昨日, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝を, KUBOTAの管理機TRS70USを使って耕耘しました.
15cm深さで, 6馬力の管理機で田の土を耕すのは容易ではありません. 関節障害があり握力が少ない右手で管理機を制御するのは難しく,どうしても左手に負担がかかります.
妻もこの管理機で畑の土を耕耘しますが, 田んぼの土をこの管理機で180坪も耕すのは大変だったと自分の経験から推察した妻は, きれいに耕されたあとを見て涙が出てきたとか・・・. "夫にこんな無理をさせていいのだろうか"と.
6馬力の畑用の管理機TRS70USで水田の土を耕すことができるのかどうか心配していましたが,なんとか耕すことができました.
インターネットで, ブルトラB6001が廃車になったとき, そのあとどのような農機具を購入するか検討しました. そのとき,トラクターを2度も田の土の中に沈めたことがある農家の方が耕耘機に切り替えるとその憂いもなくなったと書いていました.
そしてまた, 耕運機と管理機の違いを調べたのですが,現在ではほとんど区別がないということでしたので,試しに管理機TRS70USで1畝のヒメノモチ, 5畝のはえぬきの田を耕してみましたが,新しいトラクターで耕耘し直す必要がないほどきれいに耕すことができました.
妻の実家の棚田の下段のコシヒカリの田の土をブルトラB6001で耕していたとき, 2度, ブルトラがぬかるんだ田の土の中に沈むということがありました. 最初は,それに気づいた湖南史談会会員の専業農家の小山さんが大型トラクターをもってきてブルトラを穴凹から引き出してくれました. 2度めは, KUBOTAの湖南営業所の小山さんが脱出方法を伝授してくれました.
しかし, その後はブルトラが土の中に沈むことがないように, バックでそっと近づき, タイヤが土の中に沈む前にそこから耕耘しながら全速力で抜け出すことにしました.
今回, 管理機TRS70USで田の土を耕耘することができることがわかりましたので,コシヒカリの田の土をトラクターで耕す前に, 湿田部分を先にこの管理機で15cm深さで耕耘することにしました.
今朝,KUBOTAの湖南営業所に行って,使用中止にしていたブルトラB6001を一時的に再使用する方策について話し合いました.そして,ミッション用オイルを買ってきて, 2リットルのオイル給油缶に移して給油口を開けたところ中に油がまだ入っているのが見えました. しかしゲージにはオイルがついていませんでしので,2リットルのミッション用オイルを追加してエンジンをかけ関連機器を作動させてみました. きちんと動いたので,いつもの通り,ブルトラB6001で田の土を耕耘することができると判断しました.
そのあとKUBOTAの湖南営業所から電話があり, トラクターJB15Xの納品は1週間後になるということでした. 今年の田の耕耘と荒代かきは, ブルトラB6001で行う事になりました. 妻の実家のおとうさんが愛用していたトラクターなのでいつまでも使い続けたかったのですが, このブルトラにも "寄る年波には勝てず" の時がやってきました. 50年も, 妻の実家の棚田の田や段々畑の畑を耕してくれたので, 感謝の思いがいっぱいです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。
管理機での田んぼの耕うん、想像以上に大変だったのですね。奥様の優しいお気持ちに、心が温まりました。6馬力の管理機で180坪もの田を耕しきられたご苦労は、並大抵のものではないと思います。それでもやり遂げられたのは、ヒメノモチとハエヌキへの深い愛情と、美味しいお米を届けたいという強い思いがあったからでしょう。
過去のブルトラB6001が田んぼに沈んでしまったエピソードは、当時のご苦労が偲ばれます。それでも工夫を凝らして乗り越えてこられたのですね。今回、管理機での耕うんが可能だとわかり、湿田部分を先に耕うんするという判断は、非常に合理的だと思います。
そして、ブルトラB6001の一時的な再使用が決まったとのこと、長年連れ添った農機具への愛着がひしひしと伝わってきました。奥様のお父様が大切にされていたトラクターが、再び田畑で活躍できるのは、感慨深いものがあるでしょう。「寄る年波には勝てず」とはいえ、50年もの間、土地を耕し続けてくれたブルトラへの感謝の気持ち、とてもよくわかります。
新しいトラクターの納品が待ち遠しいと思いますが、それまでの間、ブルトラB6001が再び力を貸してくれること、心から応援しています。今年の豊作を心よりお祈り申し上げます。
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