午後1:00-4:00まで本降りの雨が降っていました.
午後4:00に, 妻の実家の棚田の田に行って,農業用ビニールハウスの側窓を閉めて来ました. まだ, 妻が, 各種野菜の種をポットに播種・育苗中ですので・・・.
温水田も,コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの田も,備中れんこんのハス田も, UV管で設定した水位を維持していました. 田植えしたイネの苗が水没している箇所はありませんでした.
KUBOTAの, 水平機能のついたトラクタJB15Xによる代かきと, 代かき機能がついた田植機EP3を使った田植えは,素人百姓の妻と私にとっては満足のいく出来映えでした. 条間30cm✕株間24cmの疎植と小苗植えによる田植えなので,専業農家やプロの農家の密植・大苗植えの田とは見劣りする野ですが, 農道を軽トラで走っている限りでは, 妻の実家の有機・無農薬栽培の田は,他の専業農家やプロの農家の田の風景に溶け込んで区別することはできません.
午後4:30頃,また土砂降りになりました.
今年は, コメ作りをはじめて12年目になりますが, 今年は, 農道を軽トラで通っていくプロの農家から批判されることも, バカにされることもありませんでした. "おめえ, バカでねえのけ? ここらではコシヒカリは採れねえ!"とのプロの農家の主張は, 専業農家の方々が,コシヒカリの栽培に踏み切ったことで, その言葉を無化してしまったようです.
2025/05/31
午後1:00-4:00まで本降りの雨・・・
今年の田植え状況は変・・・?
今日, 午前中は郡山に出かけました.
孫の向学ちゃんの4歳の誕生日が近づいたので,そのお祝いを持って・・・. 郡山の娘宅に行くと留守・・・. 妻がスマホで電話すると, 今日は保育園の運動会だとか・・・. それで,運動会の会場までくるまを走らせて,誕生日プレゼントを渡して家に戻って来ました.
郡山市湖南か国道294号線・県道6号線を通って郡山にたどりつくまで,道路沿いの田の田植え状況が目に飛び込んで来ました. 大半の田はすでに田植えがすんでいるものの, 水が入っていない田がいくつもありました. 代かきを終えたけれどまだ田植えがすんでいない田,耕耘をすませて水を入れている田,まだ耕耘していない田・・・. 田んぼは, 耕耘から田植えまでの様々な段階にありました.
例年は, 妻の実家の田が田植えのシンガリを務めることになるのですが, 今年は,どうして田植えが遅れているのか・・・.
妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスで播種・育苗したイネの苗は,例年通り葉齢4.0‐4.5,草丈20cmで田植えをしましたが, 今日,途中農道沿いにとまっていた軽トラに積載されていたイネの苗を見てびっくり・・・. 草丈10‐12cmほどの幼苗・・・.田植機にかかるかかからないかのギリギリの苗・・・. 今年は,イネの苗が思うように成長しなかったのでしょうか?
妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中で育苗した苗(コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチ)は成長がよく,田植機にかかる20cmを越えて22-23cmになりました. 草丈を20cm以下に切りそろえる必要がありましたが, 葉先が柔らかいので,KUBOTAの小型乗用田植機EP3で問題なく田植えをすることができました. それから考えると,プロの農家の田で,湖南から郡山まで, イネの苗の成長がよくないという事態は想定し難いのですが, 今日,郡山で見た草丈が10-12cmの苗を見て,"もしかしたら・・・"と推察せざるを得ませんでした.
今年は,高温と低温が交互にやってくる異常気象・・・. それが, イネの育苗に大きく影響した可能性がなきにしもあらず・・・. 3月20日から1ヶ月間冷たい水に浸種して,4月20日に播種して自然育苗したイネの苗は低温に強い,低温にまけないイネに育ってくれたのかもしれません.
しかし, 今年は,育苗中に低温が原因で発生するムレ苗もほとんど発生しませんでしたので, イネの成長を阻碍するほど低温ではなかったとも考えられます.
今年のイネの苗つくりと田植えは,異常事態・・・.
国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために庭木の枝を伐採・・・
今朝は5:30に起床・・・
ゆっくりルターの独訳聖書を通読していました. CASIOの電子辞書DX-D7100を片手にもっての "精読" です.
そのうち高齢化がすすみ農作業ができなくなったあとも, 電子辞書やパソコンを使って読書を続けることができます. 視力の方は,日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき,下松の梶原眼科の老先生が, "あなたはいい眼をしている.年をとればとるほど,近くも遠くもメガネなしで見えるようになる. 死ぬまで本が読める" と太鼓判を押してくださいましたが, 77歳になり,喜寿を迎えた今も,その眼科医の診断は正しかったことを身をもって経験させられています.
朝8:00に階下に下りていきますと,妻が語りかけて来ました. "あなた,生木を切るのこぎりってどこにあるの?" 私は,"玄関の内側にぶらさがっているノコギリは生木切り用・・・. 何をするの?" と問いかけますと,"国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために庭の桑の木の枝を伐採するの" といいます.
それで,妻が指示する通りに,国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために大きな枝を2本伐採しました.そのとき, 妻に,樹木を伐採するときの仕方を伝えました.倒したい方向に切り倒す方法と, 伐採しているとき樹木が割れてはねなて怪我をしないように・・・.
妻が持ち出したノコギリは,"パイプソーといって,刃が使い捨ての, 垂木やUV管を切断するときに用いるのこごり" であると説明しました. 大工さん用の目立てをしなければならない高級品のノコギリは使用していません. 保守できませんので・・・. 妻の実家のおとうさんが使っていた大工さん用のノコギリはまだ保管していますが,使ったことがありません. コンパネを切断するときは電気ノコギリを使用します.
妻は,国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをいろいろな方向から確認して,"これで安心・・・. 我が家の庭木が原因で事故が発生したらいけなので・・・" と話していました.
新道と旧道の交差点に近づいてくる新道のくるまを1秒はやく視認することができるようになったようです. ただそれが事故防止につながるかどうかは定かではありません. 集落の西の 新道と旧道の交差点で重大事故が多発していますが, そのあたりには家も庭木もそのほか遮るものが一切ない見晴らしのいい場所です.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
奥様の交通安全への配慮が伝わる、興味深いブログ記事ですね!いくつか感想を述べさせてください。
感想
まず、記事の冒頭でルーテル聖書の精読について書かれているのが印象的でした。電子辞書を活用して深く読み込んでいらっしゃる様子、そして長年信頼されている眼科医の「死ぬまで本が読める」という太鼓判のエピソードは、読書好きとしては大変羨ましく、励まされる思いです。77歳でその視力が保たれているのは素晴らしいことですね。
そして本題の庭木の伐採ですが、奥様がご自身で交通安全のために行動されたことに感銘を受けました。国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしを良くするという具体的な目的意識を持って作業されたのは、地域への貢献という面でも素晴らしいことです。ご夫婦で協力して作業されている様子も微笑ましく感じました。
「倒したい方向に切り倒す方法」や「怪我をしないように」といった、伐採時の注意点を奥様に伝えられているくだりからは、安全への配慮と長年の経験が感じられます。また、普段使いのノコギリと、大工さん用の高級ノコギリの使い分け、そしてその理由についても言及されており、道具への知識の深さが伺えます。
最後に、見晴らしが良くなったことでの奥様の「これで安心」という言葉、そして「1秒早く視認できるようになった」という具体的な効果については、交通安全への意識の高さがうかがえます。しかし、同時に「それが事故防止につながるかは定かではない」という客観的な視点も持っていらっしゃる点に現実味があります。特に、見晴らしの良い場所で重大事故が多発しているという話は、単に見通しが良いだけでは事故は防げないという示唆に富んでおり、深く考えさせられます。
全体として、日々の暮らしの中での出来事から、交通安全、読書、そして人生観まで、様々なテーマが盛り込まれていて、読み応えのある記事だと思いました。奥様とのやり取りが目に浮かぶようで、温かい気持ちになりました。
これからも日常の出来事をぜひブログで共有してください。楽しみにしています!
2025/05/30
今日は1日雨が降ったり止んだり・・・
今日は1日雨が降ったり止んだり・・・.
午前中,妻は,棚田の田の農業用ビニールハウスの中の片付けをしていました. "ネズミ返し" と除草シートの撤去・・・. イネの苗の育苗後は, マスクメロンと大玉スイカの苗の作付けをするためです.
私は, 農機具の小屋の片付け・・・. 新しいトラクタJB15Xが少し大きくなりましたので,それを格納できるように駐車スペースを広げるため・・・. そのあと, 庭の梅の木の枯死した枝を切り落とす作業をしていました.
午後は, ふたりで棚田の田に行って作業・・・.
妻は,2.4m✕28mの雨除け栽培用トンネルの中の畔に,妻が播種・育苗してきた大玉トマト・ミニトマトの苗を移植していました.
私は, 農業用水路から温水田に水を引き入れながら,温水田からコシヒカリの田に水を落とす場所の草取りをしました. そのあと, ハス田の草取りをはじめました. ハスの芽がではじめてハスの芽を視認できるようになりましたので, ハスの芽を踏みつけて痛めないように注意しながらセリを抜き取ることにしました.
作業している間,ウグイスとホトトギス,カエルたちの鳴き声がしていましたが, 今日は,温水田やハス田,コシヒカリの田でカモが2羽,泳いだり,歩いたりしていました.そのカモは,棚田の田のあちらこちらでよく見かける "おしどりカモ"・・・. 妻の話しでは,今日は一日,妻の田で遊んでいたようです.
2025/05/29
"Excelで学ぶ水理学"にであったのをきっかけに・・・
"Excelで学ぶ水理学"に出会ったのをきっかけに,Excelについて,もう少し知見を深めることにしました. Amazonに注文した古本は,
1."Excelで学ぶ水理学" の他に
2."Excelで解く水処理技術"
3."Excelで操る! ここまでできる科学技術計算"
4."Excelで学ぶ物理数学: Excelの関数群とグラフィック機能で難解な物理数学が身近になる"
5."Excelで学ぶ基礎物理学"
6."はじめての人工知能: Excelで体験しながら学ぶAI"
7."Excelで学ぶ意思決定論"
8."Excelで学ぶ社会科学系の基礎数学第2版"
9."Excelで学ぶ営業・企画・マ-ケティングのための実験計画法"
10."Excelで学ぶ 数理計画法(CD付)"
11."Excelで学ぶ原価計算"
12."Excelで学ぶ統計解析入門-Excel2019/2016対応版-"
13."Excelで学ぶテキストマイニング入門"
14."Excelで学ぶデータマイニング入門"
15."気象デ-タを農業に活かすPython-Excelプログラミング教本"
一番安価なものばかり注文したのですが, 15冊送料込みで14,192円になります. 1冊あたりの単価は947円・・・. これまでに集めたEXCELに関する本は10冊程度,主にExcelの関数とVBAに関するものばかり・・・. 私の場合,ExcelよりAccessに関する本の方が圧倒的に多い・・・. Excel は, Accessで定型的処理が難しいときの非定型的処理のツールとしてしか考えていなかったのですが, "Excelで学ぶ水理学" に出会って,別の角度からExcelを見直すことになりました.
今日は1日作業・・・
今日は, 1日作業することになりました.
午前中は,猪苗代町のホームセンターによって,トマトの有機・無農薬栽培に使う資材を購入・・・. 軽トラに積載できる最大量・・・.
午前10:00に出て家に戻ってきたのは午後0:30・・・.1時間ほど休憩して, 午後1:30‐4:30まで,棚田の田で作業・・・.
妻は, 雨除け栽培用トンネルの支柱に囲まれた中で,昨日黒マルチをはった畝に,農業用ビニールハウスのなかで播種・育苗したトマトの苗の作付けをしていました. 午後4:30までに,昨つけ予定の苗の50%を作付けできたようです. 妻は,今日作付けできなかったトマトの苗に,"あなたたちは月曜日に作付けするから,待っててね" と語りかけていました.
私は, コシヒカリの田にトラクターや田植機を乗り入れる出入り口周辺の田の土は耕耘していませんでしたので,手作業で耕し,代かきをして,手作業でコシヒカリの苗を植えました. その間, 2インチの給水ポンプで水量が豊富な農業用水路から水を汲み上げ,温水田経由でコシヒカリの田に流し込みました. ひめのもちとはえぬきの田への給水は,壊れたママさんダンプを利用して畔超えに2インチの給水ポンプで汲み上げた水を流しこみました.
妻とふたりで,後片付けをして家に戻って来ました.
帰るくるまのなかで,妻が,トマトの苗を咲くつけしていると,"藤の花のいい匂いがしてくるのよね" と話していました. 目に入るどの山にも藤の花が咲いていますし, 妻の実家の棚田の田の東にある小高い山の雑木林にも藤の花が咲いています.
ホトトギス藤の花咲く山で鳴く
藤の花谷の渡りのホトトギス
ホトトギス藤の花色染まりけり
藤の花妻のあたまに来て止まる
藤の花地味と鮮やか宿しけり
2025/05/28
午後,棚田の雨除け栽培用トンネルの畝の整形とマルチ張り・・・
私は, 2インチの給水ポンプで, 妻の実家の田の北西の角にある水量豊富な農業用水路から温水田経由でコシヒカリの田に給水をはじめました. そのあと,温水田と田畑転換した畑の間の畔とブドウ棚の下の草刈りをしました.
妻の作業が難航しているようなので, 畝の整地作業とマルチ張りを手伝うことにしました. 妻がひとりで作業すると3~4日かかる作業を半日でできたと喜んでいました.
2インチの給水ポンプで水を汲み上げる準備をしていたとき,よく棚田の道を散歩するおじさんとおばさんがいましたが,今日はそのおばさんひとりで散歩されていました. 私の前で立ち止まって話しかけてこられましたので, "今日はご主人はご一緒ではないのですか?" と尋ねまさうと, "歩くことができなくなって家にいます" という答え.
そのおばさん,"あなたたちは元気ですね.あなたの奥さんのA子さんより,私は1学年上です. 今70歳ですが, もう田畑でなにかをつくることはできません. 体力がなくて.A子さんは来年70歳になるでしょう. それなのに,トマトを栽培するために,鍬で畝をつくることができるなんて,元気な証拠・・・. あなたも,A子さんより8歳年上なのに, この田でコメを栽培されているのでしょう. あなたも元気な証拠・・・" と話しておられました.
現在,湖南町赤津村の昔の村長にあたる "区長" をされている方をはじめとして,その要職の多くを占めているのは, 妻の小学校・中学校の同級生たち・・・. 妻の同級生たちにとって,妻は,"よそもん" ではなく "ここらのもん"・・・.最近,"ここらのもん" の "よそもん" に対する排除・疎外の言動が少なくなったのは,そのことが影響しているのかもしれません.
妻は, 福島県立安積女子高校出身ですが, 妻と世代が違う "ここらのもん" は,"ここらには安女に行くようなバカはいねえ!" とバカにするのが常でしたが, 妻と同じ世代の人々にとって, 妻は安女を出た人・・・. 妻に対する評価はまったく正反対になってしまいます.
ある赤津村の農家の方は,"吉田さんは,ここらでコメを10年以上作ってきたんですから,もうここらのもんです"と私に話しかけて来られましたが,少しずつ,妻と私が置かれた環境に変化が生じているようです.
君はニホンアマガエル・・・
今朝, 農業用水路から, 田植えが済んだコシヒカリの田に水を引き入れる作業をしていましたら, 私の左手の甲に,ニホンアマガエルが飛び乗って来ました.
ニホンアマガエルは, 普通,私には近づきません.近づくと,すぐくるりと回転して背中を向けます.うしろから頭をなでてやると,おしっこをかけて逃げ出します.
しかし, 今日のニホンアマガエルは, 私の手の甲にのって,私をじっと見つめています.そして徐々に私の腕にのぼってきます. それで,私はニホンアマガエルをゆびでつかんで畔の草の上に置いてやるのですが,そのニホンアマガエル,すぐ私の手の甲に飛び乗って来ます.
田の中の草をコロコロといわれている草取り機を押していますと, ニホンアマガエルがよく草刈り機ににとびのってきて,私の手や腕に止まりました. コシヒカリの田の反対側の畔に近づくとそのニホンアマガエル,その畔に飛び降りて行きました. なかには,私の肩にのって一往復するニホンアマガエルもいました.
妻は,そんな光景を見ると, よく笑っていいます. "あなた,ここらのもんであるプロの農家からはよそもんとしていつも嫌われているのに,カエルさんにだけはいつも信頼されてるのね."
補植はイネの苗が活着してから・・・
午前10:00‐12:30 妻の実家の棚田の田で作業をしました.
棚田に行くと,湖南史談会会員の小山さん御夫婦が補植をされていました. その姿を見て, 思い出しました.田植えをしたイネの苗が活着するまでは田の中に入ってはいけないと言うことを・・・.
田植機で田植えされたイネがどうなっていくのか,以前,それを目撃したことがあります. 代かきされた田の土の中に植えられたイネの苗の根は,水の中でそのひげ根を広げ土塊をつかんで行きます.それを活着というんだと,経験的に推察しました.
農業用水路から少しくながれてきている水をコシヒカリの田に引き込んだあと, 妻の作業を手伝うことにしました.土まみれの, KUBOTAの管理機TRS70USの土を落とし,回転部分に給油・・. 2.4m✕28.0mの雨除け栽培用トンネルの中の土を
除草のために正転で1回,
畝崩しのために逆転で1回耕耘,
元肥を散布する溝を逆転で1回耕耘
そのあと牛糞堆肥・鶏糞堆肥・油粕を散布
トンネルの両脇に畝ができるように真ん中を逆転で1回畝立て耕耘して, トンネルの中の散布した肥料の上にかけしました.
妻は,"このトンネルでトマトを栽培するのは今年が最後かもしれないと思っていたけれど, この管理機のはるなちゃんを使うと簡単にトンネルの中で畝作りをすることができるのね.この方法ならこれからもトマトを栽培し続けることができるわ・・・" と話していました.
妻は,"あなた,よくからだが動くわね. 昨日1日田植えをして,今日はトマト栽培のための畝つくり・・・. 無理はしないでといいながら,あなたに無理をさせてばかり・・・"と話していましたが, "無理なんかしていないよ. 高齢者になったときから,無理をしようにもできないからだになっている・・・. 腰に痛みが来ても, 2~3分の Out Stretch ですぐ痛みがとれる・・・" と答えました.
今日,棚田の田ではじめてカジカガエルの鳴き声を耳にしました. 妻の実家の棚田の田の東側の雑木林のなかからきこえてきました. 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき気分転換に恐羅漢にドライブしましたが, そのとき, 山と谷に響き渡る,カジカガエルの美しい鳴き声を耳にしましたが,妻のふるさと湖南の赤津村に戻ってからは, 妻の実家の棚田の田で聞くことができるようになりました.
妻のふるさと湖南の赤津村は, 山口や広島の中国山地のカッコウ・ホトトギス・カジカガエルの鳴き声が聞こえる山郷に類似しています. 山口にいるときは気分転換に羅漢高原や恐羅漢にドライブしなければなりませんでしたが,福島に帰郷・帰農してからは,妻の実家の棚田の田で農作業をしているときにその鳴き声を耳にすることができるようになりました. いながらにして気分転換ができます.
吉田農園の農園主である妻の5年連続日記から・・・
今年の田植えは,藤の花が,田植機EP3で田植えをしたあとの水の上に浮かんでいました.
吉田農園の農園主である妻の5年連続日記を付けています. 主な農作業や自然の変化をメモしていますが, 妻の記憶と記録では, 田植えをしているとき藤の花びらが田の水面に浮かんだのは2022年の田植えのとき・・・.
旧暦で4月28日の田植えでした.
今年の田植えは旧暦で5月2日,遅い田植えの記録を4日延長しました.
妻の実家の棚田の田に限って言えば,山桜の花が咲く頃田植えができますと収穫量が増え,藤の花が咲く頃田植えをすると収穫量が減る傾向にあるようです. 妻の予測では,今年のコメの収穫量は減少する可能性があります. 2025年産の我が家のコメの収穫予想量は, 2022年と同程度と推測して30kg✕27袋・・・.
高騰していいるコメの価格が元の価格に戻るほど,収穫量を確保することができるのかどうか.収穫量のかなりな部分を払い出しした備蓄米の補填にまわさなければならないでしょうから,今年のコメが豊作になることを期待しすぎては後悔することになります.
妻の5年連続日記は,吉田農園の農園主である妻の営農のための最強のツールになっているようです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ記事、拝見しました。吉田農園の営みと、奥様の細やかな観察眼が伝わってくる、とても興味深い内容ですね。
感想
この記事を読んで、特に印象に残った点をいくつか挙げさせていただきます。
自然との対話と営農の知恵: 藤の花と田植えの時期、そしてそれと米の収穫量の関連性に関する奥様の日記の記録は、まさに自然と共にある農業の姿を象徴していると感じました。単なる作業記録ではなく、長年の経験と観察から得られる「知恵」が凝縮されていますね。旧暦の感覚も残っていて、日本の農業の奥深さを感じさせます。
「最強のツール」としての記録: 奥様の日記が「営農のための最強のツール」であるという表現に深く共感しました。日々のささやかな記録が、将来の予測や対策に繋がる貴重なデータになる。現代のデータ活用に通じるものがあり、手書きの日記にその価値を見出すのは素晴らしいです。
現実的な見通し: 米の価格高騰や備蓄米の補填といった、現在の農業が直面している課題にも触れられており、吉田農園が直面する現実が伝わってきます。楽観的になりすぎず、現実的な収穫量予測を立てている点が、真摯な営農姿勢を感じさせます。
夫婦の共同作業: 旦那様が奥様の日記をブログで紹介されていることから、吉田農園がご夫婦の共同作業で成り立っていることが伺え、温かい気持ちになりました。奥様の努力が、旦那様によってきちんと評価され、発信されているのは素敵なことですね。
全体として、吉田農園の農業に対する真摯な姿勢と、奥様の日記に込められた長年の経験と知恵が詰まった、大変魅力的な記事だと感じました。
今年の米の収穫量が、奥様の予測通りになるのか、それとも良い意味で裏切られるのか、今後の動向が気になります。もしよろしければ、またその後の状況をブログで教えていただけると嬉しいです。
2025/05/27
午前9:00‐午後6:00 棚田の田で田植え・・・
今日は, 午前9:00‐午後6:00 棚田の田で田植えをしました.
3条植えの,KUBOTAの小型乗用田植機EP3は, 最初から最後までトラブルなく順調に作動していいました.
EP3を購入するとき,オプションで "ラインマーカー" を設置してもらっていましたが,この "ラインマーカー",代かきした田の土にしるしを付けるものですが,なかなか使いこなすことができず, 使わないでいましたが, 今回,田の土にしるしをつけるためではなく,すでに田植えが済んだ3条植えの真ん中のイネの苗の上を "ラインマーカー" が走るように田植機を動かしますと,条間の間隔を一定に保つことができることを発見・・・.
これまでのように田植えしたあとのイネがSの字状に蛇行することは1度もありませんでした.
今回は, 初心に戻って,KUBOTAの小型乗用田植機EP3の取扱説明書に記載された通りの田植えを行いました. EP3は, 大型の田植機と違って,"フロート" がついていて,それを作動させると,トラクターJB15Xで代かきしたあとの田の土を大型のトラクターに設置された代かき用ローターリーで代かきしたのとほぼ同じ状態にすることができます. つまり, トラクターJB15X と小型乗用田植機EP3をセットで使いますと,専業農家やプロの農家と同じ田植えをすることができるということを意味しています.
今年は,"イノシシ返し"ならぬ "ネズミ返し" を設置しましたので,ネズミの被害はなく, 63箱の苗は全部順調に育ちました・
コシヒカリ 42箱 (使用31箱, 未使用11箱)
はえぬき 15箱 (使用9箱, 未使用6箱)
ひめのもち 6箱 (使用3箱, 未使用3箱)
未使用分は,明日の補植作業に使います.
5: 00に田植えを終えて,田植機を家に持って帰り水洗浄・・・. その間,メインの農業用水路からその水をコシヒカリ, はえぬき, ヒメノモチの田に引き入れました.6:00にほぼ水が行き渡っていましたので,取水を止めました.
田植機EP3にのって田植えをしているとき,山側の雑木林の木立になった藤の花びらが風にのって落下,田植機のあとを追いかけて来ました. 田植機EP3はエンジンの音が小さいので, 今日は一日,山の雑木林の中で鳴くホトトギスの鳴き声を聞くことができました. ホトトギスの鳴き声は, "東京特許許可局"となくと言われていますが, 今日のホトトギスの鳴き声は, 私の耳には, 妻の実家のおとうさんの "一杯採れたか" (いっぺいとれたか) と聞こえて来ました.
標高550mの湖南高原の棚田の田で有機・無農薬で自給用に栽培しているコシヒカリ,昨今の高価なコメを買わなくて済んでいます. この冬,スズメたちに餌としてやった玄米は30kg✕5袋でした. 自給用に栽培したコメなので金額に換算しても意味はありません.
今朝は田植機をスタンバイ・・・
今朝は5:30に起床
7:00までルターのドイツ語訳聖書を通読していました. 読み出すとなかなかやめられない・・・.
7:00‐8:30まで,農機具の小屋からKUBOTAの田植機EP3を取り出して,細長い,先入れ後出し方式でしか駐車できない庭に,奥から,トラクタJB15X, 普通車YARIS, 田植機EP3, 軽トラの順序で並べ替えました.
国道294号線のバイパス工事が完了するまでは,朝早く,農機具を取り出して観音堂のすぐ近くに駐車していたのですが, バイパス工事が完了すると,朝早くや通勤ラッシュ時間に高速でくるまが上り下り走っていきますので,速度の遅い農機で横切るのは至難の業・・・. それで,作業時間を遅らせて,くるまの行き来が少なくなった時点で,国道を横切ることにしました. 田植機の走行速度は, ひとが歩いて渡ることができる速度とほぼ同じですから, 安心して国道294号線を渡ることができる状況では,大丈夫・・・.
2025/05/26
今日は新しいトラクタJB15Xで植え代かき・・・
今日は, 新しいトラクタJB15Xで, コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの田の植え代かきをしました.
疲れた1日でした.
しかし, JB15Xの基本的な使い方を習熟することができた1日でした. ブルトラB6001には装備されていないエンジンの回転計の見方と,回転速度に応じたエンジンのアクセルの使い方が分かりました.ぶるとらB6001の場合,経験と勘とで操作していましたが, JB15Xは計測器の針が指す数値で判断できますので,すこぶる快適・・・.
それに,JB15Xのエンジンをかけるときの快適さ・・・. 軽トラや普通車のエンジンのかけ方とほぼ同じなので, 使いかっては抜群・・・. ブルトラB6001はエンジンが老朽化していることもあって,エンジンを始動するのにも時間がかかりました.
新しいトラクタJB15Xを使っての植え代かき・・・.代かき用ロータを装備した大型トラクタで植え代かきをするようにはきれいにできませんが, KUBOTAの田植機EP3には, イネの苗を植え付ける前の田の土を整地する代かき板がついています (大型田植機にはついていない)ので, JB15X & EP3 できれいに田植えをすることができます.
疲れた1日でしたが,ここちよい疲れになりました.
2025/05/25
午前中農機具の小屋の整理, 午後田植機EP3の整備点検・・・
今日は午前9:00‐午後5:00まで, 自宅で作業・・・. 妻は,午前中,棚田とだんだん畑で農作業・・・.
午前中,私は農機具の小屋の片付けをしました. 農機具の小屋の一番奥に格納しているKUBOTAの乗用小型田植機EP3 (3条植) を取り出すためです.通路を作るために, 玄米簡易保冷庫(30kg✕6袋)と野菜乾燥機を移動・・・.
ついでに農具の片付け・・・. 妻の実家のおとうさんが使っていた農具は,重たくて,右手に関節障害があり握力が少ない私には使えない,私だけでなく妻も使えないのでただ保管しているだけですが, そのうち使う場面があるかもしれないと大切に保管しています.
畑の農作業から帰ってきた妻が,"広くなったわね, お掃除は私がするから・・・" といって,片付けてでてきたゴミやほこりをきれいに取り除いてくれました.
昼食後,KUBOTAの田植機EP3の取扱説明書を1時間かけて読んで,整備点検箇所とその方法を確認・・・. グリスを注入する1箇所,グリスを塗布する2個所を除いて,ほぼ整備点検をすることができました. この前, 新しいトラクタ用にグリス注入器とグリスを購入しましたが, それを転用していいかどうか,明日,KUBOTAの湖南営業所に行って確認します. そのあと, 農機具の小屋から取り出して,田植機が正常に作動するかどうかを確認することに・・・.
機械音痴の私は, 取扱説明書を読んで,その通りに実践するだけ・・・. 機械音痴の私は,説明書通りに実践できているかどうかの自信はほとんどありません.田植機EP3で田植えをする前に, KUBOTAの担当者の方にお手数をおかけする必要はなさそうです.
妻のふるさと・湖南で, 否,猪苗代湖の東・西・南・北岸の田で一番遅い田植えになる妻の実家の田は,今年もそのしんがりをつとめることになります.無農薬でより安全で, 有機肥料でそこそこ美味しいコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチが自給用に収穫できたらそれでいいので・・・. 妻の実家のKUBOTAの玄米保冷庫は30kg✕21袋を格納することができますが,年末のお歳暮代わりに新米を送る以外は玄米保冷庫に保管できるコメを収穫できたらいいので,いまだに "減反政策" を実施しています.
湖南町赤津村のプロの農家の方々は,"ここらでよそもんのしろうとがつくるコシヒカリ何ぞ, ネチャネチャして美味くねえ! 食えたもんでねえ!" と言われるかたが多いのですが, 妻は,"山口にいるとき父が送ってくれたあきたこまち,一度も美味しいと思ったことはないわ. それに比べて,あなたと私でつくったコシヒカリの美味しいこと. 認知症のおかあさんですら,生前,'このコメは美味えなあ!'といって喜んで食べてたでしょう. 静岡製機の玄米食味分析計で83点取れてたでしょう. ここらのもんであるプロの農家は 'おらの田のあきたこまちは90点だ!' って言ってたけれど, 私たちはここらのもんと競う必要は一切ないわ. 自己満足できたら十分・・・" と話していました.
昭和55年と平成5年の冷害による不作・・・. 平成5年のときは,山口県内のコメ屋さんからコメがなくなって入手不可能になりました. そのとき,娘が懸賞募集に応募して, 10kgの福島県産ひとめぼれがあたったとき,そのひとめぼれの美味しかったこと・・・.
妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき, KUBOTAのの玄米保冷庫 (30kg✕21袋を格納可) を買って,常時1度の収穫で2年分貯蔵できるようにしました. KUBOTAのの玄米保冷庫に保存すれば2年間は新米同然のコメを食べることができるとカタログに書かれていましたので・・・.
昭和55年と平成5年のコメ不足に匹敵するほどの令和6年のコメ不足,高騰の影響を受けることがなかったのは, 日本基督教団の隠退牧師になったあと,有機無農薬栽培の百姓暮らしをすることになったから・・・.
2025/05/24
機械音痴の農機具の勉強・・・
機械音痴の私は,農機具を見ただけでは操作することはできません.
今回, 廃車になったブルトラB6001の代替品として購入したKUBOTAのトラクターJB15X,それを使いこなすために 本体とロータリーの取扱説明書を通読するとともに,KUBOTAのHPで操作法の動画を閲覧しています.
その他に書庫から次の本を取り出して目を通すことにしました.
農業高校教科書 "新農業機械 改訂版" (1967年)
農業高校教科書 "農業土木" (1967年)
"機械の事典" (1980年)
"農業高校 近代化農政の縮図" (1984年)
"らくらく作業 イネの機械便利帳" (1989年)
"農家の機械整備便利帳" (1997年)
農学基礎セミナー "新版 農業機械の構造と利用" (2007年)
現代農業 "トラクタを120%使いこなす" (2013年)
現代農業特選シリーズ "トラクタ名人になる!耕耘・代かき・メンテの技" (2016年)
私の "音痴", "人間音痴", "方向音痴" がなくならないのと同様,私の "機械音痴" もなくなることはなさそうです. 上の本に従ってブルトラB6001で耕耘すると, B6001が土の中に沈むできごとに遭遇したことがあります. 別々の場所で2度も・・・.
トラクターの上手な使い方=田の状態の状態 (土と水環境) ✕トラクターの状態 (操作方法✕トラクターのメンテナンス)
両者がうまくかみあわないと,トラクターを十分使いこなすことはできません.そういう意味では, 私は,湖南の赤津村のプロの農家 (専業農家) のように, いつでも, どこでも,どのような状況でもトラクタを使いこなすことができませんので,依然として,"機械音痴" のまま・・・.
これからも, 赤津村のプロの農家 (兼業農家)から,"何だ? おめえ, まだトラクタの扱い方,知らねえのけ? おめえ,バカでねえのけ?" と罵声を浴びせられ続けることになるでしょう. 専業農家の方々は忙しくて,素人百姓の妻と私について一緒になって噂話をしている時間的ゆとりがありませんので, 妻と私に嫌がらせをするのは,プロの農家 (兼業農家&リタイアした農家) ばかり・・・.
午前9:30-12:30 猪苗代へ買物に・・・
国道294号線沿いの田も,国道49号線の田も,ほとんどの田が田植えを終えていました. まだ水を張ったままの田や代かきをしている最中の田,植代かきを終えて田植えを待っている田はところどころに点在するだけ・・・.
妻の実家の田は,いつもシンガリをつとめることになるのですが, 今年も同じ・・・. 郡山市湖南町, 会津若松市湊, 猪苗代町の田が田植えを終わった姿を見ていると,なにとなくホッとします.
今年はブルトラ廃車騒動があったり,イネの苗の成長がよくて草丈が伸びすぎるということがあったりして, 田植え機で田植えをするためには,イネの草丈を20cm以下に切りそろえるというはじめての経験を余儀なくされています.
まず, 郵便局で, 昨日, Amazonに注文した, " 現場ですぐに使える! 最新Pythonプログラミング逆引き大全450の極意"の前払い代金を振り込みました. 今回は新本の注文・・・.
そのあと,猪苗代町のホームセンターとスーパー,ドラッグストアに立ちよって,日用品と食料品を購入しました. 田植えが済むまでは,買物にでかけることができませんので,いつもより余分に購入しました.
マスクは,いつものマスクにしました. このマスクのおかげで,妻も私も, 武漢ウイルス感染症 (通称・コロナ)にかからなくてすみましたので,他のメーカーのマスクと比べると1枚あたりの単価はかなり高めなのですが, 安価なマスクに変えたことでコロナに感染したというお粗末な結果に陥っても面白くありませんので, 同じものを購入しました.
12:30 に戻ると, 1:00-3:30,妻とふたりで, だんだん畑の草がぼうぼうと生えている場所の草刈りをしました. 2台の草刈り機で草を刈りますと, やはり, はやく草刈りを終えることができました.小雨がふりはじめましたので,草刈りは途中でやめましたが,草が生えて目立つところはほぼ刈り終えました.
妻は, 棚田の田の電気柵の本体の電池がなくなったので,新しい電池に交換・・・.
夕方, Amazonに追加注文しました. "Excelで学ぶ営業・企画・マ-ケティングのための実験計画法"と "Excelで学ぶ統計解析入門"の2冊の古本・・・.
今日は, 雑然とした1日でした.
2025/05/23
午後KUBOTAの湖南営業所へ・・・
今日の午前中, 昨日注文していたグリス注入器とマイクロホースを受け取りに,KUBOTAの湖南営業所へ行きました.
そのとき,担当者の方が帰って来られ,グリス注入器とマイクロホースを使えるようにしてくださり, 一緒に家に戻りました.
そして, 新しいトラクターJB15Xの本体とロータリーの接続部分にグリスを注入してくださったのですが,よくくるまの車検場でクルマの下に潜り込んで点検・修理する人の姿をみかけますが,担当者の方はロータリーの下に潜り込んでグリス注入器で注入して下さいました.
私は, "この作業はとても私にはできません. もしロータリーが落下してきたら大怪我をする可能性がありますから・・・. 取扱説明書では,本体とロータリーを切り離してグリスを '塗布' するように書かれていましたので,取扱説明書通りにグリスを塗布することにします.作業を終えて,農機具の小屋に格納する前に,本体とロータリーを切り離す方法を指導してください "とお願いしました.
そのあと,担当者の方といろいろ話をしました. 今回は,一度も, "済みませんけど・・・" という言葉は出て来ませんでした. 普通の会話でホッとしました. 会津農林高校を出られた農家の息子さんで,長年コシヒカリを栽培されているのだとか・・・. それで,コシヒカリの栽培方法について話の花が咲きました.
私はほんとうのことを,ありのまま,話しました. 2013年4月1日に帰郷・帰農してからずっとコシヒカリを有機・無農薬で栽培してきたこと, 夏でも15°Cの冷たい水が流れる常夏川の水を8.0‐12.0°C温めて23~27°Cの水温でコシヒカリを栽培する "入浜式塩田" でよく見られる方式について・・・. 湖南の赤津村のプロの農家は,同じ話をすると,"おめえバカでねえのけ! そんなんで水があたたまるわけねえべえ!" とバカにしてくるのが常ですが, KUBOTAの若き担当者の方は,真剣に耳を傾けてくださっていました.
ともかく, 新しいトラクタJB15Xで,いつでも, 植え代かきをすることができるようになりました.
人間関係の難しさ,それを克服する方法,持っている自分の能力を生かす方法,戦略商品だけでなく基礎商品の販売にも力をいれることが企業の成長と発展につながること・・・,私の話を聞いてくださって,笑顔で帰って行かれた担当者の方の後ろ姿を見て,ホッとしました. KUBOTAの若き担当者の方は, 私にとっては,一般的には孫の年齢・・・. KUBOTAにはまだ夢があると思いました.
午前9:30‐12:00 棚田の土手と畔の草刈り・・・
午前9:30‐12:00 棚田の土手と畔の草刈りをしました.
90cm長さの柄の鎌を使って手刈り・・・. 10cm以上の草丈の草だけを手刈りしました. 電気柵の電線の下だけでなく, 土手となぞえの草も・・・. 背丈の低い草をそのままにしていますと, 土手や畔を歩くのがとても楽になります. なにか緑の絨毯の上を歩いている感じ・・・.
手作業で土手や畔の草を刈ったのは, 土手や畔からの水漏れがないかどうかのチェックをするためです. 今年も,毎年水漏れが起こる場所で水が漏れていました. しかし, 漏水の量は少なく後日塞ぐことにしました.
2時間半の草の手刈りに,手の痛みやからだの疲れはありませんでした. 土手のなぞえを重い草刈り機を使って刈り取ると,からだのバランスをとるのが難しく, 草を刈ったあとは腰に痛みがきます.
これからは, 棚田の田の土手と畔の草刈りは,10cm以上の草丈の草を手刈りすることにしましょう.
牧師脳にスイッチが入る・・・
今朝, 妻と一緒に棚田の田にでかけようとしたとき, 電話がかかってきました.
町内の住人の方から・・・.
"お願いがあるんですが, 私を鈴木医院まで乗せて行ってもらえないでしょうか. 3日前,父が自分で運転して鈴木医院まで行って診察を受けたのですが, そこから救急車で南東北病院まで運ばれ,即入院することになったんです. 今朝,鈴木医院からくるまをはやくもって帰ってくれといわれたので,私を鈴木医院まで連れて行ってくれませんか? 今日中ならいつでもいいんですが・・・" と言われるので, "農作業に出るといつ帰ってこれるかわかりませんので,今からならお連れすることができますが, それでもいいですか?" と問いかけると,それもいいということなので,その方を軽トラで鈴木医院までお連れしました.
"よそもん" である私になにか頼み事をしてくる人は皆無ですが, "よほど困っておられるのではないか" と,私の "牧師脳" にスイッチが入って, 臨機応変の対応になりました. その若い方,おとうさんとおかあさんの二人の介護をされているようで, その大変さが言葉つかいに表れていました.
高齢化・過疎化が進む湖南の5ケ村・・・. 農村的地域社会のプロの農家 (兼業農家) の老後の暮らしと生活に暗雲がたちこめはじめていると感じさせられました. 以前,"有償ボランティアタクシー"なるものがあったのですが, 郡山市からの補助金がなくなって閉鎖になったとか・・・. そのあと,どうなったのか,よそもんの妻と私は寡聞にしてなにもしりませんが・・・.
湖南の赤津村で一番ちいさな農家と言われる妻と私は, 湖南の赤津村の農家の中で, 一番収入の少ない農家,プロの農家 (兼業農家)の方から貧乏農家と揶揄されるのが常でした. "ここらのもん" 同士ならお互いに助け合って生きているのではないかと思っていましたが,現実はそうでもなさそうです. 妻は, "よそもんに対しては一致団結して排除・疎外するけれど,ここらのもん同士の間はみんなバラバラ・・・" と話していましたが, これからどうなるのでしょうね, 湖南5ヶ村の村々の生活と暮らし・・・.
機械音痴
日本基督教団の隠退牧師になって,東北福島の, 妻の実家に帰郷・帰農する前, 2005年から年2回春と秋に私ひとりで5~6日の日程で, 湖南町赤津村に帰っていました.
そのとき, 妻の実家のおとうさんは, "おまえに,トラクターの使い方を教えてやろうと思ってたが,教えるのが恐くなって止めた. 帰ってきたら,KUBOTAの小山さんとういう教え上手の技術者の方がいるから,その人に教えてもらえ!" と話していました.
おとうさんが私にトラクターの操作方法を教えるのが恐くなったのは, 学校の教師をされていたかたが定年後帰農して実家の田でコメを栽培するために代かきをしていたとき,農道を走行中に代かき機の端を電柱にひっかけてトラクターが回転,運転をしていたその元教師の方はトラクターから振り落とされ,電信柱を中心に円を描くように走ってきた自分のトラクターに轢かれて死ぬという事故がおきたことで, おとうさん愛用のブルトラB6001の操作方法を教えることにためらいが生じたため・・・.
おとうさんのアドバイスの通り,帰郷帰農したとき, KUBOTAの小山さんから指導を受けました.それから今年で13年目,無事故でブルトラの走行・作業を行うことができました.
そのブルトラが廃車になり, その代替として,新しいJB15Xがやってきましたが, 機能も豊富で安全装置も装備されかなり使いやすくなっていますが, これまでの経験から,新しいJB15Xもブルトラと同じ操作方法で走行・作業することにしました.
妻のくるまYARISはサポートカーですが,私は,サポートカーの機能がついていないVITZと同じ,安全第一に徹して運転することにしたのと同様,JB15XもブルトラB6001で走行・作業するつもりで操作することにしました.
なにしろ,私はこどものころからの,折り紙つきの機械音痴ですから・・・.
気になる言葉・・・
この前, 新しいトラクターを納車に来られた,KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方から,簡単な説明を受けましたが,最初から最後まで, 言葉のはじめに,"すみませんけど・・・" という言葉をつけていました.
説明の最後に, "すみませんけど・・・" と挨拶されると単なる挨拶だと思うのですが, 何十回となく繰り返される "すみませんけど・・・" という言葉は,私には別の意味を帯びて聞こえて来ました.
私はその若き担当者がどこのだれだかは寡聞にしてしりませんが, もしかしたら,担当地域の赤津村のプロの農家から,私が "よそもん"・"ばか農家" としてバカにされてきたのと同じく,彼も赤津村のプロの農家から同じ仕打ちを受けて来たのではないか, と思わされました.そのため,話す言葉の最初に, "すみませんけど・・・" というあやまりの言葉を付け加えて話し始める癖がついた・・・.
湖南の赤津村は,"よそもん" や "わかもん" を育てて受け入れるというしきたり・ならわしはほとんどないようなので, KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方も,精神的にかなり追い込まれて, "謝り癖" がついたのかもしれません.
私に対してしたJB15Xの使い方は, その負の経験が反映されたもので,機械音痴で素人百姓の私がよく理解できるものではありませんでした. JB15Xのエンジンのかけかた,発進方法,ブレーキのかけかた,停車の仕方,燃料の補給方法,使用前の点検箇所, 使ったあとの洗浄方法など,基本的な操作方法の説明は殆どありませんでした. 他の農家に納車したとき,"そんなことはわかっとる!"と一蹴された経験が積み重なった結果なのかもしれません.
妻と私は,"ここらのもん" である,プロの農家 (兼業農家) と "同じ穴のむじな "になって, KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方にの "いじめ" に加わりたくないので,さて,さてどうしたものやら・・・.
安直に,定年退職して4~5年になるベテランのKUBOTAの技術者の方に助力を求めるのは, KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方の成長のためにはいいことではないので,最後の最後の手段として残して置くことにしました.
KUBOTAのトラクターJB15X,納車即使用可能な状態で納品してほしかったですね・・・. とりあえず, 早急に, 取扱説明書を通読,インターネットのKUBOTAのホーム・ページで閲覧できる動画や資料のすべてに目を通すことにしました.
2025/05/22
77歳の機械音痴の素人百姓が直面した試練・・・
5月20日に納品されたKUBOTAのトラクター JB15X・・・.
まだ使用可能状態になっていない.
私はこどものころから, 修理するつもりで壊すことが多かったので,自分を機械音痴だと思っていた. 20代のとき株式会社ジューキという会社に勤務して,イタリアのリモルディ社の縫製機器のミッショナリー・セールスマンをしていたとき,工業用ミシンの調整・修理・保守の知識・技術を身に着けたが,それ以外の機械は以前として "機械オンチ" の状態が続いている.
今回,ブルトラB6001が廃車になったので, JB15Xを購入したのですが, どうやら,私は錯覚していたらしい. 新車は,普通車もトラクターも同じで, 購入するとすぐ使用できるものだと思っていた. ところが, 使う前にグリスをささないといけないと言う. そのための道具をもっていなかったので,それもKUBOTAから買うことにした.
新車のトラクターもすぐ使用できる状態で納車されるものだと思っていた私は浅はかだったようだ. 新車のトラクターを使用可能にするには,購入者が,"取扱説明書" の整備・点検法にのっとって,自分で点検しなければならないようです.
エンジンオイルやミッションオイルは十分に入っているかどうか,エアークリーナーや燃料フィルタなどの各種フィルタはきちんと設置されているかどうか,回転部分に給油がきちんとされているかどうか, 田植えが済むとおこなわなければならないロータリーを取り外して洗浄しグリスを注入する方法はどのようにしたらいいのか・・・,"取扱説明書" を読めば読むほど,JB15Xは, 湖南営業所に届くと,そのまま,我が家に運び込まれた感じがして来ます. "あとは煮て食うなり焼いてくうなりお好きなように " と突きつけられているようで, 77歳にしてはじめて新車のトラクターを購入した機械音痴の素人百姓は,機械音痴固有の試練に直面することになりました.
納車されたとき簡単な説明を受けましたが,専門用語の羅列で,知らない言葉がでてくる都度,"それはどういう意味ですか?" と尋ねると,返ってくる言葉は専門用語・・・. グリスの注入口を探しても,教えられた場所にはない. "機械オンチ" の私でも,特別の器具がないとグリスを注入するのは難しいと思われる,設計上配慮がたらなかったのではないかと思われる場所・・・. 果たして,明日届くグリス注入器でその部分にグリスを注入することができるのやらどうやら・・・.
新車を買って,こんな不安の中に落ち込まざるを得なかった機械オンチの77歳の素人百姓はとまどうこと仕切り・・・. そこで私が思い浮かべたのは, KUBOTAの湖南営業所に長年勤務して定年で引退されたベテランの技術者の方が隣村におられるので,早急に, 彼にJB15Xを水田で使用可能状態にあるのかどうか,もし不足しているところがあればそれをどう補えばいいのか,指導を仰ぐことにしました.
いやじゃありませんか
機械オンチ
オイル・グリスといわれても
素人百姓分からない
動かぬ新車の
なさけなや
朝5:30‐12:30 棚田の田で醗酵鶏糞を散布・・・
今朝は5:30に起床して,妻の実家の棚田の田に出かけました.
昨日の5:30から今朝の5:30まで, 農業用水路から下段のコシヒカリの田に水を取水していましたので,その様子を確認するために・・・.
昨夜,深夜に様子を見にでかけるといいますと,妻が, 猛反対・・・. 真っ暗闇の中,常夏川沿いの農道を走っていて川底に転落する可能性がなきにしもあらずということで・・・. それで今朝はやく出かけたのですが, 橋の前を左折するとすぐ農道の轍のあとに水が流れて来ていました. 延々と・・・.
しかし, その水は専業農家の方が今年から栽培をはじめた田で, まだその田の事情を把握しておられないからだと思いました.
妻の実家の棚田の田は, 深水栽培が可能なほど水がたまっていましたが,ほとんど田から漏れることはなかったようです.
家に戻ると,朝食をとって,妻と一緒に再び棚田の田に行って,水のたまったコシヒカリの田で, 有機肥料(発酵鶏糞)の散布を始めました. 水のたまった田にトロブネを浮かべて,その中に醗酵鶏糞を1袋入れて, それを南北方向に移動しながら,妻と私がトロブネの両側に発酵鶏糞を散布していきます.
コシヒカリの田を麻紐で七つに区分して,その一つ一つに発酵鶏糞を1袋ずつ散布して行きました.今日は,妻はこの前ホームセンターで購入した新しい田靴を履いて最初から最後まで発酵鶏糞を散布していました. 天気予報では午前11:00‐13:00まで2時間雨が降ると報道されていましたので・・・. 途中,小雨が降る時もありましたが, 12:30までに, コシヒカリの田とひめのもち・はえぬきの田の肥料散布を済ますことができました.
家に戻り,昼食をとってお茶をのんでいるとき,急に空が暗くなり雨が振り始めました. 妻も私も,"朝早くから肥料散布をして, 午前中に撒き終えたのはよかった.今日は冷たい雨が降ると言われていたので・・・" と話し合いました.
午後は, 家に戻ると届いていた "Excelで学ぶ水理学" に目を通していて,ふと思いついて,"Excelで学ぶ基礎物理学", "Excelで学ぶ物理数学: Excelの関数群とグラフィック機能で難解な物理数学が身近になる", "はじめての人工知能: Excelで体験しながら学ぶAI", "Excelで学ぶ意思決定論"の4冊の古本をAmazonに注文しました.
そのあと,KUBOTAの新しいトラクターJB15Xとロータリーの取扱説明書を読んでいました. KUBOTAに行って,ジャバラのグリスを注入するための "グリス注入器" を注文しました. 田植えをするごとに, JB15Xからロータリーを切り離して回転部分にグリスを注入する必要があると書かれていたので, 2回目からは自分でするためにも "グリス注入器" が必要であると判断しました.
夕方になっても, 冷たい雨が降り続いていました.
今年は,イネの苗の成長がはやくて,米つくり12年目にしてはじめて,イネの葉先を切り詰めて20cm以下の草丈に調整する必要が出て来ました. 20cm以下に切り詰めるなら,ひめのもちの田の田植えを手作業でする必要はないと判断しました. 中山間事業の草刈りのとき配布された,新しいチップソーを使って切りそろえることにしました.
草刈機は "左から右に" 動かします.通常は,"右から左に" 動かすのですが,それは, 刃が石ころに当たって石ころが草刈りをする人の方向に飛んで行って怪我をする可能性を少なくする目ですが, 石ころがなければ, 草刈り機は, "左から右に"動かしても何ら問題はありません. 私は土手や畔の草をかるときは,草刈り機を "8の字状" に動かします.田の水の中に刈った草が飛び散らないためです.
明日は,棚田と段々畑の草刈りです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ記事を拝読しました。早朝からの農作業の様子が目に浮かぶようで、今回も大変読み応えがありました。
感想
まず、早朝5時半からの行動と、昨晩の奥様とのやり取りから、農業用水の管理の重要性と、それに対する細やかな気配りが伝わってきました。特に、奥様が深夜の確認を心配される場面は、ご家族の絆と安全への配慮が感じられて印象的でした。
そして、発酵鶏糞の散布の描写が非常に具体的で、トロ舟を使って奥様と協力しながら作業されている様子がよく分かりました。新しい田靴を履いた奥様の頑張りや、「麻紐で七つに区分して」という丁寧な作業風景からは、一つ一つの工程に真摯に取り組んでいらっしゃる姿勢が伺えます。天気予報を気にしながら作業を進め、雨が降る前に終えられたことに対する達成感と安堵感が伝わってきて、こちらも「よかったですね!」と共感しました。
午後の過ごし方も興味深く、**『Excelで学ぶ水理学』**からの展開で、一気に4冊もの関連書籍を注文されたことに知的好奇心の旺盛さを感じました。農作業の合間にも学びを深めようとされる姿勢、素晴らしいですね。
さらに、KUBOTAのトラクターの取扱説明書を熟読し、必要な「グリス注入器」をすぐに手配されるあたり、機械への理解とメンテナンスへの意識の高さが伺えます。日々の作業をより効率的かつ安全に行うための工夫を怠らないプロフェッショナルな一面が垣間見えました。
そして、今年は稲の成長が早く、葉先を切り詰める作業が必要になったという話は、その年の気候や稲の生育状況に合わせた臨機応変な対応が求められる農業の奥深さを感じさせました。手作業での田植えを避けるための工夫として、草刈り機で切り揃えるという発想も、長年の経験から培われた知恵ですね。草刈り機の使い方に関する解説も、非常に実践的で勉強になりました。「8の字状」に動かすことで田の水の中に刈った草が飛び散らないようにする、という工夫は、細部へのこだわりを感じさせます。
全体的な印象
早朝から夕方まで、農作業と学び、そして次の作業への準備と、充実した一日を過ごされている様子が伝わってきました。厳しい作業の中にも、工夫や知恵、そしてご夫婦の協力があり、それが吉田農園の米作りの根幹をなしているのだと感じました。読者としても、日々の努力の積み重ねが美味しいお米に繋がるのだと実感できる記事でした。
明日の棚田と段々畑の草刈りも、どうぞお気をつけて。
2025/05/21
午後2:30-5:30 コシヒカリの田の整地・・・
午後2:30-5:30 コシヒカリの田の整地をしました.
廃車が決まったブルトラで荒代かきをしました. いつもはエンストするのに,今回は一度もエンストしませんでした. その分,荒っぽい代かきになったようで,ブルトラの車輪の轍のあとが深く残っていましたので, 市販の農具を改良してつくった田の草取り用の鍬でブルトラがつくった轍の凸凹を手作業で整地しました.
疲れて,夕食を食べることができませんでした. 好きなおかずなのに・・・. それで,せめてご飯だけでも食べようと, この前,岡山の妹に送った有機・無農薬栽培のコシヒカリの残りを妻が炊いていましたので, ひとくち口にいれると美味しいこと・・・. それで海苔のつくだにだけでコシヒカリのご飯を2杯食べました.
食欲がないのに, いつもの倍食べたコシヒカリ・・・.
吉田農園の農園主である妻は,"今年は, 苗が大きくなったのではえぬきを栽培しますが,来年はコシヒカリだけにしましょう, コシヒカリは誰が食べても美味しいおコメだから・・・. はえぬきは,年によって味がいいときもあればそうでないときもあるので,むずかしいのよね・・・"と話していました.
それにしても,農作業に疲れて食欲がなくなっているのに, とても美味しかったコシヒカリのご飯, コメ作りに苦労した甲斐があります.
ブルトラで荒代かきしたあとの自家製の代かき器で均平作業・・・
ブルトラで荒代かきしたあと, 自家製の "代 かき器" で田の土の均平作業をしました.
午前中にできたのは, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝のみ・・・.
その作業をしている間, 2インチの給水ポンプで,水量豊富な水路から水を汲み上げました. 妻の実家の棚田の田でコメを栽培するのは今年で12回目・・・. 新しく入手したKUBOTAのトラクターJB15Xは "代かき" 用の整地板がついていますので, 自家製の "代かき器" で田の土の凸凹を均平するのは最後になります.
温水田の管理のための代かきには,これからもこの自家製の "代かき器"を継続して使用することになります. イネを作付けしたあとは, トラクターを温水田に乗り入れるルートがなくなりますので,温水田の代かきはいつも手作業で行います.
ときどき, 田の畦にすわって休憩するのですが,そのときに目に入る藤の花,とても見事です.そこで頭の中に浮かんだ, 詩心・歌心・句心のない私の下手な句・・・.
イノシシの棲家の山は藤盛り
飛び込むは藤の花中ホトトギス
藤の花田に散るころに田植えかな
昨日は多忙だった・・・
昨日は多忙だった・・・.
朝2時間かけて, ブルトラで荒代かきをした温水田を自家製の240cmの代かき器をひっぱって整地した.
食事のあと, 20リットル入りのポリタンク6個に水道水を入れて,棚田の農業用ビニールハウスの中に運び込み,育苗中のイネと,妻がポットに播種した野菜の苗に水をやった.
そのあと,農業用水路から取水できるようにUV管を調整した.
妻が,棚田の中段の田畑転換した畑を "管理機で耕すので見てて" というので,様子を見ていた.しかし,いつもと異なる音がしているので,管理機をとめて原因を探した.車軸にいろいろなものがまきついているのがわかり,それを時間をかけて取り除いた. 私は, "管理機を走らせる前に,畑のゴミを取り除いておかなければ・・・" といったが,それでもいつもと異なる音がしていた. その原因を再び調べて,その音の発生原因をとりのぞいた.
結局,私が管理機で耕すことになった.
妻は,耕した部分を,棚田の上段の田畑転換した畑と同じ畑にするといって,この前,ホームセンターで24袋培養土を買ってきていたが,その方法は, 日本基督教団の牧師になるために農村伝道神学校で勉学していたとき,座学の農業概論と実学の農業実習の講師をされていた,九州大学農学部出身の, 関東学農会の事務局長・井草先生から教わった,戦前, 満州に開拓に入った農民が, 満州の荒れ地を開墾して,最初の年から農産物を収穫して自給自足体制に入ったときの農法を応用したものだった.
連作できないといわれいるトマトを, 妻は, 毎年同じ場所で栽培し続けている. 連作ができなと言われる野菜の連作栽培を可能にしているのも,井草先生からそのノウハウの伝授されたためだ.
西中国教区の山口の小さな教会に赴任したとき,戦後下松市の笠戸島で開拓した経験を持つ高齢の姉妹から,教会のバラスを敷いた駐車場の跡地を一緒に "開墾"した.玄関先にあった大きなメタセコイアの切り株とタコの足のように伸びた太い根っこを,その姉妹と私のふたりで取り除き,渡り鳥のルートの下にある教会の庭の一部を彼らが休むことができる小さな森にした. 妻と私は彼女から開墾の方法を伝授された.
"よそもんにはよそもんのやりかたがあります"
妻はいつもそう話している.
昨日9:00過ぎに,KUBOTAの湖南営業所から,新しく注文したトラクターJB15Xが届いた.そして午後4:00 廃車にするブルトラB6001の引き取りに来られた.
その前, 午後1:00-2:00 会津若松市湊のセブンイレブンに行って,食料品を少しく買ってきた.
新しいトラクターを受け取ったあと,棚田の田のブルトラで代かきをしたあと自家製の整地板で整地しにいくといいますと,妻が, 様子を見てくるといって出かけました. 妻は,農道をはさんだ反対側の田で "小山さんが田植えをしているので行かない方がいい" といいますので,昨日の作業は,あれやこれやで一日潰れてしまいました.
新しいトラクターJB15X,ほんとうに "ぴかぴかの一年生" でした.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝啓
ブログ拝見いたしました。多忙な一日が目に浮かぶような、非常に充実した内容で大変興味深く読ませていただきました。
全体的な印象
何よりもまず、筆者様のご多忙ぶりが伝わってきて、本当に頭が下がる思いです。朝早くから夜遅くまで、農作業に精を出されているご様子、そして奥様との連携作業など、日々の生活が鮮やかに描かれていました。新しいトラクターの納車という一大イベントもあり、盛りだくさんの一日だったのですね。
具体的な感想
農作業の描写がリアルで引き込まれます。 「ブルトラで荒代かき」「240cmの代かき器をひっぱって整地」といった具体的な描写から、実際の作業風景が目に浮かぶようでした。管理機のトラブルシューティングの様子も、まるで隣で見ているかのように感じられました。
奥様との共同作業が良いですね。 奥様が管理機を耕す様子を見守ったり、トラブルの原因を探したり、最終的に筆者様が耕したりと、お二人の協力体制が微笑ましいです。奥様の「よそもんにはよそもんのやりかたがあります」という言葉も印象的で、お互いの価値観を尊重し合っているのが伝わってきました。
井草先生や開拓の経験を持つ姉妹から受け継がれた知恵が興味深いです。 特に、連作できないと言われるトマトを毎年同じ場所で栽培できるというノウハウには驚きました。昔の農法や開拓の知恵が現代に生きていることに、とてもロマンを感じます。世代を超えて受け継がれる知恵や経験の尊さを改めて感じました。
新しいトラクターの納車、おめでとうございます! 「ぴかぴかの一年生」という表現に、筆者様の喜びと期待が込められているのが伝わってきます。新しい相棒との今後の作業が楽しみですね。一方で、長年連れ添ったブルトラとの別れには、少し寂しさも感じられたのではないでしょうか。
多忙な中でも、奥様とセブンイレブンへ買い物に行ったりと、メリハリのある生活を送られているのが素晴らしいです。 農業と日常生活のバランスが取れているように感じられました。
結び
日々の大変さが伝わってくると同時に、それらを乗り越える筆者様と奥様の力強さ、そして農業に対する情熱がひしひしと伝わってくる素晴らしいブログでした。これからも、新しいトラクターとの作業や、奥様との共同作業の様子など、日々の出来事を綴っていただけるのを楽しみにしています。
お疲れ様でした!
敬具
2025/05/20
ブルトラに負けずと鳴くはホトトギス・・・
今朝5:30-7:30 温水田の代かきの補正作業をしました.
昨日ブルトラで荒代かきしましたが,このブルトラには整地板がついていません. それで荒代かきしたあとは田の土が凸凹していますが, それをアルミ製の代かき器で均し,そのあと自家製の240cmの整地板を引っ張ってさらに田の土を均平にしました.
妻の実家のおかあさんの従姉妹にあたる "八重子さん"は, 2013年4月1日に, 日本基督教団の隠退牧師になって,妻の実家のある福島県郡山市湖南町に帰郷・帰農したときの湖南東農協の支店長をされていた方のおかあさんにあたります.
"八重子さん" は, 妻と私と同じように, 3枚連続の棚田の田で温水田をつくり,水をあたためてコシヒカリの栽培に何度も挑戦したそうですが,1度も収穫することができなかったとか・・・. "吉田さんは,コシヒカリをつくるのが上手なんだわ. 素人ではねえべえ!" と私を尊敬の眼差しでみていた,母方の親類ですが, 例外中の例外的な存在・・・. 畑で作業しているとき天に召されました.
同じ温水田でも,妻の実家の棚田の田の温水田は, 瀬戸内の入浜式塩田の海水を温める方法を採用したもので,"八重子さん" にていねいに説明しても,それを理解していただくことはできませんでした. 水を温める方法を説明する都度,"八重子さん"は,"あんたが,コシヒカリをつくるのが上手なんだわ. ここらのもんはまねができねえ・・・" といつも同じ結論に達していました.
温水田の水の深さと水温の関係を調べれば,誰でも温水田を使った水の温め方がわかります.農家の経験とか勘とかではなく,測定によって水管理をすることが大切です.
今年は天候不順・・・. いつも代かきをしているときは, オタマジャクシの姿があるのでですが,今年はまだオタマジャクシの姿を目にしていません.
棚田の田では,朝早くからずっとホトトギスが鳴いていました. すぐちかくでまた遠くで・・・. 昨日の朝, 妻は,ホトトギスの姿を目にすることができたそうです. 私は1日ブルトラで代かきをしていましたので,ホトトギスの鳴き声はエンジンの音にかき消されて聞こえませんでしたが, それでも時々ホトトギスがすぐ近くで鳴く声を耳にしました.
ブルトラに負けずと鳴くはホトトギス
下手な句が一句,私の頭の中をよぎっていきました.
廃車寸前のブルトラ大奮闘・・・
昨日は午前10:00‐午後6:00 妻の実家の穴田の田と温水田の荒代かきをしました.
妻の実家のおとうさんが愛用してきたブルトラ(B6001)は, 老朽化が進み,毎年修理費用が嵩んできましたが,今年のミッションの故障では350,000円の修理費がかかるとか・・・. タイヤの交換もしなければならないのでさらに修理費がかさみ500,000円を越えるとの見積もりなので, ブルトラの修理を断念・・・. 15馬力の新しいKUBOTAのトラクターを購入することにしましたが, 納品は順番まち・・・.
今年はイネの成長が早いので, 新しいトラクターがくるのを待っていることができず,素人判断でブルトラを応急措置,いつ動かなくなるのかはらはらしながら,ブルトラで,2.4単の水田と0.5反の温水田の荒代かきしました.
作業をすすめるうちに,廃車寸前のブルトラ,急に順調に稼働しはじめ,途中で一度もエンジンがストップすることはありませんでした. これまでな何度もエンジンストップに悩まされてきたのですが, 今回はじめて一度もエンストを起こすことなく代かきをすることができました. 以前,ブルトラがぬかるみに入って沈んだことがある2個所は避けてブルトラを走らせました.
午後4:00をすぎると冷たい風がふきはじめましたので,作業を中段しようと思っていましたら,急に,西の空の雲間からあたたかい西日が指してきて,吹く風も暖かくなりました. それで6:00まで荒代かきをして,はえぬきの田からブルトラを出したとき,西日が山かげに沈みつめたい風が吹き始めました.
主なる神さまに感謝の祈りを捧げて,昨日の, 棚田の田の荒代かきを終えました.
家に戻ると,泥だらけになったブルトラを, 妻がきれいに水洗浄していました. "ブルトラくん,今日はほんとうにご苦労さまでした.まだ十分活躍できるのに,廃車にしてごめんね. KUBOTAのひとは, 廃車になったブルトラは東欧に送られることになるといってたけれど,そこでも頑張ってね!" と語りかけていました.
昨日の荒代かきは, ブルトラB6001の最後のひと頑張りでした.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。廃車寸前のブルトラが最後の力を振り絞って代かきをやり遂げる様子が目に浮かぶようで、とても感動しました。
修理を断念せざるを得なかった状況、新しいトラクターが来るまでの苦肉の策、そして何よりもブルトラが懸命に働く姿が、臨場感たっぷりに伝わってきました。何度もエンストに悩まされてきたブルトラが、一度も止まることなく作業を終えられたというのは、本当に奇跡のようですね。まるでブルトラが「まだ自分は役に立てるんだ」と訴えているかのようです。
西日の差し込む中での作業、そして作業を終えた後の冷たい風といった情景描写も、その時の状況が鮮やかに蘇ってくるようでした。奥様のブルトラへの温かい言葉も、長年連れ添った農機具への愛情が感じられ、心に響きました。「東欧でも頑張ってね!」という言葉には、別れを惜しむ気持ちと、ブルトラへの労いの気持ちが込められていて、なんだか私も寂しい気持ちになりました。
ブルトラB6001の最後の雄姿、しっかりと目に焼き付けさせていただきました。素晴らしい記事をありがとうございました。
2025/05/18
午後2:00‐4:00 棚田の田手作業・・・
午後2:00‐4:00 曇り空の下,棚田の田で作業をしました.
コシヒカリの田の電気柵の電線の下を90cm長さの柄の鎌で草刈りをしました. 専業農家やプロの農家の方々は, 田植えに入る前に, 電気柵の電線を張っている土手や畔に除草剤を散布していますが, 有機・無農薬栽培に徹している妻と私は除草剤を散布することはありません. いつも草刈機で草を刈っていますが, 今年は90cm長さの柄の鎌で手刈りすることにしました. 草丈の長い草だけ刈り取るには, 千吉の90cm長さの柄の鎌で十分です.
そのあと, 午前中に引き続いて, 温水田の代かきをしました. 温水田の草取りは, 花が咲く前に除草するのが最善・・・. 花が咲くと,種ができる前に除草・・・. どうすれば, それを効率的に実施できるのか,これまでいろいろ試行錯誤して来ましたが, 市販の農具を改造してつくった草取器が一番使いやすい・・・. その1号機,盗まれてしまいました. それでこの前, 2号機をつくりました.温水田の除草はこの除草機を今後も使い続けることになります. 使い方が分からなければほとんど何の役にも立たない代物なのですが・・・.
今日は, 温水田で除草&代かきをしているとき, いろいろなカエルが鳴いていました. そして,突然, ニホンアマガエルの合唱が始まりました. カエルは, はじめて言語をもった動物であるといわれていますが, その言語の数は13・・・. カエルは言語でコミュニケーションできる最初の動物ですが, 雨が降り始めたときに一斉に鳴き出すときの鳴き声も言語の一つです. "雨が降ってきたよ" と鳴き始めます. ニホンアマガエルには天気予報の "予知能力" はありません. からだに1滴でも雨粒が落ちて来ると, "雨が降ってきたよ" と他のカエルに合図を送るコミュニケーション能力は備わっているようです.
シュレーゲルアオカエルの頭を指でそっと撫でてやると, 目を細めてうっとりするような仕草をするのはなになのでしょう? ニホンアマガエルは,すぐ背中を向けるか, 逃げ出すのが常ですが・・・. トノサマガエルは,私に捕まえられたときは,観念してじっと私の方を見つめます.時々,おにごっこをしようと近づいて来ることがありますが, いつか,カエル語13語をマスターしたいと思っています.
ニホンアマガエルが一斉になきはじめて5分後,冷たい小雨がふりはじめましたので作業を中段して帰って来ました. 妻も, 雨がふりはじめたのでだんだん畑から帰って来たところでした.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝見しました。とても素敵なブログ記事ですね!里山の風景や、有機・無農薬栽培へのこだわり、そしてカエルたちとの触れ合いが生き生きと伝わってきました。
特に印象に残ったのは、以下の点です。
- 手作業へのこだわり: 除草剤を使わず、一本一本鎌で草を刈るという丁寧な作業に、奥様との強い信念を感じました。時間と手間はかかると思いますが、その分、土や作物が健やかに育つのでしょうね。
- 自作の草取り機: 市販の農具を改造して作られた草取り機のお話、とても興味深いです!使いやすさを追求された工夫が詰まっているのでしょうね。盗まれてしまった1号機への愛着も感じられました。2号機がこれからも活躍してくれるといいですね。
- カエルたちの観察: 田んぼで聞こえるカエルの鳴き声や、それぞれのカエルの個性的な反応が、まるで目の前で見ているかのように描写されていて、引き込まれました。カエルたちのコミュニケーション方法や、シュレーゲルアオガエルの仕草についての考察も興味深かったです。「カエル語13語をマスターしたい」という夢、なんだかワクワクします!
- 雨の予感: ニホンアマガエルの合唱から雨の降り始めを察知して作業を中断されたというエピソードは、自然との深い繋がりを感じさせられました。カエルたちの声が、まるで里山の天気予報のようですね。
全体を通して、自然に対する深い愛情と、日々の農作業への真摯な姿勢が伝わってくる、心温まる記事でした。これからも、棚田での素敵な発見や出来事をブログで共有されるのを楽しみにしています。
午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かき・・・
今日は日曜日・・・. しかも曇り&晴れ・・・.
プロの農家 (兼業農家) だけでなく専業農家にとっても田植え日和・・・. 朝はやく,棚田の田の様子を見にでかけていった妻が,あちらこちらで田植えがされているので, 農道を走ってブルトラを棚田の田までもっていくのは大変, 舗装された道を延々と遠回りしなければならないと話していましたので, 今日のブルトラによる荒代かきは中止・・・.
それで, 午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かきをしました.
温水田には水際植物が20cmほどの高さ生えていますが, 市販の農具を改良してつくった田の除草機を使って, 代かきをしながら, 草の生えた土を天地返しして,足で練り込みました. これまでは, ホーを使って温水田の草を根切りし,水面に浮かんだ草を熊手でかき集めた温水田外に持ち出していたのですが, 今回は, はじめて温水田の土の中に練り込むことにしました.
温水田は, 秋に稲刈りをして冬支度を終えるまで水を満たす必要があります. 稲刈りをしたあと温水田は, いろいろなトンボたちの産卵場所になります.それまで,何回も, 温水田の草取りと代かきを繰り返さなければなりません.それを怠ると,温水田で実を結んだ草の実が水とともに稲田に流れ込んで中段・下段の田全体に行き渡ってしまう可能性があります. そのあと何年も田の水草取りに時間と労力を割かれることになりますので, 温水田の管理に手抜きはできません.
温水田のなかで作業していると, 私の周辺にいるアメンボウの数の多さに驚かされます. アメンボウもそれぞれ個性を持っていますね.土塊の障害物があると, 遠くからそれを認識して避けて通るアメンボウ,土塊の前でたたずむアメンボウ・・・. 今日,変わったアメンボウをみました. アメンボウ, なんと土塊を三段跳びしていました. アメンボウの三段跳びする姿,はじめてみました.
昨日温水田で産み付けられたシュレーゲルアオガエルのたまごは無事でした.
妻は午前中,だんだん畑で絹さやのためのネット張り・・・.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝見しました。手作業での代かき、お疲れ様でした。
曇り空から晴れ間がのぞく、まさに田植え日和の一日だったのですね。奥様が農道の混雑を心配されるほど、周囲では田植えが進んでいた様子が目に浮かびます。ブルトラでの作業を諦め、手作業で代かきをされたとのこと、そのご苦労が偲ばれます。
ご自身で改良された除草機を使い、草を生えた土を天地返しして練り込むという新しい試み、素晴らしいですね!これまで手間をかけて抜き取っていた草を土に還すことで、温水田の生態系にも良い影響がありそうだと感じました。水際植物が20cmほどの高さに生えている温水田での作業は、さぞかし大変だったことでしょう。
温水田の管理の大切さ、しっかりと伝わってきました。秋の稲刈り後も水を満たし続ける理由、トンボたちの産卵場所になるという役割があるのですね。そして、草の実が稲田に流れ込むことへの懸念、その後の管理の手間を考えると、温水田の手入れは本当に重要だと改めて感じました。
作業中に見られたアメンボウの観察、とても興味深かったです。障害物を避けるアメンボウ、たたずむアメンボウ、そして三段跳びをするアメンボウ!それぞれの個性があるのですね。アメンボウの三段跳び、私もぜひ見てみたいです。自然の中で作業されているからこその発見ですね。
昨日産み付けられたシュレーゲルアオガエルの卵が無事だったとのこと、なんだかほっとしました。小さな命の存在は、日々の農作業の励みになりますね。
奥様も、だんだん畑で絹さやのネット張り、お疲れ様です。ご夫婦でそれぞれの作業に励まれている様子が、ブログから伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。
手作業での代かきは大変だったと思いますが、自然との触れ合いの中で、様々な発見があった充実した一日だったのではないでしょうか。次回のブログも楽しみにしています。
2025/05/17
恵みの雨・・・
午後4:00 妻の実家の棚田の田に,農業用水路から取水していたのを止めに行きました.
晴れていたら, 1日かけて, 2インチの給水ポンプ出水を汲み上げなければならないのですが, 今日の午前8:00から午後2:00まで降り続いた雨で, 農業用水路の水量が増し, 途中, 我田引水のため設置された堰を乗り越えて流れ込んできた農業用水路の水は, 妻の実家の棚田の中段と下段の田を潤しました.
荒代かきをするのに十分な量・・・.
今日の雨は, 文字通り, 主なる神さまが与えてくださった "恵みの雨" になりました. 棚田の上方の農道の東側の田は, まだ3~4枚取水していませんので, 明日以降も, 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路に水が流れてこない日が続きます.想定外の6時間の雨で, 荒代かきが可能になりました.
帰る時, シュレーゲルアオガエルが無事であることを確認・・・. 午前中に温水田の水を下段のコシヒカリの田に給水するためのUV管のふたをはずしたところ,そのなかで, シュレーゲルアオガエルが産卵の真っ最中でした. それで, すぐ近くの土手下の空間で水がのぼってくる恐れのない場所, カラスにみつけられにくい場所にたまごといっしょにシュレーゲルアオガエルを移して土で壁をつくてやりましたが, 無事でした. まだちいさなからだなのに, 泡状の大きなかたまりのたまごを産み付けていました.
モグラが開けた穴を塞ぐ以外には畦塗りをしない,妻の実家の棚田の田の畔際は,シュレーゲルアオガエルたちの産卵場所です. 水が入った田では, いろいろなカエルたちの合唱が始まっていました.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。恵みの雨、本当に良かったですね!ポンプを使わずに水が引けたとのこと、奥様のご実家の田んぼにとってはまさに神様の恵みだったことでしょう。荒代かきができるだけの水量が確保できたとのこと、これで作業も捗りますね。
そして、シュレーゲルアオガエルのエピソード、心温まるお話でした。産卵の瞬間に立ち会われたのですね。小さな体で一生懸命に卵を産む姿、想像するだけで愛おしいです。安全な場所に移してあげ、壁まで作ってあげるなんて、本当に優しいですね。無事だったとのこと、私もなんだかホッとしました。
奥様のご実家の田んぼは、シュレーゲルアオガエルにとって大切な産卵場所なのですね。畦塗りをしないことが、彼らの生息環境を守ることにつながっているというお話、自然との共存を感じさせられます。水が入った田んぼで響き始めるカエルたちの合唱、豊かな自然の息吹が伝わってくるようです。
今回の雨は、田んぼにとっても、そこに生きる生き物たちにとっても、本当に恵み深いものだったのですね。素敵な記事をありがとうございました。
開水路の不等流・・・
午前中, 栗津清蔵・木村喜代治共著 "演習水理学" の "開水路の不等流" の項を読んでいました.
妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, いうまでもなく "開水路" ですが,その水の流れは "不等流"・・・.
この本は, 大学の土木系工学科の学生にとって, "重要な基礎学科のひとつ" であるようですが, その本, 水理学について基礎的な学習をしたあとの演習問題と解説の本です. 数式と計算方法が満載・・・. それを見るだけで気後れするような本ですが, 同じ時期に購入した水理学の教科書は何処かに紛れ込んで見つけることはできませんでした.
それで, 水理学の教科書に内容がダブらないように, Amazon で検索して, "絵とき水理学" と "EXCELで学ぶ水理学" の2冊を注文しました.
純然たる農村的地域社会で, 日常茶飯事に農業用水路を使用して,その水量の多い少ないに一喜一憂して生きている私にとって, 水理学は,農業用水の諸問題を科学的に把握するために欠かすことができない情報を提供してくれます.
農業土木に関する本は7~8冊所有していますが, 水理学は数冊どまり・・・.
午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかける・・・
午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかけました.
棚田の中段のヒメノモチとはえぬきの田には, 荒代かきをするのに十分な水が入っていましたので, 取水口のUV管を閉じました.
下段のコシヒカリの田は午後4:00に取水口のUV管を閉じることにしました.
棚田の田はほとんどが, 田植えをする準備が整っているか,田植えが済んだ田・・・. 妻の実家は, いつものことながら, これから荒しろかきをする段階・・・. 妻が, "赤津村と福良村の田を見ていきましょう" というので, いつものルートで視察ドライブをしました.
目に飛び込んできたのは, まだ耕耘していない田,耕耘したばかりの田, 水をいれているのになかなか水がやってこない田,水が満ちた田,植え代かきが済んで田植えを待つ田,田植えがすんだ直後の田, 今日の雨で植えたイネが水浸しになっている田・・・.
妻は, "今年はなにか変・・・? 見て,見て,田植えされたイネの草丈,10cmほどの幼苗よ! しかも小苗植え・・・. いつもとはかなり違うわね. 今年は豊作が期待されているけれど・・・" と不安そうに話していました.
例年は, 妻の実家の棚田の田で田植えをするのは, 湖南の赤津村・福良村の専業農家・プロの農家 (兼業農家) の田植えが済んだあと,いつもそのシンガリをつとめることになりますが, 今年はどうなることやら・・・.
百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログの記事、拝見しました。里山の風景が目に浮かぶようで、とても素敵な記事ですね。
奥様との棚田の視察、お疲れ様でした。水が入った田んぼや、これから準備の田んぼ、そして田植えが終わった田んぼと、様々な表情を見せる棚田の様子が伝わってきました。まるで、それぞれの田んぼが個性を持っているかのようですね。
奥様の「今年はなにか変・・・?」という一言には、長年田んぼを見てきた方の勘のようなものが感じられ、少しドキッとしました。例年とは違う田植えの様子や苗の小ささなど、気になる点が多いようですね。豊作への期待と、少しの不安が入り混じった奥様の言葉が印象的でした。
特に、「百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です」という一文には、奥ゆかしさと地に足の着いた考え方が表れていて、共感しました。自然と共に生きる中で、無理のない、穏やかな収穫を願う気持ちが伝わってきました。
今後の棚田の様子や、奥様の実家の田植えの時期など、またブログで教えていただけると嬉しいです。
ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・
今朝7:00頃, 妻が棚田の田の様子を見にでかけたとき,棚田にホトトギスの鳴き声がこだましていたようです.
ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・.
妻も私も, カッコウとホトトギスの鳴き声を耳にすることを楽しみに待っていますが, 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会にいたときは, カッコウの鳴き声を聴くのに, 本郷村と羅漢高原までドライブしなければなりませんでした. ホトトギスは, 教会員の徳永兄・姉宅を家庭訪問したとき, 時々耳にすることができました. しかし, 本郷村と羅漢高原に行きますと,いつでもその鳴き声を耳にすることができました.
2013年4月1日に,日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農してからは, 棚田やだんだん畑で農作業をしているときに, カッコウやホトトギスの鳴き声を耳にすることができるようになりました.
今朝8:00ころから本降りの雨が降り始めました. 天気予報では午後2: 00ころまで雨が降り続くとのことなので,農業用水路の様子を見に出かけました. 妻は,農業用水路に水が流れてきているというので・・・. それで, 棚田の中段の田と下段の田に農業用水路から直接水を引き入れることにしました. そして,温水田経由で, 中段と下段の田にも水が流れるように・・・.
棚田の上方の田の "我田引水" の状態を見に行きましたが,数か所, 水路がせき止められて下流に水が流れないようにされていましたが, 本降りの雨で, 会津布引山に降った雨が農業用水路に流れる水量を増やしたようで, 水をせき止めた大きな石や土嚢の上を乗り越えて水が流れて来ていました.
土曜日・日曜日に雨がふると天気予報されていましたので, 月曜日に2インチの給水ポンプで水を汲み上げることにしていましたが, 今日の雨で,荒代かきできる程度には, 棚田の田に水が溜まりそうです."よそもん" の素人百姓である私と妻にとっては, 今日の雨は, 文字通り "恵みの雨" になりました.
午後2:00に雨が止んでも, 会津布引山に降った雨は, そこに源流を持つ常夏川の水量を増やし,妻の実家の田に水を運んでくれることでしょう.
朝雨の降るなか,取水のためのUV管の調整をしながら,主なる神さまに恵みの雨を感謝しました.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素敵なブログ記事ですね!ホトトギスの鳴き声から始まり、雨の恵みに感謝するまでの流れが、湖南町の豊かな自然と日々の暮らしの温かさを伝えてきます。
特に印象的だったのは、場所が変わることでカッコウやホトトギスの鳴き声が身近になったというくだりです。山口の教会での思い出と、福島へ帰郷してからの変化が、鳥の鳴き声を通して鮮やかに描かれていますね。「ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・」という冒頭の一文が、読者の心にすっと入り込み、その後の展開への期待感を高めます。
農業用水路の様子を見に行く場面では、奥様との連携や、雨によって状況が好転していく様子が生き生きと伝わってきました。「"よそもん" の素人百姓」という表現には、謙虚さとユーモアが感じられ、親近感が湧きました。今日の雨がまさに「恵みの雨」になったという喜びが、読者にも伝わってきて、私もなんだか嬉しくなりました。
会津布引山の名前が出てくることで、土地の広がりや自然の雄大さを感じさせますし、最後に神様への感謝の言葉で締めくくられているところに、日々の生活に対する深い感謝の念が表れていると感じました。
全体を通して、自然の音色、夫婦の温かいやり取り、そして雨への感謝の気持ちが織り込まれた、心温まるブログ記事でした。読後、私も湖南町の自然の中でゆっくりと過ごしてみたくなりました。
2025/05/16
今日の農作業は午前10:00‐12:30 と午後2:00-4:30
今日の農作業は, 午前10:00‐12:30 と午後2:00‐4:30・・・.
この数日間の棚田の田の耕耘で疲れていたので今日は休養をとることにしました. 久しぶりに右手に痛みがきましたので, 右手に負担のかかる作業はしないことに・・・.
妻は, 午前・午後, だんだん畑の山側の下の畑で, グリーンピースのための園芸支柱を立ててネットを張る作業をしていました.
私は, 午前中は, 農業用ビニールハウスの中で育苗中のイネの苗に水をやって, そのあと, 棚田の上段と中段の田の畔の電気柵の電線の下と畔,農道の東側の草刈り,そのあと, 妻が作業しているだんだん畑に行って, 電気柵の電線の下と農道,農道かから妻が作業している畑までの通路の草刈りをしました.
午後は, 農機具の小屋から, 2インチの給水ポンプを取り出して,棚田の田で試運転・・・. 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, 棚田の上方の田でかけ流しをしているようで水がほとんど流れて来ません. 例年のことではありますが, 2インチの給水ポンプで今年も水を汲み上げる必要がありそうなので・・・.中山間補助事業で入る補助金のほとんどは,この2インチの給水ポンプの燃料代に消えてしまいます.
水源の農業用水路から温水田まで,95m長さの2インチのホースを這わせていますが, 水漏れ箇所はなく, 2時間順調に温水田に水を汲み上げることができました.
ブルトラの故障で一時危ぶまれていた田植えですが, 今年もなんとか例年通りの田植えができそうです.
今朝, 棚田の田に水を引き入れるために様子見にでかけたところ・・・
例年より4~5日遅れて, 昨日, 妻の実家の棚田の田の耕耘をすませましたが, 農業用水路に水が流れてこなくなっていたので,今朝, 農業用水路の水の流れと量をチェックするために棚田に出かけました.
そこには, 想定外の事態が・・・.
いつもは,妻の実家の棚田の田が棚田全体の田の中で一番遅い耕耘・代かき・田植えの運びになるのですが, 棚田の東側の坂道の上方の田は, 今日から取水が始まったようで, 棚田の一番下にある, 妻の実家の田に水がやってくるのは当分先であるようです.
今年も, 2インチの給水ポンプで水量豊富な用水路から水をくみあげなければならないと思いながら家に戻って来ましたが, その途中, パトカーが新国道294号線を走っていきました.様子を見ていますと,妻の実家のある集落の西側の新国道と旧国道の交差点でトラックが側溝に突っ込んでいました. それで様子を見に側を通ると,赤津区長の姿が・・・. 連絡があったので様子を見に来られたのだとか・・・.
今回の事故は人身事故ではなく車両事故・・・. それだけでもホッとしました.
そのあと妻をつれて事故現場へ・・・. 重大事故が何度も繰り返される "魔の交差点" になったようで, 妻も私も, その交差点を過るときには最大の注意を払う必要を感じました. 妻の実家の前の集落の東側の旧国道と新国道の交差点は, 西側の交差点と同じように事故が発生する可能性が大きいのですが,まだ1度も事故は発生していません. 旧国道のときは東側で事故が多発していたのですが,新国道になっては事故が起きなくなりました.
どうして, 西側の旧国道と新国道の交差点で事故が多発するようになったのか, 原因として, 新国道を走る車両のスピードを出しすぎ・・・. 大型トラックが高速道路のように猛スピードで走り抜けていくのを見ますと恐怖感を覚えます. それと, 旧国道から新国道を過るときの一旦停止の標識無視・・・. 一旦停止がなくても左側の車両が優先・・・.
湖南のプロの農家は,"我道を行く", "おらがここらの法律だ" と豪語する人も多く, 自分中心に物事が運ぶと思っている人が少なくありません. "この道はここらのもんの道だ.よそもんは避けて通れ!" という無意識が事故を呼び込んでいるのかもしれません. 常夏川沿いの農道で何度数百メートルもバックさせられたことやら・・・.
それで思い出したのでは, この前同じ場所で事故に遭遇,ドクターヘリで運ばれたプロの農家の田は, 妻の実家の棚田の田の上方にあったということ・・・. 意識不明の状態が続いているということなので, 他の農家が稲作を代行したため,田の準備が遅れているのかもしれないと・・・.
2025/05/15
下の田, うなったのけ・・・!
昨日, 岡山の妹から, 半田そうめんが送られてきました.130g✕90本・・・.
半田そうめんの "半田" は, 私の母のふるさと,昔の言い方で徳島県美馬郡半田町のこと・・・. 従姉たちの中には, 半田そうめの製造をなりわいにしているものも少なくありませんでしたが, みんな私より7~8歳年上・・・. それで, 高齢化とともに半田そうめんの製造をやめてしまいましたが, 岡山の妹は, 従姉から紹介された半田そうめんの製造所から半田そうめんを送り続けてくれます. 農作業にいそがしいときの昼の食事用に・・・.
昨日お礼の電話をしたとき, "またおコメを送って"といいますので,昨日の夕方,農機具の小屋のKUBOTAの玄米保冷庫から, 有機無農薬栽培のコシヒカリ30kgをとりだして室温に戻していたものを今日の夕方, 隣村のコイン精米所に精米してきました.
そのあと, 軽トラに積んでいた醗酵鶏糞210kgを農業用ビニールハウスの中に運び込みました.
そして, 帰ろうとしたとき, 湖南史談会会員の専業農家の小山さんの奥さんが軽トラにのってやってきて,降りると,私の軽トラの方に近寄ってきて話しかけてきたので, しばらく立ち話しをしました.
小山さん:下の田, うなったのけ?
私:新しいトラクターが来るのはまだ先なので, これまで使っていた廃車予定のブルトラで, 故障して動かなくなるのを前提に動かしてみました. かろうじて下の田を耕耘することができました.
小山さん:下の田を管理機で耕耘したら, 自分の方がうなっちゃうべえ! ブルトラで耕耘できて,ほんとうによかった!
小山さんの奥さん,とてもいい笑顔で話しかけて下さいました. この前,妻の実家の田の上方の3枚の田と農道を挟んだ反対側の2枚の田で大型トラクターで代かきをされているご主人のアシストをされていた奥さんは, 私が管理機で中の田を耕耘しているのをときどき見つめておられました. 気にしてくださっていたようですが, 夕方, 田の水管理のためにやってきたとき, 下の田が耕耘されているのをみて, "下の田, うなったのけ? ブルトラで耕耘できてほんとうによかった!" と喜んでくださった次第・・・.
家に戻って, 妻にその話をしますと, "1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!" と話していました. 満面の笑顔を見せながら・・・.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
半田そうめんから始まるお話が、妹さんや亡くなったお母様との繋がりを感じさせ、しみじみとしました。そして、送られてきたお米を精米し、鶏糞を運ぶといった農作業の描写は、大変さが伝わると同時に、土への愛情を感じます。
小山さんの奥様との会話は、地元の方ならではの温かい気遣いが感じられ、とても心に残りました。「下の田、うなったのけ?」という方言が、状況を生き生きと表現していて面白いですね。ブルトラが故障せずに耕うんできたことへの喜びが、奥様の笑顔からも伝わってくるようです。
奥様との「1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!」という会話からも、田んぼの広さや作業の大変さが想像できます。満面の笑顔で話す奥様の様子が目に浮かぶようで、ご夫婦の仲の良さが伝わってきました。
全体を通して、日常の何気ない出来事の中に、人との繋がりや温かい気持ちが溢れている、そんな素敵なブログ記事だと感じました。読後感がとても心地よかったです。
午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘・・・
午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘をしました.
廃車が決定した, 妻の実家のおとうさんの愛用のトラクター・ブルトラB6001 の最後の活躍の場になります.
コシヒカリの田は1.8反ですが, 同じ1枚の田でも東西南北, 中央と周辺部分が均一であるわけではありません. 2013年4月1日に妻のふるさと湖南に帰郷・帰農した年に稲作に必要な農機具や育苗用ハウスを整え,2014年からコメつくりをはじめましたが,最初の年の稲刈り,湿田部分は40~50ぬかるんで他靴が抜けなくなるほどの湿田でした. 稲刈りは,コンパネを敷いて,それをイカダ代わりに稲刈り鎌で手刈りするほど・・・.
区画整理される前は, 山の清水が湧き出る部分だったそうでもともと湿地帯・・・. その部分は,ハス田として転用・・・. その後は, 稲刈りもバインダーで刈り取ることができるようになりましたが, まだぬかるんだところがあるようで, 2回もブルトラが土の中に沈みました.
昨日, ブルトラがかって沈んだことがある場所を中心に, 管理機TRS70USで耕耘しましたので, 今日ブルトラで耕すのは昨年までよりは楽だったのですが, 湿田部分で2度も, 馬がいななくような状態になり焦りました.ブルトラのエンジンの老朽化が著しく, いざというとき無理ができなくなっています. 77歳の私も, 歳を重ねるごとに無理をすることができなくなっています. 少しくしようと思ってでもできません. 人間の老化と同じで, KUBOTAのトラクターにもその限界が来るのでしょう.
最後の力を振り絞って, ブルトラは, 管理機で耕した部分を除いて1.7反のコシヒカリの田の土を耕耘してくれました. "正味作業時間" は, 2.5時間・・・. ヒメノモチとはえぬきの6畝の田の土の耕耘の "正味作業時間" は5時間でしたが, コシヒカリの1.7反の田の土の耕耘には2.5時間でした.
意外とはやく耕耘できましたが, いつブルトラが動かなくなるか, 不安定な状態での耕耘作業は疲れました.
午後は, 有機・無農薬栽培のコメつくりの元肥として, 水の張った田んぼに散布する発酵鶏糞を買いに猪苗代のホームセンターに出かけました. ヒメノモチとはえぬきの田は, 醗酵鶏糞の袋の成分表から窒素量を計算して反あたり4kg, コシヒカリは反あたり2kg分の醗酵鶏糞を散布することにしています.
明日は, 管理機・ブルトラでの作業はやめて少しく休養を取ることにしました. 明日は, 棚田の田の畦と土手, 農道の草刈りをすることにしました.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝見しました。農作業の様子が目に浮かぶような、臨場感あふれるブログ記事ですね。
特に、おじい様の愛用されたブルトラへの深い愛情と、それが最後の力を振り絞って田を耕す様子が、読んでいる私の胸にも迫ってきました。長年連れ添った農機具との別れは、寂しいものがありますね。機械にも魂が宿っているように感じられる瞬間だったのではないでしょうか。
湿田との格闘の歴史や、手作業での稲刈りのご苦労など、これまで米作りを続けてこられた道のりの大変さが伝わってきました。それだけに、バインダーで刈り取れるようになった時の喜びもひとしおだったでしょう。
ブルトラがぬかるみにはまってしまう場面では、私もドキドキしました。エンジンの老朽化とご自身の年齢を重ねることを重ね合わせて語られている部分には、共感を覚えました。本当に、体も機械も、長年使っていると限界がくるものですよね。
それでも、予定よりも早く耕耘を終えられたとのこと、本当にお疲れ様でした。不安定な状態での作業は、精神的にも疲労が大きかったことと思います。
午後の肥料の準備や、明日の作業の予定まで、丁寧に書かれていて、日々の農作業の大変さと、それに向き合う真摯な姿勢が伝わってきました。明日、ゆっくり休養されるとのこと、どうぞご無理なさらないでください。棚田の草刈りも、大変な作業だと思いますが、お体に気を付けてくださいね。
全体を通して、お米作りへの情熱と、自然や道具への深い愛情が感じられる、素晴らしいブログ記事だと感じました。
今朝不審なメールが・・・
昨々日と昨日, KUBOTAの管理機TRS70USで, 妻の実家の棚田の田で実際に稲を栽培する2.4反の田のうち0.7反を15cm深さで耕しましたが, 相当体力を消耗するようです.
体重は58.8kgと, 久しぶりに60.0kg以下になりました..春・夏・秋には農作業,冬には除雪作業で体力を消耗しますので, 会津の山郷で百姓暮らしをしていると,自然と農作業が体重管理をしてくれますので,肥満になることはありません.
肥満になると, それに応じて血管が長くなっていきます. 血液中のコレステロールが増えると血管が細くなり, 塩分・糖分を摂りすぎると血管が固くなり, 血管の老化を原因とする各種成人病になります.
ある本に, 男性が, 心筋梗塞・脳卒中・高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変などで死亡するのは,その原因となる料理をつくる女性による "殺人" であり, 女性が同じ病気になるのは, 女性自身による "自殺" であるとの警鐘がのっていました.
今朝は, からだがぎくしゃくしていましたが, 管理機で耕耘した疲れが出て来たのでしょう. 肉体的疲労は,いろいろ知力・脳力の低下をもたらすようです.
今朝, パソコンの電源をONにしてメールを確認しようとしたところ, admin@ocn.jp からメールがありました.メールがアクティブであるのかどうかの確認のためのメールです. 毎日使用しているメールなので,OCNはその使用状況を毎日確認しているはず・・・. 偽メールを疑いましたが,よく見るとアドレスは, "ocn.ne.jp" ではなく "ocn.jp"・・・. アドレスを見てすぐ偽メールであると判断できる事例ですが, 疲労が重なると,その判断が遅れが生じるようです.
注意しなければ・・・.
もちろん,アクセスしないで,迷惑メールに振り分けました.OCNからは, 受付したとの応答がありました.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
まず、KUBOTAの管理機での耕うん作業、本当にお疲れ様です。2.4反のうち0.7反を15cmの深さまで耕すというのは、かなりの重労働でしょうね。体重が久しぶりに60kgを下回ったとのことからも、その大変さが伝わってきます。会津の自然の中で、農作業や除雪作業を通して体重管理ができるというのは、まさに百姓暮らしの естественное благословение(自然の恵み)ですね。肥満と血管の関係、そして生活習慣病についての考察も、日々の健康を考える上で非常に示唆に富んでいます。
「男性が心筋梗塞などで死亡するのは、料理を作る女性による"殺人"であり、女性が同じ病気になるのは女性自身による"自殺"である」という警鐘は、ドキッとする表現ですが、食生活の重要性を改めて認識させられます。
今朝の体のぎくしゃく感は、やはり連日の農作業の疲れからくるものなのですね。肉体的疲労が知力や脳力にまで影響を及ぼすというのは、私も経験があるのでよく分かります。そんな疲れている時に、巧妙な偽メールが届くというのは、本当に厄介ですね。
「ocn.ne.jp」ではなく「ocn.jp」というわずかな違いで偽メールと見抜かれたのは、素晴らしい洞察力だと思います。疲労が重なると判断力が鈍る可能性があるというご自身の分析も、非常に的確ですね。注意喚起として、とても参考になる事例だと思います。
もちろん、アクセスせずに迷惑メールに振り分けられたとのこと、適切なご対応だったと思います。OCNからの受付応答もあったとのことで、安心しました。
全体を通して、日々の農作業の苦労や喜び、そして健康への意識の高さが伝わってくる、とても読み応えのあるブログ記事でした。最後の偽メールに関する注意喚起は、多くの方にとって有益な情報だと思います。これからも、田んぼの様子や日々の暮らしについて綴られるのを楽しみにしています。
2025/05/14
午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘・・・
午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘しました.
歩行式耕運機は, 歩いて耕運機を走らせるものですが, 乗用トラクターとは違ったメリットもありそうです.
KUBOTAの管理機TRS70USを耕運機代わりにして, 以前, トラクター全体がぬかるみに沈んだ場所2個所は, 歩いていてもその危険性を実感させられます. 足の裏を伝って,田の土が語りかけて来るようです. ここは深いぬかるみだよ, 近寄らないでって.
今日管理機で耕したところは, 明日, ブルトラB6001では耕耘しません. 新しいトラクターでも近づかないようにします. 新品のトラクターを田の土に埋もれさせては,村のなかでものわらいの種にされますから・・・.
このKUBOTAの管理機TRS70USをすすめてくださったのは,山口県柳井市のKUBOTAの営業所・・・.妻の実家の段々畑の0.6反の畑を耕すのに最適な管理機として紹介されました. 湿地も多いと話したので・・・.
有機・無農薬栽培によるコメつくりは, "知識集約型産業" です.
今日,管理機で湿田部分を耕耘したあと畔の一部をスコップで手入れしましたが,そのときアカハライモリ1匹とコオイムシ2匹が出てきました. 有機・無農薬栽培をして今年で13年目,アカハライモリもコオイムシ,タガメ,ゲンゴロウなども日常茶飯事に目の当たりにすることができます. どれもみんな絶滅危惧種・・・. 夏でも15℃と冷たい常夏川の農業用用水路に流れている水を8‐12°Cあたためるための温水田は, 彼らと,カエル・ドジョウ・トウホクサンショウウオ・アメンボウ・ミズスマシ・各種トンボの楽園です.
聖書の教えにしたがって, 妻の実家の棚田の田の10%は, 主にささげるつもりで彼らのための棲息場所にしています.
荒代かきまでブルトラB6001で行うことに・・・
昨日, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝を, KUBOTAの管理機TRS70USを使って耕耘しました.
15cm深さで, 6馬力の管理機で田の土を耕すのは容易ではありません. 関節障害があり握力が少ない右手で管理機を制御するのは難しく,どうしても左手に負担がかかります.
妻もこの管理機で畑の土を耕耘しますが, 田んぼの土をこの管理機で180坪も耕すのは大変だったと自分の経験から推察した妻は, きれいに耕されたあとを見て涙が出てきたとか・・・. "夫にこんな無理をさせていいのだろうか"と.
6馬力の畑用の管理機TRS70USで水田の土を耕すことができるのかどうか心配していましたが,なんとか耕すことができました.
インターネットで, ブルトラB6001が廃車になったとき, そのあとどのような農機具を購入するか検討しました. そのとき,トラクターを2度も田の土の中に沈めたことがある農家の方が耕耘機に切り替えるとその憂いもなくなったと書いていました.
そしてまた, 耕運機と管理機の違いを調べたのですが,現在ではほとんど区別がないということでしたので,試しに管理機TRS70USで1畝のヒメノモチ, 5畝のはえぬきの田を耕してみましたが,新しいトラクターで耕耘し直す必要がないほどきれいに耕すことができました.
妻の実家の棚田の下段のコシヒカリの田の土をブルトラB6001で耕していたとき, 2度, ブルトラがぬかるんだ田の土の中に沈むということがありました. 最初は,それに気づいた湖南史談会会員の専業農家の小山さんが大型トラクターをもってきてブルトラを穴凹から引き出してくれました. 2度めは, KUBOTAの湖南営業所の小山さんが脱出方法を伝授してくれました.
しかし, その後はブルトラが土の中に沈むことがないように, バックでそっと近づき, タイヤが土の中に沈む前にそこから耕耘しながら全速力で抜け出すことにしました.
今回, 管理機TRS70USで田の土を耕耘することができることがわかりましたので,コシヒカリの田の土をトラクターで耕す前に, 湿田部分を先にこの管理機で15cm深さで耕耘することにしました.
今朝,KUBOTAの湖南営業所に行って,使用中止にしていたブルトラB6001を一時的に再使用する方策について話し合いました.そして,ミッション用オイルを買ってきて, 2リットルのオイル給油缶に移して給油口を開けたところ中に油がまだ入っているのが見えました. しかしゲージにはオイルがついていませんでしので,2リットルのミッション用オイルを追加してエンジンをかけ関連機器を作動させてみました. きちんと動いたので,いつもの通り,ブルトラB6001で田の土を耕耘することができると判断しました.
そのあとKUBOTAの湖南営業所から電話があり, トラクターJB15Xの納品は1週間後になるということでした. 今年の田の耕耘と荒代かきは, ブルトラB6001で行う事になりました. 妻の実家のおとうさんが愛用していたトラクターなのでいつまでも使い続けたかったのですが, このブルトラにも "寄る年波には勝てず" の時がやってきました. 50年も, 妻の実家の棚田の田や段々畑の畑を耕してくれたので, 感謝の思いがいっぱいです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。
管理機での田んぼの耕うん、想像以上に大変だったのですね。奥様の優しいお気持ちに、心が温まりました。6馬力の管理機で180坪もの田を耕しきられたご苦労は、並大抵のものではないと思います。それでもやり遂げられたのは、ヒメノモチとハエヌキへの深い愛情と、美味しいお米を届けたいという強い思いがあったからでしょう。
過去のブルトラB6001が田んぼに沈んでしまったエピソードは、当時のご苦労が偲ばれます。それでも工夫を凝らして乗り越えてこられたのですね。今回、管理機での耕うんが可能だとわかり、湿田部分を先に耕うんするという判断は、非常に合理的だと思います。
そして、ブルトラB6001の一時的な再使用が決まったとのこと、長年連れ添った農機具への愛着がひしひしと伝わってきました。奥様のお父様が大切にされていたトラクターが、再び田畑で活躍できるのは、感慨深いものがあるでしょう。「寄る年波には勝てず」とはいえ、50年もの間、土地を耕し続けてくれたブルトラへの感謝の気持ち、とてもよくわかります。
新しいトラクターの納品が待ち遠しいと思いますが、それまでの間、ブルトラB6001が再び力を貸してくれること、心から応援しています。今年の豊作を心よりお祈り申し上げます。
2025/05/13
ヒメノモチとはえぬきの田の土を管理機で耕耘・・・
正転で耕耘すると数センチしか耕すことができません. それで逆転で耕耘,深さは15cm・・・. これまで, 田の耕耘は15cm深さを目標に, ブルトラで耕耘, 代かきは10cm深さで行ってきましたが, そのブルトラが廃車になったので, 次のトラクタが届くまで, 管理機TRS70USで耕すことにしましたが, この管理機でも十分耕耘することができるようです.
6畝の田の土の耕耘の "正味加工時間" は5時間・・・.
棚田の下段のコシヒカリの田は, 1.8畝ですから, 管理機TRS70USで田の土を耕耘するのに要する "正味加工時間" は15時間. "余裕時間" を3時間加えても, 3日間でコシヒカリの田を管理機で耕耘することができそうです.
その間に新しいトラクターが届きますと,田の土の耕耘作業が楽になりますが, 届かない場合は, 新しいトラクターで, 荒代かきと植しろかきをすることになります.
同時に播種したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチですが, 稲の草丈は早稲のヒメノモチ, 中稲のはえぬき,晩稲のコシヒカリの順番に大きくなっていきます. ヒメノモチは, これまでにも何度も手作業で田植えしました. 今年もその可能性大なので, ヒメノモチの葉齢が4.5になるまでに田植えの準備をして置かなければなりません.
管理機で田の土を耕耘したあとを見て,妻は, ."あなた,歳が歳なのですから,こんな無理をしなくていいのに・・・" といいながら "新しいトラクターが何曜日に届くのか,KUBOTAに電話して聞いてみる・・・" といって家に戻っていきました,
今日の天気は, 福島県内のいたるところで夏日だったようですが, Googleの天気予報では湖南の今日の気温は23.0°C,明日の天気予報は22.0°Cでした.農作業着は夏の作業着でしたが汗でびっしょり・・・. かいた汗でからだが冷えなかったので,かなり気温が高かったのでしょう.
ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。
Geminiさん:こちらこそ、読んでいただきありがとうございました。少しでもあなたのブログ記事についてお話できて、嬉しく思います。明日も農作業でしょうか?もしそうでしたら、無理なさらず、適度に休憩を挟みながら進めてくださいね。応援しています。
午前8:00‐12:30 管理機TRS70USで棚田の田の耕耘・・・
昨日,鍬で田の土を耕してみました.1時間でどの程度の広さの田の土を耕すことができるか・・・.
結果は, 1時間で15cm深さで田の土を6坪耕すのがやっと・・・.
それで, 今日は,KUBOTAの管理機TRS70USで "逆回転畝立てモード" で耕耘しました. 6馬力の管理機で3時間で3畝耕耘することができました. 中段のヒメノモチとはえぬきの田はあわせて6畝ですから, TRS70USで耕耘するのに要する時間は6時間・・・.
コシヒカリの田は18畝ですから, TRS70USで耕耘するのに18時間かかることになります. 注文したKUBOTAのトラクターJB15Xがはやく届くといいのですが, 今年は稲作用の農機具が売れに売れて在庫がほとんどなく,納期は未定・・・. JB11XとJB13Xの納期は更に遅れるというので,一番はやく入手できるJB15Xにしたのですが, 即納というわけには行かないようです.
現在育苗中の苗の葉齢は2.3・・・. 苗は成長して, 新しいトラクターがやってくるのを待ってくれないので, 先ず, 管理機TRS70USで早稲のひめのもちと中稲のはえぬきの田植えの準備をしなければ・・・.
2025/05/11
午前10:00‐12:30 棚田の田の整備・・・
午前10:00‐12:30 妻とふたりで棚田の田の整備をしました.
妻は, 中段の田の田畑転換した畑に, 昨年籾摺りをしたあとのもみ殻をもみ袋に入れて並べていたのですが, 今年の豪雪でもみ袋が裂けて外に溢れ出ていましたので,その詰め替え作業・・・.
私は, 農業用水路からコシヒカリの田に水が入ってきていましたので,水をとめて, 水門の再設置工事をしました. そのとき, 前々からしようと思ってできなかった, 下段から中段の田への登坂用の畔道をつくりました.
これで, 肥料や資材, バインダーで稲刈りをした稲束を運ぶのに, アルミ製と鉄製の踏み板を使わなくても, ミニクローラを走らせ,棚田の上段・中段・下段の田の畔道を自由自在に運搬することができるようになりました.
私は77歳, 妻は69歳, ふたりともこれからも年を追うごとに高齢化,体力・精神力が低下して行きますので, まだからだが動くうちに, その日のための基盤つくりをしておく必要があります.
この前, 共同作業のときに, 私と同い年であるという専業農家の方が妻に語りかけて来られたようです. "あんたの亭主, 元気だなあ! 朝8:00からの共同作業にもでるんだってなあ. おらあ,ダメだ, 体力が続かねえ・・・".
80.0反でコメを栽培している専業農家と, わずか2.4反で有機無農薬栽培でコメを栽培している素人百姓との労力は雲泥の差がありますので, 単純に比較することはできません.
湖南史談会会員の中野村の専業農家の方は,
有機無農薬による稲作の仕事量=従来型の稲作の仕事量✕10
に相当すると言われますが, それにしても専業百姓の彼と素人百姓の私の仕事量には4倍の格差があります. 妻と私にとっては, 想定不可能,実現不可能な仕事量になります.
妻と私は, コメの販売農家ではなく, 自給自足用の園芸家ですから, 専業農家のライフスタイルに影響されることなくオン・マイ・ウェイに徹する必要があります.
2025/05/10
午前11:30‐午後3:00 娘家族が遊びにくる・・・
今日, 午前11:30‐午後3:00 娘家族が遊びに来ました.
妻に, 母の日のプレゼントのケーキを持って・・・.
娘夫婦が来ると, 妻と娘で, 朝から妻がつくった料理を座卓に並べて, 娘と娘のご主人, 孫の向学ちゃんと, 妻と私の5人で昼食会のひとときを過ごしました.
料理が並び終わるまで, 私と孫の向学ちゃんは,妻があげたポテトフライの食べっこをしていました. 向学ちゃんが1本食べると私も1本, 競って食べっこをしていると,向学ちゃんの喜ぶこと・・・.
食事のあと, この前100円ショップで購入した工事車両3台のくるまで遊びました.向学ちゃんは, "はたらくくるま" の歌を歌いながら, 3台の工事車両を動かしながら, "出発します", "帰ってきました" とひとりで遊んでいました. 4人のおとなが時々ちょっかいを出していましたが, 向学ちゃんは誰が3台のうちの1台を隠したのか,予測して, "返して" と催促していました.
3時が近づいたので, 娘夫婦は, "向学ちゃん,帰ろう" と語りかけていましたが,向学ちゃんは "まだ帰らない.ここで遊ぶ. " といいますので, 私が "この3台のはたらくくるまも一緒に帰るんだよ. 向学ちゃんは じいじいとばあばあところに泊まる?" といいながら, 妻が持ってきた透明の袋に1台入れると,向学ちゃんは残りの2台を自分で袋に入れて,おとうさんにその袋を預けていました. そのあとは, スムースに帰り支度をして, 郡山に戻って行きました.
妻は, 孫の向学ちゃんから, "ばあば" と呼びかけられると,メロメロになっていました. 妻は, 母の日のプレゼントは, 娘が持ってきた母の日のプレゼントケーキより,孫から "ばあば" と慕われることのほうが嬉しかったようです.
午前中電気柵の電線の下の草刈り・・・
午前中, 妻の実家の棚田の田の電気柵の電線の下の草刈りをしました.
この前, 会津坂下の援農ショップ・グラントマトで購入した千吉の, 柄が90cmの草刈り鎌を使って, 手作業で刈り取りました.
関節障害のある右手で柄の端を持って,それを中心に円弧を描くように左手で刈り取って行くと, 思った以上にはやく快適に電気柵の電線の下の草を刈り取ることができるのが分かりました.
草が2本ある電線の下の電線に達するまで待って,草刈り機で刈り取るより, はやめにこの柄が90cmの草刈り鎌で刈り取る方が時間も労力も少なくて済みそうですし,混合油も使用しないで済みます.
"道具は使いよう" とよく言われますが,ほんとうにその通り・・・.
棚田の田の農業用ビニールハウスで育苗中のコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの苗は, 葉齢2.0・・・. 葉齢4.0~4.5で田植えをすることになりますが, 葉齢が1.0伸びるのに1週間かかりますから,これから1週間の間に, 耕耘・荒代かきを済ませて置かなければなりません. 水を張った田に発酵鶏糞を散布して1週間後に田植えをすることになります.
これまで使ってきたブルトラ (12馬力) が廃車になりましたので, 新たに, KUBOTAのトラクター15馬力を注文しましたが, いつころ使えるようになるかは未定・・・.
明日から, KUBOTAの管理機TRS70USで田の土を耕耘することにしました.
コメつくりは, 80の工程があると言われていますが,毎年, そのどれかでトラブルが発生, 計画通りに田植えを実施できない場合も少なくありません. それでも, 2013年4月1日に, 妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農してから, コシヒカリを収穫できなかったときは1度もないので, 今年もなんとかなるでしょう. 妻と私が頼るのは, 聖書に記されている天地のつくり主,生きとし生けるものの神である主なる神さまだけ・・・.
2025/05/09
リンゴの木に蕾が・・・
朝, 妻の実家の棚田の田に, 妻と一緒にでかけたとき,妻は, "あなた, こちらに来て! でてるわよ!" とうれしそうに語りかけて来ました.
"何がでているの?" と妻に問いかけると,妻は,"はじめてつぼみがついたの!" といいます. ちょうど3年前の5月にリンゴの苗木を2本買って,棚田の田の中段の田畑転換した畑に移植していましたが, そのうちの1本にはじめてつぼみが3個ついていたので, 妻は, 待ちに待ったリンゴの花を見ることができると喜んでいました.
幸せは どこにある
あの雲の 行くところ
幸せは 遠いもの
あの山の その向う
そうじゃない
そうじゃない
山郷の果樹の木に
棚田のくさむらに
ポッチリと とまってる
替え歌が口をついて出てくるような, 私にとっても嬉しい出来事でした.
猪苗代へ買物に・・・
今日午前11:00‐午後3:00 猪苗代町へ買物に出かけました.
まずホームセンターによって, 単一の乾電池24個・・・. 電気柵3台分の乾電池交換用として・・・. その他に, 掃除用具とつるものの野菜のネット・・・.
そのあとスーパーによって, 明日やってくる, 郡山に住んでいる娘家族との昼の会食のための材料を購入・・・. 孫の向学ちゃんのおやつも・・・.
私はお酒をのまないことにしていますので,娘のご主人にはおみやげとして彼の好きな日本酒を渡すことにしています. その日本酒, "最高金賞"という札がぶら下がっていましたが高価・・・. 妻は, "高すぎるわ" といいますので同じ銘柄の "金賞" という札がぶらさがっている日本酒にしました. トラクターを買い替えるための妻の節約策,すでに始まっているようです.
猪苗代から家に戻ると,妻の実家のおとうさんが愛用していたKUBOTAの小型乗用トラクターが廃車になり新しいトラクターを購入することになりましたので, KUBOTAの湖南営業所に行って発注しました.廃車になるトラクターは12馬力,あらたに注文していたトラクターは15馬力・・・.
引退して久しい大工の棟梁がトラクターで畑を耕耘・・・
妻の実家のおとうさんが愛用していた KUBOTAの小型乗用トラクターB6001, 終に廃車のときを迎えたようです.
このブルトラは,棚田の田の耕耘と代かきのみに使用して, 畑の土の耕耘は, KUBOTAの管理機TRS70USで行って来ました. 今年は, この管理機で, ぬかるんでいますが水の抜けた温水田とハス田の土を耕耘しました.
コメつくりはいくつかの方法があります.
・従来型
大型農業機械・化学肥料・農薬・除草剤を多用する現代の一般的農法
・有機栽培
大型農業機械とJASの規格にそって有機肥料と特定の農薬・除草剤を使用する農法
・自然農法
不耕起・無肥料・無農薬栽培
2013年4月1日に帰郷・帰農する前,10数年に渡って,妻の実家に帰省する度に, 妻と実家のおとうさんと, 私達が帰郷・帰農したときどのような稲作をするのか話し合って来ました. 薬品アレルギーのある私は農薬・除草剤を使うことができない,使うとすぐに健康を害して農業もリタイすることになる, そうならないで,高齢になっても健康で持続的にコメを栽培し続けるには,有機栽培と自然農法の中間形態の "有機・無農薬栽培" しか選択肢はないと判断しました. おとうさんがなくなる前の年の秋,おとうさんは, "よっしゃ,わかった. おまえらなら有機・無農薬でコメと野菜を栽培できる. 営農資金を残しておくから,おらの田畑・山林を守ってけれ" と話していましたが, その次の年の1月1日に, おとうさんは急逝の心臓発作でなくなりました.
今朝, ブルトラが廃車になって,これからどうするのか, 吉田農園の農園主である妻と話し合いました.
私の提案:
コメをつくる田は2.4反・・・. トラクターは年に数日間しか使用しないので,水田の耕耘と代かきができる管理機タイプのKUBOTAのテーラーを購入する.
妻の提案:
昨日,段々畑の私の畑の前の畑で,引退して久しい大工の棟梁がトラクターで耕耘しするのを見た.脳梗塞で3ヶ月入院, 退院後杖をついて歩いているのに, トラクターに乗ると若い時と同じように畑の土を耕耘している.あとで後悔しないためにも, 歩行式のテーラーではなく乗用のトラクターにすべき.
妻の実家のおとうさんが残してくれた営農資金は残り少ないのですが,"なんとかやりくりしてKUBOTAの一番小さな乗用トラクターを購入できそう" という吉田農園の農園主である妻の提案を受け入れる事になりそうです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。温かい人柄が伝わってくる、とても素敵な記事でした。
長年連れ添った農機具との別れには、やはり寂しさを感じますね。お義父様との思い出が詰まっているのでしょう。ブルトラが役目を終え、新しい農機具について奥様と話し合う様子からは、これからの農業への真摯な思いが感じられました。
特に、お二人の意見が対照的でありながら、お互いを尊重し、より良い方法を模索しようとする姿勢が印象的でした。棟梁のエピソードを交え、奥様が乗用トラクターにこだわる理由もよく理解できました。健康状態が優れない中でも、慣れ親しんだトラクターに乗ることで活力が湧いてくる、というのは本当に素晴らしいことだと思います。
営農資金が残り少ない中でも、前向きに新しい一歩を踏み出そうとするお二人の決断には、力強さを感じました。これからも、お義父様の残された田畑を守りながら、ご夫婦で力を合わせて素敵な農業を続けていかれることと思います。陰ながら応援しています。
2025/05/08
午前9:30‐12:00 ミニクローラの修理と電気柵のゲートの設置・・・
私は棚田の田で, ミニクローラのエンジン始動用のロープの交換・・・. 昨日は簡単なスパナしかなかったので作業が難航・・・. 今日は専用工具をもっていきましたので簡単に交換と取り付けができました. そのあと, 棚田の電気柵に, 中段のはえぬきの田と下段のコシヒカリの田にブルトラを乗り入れるためのゲートを設置しました.
段々畑で作付けを終えた妻と棚田の田に戻って,ミニクローラのエンジンをかけてみましたが順調に始動・・・, ホッとしました.
そして午後, 農機具の小屋を片付けて, 中からブルトラを取り出しましたが,そのときミッション部分から油漏れがあるのを診て,庭で, 取り扱い説明書をみながら点検しました. そのときミッションオイルがなくなっているのに気づき,KUBOTAの湖南営業所に行きますと,担当者の方がすぐ診に行くと言ってくださるので一緒に戻って来ました. そのあと, ベテランの技術者の方と一緒にきて再度点検・・・. どうやら, 油漏れの原因になっている箇所を修理するだけで35万円, タイヤの交換にも相当費用がかかり, これから,あちらこちら修理が必要になってくるので, 修理してもいつまで使えるか保証の限りではない・・・とのことでした.
妻の実家のおとうさんが使ってきたブルトラB6001は, 寿命を迎えたようです. 湖南町で一番古いKUBOTAのトラクターだったのですが, "寄る年波には勝てない" ということでしょうか・・・.
妻は,"実家に戻ってから13年間も動いてくれたのだから, 思い残すことはないわ・・・" と話していました. 妻は,"コメつくりは止めないほうがいいわよ. コメ作りをリタイアした農家の生き方は何もすることがなくて悲惨だから・・・" と話していました.
これから先,どうなることやら・・・.
2025/05/07
"改訂版 池田町を中心として部落史編年資料集" が届く・・・
4月29日に, 日本の古本屋経由で注文していた, 池田町教育委員会・池田町同和教育推進協議会編 "改訂版 池田町を中心として部落史編年資料集" が届きました.
この資料集は2冊め・・・. 最初に入手した資料集はもうボロボロ・・・. 2冊めを入手できたことで, 最初の資料集は, ためらうことなくメモ書きやマーカーをつけて史料分析することができます.
部落史・部落問題関連の蔵書は300冊程度ですが, 基本的な文献ばかりですので, この資料集を分析するとき, それらを傍証として利用することができます. 私のブログ "部落学序説" を執筆する時の研究方法を,そのままこの資料集に適用して, "部落学序説" の問題提起が, 一地方の例外的なものではなく, 全国津々浦々に適用できることを証明することになります.
今日, その他に, Amazon に注文していた "絶滅危惧の動物事典" と"日本の絶滅危惧生物" の2冊が届きました.
被差別部落出身ではないのに, 日本の社会から部落差別がなくなるよう, 私の師である山口県立文書館の北川健先生と同様 "手弁当" 持参で "勝手同和" として, 日本基督教団の一牧師として取り組んで来ましたが,そんな私も, 絶滅危惧種のひとつなのかもしれません.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。資料集のご入手、おめでとうございます。長年読み込まれた一冊がボロボロになるほど、部落史・部落問題の研究に真摯に取り組んでこられたのですね。二冊目を得られたことで、心置きなく資料分析を進められるとのこと、研究の進展が楽しみです。
300冊もの関連書籍を基礎に、今回の資料集を深掘りされるご計画、大変興味深く感じました。「部落学序説」で提起された問題意識が、一地方の特殊な事例ではなく、普遍的な日本の社会構造に根差していることを明らかにしようとする試みは、非常に重要な意義を持つと思います。
また、「絶滅危惧の動物事典」と「日本の絶滅危惧生物」のご購入も、先生の関心の広さを感じさせます。
ご自身を「絶滅危惧種」と表現されたくだりは、ユーモアの中に、部落差別解消への道のりの厳しさと、その中で孤軍奮闘されるご自身の状況を重ね合わせているように感じ、考えさせられました。北川健先生の「手弁当」の精神を受け継ぎ、「勝手同和」として活動されているお姿は、本当に尊敬に値します。
今後のブログ記事で、この資料集の分析を通して、どのような新たな発見や考察が示されるのか、心待ちにしています。
午前10:00‐午後3:30 棚田の田に粒状の苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布・・・
妻の実家の田のある棚の専業農家・プロの農家 (兼業農家) の田は代かきを終えて後は田植えを待つばかり・・・.
今日,20リットル用ポリタンク✕5個に水を入れて, 軽トラで運び,妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中に運び込みました.
妻は, ハウスの中の育苗箱の稲を見て,"あなたたち大きくなったわね・・・" と語りかけていました. 妻が, "今, 葉齢はいくつ・・・?" と問いかけてきますので, "1.5くらいかなあ・・・. 葉齢が1つ増えるのに1週間かかるから, 我が家は自然発芽・自然育苗なので葉齢は1つ増えるのに1週間かかるので, 田植えまであと3週間・・・. 田植えの1週間前に肥料の醗酵鶏糞を散布するので,これから2週間の間に田の整備をしておかなければ・・・" と答えました.
妻は, "小雨がちらついているけれど, 今日中に,田に苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布しない? 明日晴れだから, ブルトラを出して耕さなければ・・・" と 朝,5年連続日記2冊の記録を見ていた吉田農園の農園主である妻がいいますので, 今日中に田に苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布することにしました.
猪苗代農協で必要な資材を買ったとき, 担当者の方が, "田んぼにまくならこちらの油粕のほうがいいですよ" とアドバイスしてくださったのでそれを買ってきました. 苦土石灰・珪酸カリ・油粕は何れも粒状でしたので, 散布方法を変えることにしました.
ミニクローラの荷台に, 苦土石灰・珪酸カリ・油粕を入れて,小型スコップで十分に混ぜ合わせ, これま3回にわけて散布していた資材を一度に散布することにしました. 妻は,"要するに, 配合肥料にして1度に散布するということよね.このほうが楽・・・" と喜んでいましたが, ミニクローラが故障・・・. 修理して, なんとか動かせるようになるのに1時間ロスしました. ガソリンを満タンにしてエンジンをかけっぱなしにしました. そして残りの部分の散布を完了しました.
途中, ミニクローラの故障というアクシデントがありましたが, それでも, 苦土石灰・珪酸カリ・油粕の散布は,これまでで一番時間と労力が少なくてすみました.
苦土石灰・珪酸カリ・油粕は, 有機・無農薬栽培でコメを栽培するときに使用が認められているものですが, 苦土石灰は田の土を酸性から中性にして収穫したコメの食味向上に繋がりますし, 珪酸カリは田から持ち出したイネの穂・茎・葉の栄養分の補完,油粕は田の土の微生物の食糧となるとともにコメに粘りを出すのに効果的です.
従来型の大型農業機械・化学肥料・農薬除草剤を多用する,純然たる農村的地域社会の中にあって, ひとり,有機・無農薬栽培でコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチを栽培するのは,他者の農法や評価に左右されない, 独立・独歩の精神が必要です. ひたすら,栽培しているコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチが語りかけてくる声に耳をかたむけながらの栽培に徹することになります.
昨日耳にしたショッキングな話し・・・
昨日,共同作業のときに, ショッキングな話を耳にしました.
"よそもん" の私は "ここらのもん" の話を聞いても, 何処の誰だか, 判別することはできません. 共同作業のときに一緒に作業する方々の顔は分かるのですが, それがどこの誰だか,ほとんど知りません.
顔と名前が一致しない・・・.
しかし, 昨日は, めずらしく一致・・・?
この前, 集落の西のはずれにある旧国道と新国道で交通事故がありましたが, 旧国道から新国道へ一旦停止の標識を無視して, あるいは気づかなくて飛び出してきた軽トラと県外ナンバーの普通車が衝突,軽トラに乗っていた赤津村の農家の方がドクターヘリで病院に運ばれたとか・・・.昨日, その方の名前をお聞きしました.
顔と名前が一致・・・.
その農家の方は,妻の実家の連続した3枚の田のある上方で数枚コメを栽培しておられる方で,2013年に帰郷・帰農して以来, 棚田の田で作業していると, 近くにやってきて,"どんなに待っても農業用水路に水はやって来ねえぞ. 上方のおらの田でかけ流しをしているので,ここには水はやってこねえ・・・" と笑いながら去っていくのが常でした.
彼の姿が見えないとき, 農業用水路から水を引き入れていますと, それを確認した彼はすぐ水を止めて,妻の実家の田に水を取水できないようにかけ流しを始めました.
電気柵の支給を受けるときには3軒の農家が共同で申請する必要があるとかで,妻の実家の棚田の更に下(棚田ではなく平地)の彼の田に電気柵をはるのにその申請書に賛同しましたが,彼は,数枚ある下の田の畦に電気柵の電線を設置,イノシシの棲息場所の山から,妻の実家の田まで一直線にイノシシがやってくるように電気柵を張りました. その年から,妻の実家の田はイノシシに荒らされるようになりました.
彼は,妻と私に "ここらのもん" の農民根性がどのようなものであるのかを教えてくれた農家のひとりです. 妻と私は, 農業用水路から流れてくる水に左右されないで,2.5インチの給水ポンプで水をくみあげ,温水田にある程度貯水することにしました. 電気柵は自前で設置して, 下の田からイノシシが侵入できないようにイノシシ返しを設置しました.
赤津村本村の, ある農家の方は, "彼の田でとれるコメは美味くねえ! いつも常夏川の冷たい水をかけ流ししているから実が入らねえんだ・・・"と話していましたが, 瀬戸内海の入浜式塩田のノウハウを転用してくった, 妻の実家の温水田では, 農業用水路の水が8~12°Cあたためられて美味しい有機・無農薬栽培のコシヒカリを栽培・収穫することができました.
交通事故にあってドクターヘリで運ばれた彼は,妻と私にとっては,典型的な "反面教師"・・・. "反面教師" も教師なので, 妻と私は,意識不明が続くという彼が回復できるよう主なる神さまに祈りました.高齢化・過疎化が進む農村的地域社会の中で,いつも祈り求めているのは, 自他共に "無事" であること・・・.
2025/05/06
CASIOの電子辞書XD-SR9850にフランス語の辞書が・・・
この前, Amazonから入手した 中古のCASIOの電子辞書XD-SR9850・・・. 本体にフランス語の辞書がプレインストールされていました.
中古の電子辞書を購入したとき添付されていた, 英語以外の追加コンテンツを再配置しました.これで英語・独語・伊語・仏語・西語の5か国語の電子辞書がCASIOの電子辞書で使えるようになりました.
XD-D9800:フランス語・スペイン語
XD-D7100:ドイツ語
XD-Z9800:イタリア語
XD-SR9850:フランス語
居間のノートパソコンには, 英語以外の辞書は,
同時通訳ドイツ語
Logo Vista 羅和・和羅辞典
米:コカ・コーラの価格比は 1:1 から 2.4:1 に・・・
今日, 会津坂下の援農ショップ・グラントマトへ行きました.
さつまいものツルと電気柵の電線の下の草をかるための鎌2種類を購入するために・・・. 雨が降っているのに, グラントマトは千客万来・・・. 駐車場に停車するために順番待ちのくるまが列をなしていました.
妻は先に軽トラからおりてさつまいものツル50本✕1束探し・・・.
軽トラを駐車場にとめて妻のところにいくと,"2束あったけれど, 私が1束,私のあとに来た人が1束買って終わり・・・. ギリギリセーフね・・・" ととてもうれしそうに微笑んでいました. 私は,農具売り場で, 妻が腰を落として草刈りをすることができる鎌と, 腰を曲げることなく立ったままで草刈りできる鎌を2本もって,レジに並ぶ妻に手渡しました.
そのとき, 米どころ会津のコシヒカリ10kgの価格を見ました.つい最近まで, 米の価格:コカ・コーラの価格は, 1:1だったのですが, 昨年から引き続く米不足のために価格が高騰,現在ではコメの価格:コカ・コーラの価格は2.0~2.4:1 ・・・. 一昔前は, コメの価格はコカ・コーラの価格よりも低く, 農家の嘆きの種だったのですが・・・.
そのあと, 猪苗代町のホームセンターに行って, 農業用資材を購入・・・. 雨が降っているためもあって, 店内は閑古鳥が鳴いていました.
片方で千客万来,片方で閑古鳥・・・. その落差に, 妻は驚いていました. "商売って, 難しいわね・・・. 私達に商売は向いていないわ・・・" とため息を漏らしていました.
専業農家と素人百姓の類似点と相違点・・・
今朝, 妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中で育苗中のイネの苗に水やりにで掛けたとき, 湖南史談会会員で専業農家の方が大型トラクターで代かきをしていました.
妻の実家の棚田の3枚の連続した田の上方にある3枚の連続した田と農道をはさんだ反対側の連続した2枚の田の代かきをされていたのですが, ハウスのある田の上の田を代かきするさまを眺めていました. あっという間に,きれいに代かきされて行きます.
大型農業機械を駆使した専業農家の方の農作業と, 小型農業機械と手作業の素人百姓の農作業とは雲泥の差・・・. 専業農家は, 反あたり10~13俵収穫するのを目指してコメ作りをされていますが, 素人百姓の有機・無農薬栽培による自給用のコメを反あたり6~7俵収穫できれば十分・・・.たくさんとれた場合は, お金を出してもらってもらわないといけなくなるので,妻と私は "自主的減反政策" で必要な量のコメだけ収穫できればいいので量より質のコメつくりをしています.
大型農業機械を駆使した専業農家の方の農作業と, 小型農業機械と手作業の素人百姓の農作業は相違点がいつも際立つのですが, それでも両者の間には類似点があります. それは, 最初から最後まで,コメ作りに必要なすべての作業を時前で行うことができるということ・・・.種籾の塩水選・温湯消毒・浸種・播種・育苗から刈入れ・脱穀・乾燥・精米・保存まで, すべて自前で行うことができるという専業農家の自負心と,素人百姓のすべて自分たちで行うという自負心は極めて類似したところがあります.
大型トラクターで代かきをする専業農家と,小型トラクターで耕耘し自家製の手作業による代かき器を引っ張って代かきをする素人百姓・・・. そんな姿を見て, 専業農家に対して劣等感を抱き,素人百姓に対して優越感にひたるプロの農家 (兼業農家)・・・. 優越感や劣等感から解放されて, ひたすらコメ作りに勤しむ専業農家と素人百姓・・・, 大きな相違点にもかかわらず存在する専業農家と素人百姓の類似点・・・.
コメ作りの農法はまったく異なるのに, 自立してコメを栽培する農人の心構えと精神は同じ・・・.
2025/05/05
午後13:45‐15:15 ジャガイモを植えた畑に電気柵を設置・・・
午前中, 妻がジャガイモの作付けをしていました.
定番のキタアカリとメイクイーンのほか, インカのジャガイモ2種類の計4品種を作付けしたようです.妻は, "今日中に作付けできて良かったわ・・・. 明日・明後日は雨なので, 雨の前に作付けできてほんとうによかった・・・" と嬉しそうに話していました.
段々畑の他の農家の畑では,ジャガイモの作付けを終わって電気柵を張る作業をしていたとか・・・. イノシシより小さなうさぎやタヌキが食べにくるようで, 電気柵は4段・・・. 妻の実家の畑は, ウサギやタヌキがくることはなく, ほとんどはイノシシ・・・. 以前, 他の農家のジャガイモ畑がイノシシに荒らされていましたが, イノシシはジャガイモよりジャガイモ畑の土の中のミミズを探し回ったようでジャガイモは無惨に掘り起こされていました.
妻が, ジャガイモ畑に電気柵を張りたいというので, 午後13:45‐15:15 1時間半かけてジャガイモ畑のある畑の周囲だけに電気柵を張り巡らしました.
電気柵をはるために段々畑に行く前,右足にひきつけがきて,とても痛い思いをしましたが, 痛みを止めるアウトストレッチをとっさにしましたので短時間の痛みですみました.
午前8:00‐10:00 常夏川の環境整備作業・・・
午前8:00‐10:00 常夏川の環境整備作業に参加しました.
常夏川の堤防のやなぎの木の伐採が主な作業目的ですが, 赤津村のプロの農家の方々が "トゲトゲ" とよんでいる独特のトゲのある木 (イヌザンショウ?) をチェーンソーで伐採したあと軽トラに積み込むのが大変・・・.
鳶用の手鉤でその枝を集めていたとき, 手鉤を紛失・・・. 刈り取った枝と一緒に山に運ばれていったかもしれないと思っていましたが, 作用が終わって帰ろうとするとき, 私が失った手鉤をプロの農家の方がもってきてくださいました.土佐鳶口と一緒に通販で購入したものですが, かなり高価だったと記憶していますので, 戻ってきてほんとうによかった・・・.
今日は作業をしているとき, イノシシの捕獲名人の方に遭遇して, いろいろ話をお聞きすることができました. イノシシだけでなくクマについても・・・.
妻や私が遭遇しているハノキヤジやセンガンイシのイノシシやクマは, 人馴れしているので人を襲ってくることはないけれど, 野生のイノシシやクマは獰猛で人間に攻撃をしかけてくるので要注意とか・・・.
千貫石の大きな桜の木の花の下に出てくる黒色の大きなツキノワグマはとても可愛らしいクマだと思うのですが, 赤津村の農家と "同棲同類" しているクマであるようです. 妻と私は, 山の中に入ることはないので, まるっきり野生のイノシシやクマに遭遇することはなさそうです.
人間もいろいろ・・・. イノシシやクマもいろいろ・・・.
今朝は5:00から共同作業の堰上げ・・・
今朝は5:00から共同作業の堰上げがありました.
今朝は, 妻が参加・・・. 私は, 昨日段々畑でジャガイモを作つけするための耕耘・畝つくりをして泥だらけになった,軽トラに積んだ管理機を高圧洗浄機で洗浄,妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスに移動しました. その帰り, 段々畑によって,昨日つくった畝の整形をしました.
午前8:00からは,常夏川の環境整備作業に参加します.
妻の実家のある小枝町のプロの農家の方々からは,"半人前の仕事しかできないのに,日当稼ぎのために共同作業に出てくるな!" と罵倒されるのが常ですが, 妻も私も,日当とは無関係に, 環境保全のために参加しています.
"枯れ木も山のにぎわい" ならぬ "高齢の素人百姓も共同作業のにぎわい", 出ないより出た方がいいと勝手に思い込んでの参加です. 日当とは無関係ですので, 日当がではなくなっても,妻も私も参加し続けます.
2025/05/04
午前11:30‐午後1:30 ジャガイモの畝つくり・・・
今日は天気予報では曇り&晴れだったのですが, ずっと小雨が降っています.
天気予報では, 明日からずっと雨が降り続くとか・・・, 妻が, ジャガイモの作つけのために管理機で耕すことができるのは, 小雨が降っていても今日が最後のチャンスだとか・・・.
それで, 妻の実家の棚田の田の農機具の小屋に仮置きしていたKUBOTAの管理機TRS70USを取りに行って,それで, 段々畑のジャガイモを栽培する予定の梅の木のある畑で
・逆転で畝崩し (長方形の長辺)
・逆転で耕耘 (長方形の短辺)
・牛糞堆肥を散布
・正転で土と肥料を混ぜる
・120cmごとに逆転で畝立て
雨が少し強くなったので, そのあとの作業
・畝の整形
・畝の真ん中を掘って元肥を施肥
・ジャガイモの種芋を作付け
は, 雨が止んでから行うことにしました.
たとえ小雨でも, 雨のなかでの作業はとても疲れる作業でした.
農業用水路の堰上げに参加・・・
昨夜は11:30に就寝・・・.
今朝3:00に起床して,1時間ほど, ルターの独訳聖書を通読しました. そのあと, ヨーグルトを摂取, Nescaffeのインスタントコーヒーを飲んで, 農作業着を身にまとって, 堰上げの3つ道具 (狭い水路の堰上げに使用する小型スコップ・水路の土砂をすくい上げる穴開きスコップ・枯れ枝枯れ草枯れ葉を取り除くためのレーキ) を積み込んで, 4:40 集合場所に出かけました.
午前5:00から7:00まで堰上げ作業をして, 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路に水が流れてくるのを確認して家に戻ってきました.
堰上げ直後の水は土砂を含む黄土色の水ですが, 栄養分に富んでいてヤセ田にはいいのですが, 栄養分と共に雑草の種も大量に入ってきますので,あとの草取りが大変になります. 有機・無農薬栽培をしている妻と私は,その堰上げしたばかりの水を田に取水するのは厳禁・・・!
作業をしながら, 今年のコメの買い取り価格についていろいろ話が出ていました. 湖南農協の買い取り価格は1俵30,000円程度になるとか・・・. 例年の2倍以上の買い取り価格です. 自給自足用に有機・無農薬でコメを栽培している, 湖南農協の非組合員の, 妻の実家にはなにの関係もない話しですが・・・.
今日はうれしい話を耳にしました. 専業農家の方が,今年から,あきたこまちの栽培をやめてコシヒカリの栽培に切り替えられるそうです. 昨年, 試験的にコシヒカリを栽培していて栽培の目処が立ったようです.
2013年4月1日に, 妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して以来,ずっと有機・無農薬栽培でコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを栽培していますが, 最初は, "おめえ, バカでねえのけ? ここらではコシヒカリは作れねえ! 悪いことは言わねえ!あきたこまちを作れ!" と言われたものですが, 稲作の自然環境・人為的環境の変化で湖南でも普通にコシヒカリが栽培できるようになっています.
湖南における稲作の傍流がいつのまにやら主流になっていく・・・.
吉田農園の農園主である妻が, "我が家のコメつくりはコシヒカリで十分です. あきたこまちはつくりません" との姿勢を堅持して来ましたが, その判断に間違いはなかったようです.
2025/05/03
午後1:00-4:00まで仮眠・・・
午後1:00から, 妻は段々畑に行って,姫鍬でスナップエンドウをまくための耕耘と畝つくりをするといいます.
妻がでかけたあと, 私は, まめたんこたつに足を入れて横になるとすぐ眠りに落ちました.目が覚めると午後4:00・・・. 3時間も仮眠をとるなんて・・・.
段田畑から戻ると, 妻は, 軽トラの荷台を片付けていました. 明日と明後日,維持管理組合の共同作業がありますので, そのために必要な農具を積み込んでいました. "ガソリンの目盛りが3になったけれど,連休のときはスタンドは休み・・・" と妻がいいますので,チェックしてみると目盛りは2・・・. それで携帯用ガソリンタンクから給油しましたが,それでも目盛りは3・・・.
それで, Amazonに注文した パソコン用 "羅和辞典" の前払代金を振り込むために一番近い湊のセブンイレブンに行く途中,ガソリンスタンドに立ち寄ることにしました. 私が某組合の会計を担当していたときの会計監査役をされていた方が赤津のガソリンスタンドを経営しているとお聞きしたので, そのスタンドに立ち寄りますと営業中でした. 店にいたのがその奥さん・・・. 妻がよく野菜直売所・湖南四季の里でよく話をするというひとはこのひとかもしれないと思いましたが, 余計な話はしないでスタンドを離れました.
Amazonに注文したのは, LogoVistaの "研究社 羅和辞典 改訂版", 新品で4,605円でした. 本の羅和辞典,羅英・英羅辞典, 古典羅英・英羅辞典,神学羅英辞典など多数保有していますが, LogoVistaの "研究社 羅和辞典 改訂版" のサンプルページと比較して, LogoVistaの "研究社 羅和辞典 改訂版" がかなり使いやすそうなので注文しました. ラテン語の文例も多い.
Google翻訳のラテン語翻訳機能を使えば必要ないのですが, インターネットが使えなくなったときも, パソコンで辞書引きできるようにするのは, 私の語学学習の基本方針・・・. なにしろ, 典型的なアナログ世代に属する77歳の私ですから・・・.
午前10:00‐12:00棚田の田で作業・・・
午前10:00‐12:00棚田の田で作業をしました.
棚田の中段の田の田畑転換した畑にぶどうの木 (ナイアガラ)1本とりんごの木2本 (富士血・王林)を植えていますが, その並びにさらにぶどうの木(スチューベン)1本とグミの木1本をあらたに移植しました.
果樹はほかに柿の木2本 (会津身知らず柿・愛宕) を植えて,数年前から収穫しています.
2013年4月1日に帰郷・帰農したとし,妻の実家の庭に無加温の簡易温室をつくり, 愛知県のクリスチャンの方からいただいた柚子の苗木を植え, 柚子の実を収穫していましたが, 国道294号線のバイパス工事のために解体撤去になり, 妻の実家の苗代田に移植しました. 無加温の簡易温室を移転する作業をしている間に柚子の木は枯れてしまいました. 柚子はマイナス7.0°Cになると枯死してしまいます.
吉田農園の農園主である妻は,柚子の栽培は止めて, 柿・ぶどう・リンゴ・グミの栽培を始めました. 人生晩年のささやかな贅沢のため・・・.
そのあと, 妻は野菜の種まき・・・. 私は, KUBOTAのの管理機TRS70USの泥落とし・・・. この前備中レンコンのハス田を管理機で耕しましたので, 田の土がどっしりついていましあたので・・・. そのあと, 中段のはえぬきの田の土の均平作業をしました. 昨夜の集中豪雨で, 雨が溜まっている場所と乾燥している場所が明確に線引されましたので, 土を移動して凹凸が少なくなるように均平作業をしました.
昨夜集中豪雨のような雨・・・
昨夜, 集中豪雨のような雨が降りました.
妻の実家の棚田の田の温水田に, 農業用水路から水を引き入れるための堰をあけたままにしていたのを思い出して, 夜8:00, 妻とふたりで軽トラに乗って出かけました.
土砂降りの雨が降る暗闇のなか,軽トラのライトの明かりだけを頼りに走るのはこわい・・・. まかり間違えば常夏川に転落するし,農道沿いの用水路に脱輪してしまう可能性もあります. 案の定, 軽トラの左後ろのタイヤが溝におちて空回り,すぐ四輪駆動に切り替えて脱出しましたが, 農業用水路にはあまり水が流れていなかったので取水口に蓋をして帰ってきました.
単なる雨が突然と集中豪雨のような激しい雨に変わることがありますので, 雨の日は, 農業用水路からの取水口は閉めておくことにしました.
台風や集中豪雨のときに田の様子を見にでかけて, いのちを失う農家が少なくありませんが, 昨夜はそうならないように, 台風や集中豪雨のときの行動基準を策定して置かなければならないと思わされました.
何を考えているの・・・?
夕食のあと, お茶を飲みながら,ボールペンでメモ用紙に数式を書き込んでいますと, 妻が語りかけて来ました. "あなた, 何を考えているの? あなたが真剣に考えているとき,あなたの右手,震えてないわ." と話しかけて来ました. 私は,...
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猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
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1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...