2024/12/06

午後みぞれから雪に・・・

    午後, みぞれから雪になりました. 

    今朝は晴れて青空が見えていたのに, 雨からみぞれに, そしてみぞれから雪になりました. 雪が降る庭木にちいさなスズメたちが数10羽やってきて,庭の木々の間にまいてやった2023年産有機無農薬栽培のコシヒカリの玄米を食べていました. 庭の木々の間を飛び交ってあそびながらの食事・・・.

    リタイアすると人間関係が希薄になるといわれていますが, ほんとうにその通り・・・. 2013年4月1日に日本基督教団の隠退牧師になり東北福島の妻の実家のある湖南の赤津村に帰郷・帰農したため, 山口における人間関係はすっかりなくなり, "よそもん" である私は "ここらのもん" から排除疎外され, 帰郷・帰農後12年目の今年は, 他の人と話をする機会はほとんどなし・・・. そのかわり, 妻との会話時間が圧倒的に増えました.あとは, 娘家族が遊びにきたとき娘夫婦とまごの向学ちゃんと話をするだけ・・・.

    岡山県倉敷市に住んでいる弟とは音信不通に・・・. 弟の最後の言葉は, "貧乏している兄貴は何の役にもたたない" というものでした. 福島に帰郷・帰農して最初に収穫したコメを妹経由で送ったところ, "福島の汚染米をなんで持ってくるんだ?" と立腹していたとか・・・.妹とは時々電話で話をしますが, そのうち, 妻と私が高齢化して, 妻と私の自給用のコメしか栽培できなくなったとき, 交流がなくなるかもしれません. 高齢化時代の人間関係は希薄になりがち・・・. 妻の実家のおかあさんは5人姉妹の長女・・・. おかあさんの訃報をほかの4人の妻のおばさんたちに伝えましたが, 末っ子のおばさん (千葉) から返事があったのみで, 他の3人のおばさんたち (東京・大阪・高知) からとは音信不通・・・. 私の姉がなくなったときも家族葬で行われ, 葬儀に参加することはありませんでした. 一周忌は体調不良で福島から岡山まで旅をすることができませんでした.妹夫婦が母の墓参りに行ったとき, 弟のつれあいの名前が墓石に刻まれていたとか・・・. 逝去の通知も家族葬が行われたという報告もなかったとか・・・. 昨年, 町内会の会長さんが, "町内会で冠婚葬祭の手伝いはしないことを決めた" と話しておられました. 

    芭蕉の句に, "秋深き隣は何をする人ぞ" というのがありますが, "雪積り妻と我とのふたりだけ" ・・・.

0 件のコメント:

コメントを投稿

この冬の知的作業は観聖寺文書の再判読・・・

    今日は1日,  これまで再読した観聖寺文書を再検証して, MSwordで活字化, A4判19枚にプリントアウトして, 隣村の郵便局からゆうパックで送りました.     12月20日から来年3月20日までの3ヶ月間, 晴耕雨読ならぬ晴れた日は除雪作業, 雪の降る日は読書三昧...