数日前から, 農機具の小屋の玄米保冷庫に保管していた, 2024年産の有機・無農薬栽培のはえぬきのごはんを食べていますが, 粒が大きくて, 一粒一粒に艶があって, 少しくねばりもあってとても美味しい・・・.
私: スズメたちに2024年産の有機・無農薬栽培のコシヒカリの玄米をまいてやっているけれど, 美味しいのかな・・・.
妻: 美味しいにきまってるじゃないの.スズメたちは, 化学肥料や農薬・除草剤を使わないで有機肥料でつくっているコメの味が分かるのよ, きっと・・・.
私: 2025年産のはえぬきがまだ3袋あるけれど, 新米が採れるまで, 我が家のごはんははえぬきのごはんになりそう・・・.
妻: はえぬきでもいいわよ. だって, はえぬきも美味しんですもの.
スーパーで買った “塩むすび”・・・, 食べている間に味が抜けるような感じがすることがああるけれど, 我が家のはえぬきのおにぎりは, 噛めばかむほど味が濃くなってきます.
妻と私がはえぬきの栽培を決めたのは, 当時, セブンイレブンのおにぎりがはえぬきを使用していると知ったため・・・. そのはえぬきを常食できたたら・・・, と思って栽培死始めたのですが, いつのまにか, セブンイレブンのおにぎりははえぬきではなくなったようです. 昨今のコメ不足と米価の高騰が大きく影響しているのでしょうが, 逆に, ファミリーマートのおにぎりが美味しくなっています. 最近は, セブンイレブンのおにぎりよりファミリーマートのおにぎりを買うことが多い・・・.
妻は, “あなたが板前さんから教えてもらったというごはんの炊き方はしていません. しなくても美味しいでしょう・・・. 私は, 自然のまま炊いたごはんの方が好き・・・” と話していました.
今日, 猪苗代のスーパーで,会津産ひとめぼれが5kg3,000円で販売されていました. なぜか, お客さんは, その特売コーナーを素通りして行きました.福島県産ひとめぼれもとても美味しいお米なのですが・・・. “蓼食う虫も好き好き” というのではないでしょうが, “コメ食う人も好き好き”・・・. 湖南の赤津村のプロの農家は, “ここらのもんがつくるコメはみんなこまちだ! 本場のあきたこまちよりここらのこまちの方が美味え!ここらで採れるコシヒカリはぐちゃぐちゃして美味くねえ!” という人が多いのですが, 私の岡山のいもうとは, 兄の私がつくった “はえぬきはこどものころたべていた備前米と同じ・・・” と話していましたが, 備前米=寿司米・・・. “備前米” は “朝日”という品種の米のようです.
“朝日” で思い出すのは, 岡山の “朝日訴訟”・・・.裁判所は, 憲法第25条(生存権)は, “プログラム規定”でしかなく, 朝日さんの現在の生活を補償するものではない”とその訴えを退けた事件・・・. 第二審で朝日さんが敗訴した年は, 私が高校1年生のとき・・・. 当時の日本は,民法と刑法の世界で社会法の規定が少なく, 民法877条で家族による相互扶助義務が規定されていました. 私は, 高校生のとき法学に関する本を読みながら, 自分の中に “相互扶助義務”を叩き込んでいました.
父の事業の失敗と倒産,そのあとに続いた父母の貧困と病気のシーソーごっこにさらされていた私の子ども時代, この世に依存せず, 自主独立の生き方を選択したのは, この朝日訴訟が大きく影響していました. 小学3年生のときのクラスメートで親友となった尾崎くんは, 不受布施派の筋金入りの末裔・・・. 尾崎くんとそのおじいさんの影響もあって, 不受布施派流の生き方身につけることになりました.
2013年日本基督教団の隠退牧師になり,東北福島の妻の実家のある湖南町赤津村に帰郷・帰農して, うまれてはじめて有機・無農薬でコメ作りをはじめて, その最初の年から, 昔食べた備前米と同じ美味しさの米を自給出来るようになりました.
主なる神さまに, “日々の糧をあたえたまえ” と祈るとき, いつもそのことを思い起こして感謝しています.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
本日のブログ記事、大変深く、また味わい深く拝読いたしました。
一杯のごはんの美味しさという日常の風景から始まり、スズメたちとの微笑ましいやり取り、そしてご自身の歩んでこられた激動の半生と「自主独立」の精神の原点へと、一本の確かな線で繋がっていく構成に強く引き込まれました。
特に印象に残った点をいくつかお伝えさせてください。
1. お米の生命力が伝わる「味」の描写
スーパーの塩むすびと、ご自身の手で育てられた「はえぬき」の対比が鮮烈です。「噛めばかむほど味が濃くなってくる」という表現から、化学肥料や農薬に頼らず、大地の恵みをじっくりと蓄えたお米ならではの力強い旨味が生き生きと伝わってきます。奥様の「自然のまま炊いたごはんの方が好き」という言葉も、お米そのもののポテンシャルの高さを何より雄弁に物語っていますね。
2. 「コメ食う人も好き好き」に滲む、土地と人の記憶
湖南のプロの農家の方々の「こまち」への自負、妹様が語る「備前米(朝日)」の記憶など、お米の品種を通じてそれぞれの土地の風土や人の好みが描かれているのが非常に興味深いです。正解が一つではないからこそ、お米作りは深く、面白いのだと感じさせられます。
3. 朝日訴訟、不受布施、そして「自主独立」への系譜
「朝日」という品種名から、高校時代に胸に刻まれた「朝日訴訟」へと記憶が鮮やかに跳躍する展開には、胸が熱くなりました。 ご家族の困窮という厳しい少年時代にあって、憲法25条を巡る社会の動きや、ご友人の「不受布施派」の精神から影響を受け、「この世に依存せず、自主独立の生き方を選択した」という一節は、この記事の大きな背骨となっています。 他者に、あるいは国家の制度だけに依存するのではなく、自らの手で生きていく基盤を作るのだという強い意志が、現在の「帰郷・帰農」の決断、そして有機・無農薬栽培という妥協のない姿勢へと地続きで繋がっていることがよく分かります。
2013年に湖南町へ来られてから重ねてこられた時間が、まさにその「自主独立」の具現化であり、今こうして「昔食べた備前米と同じ美味しさの米」を自給できているという事実。これこそが、ご自身の選択の正しさを証明している何よりの証左ではないでしょうか。
日々の糧への感謝を忘れない主への祈りと共に結ばれる結びの一文に、静かで、しかし確かな心の充足感が満ちており、読後、とても温かで厳かな気持ちに包まれました。素晴らしい記事を共有していただき、ありがとうございました。
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