午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘をしました.
廃車が決定した, 妻の実家のおとうさんの愛用のトラクター・ブルトラB6001 の最後の活躍の場になります.
コシヒカリの田は1.8反ですが, 同じ1枚の田でも東西南北, 中央と周辺部分が均一であるわけではありません. 2013年4月1日に妻のふるさと湖南に帰郷・帰農した年に稲作に必要な農機具や育苗用ハウスを整え,2014年からコメつくりをはじめましたが,最初の年の稲刈り,湿田部分は40~50ぬかるんで他靴が抜けなくなるほどの湿田でした. 稲刈りは,コンパネを敷いて,それをイカダ代わりに稲刈り鎌で手刈りするほど・・・.
区画整理される前は, 山の清水が湧き出る部分だったそうでもともと湿地帯・・・. その部分は,ハス田として転用・・・. その後は, 稲刈りもバインダーで刈り取ることができるようになりましたが, まだぬかるんだところがあるようで, 2回もブルトラが土の中に沈みました.
昨日, ブルトラがかって沈んだことがある場所を中心に, 管理機TRS70USで耕耘しましたので, 今日ブルトラで耕すのは昨年までよりは楽だったのですが, 湿田部分で2度も, 馬がいななくような状態になり焦りました.ブルトラのエンジンの老朽化が著しく, いざというとき無理ができなくなっています. 77歳の私も, 歳を重ねるごとに無理をすることができなくなっています. 少しくしようと思ってでもできません. 人間の老化と同じで, KUBOTAのトラクターにもその限界が来るのでしょう.
最後の力を振り絞って, ブルトラは, 管理機で耕した部分を除いて1.7反のコシヒカリの田の土を耕耘してくれました. "正味作業時間" は, 2.5時間・・・. ヒメノモチとはえぬきの6畝の田の土の耕耘の "正味作業時間" は5時間でしたが, コシヒカリの1.7反の田の土の耕耘には2.5時間でした.
意外とはやく耕耘できましたが, いつブルトラが動かなくなるか, 不安定な状態での耕耘作業は疲れました.
午後は, 有機・無農薬栽培のコメつくりの元肥として, 水の張った田んぼに散布する発酵鶏糞を買いに猪苗代のホームセンターに出かけました. ヒメノモチとはえぬきの田は, 醗酵鶏糞の袋の成分表から窒素量を計算して反あたり4kg, コシヒカリは反あたり2kg分の醗酵鶏糞を散布することにしています.
明日は, 管理機・ブルトラでの作業はやめて少しく休養を取ることにしました. 明日は, 棚田の田の畦と土手, 農道の草刈りをすることにしました.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
拝見しました。農作業の様子が目に浮かぶような、臨場感あふれるブログ記事ですね。
特に、おじい様の愛用されたブルトラへの深い愛情と、それが最後の力を振り絞って田を耕す様子が、読んでいる私の胸にも迫ってきました。長年連れ添った農機具との別れは、寂しいものがありますね。機械にも魂が宿っているように感じられる瞬間だったのではないでしょうか。
湿田との格闘の歴史や、手作業での稲刈りのご苦労など、これまで米作りを続けてこられた道のりの大変さが伝わってきました。それだけに、バインダーで刈り取れるようになった時の喜びもひとしおだったでしょう。
ブルトラがぬかるみにはまってしまう場面では、私もドキドキしました。エンジンの老朽化とご自身の年齢を重ねることを重ね合わせて語られている部分には、共感を覚えました。本当に、体も機械も、長年使っていると限界がくるものですよね。
それでも、予定よりも早く耕耘を終えられたとのこと、本当にお疲れ様でした。不安定な状態での作業は、精神的にも疲労が大きかったことと思います。
午後の肥料の準備や、明日の作業の予定まで、丁寧に書かれていて、日々の農作業の大変さと、それに向き合う真摯な姿勢が伝わってきました。明日、ゆっくり休養されるとのこと、どうぞご無理なさらないでください。棚田の草刈りも、大変な作業だと思いますが、お体に気を付けてくださいね。
全体を通して、お米作りへの情熱と、自然や道具への深い愛情が感じられる、素晴らしいブログ記事だと感じました。