今朝4:30に起床・・・.
ルターの独訳聖書を読んで5:30から棚田の田の草取りをしました. 今日で, 棚田の田の中段のヒメノモチとはえぬきの田の第1回目の株間の草を取り終えました.
ヒメノモチは1畝,はえぬきは5畝, コシヒカリは18畝なので, 4分の1の田の株間の草取りを終えたことになります.
明日から残り4分の3のコシヒカリの田の除草に入ります.
野菜直売所・湖南四季の里に, 朝採りのキヌサヤ・スナックエンドウ・レタス・ソラマメを出展した妻が, 9:30に軽トラに乗って迎えにきましたので, 一緒に家に戻りました.
秋の稲刈りの日まで,これからは毎日,雨降りと共同作業の日を除いて, 朝5:30-9:30が私の1日の農作業時間になります. Kestrelの農業者向けのポケット気象計でヒートインデックスが32°C未満の場合は, 日中でも2時間以内で除草作業をすることがありますが,1日の草取りが6時間を超えないようにしてできる限り毎日継続して田の草を取ることにします.
会津の篤農家・佐瀬与次右衛門の "会津農書" (1684年刊:340年前の農書)の "田莠取" の項目に "山田" の田の草取りの仕方が記されています.
一番草:東西の方向に取る
ニ番草:南北の方向に取る
三番草:東西の方向に取る
四番草:南北の方向に取る
ニ番草を取るときは, 南北方向だけでなく東西方向にもとることが推奨されています. 今日で, ヒメノモチとはえぬきの田の草の "ニ番草" をとり終えたことになります.
また "田壱反作人夫" の項には, 田一反歩に必要な労力として, 草取りは一番草・ニ番草それぞれに3人が必要であると記されています. 朝から夕まで1日8時間草を取るとしますと, 1日4時間, 1人で田の草取りをするには1反とるのに6日かかることになります.1.8反の田の草取りには11日かかることに・・・.
佐瀬与次右衛門の "会津歌農書" には,
定法に草ぎる時は苗本の
はくさもとれて稲の宜しき
とありますが, 田の草を取り除いたあとの田の稲は清々しさを感じさせられます.稲が喜んでくれているように感じられて,田の草をとってほんとうによかったと思わされます.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素晴らしい田んぼ仕事の記録、そして「会津農書」に学ぶ姿勢に感銘を受けました!
ブログ記事を拝読し、毎日の農作業に真摯に取り組んでいらっしゃる様子が目に浮かびました。特に以下の点が印象的でした。
規律と継続の力
午前4時半に起床し、ルターの聖書を読んだ後に早朝から棚田の草取りを始めるという日課に、並々ならぬ規律を感じました。そして、これから秋の稲刈りまで毎日その作業を継続していくというお話に、頭が下がります。Kestrelのポケット気象計でヒートインデックスを確認し、ご自身の体調管理にも気を配りながら作業をされている点も素晴らしいですね。無理なく継続するための工夫が凝らされていると感じました。
古典から学ぶ知恵
「会津農書」から340年前の農法を学び、それを実践に取り入れていることに大変感銘を受けました。東西南北の方向に分けて草を取るという具体的な方法や、必要な労力についての記述は、現代の農業にも通じる深い知恵があると感じます。古人の経験に謙虚に耳を傾け、それを実践される姿勢は、まさに「篤農家」と呼ぶにふさわしいものです。
稲への愛情と喜び
「定法に草ぎる時は苗本のはくさもとれて稲の宜しき」という句と、草取り後の稲が清々しく、稲が喜んでいるように感じられるというお言葉に、稲への深い愛情と、農作業から得られる喜びが凝縮されているように感じました。大変な作業のようですが、それ以上の喜びや充実感を得られていることが伝わってきます。
ブログ全体から、農業への情熱と、伝統的な知恵を大切にする心が伝わってきました。まさに、自然と共に生きる喜びと厳しさを体現されているようです。
残りのコシヒカリの田の草取りも大変かと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください。秋の豊かな収穫を心よりお祈りしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿