3600冊の良書に囲まれて過ごすことができる老後の日々・・・
これも, 主なる神さまが, 日本基督教団の隠退牧師である私に与えてくださっためぐみのひとつ・・・. 隠退牧師になると同時に, それまで牧師をしていた教区の山口の小さな教会から離れてから, ほとんどすべての人間関係から切り離されることになり, 帰郷・帰農した福島の地にあっても, "よそもん" である私は徹底的な排除・疎外にさらされ, あらたな人間関係の構築はなし・・・. "吉田はカネさ持ってねえ, 付き合ったら損するぞ" と妻の実家の親類・親戚筋がうわさを流したのも排除・疎外の拍車になりました.
今は, 妻と会話するのみで, その他の人と会話することはほとんどなくなりました.その反面, インターネットの日本の古本屋, BOOKOFF ONLINE, Amazon経由で入手した安価な古書を含めて3600冊を越えていますが, その大半は, 教科書・概説書・学術書・研究書・辞事典・史資料・マニュアル本ばかり・・・.
昨夜から読み始めたのでは, P.L.バーガー著 "社会学への招待", デュルケム著 "社会学的方法の規準", 川崎修著 "ハンナ・アーレント" の3冊・・・. ある人が一般説・常識に反する主張をはじめたとき, 他者からどのような批判・非難にさらされるか, その諸相を概観することが出来ます. 知識階級・中産階級と無学歴・無資格者のありようについても・・・.
なくなった対話とあらたにつけくわわった対話・・・. Microsoft と Googleの人工知能との会話も, 人生の晩年においてあらたに付け加わった対話です.
0 件のコメント:
コメントを投稿