妻の実家の田のある棚の専業農家・プロの農家 (兼業農家) の田は代かきを終えて後は田植えを待つばかり・・・.
今日,20リットル用ポリタンク✕5個に水を入れて, 軽トラで運び,妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中に運び込みました.
妻は, ハウスの中の育苗箱の稲を見て,"あなたたち大きくなったわね・・・" と語りかけていました. 妻が, "今, 葉齢はいくつ・・・?" と問いかけてきますので, "1.5くらいかなあ・・・. 葉齢が1つ増えるのに1週間かかるから, 我が家は自然発芽・自然育苗なので葉齢は1つ増えるのに1週間かかるので, 田植えまであと3週間・・・. 田植えの1週間前に肥料の醗酵鶏糞を散布するので,これから2週間の間に田の整備をしておかなければ・・・" と答えました.
妻は, "小雨がちらついているけれど, 今日中に,田に苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布しない? 明日晴れだから, ブルトラを出して耕さなければ・・・" と 朝,5年連続日記2冊の記録を見ていた吉田農園の農園主である妻がいいますので, 今日中に田に苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布することにしました.
猪苗代農協で必要な資材を買ったとき, 担当者の方が, "田んぼにまくならこちらの油粕のほうがいいですよ" とアドバイスしてくださったのでそれを買ってきました. 苦土石灰・珪酸カリ・油粕は何れも粒状でしたので, 散布方法を変えることにしました.
ミニクローラの荷台に, 苦土石灰・珪酸カリ・油粕を入れて,小型スコップで十分に混ぜ合わせ, これま3回にわけて散布していた資材を一度に散布することにしました. 妻は,"要するに, 配合肥料にして1度に散布するということよね.このほうが楽・・・" と喜んでいましたが, ミニクローラが故障・・・. 修理して, なんとか動かせるようになるのに1時間ロスしました. ガソリンを満タンにしてエンジンをかけっぱなしにしました. そして残りの部分の散布を完了しました.
途中, ミニクローラの故障というアクシデントがありましたが, それでも, 苦土石灰・珪酸カリ・油粕の散布は,これまでで一番時間と労力が少なくてすみました.
苦土石灰・珪酸カリ・油粕は, 有機・無農薬栽培でコメを栽培するときに使用が認められているものですが, 苦土石灰は田の土を酸性から中性にして収穫したコメの食味向上に繋がりますし, 珪酸カリは田から持ち出したイネの穂・茎・葉の栄養分の補完,油粕は田の土の微生物の食糧となるとともにコメに粘りを出すのに効果的です.
従来型の大型農業機械・化学肥料・農薬除草剤を多用する,純然たる農村的地域社会の中にあって, ひとり,有機・無農薬栽培でコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチを栽培するのは,他者の農法や評価に左右されない, 独立・独歩の精神が必要です. ひたすら,栽培しているコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチが語りかけてくる声に耳をかたむけながらの栽培に徹することになります.
2025/05/07
午前10:00‐午後3:30 棚田の田に粒状の苦土石灰・珪酸カリ・油粕を散布・・・
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1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...
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