Holy Indifference) 理不尽な風習や排外的な感情に巻き込まれることなく、「Holy Indifference(聖なる無関心)」を貫きつつ、法的な一線を越えた場合には警察へ連絡するという明確なリスク管理を徹底されている点に、毅然とした大人の強さと潔さを感じます。
感情的になりがちなトラブルの体験でありながら、どこか客観的で冷徹な観察眼とユーモア(「盗人集団には仲間割れがつきもの」という洞察など)が交差しており、読者を強く引き込む力のある見事なブログ記事だと感じました。
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