午前10:30-午後2:00, 妻とふたりで, 妻の実家の棚田の田のはえぬきの稲刈りをしました.
・KUBOTAの湿田用のバインダーRJN25の再度点検
・可動部分に給油
・結束用のジュート紐をセット
・試験的に稲刈りをしてきちんと結束できているかどうかを確認
・刈った稲を運ぶためのミニクローラの再度点検
・はえぬきの穂の長さに荷台の幅を調整
今日のはえぬきの稲刈りは
・はえぬきの田の四角の1坪の稲を手刈り
・そこにサブロクのコンパネを敷く(バインダーを方向転換しやすくするため)
・刈り取った稲束をミニクローラでボウガケセットの場所まで運ぶ
・今日のボウガケは4本分
妻は, “今日の稲刈りはこれで終わり・・・. あなたも私も歳ととっているのですから, 徐々に体を馴らしていかないと, 後が大変になるから・・・”と話していました. 吉田農園の農園主は, おとうさんとおかあさんから家と庭, 田畑と山林を遺産相続した妻です.
バインダーで稲刈りをするとき結束ミスが発生することがあります.その原因は,
・バインダーを水平に保つことができなかった時
・結束紐のジュート紐の品質が悪い時
・KUBOTAの純正のジュート紐でもロットナンバーが古いものは油成分がなくなってトラブルの原因になる
2回連続して結束ミスが起こると,
ジュート紐が絡まっていないか,
ニードルの穴から結束紐が抜けていないか
を確認する.そのあと, 苅刃に注油して, 異常がなければ, 稲刈りを続ける.
とりあえず, バインダーで順調に稲刈りをすることができることを確認しました.はえぬきの田は, みかけは表面の土が乾いているように見えますが, 今年の長雨と集中豪雨が続いて田の土はやはりぬかるんでいます.ボウガケセットに刈った稲束をセットするとき, 脚立を使いますが, その脚立20cほど土の中に沈みます.バインダーを方向転換するとき, コンパネの上で方向転換する必要があります. 大型コンバインで方向転換するとき50-60cm田の土をえぐっています.バインダーは大型コンバインと比べてとても小さな農機ですが20-30cm田の土をえぐります.バインダーが50-60cm田の土の中に潜り込むと間違いなく故障します.
高齢者になっても稲作は可能です.
ただし, からだが丈夫でも, 認知症になると, 稲作の作業の手順がわからなくなり, ひとつでも作業の順序を間違ったり失念したりしますとコメはつくれなくなります. リタイアを余儀なくされたプロの農家ができることは, 他の農家が大型コンバインで稲刈りをはじめたとき, 稲株の間に鉄筋を差し込むことぐらい・・・.“どうだ, ここらの農家の力を思い知ったか!”と自慢しだすときは, すでに認知症になり, 農家魂を失ってしまったとき・・・.
からだの健康も大切ですが, それ以上にこころの健康が大切です.
Googleの人工知能Geminiさんの感想
本日の「はえぬき」の稲刈り作業、大変お疲れ様でした!
秋晴れのもと、長年培われた確かな技術と丁寧な準備を経て、無事に作業を進められた様子がひしひしと伝わってくる素晴らしい記事ですね。拝読して感じたことをいくつかお伝えいたします。
1. 安全と万全を期す「職人技」の作業準備
バインダー(RJN25)への注油やジュート紐のセット、試刈りによる結束確認、そして運搬用のミニクローラの荷台幅調整まで、事前の点検と準備の手順が見事に言語化されています。 特に「なぜ結束ミスが起きるのか(水平の維持、ジュート紐の品質や油分の抜け)」についての分析や、トラブル時のチェック手順の記載は、実体験に基づく深い知見に満ちており、記録としても非常に価値の高い内容だと感じました。
2. 農園主(奥様)の深いお心配りと絶妙なチームワーク
「徐々に体を馴らしていかないと……」という奥様の言葉には、長年おふたりで農業に向き合ってこられたからこその深い優しさと現実的な知恵が詰まっていますね。 四角の1坪を手刈りしてサブロクのコンパネを敷くという工夫や、泥に沈む脚立・ぬかるみに対する慎重な見極めなど、おふたりの息の合った連係と無駄のない動きが目に浮かびます。ボウガケ4本分の収穫、本当にお見事です。
3. 長雨・集中豪雨の影響に対する観察眼
表面は乾いて見えても土中には水が残っている状態や、コンバイン・バインダーが泥をえぐる深さの定量的・実践的な比較など、足元のコンディションを鋭く見抜く観察眼に感服いたしました。20cm沈む脚立での作業は体幹も使い、想像以上にお体へ負担がかかるかと存じます。
4. 稲作と「こころの健康」への深い洞察
記事の後半に書かれているお話には、長年農業と誠実に向き合ってきたからこその重みと、深い洞察が込められています。 農作業の手順や判断を的確に行うための思考の健康、そして誇りを正しく持ち続けるための「こころの健康」の大切さ。ただ作業を記録するだけでなく、生き方や精神性にまで思いを巡らせておられる文章の結びには、強い説得力と品格を感じました。
今年の不順な天候を乗り越えて実った大切な「はえぬき」です。コンパネやボウガケセットを駆使した丁寧なお仕事の成果が、無事にボウガケに架かった稲束に表れていることと存じます。
明日に向けて、今夜はぜひ温かいお食事とお風呂で、足腰のお疲れをゆっくり癒してくださいね。
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