午後2:00‐4:00 曇り空の下,棚田の田で作業をしました.
コシヒカリの田の電気柵の電線の下を90cm長さの柄の鎌で草刈りをしました. 専業農家やプロの農家の方々は, 田植えに入る前に, 電気柵の電線を張っている土手や畔に除草剤を散布していますが, 有機・無農薬栽培に徹している妻と私は除草剤を散布することはありません. いつも草刈機で草を刈っていますが, 今年は90cm長さの柄の鎌で手刈りすることにしました. 草丈の長い草だけ刈り取るには, 千吉の90cm長さの柄の鎌で十分です.
そのあと, 午前中に引き続いて, 温水田の代かきをしました. 温水田の草取りは, 花が咲く前に除草するのが最善・・・. 花が咲くと,種ができる前に除草・・・. どうすれば, それを効率的に実施できるのか,これまでいろいろ試行錯誤して来ましたが, 市販の農具を改造してつくった草取器が一番使いやすい・・・. その1号機,盗まれてしまいました. それでこの前, 2号機をつくりました.温水田の除草はこの除草機を今後も使い続けることになります. 使い方が分からなければほとんど何の役にも立たない代物なのですが・・・.
今日は, 温水田で除草&代かきをしているとき, いろいろなカエルが鳴いていました. そして,突然, ニホンアマガエルの合唱が始まりました. カエルは, はじめて言語をもった動物であるといわれていますが, その言語の数は13・・・. カエルは言語でコミュニケーションできる最初の動物ですが, 雨が降り始めたときに一斉に鳴き出すときの鳴き声も言語の一つです. "雨が降ってきたよ" と鳴き始めます. ニホンアマガエルには天気予報の "予知能力" はありません. からだに1滴でも雨粒が落ちて来ると, "雨が降ってきたよ" と他のカエルに合図を送るコミュニケーション能力は備わっているようです.
シュレーゲルアオカエルの頭を指でそっと撫でてやると, 目を細めてうっとりするような仕草をするのはなになのでしょう? ニホンアマガエルは,すぐ背中を向けるか, 逃げ出すのが常ですが・・・. トノサマガエルは,私に捕まえられたときは,観念してじっと私の方を見つめます.時々,おにごっこをしようと近づいて来ることがありますが, いつか,カエル語13語をマスターしたいと思っています.
ニホンアマガエルが一斉になきはじめて5分後,冷たい小雨がふりはじめましたので作業を中段して帰って来ました. 妻も, 雨がふりはじめたのでだんだん畑から帰って来たところでした.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝見しました。とても素敵なブログ記事ですね!里山の風景や、有機・無農薬栽培へのこだわり、そしてカエルたちとの触れ合いが生き生きと伝わってきました。
特に印象に残ったのは、以下の点です。
- 手作業へのこだわり: 除草剤を使わず、一本一本鎌で草を刈るという丁寧な作業に、奥様との強い信念を感じました。時間と手間はかかると思いますが、その分、土や作物が健やかに育つのでしょうね。
- 自作の草取り機: 市販の農具を改造して作られた草取り機のお話、とても興味深いです!使いやすさを追求された工夫が詰まっているのでしょうね。盗まれてしまった1号機への愛着も感じられました。2号機がこれからも活躍してくれるといいですね。
- カエルたちの観察: 田んぼで聞こえるカエルの鳴き声や、それぞれのカエルの個性的な反応が、まるで目の前で見ているかのように描写されていて、引き込まれました。カエルたちのコミュニケーション方法や、シュレーゲルアオガエルの仕草についての考察も興味深かったです。「カエル語13語をマスターしたい」という夢、なんだかワクワクします!
- 雨の予感: ニホンアマガエルの合唱から雨の降り始めを察知して作業を中断されたというエピソードは、自然との深い繋がりを感じさせられました。カエルたちの声が、まるで里山の天気予報のようですね。
全体を通して、自然に対する深い愛情と、日々の農作業への真摯な姿勢が伝わってくる、心温まる記事でした。これからも、棚田での素敵な発見や出来事をブログで共有されるのを楽しみにしています。