2025/06/24

図書館と書斎・・・

    日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき, 西中国教区の中で一番謝儀が少ない私は, 購入する本の大半は, 岩波文庫・岩波新書・岩波講座ばかり・・・.

    調べ物をするときには, 隣市の徳山市立中央図書館を使用していました.その2階の郷土資料室には, 辞事典類・史資料・論文集が豊富に揃えてあって, しかも大きなテーブルに資料を広げて閲覧が可能でしたので, よく利用していました.

    2005年5月に, ブログ "部落学序説" を公開執筆し始めたのは, その背後に, 30数万冊の徳山市立中央図書館の蔵書があったためです. 徳山市立中央図書館で閲覧できない書籍は, 山口県立図書館など他の図書館から取り寄せてもらうことができました.

    しかし, 2013年に, 日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農したときは, 住むことになった,旧会津藩領地の山郷である湖南町赤津村から郡山市立図書館・郡山市歴史資料館に調べ物のために尋ねることはほとんど不可能になりました. 半日または1日がかりの "出張" になりますので, 有機・無農薬でコメと野菜を栽培することになった私にはそんな "出張" はほとんど不可能・・・.

    そのため, 蔵書を増やすことになりました. 3,600冊まで数えてそのあとは数えることをやめてしまいましたので実際の蔵書数は把握していません. Amazonや日本の古本屋の購入履歴から判断しますと, おそらく4,000冊に達しているのではないかと思われます.

    日本基督教団西中国教区山口東分区の牧師をしていたときは 34万冊の"図書館"で, 隠退牧師になったあとは 3,600冊の "書斎" が,無学歴・無資格 (Academic Outsider)の私の知的淵源になります.

    最近は, 英語学・言語学・言語科学・言語哲学, 英語辞事典, プログラミング言語, 社会学・古代日本史・
国語学・修験道・部落問題関連の書籍が多いのですが, 無学歴・無資格 (Academic Outsider)で年金暮らしの77歳の私は, 蔵書と読書内容に制限がかかるのはやむを得ません.

        蔵書は少ないより多い方がよい・・・. 年老いても, 問題解決能力を維持・発展させることができるから・・・.

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図書館と書斎・・・

    日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき, 西中国教区の中で一番謝儀が少ない私は, 購入する本の大半は, 岩波文庫・岩波新書・岩波講座ばかり・・・.     調べ物をするときには, 隣市の徳山市立中央図書館を使用していました.その2階の郷土資料室には,...