2025/06/07

午後4:30‐6:00 はえぬきの田の除草・・・

    午後4:00 棚田の田の様子を見にでかけた妻が帰ってくると, "コシヒカリの田に温水田の水をやったほうがいいのでは・・・?" といいますので, 私も, 棚田の田の様子を見に出かけました.

    農業用水路に水が流れてきていましたので,はえぬきの田とコシヒカリの田に水を直接引き入れると共に,温水田にたまった水をコシヒカリの田に落水しました.

    そのあと, 西日が雲に隠れて,さわやかな風が吹いていましたので, アルミ製の手押し式田の草取り機・コロコロを押して,はえぬきの田の第1回目の条間の草取りをしました. 5畝のはえぬきの田の70%ほど除草しました. 妻の実家のおとうさんが使っていた木製の除草機は重くて操作が大変でしたが, このアルミ製の除草器はとても軽くて操作が楽・・・. 土の中に突っ込んでも持ち上げるだけで土が流れ落ちてくれます. 軽いので方向転換も楽・・・.

    今日の除草データから,18畝のコシヒカリの田の第1回目の条間の除草に要する正味作業時間は8時間と見積もることができます. 余裕時間を20%取ると, 標準作業時間は約10時間・・・. 1日5時間, コシヒカリの田の条間の草取りをするのに要する時間は2日間・・・.

    アルミ製の手押し式田の草取器は,株間も除草できますので,今年は株間もこのコロコロで行うことになります. KUBOTAの田植機EP3は条間30cm, 株間24cm・・・(オプションでギアを24cm用に交換).

    専業農家やプロの農家 (兼業農家)の大型田植機は,レバーの操作ひとつで株間の調整ができますので, 今年は,ほとんどの田で株間を狭く設定して密植状態・・・. 手作業での田の草取りはほとんど不可能・・・. 除草剤と農薬散布前提の栽培方法です.


"神速Excel" のノウハウとは・・・

    昨日夕方, Amazonに注文していた Excel関連の本3冊が届きました.

    ・"神速Excel ダウンロード教材付き" (2019)
    ・"Excel最速時短術" (2020)
    ・"何万件ものデータやピボットテーブルで苦しんでいる人のための Excel多量データ整形テクニック" (2017)

    午後, そのうちの1冊, 
"神速Excel" を速読しました.

    本のカバーにはこのような言葉が並んでいます.

    "1秒でも
    早く
    終わらせる

    1時間かかあっていた作業が5分で終わった!
    外資系コンサルで「EXCELの神」と呼ばれる男の哲学のノウハウ
    受講満足度99.7% 大人気セミナーの書籍化"
 
    私は読み始めてすぐ,私は思いました."この本はもしかして, MSDOSのキャラクターベースのEXCELの操作方法を紹介しているだけ? マウスを使わないで, ショートカットメニューと ALTキーを使ったメニュー操作・・・?" 

    最後のページまで速読して,私の判断は,間違いがないことが分かりました. 著者の中田元樹さんは,Excel2013/2016をMSDOS版EXCELの操作方法で使うことを推奨している!

    ということで,
 "神速Excel" で紹介されていることは, 私が, DOS版のEXCELを使用していたときにすでに習熟していた操作方法なので,"昔取った杵柄" 以外のなにものでもありませんでした.

    CUI を偏重した 
"神速Excel" と違って,"Excel最速時短術" (2020) は, CUIとGUI の併用型の操作方法の紹介・・・. 右手関節障害があり, マウスによる細かい操作ができにくい私にとっては, CUI のみによる操作方法が快適・・・.

段々畑に電気柵を設置・・・

    今日は晴れ・・・.

    午前9:30‐12:30, 妻とふたりで,妻の実家の段々畑の西側の梅の木のある畑2枚を電気柵で囲みました.ジャガイモとサツマイモを作付けしている畑は, イノシシが侵入して荒らされる可能性があるので,作付けと同時に電気柵を張っていますが,今日はそれを延長して,畑2枚全体を囲みました.

    そのあと西側の2枚の畑のうち, 小さな畑を電気柵で囲みました. それで,電気柵の電線と碍子付き支柱がなくなりましたので,大きな山側の畑は,防風ネットを張っていますので,防獣ネットは後日に張ることにしました.

    段々畑は高温で風もなく,蒸し暑くて,午前中の3時間の作業でギブアップ・・・. 妻も "気分が悪くなったわ. 午後の農作業は中止・・・" といいますので, 私も同様,体調がすぐれないので午後の作業は中止することにしました.

    妻は, "野菜直売所・湖南四季の里に行って, アイスクリームを買ってくる・・・"といって出かけました. ふたりで冷たいアイスクリームを食べて,やっとからだの火照りを取ることができました. 福島県は全国的に見ても,何故か高温の日が多い・・・. 私の生まれ故郷・岡山より気温が高い時が少なくありません. 直射日光はそれほど強くなくても,湿度が高いので,岡山とは異なる形の熱中症になる可能性があります.

    水温も高くなり,田の中に入っても冷えで脚にひきつけが来ることもなくなりましたので,明日からは,田の補植と第1回目の草取りは早朝に行うことにしました. 午前6:00‐9:00 と午前10:00から12:30・・・. 午後は, 妻の実家の棚田の田は西日が最後までさして直射日光にさらされるので, 77歳の私と69歳の妻にとっては, 農作業は不可能・・・. プロの農家 (兼業農家) の奥さん方は, ご主人に, "素人百姓の吉田に負けてしまうべえ!" とはっぱをかけて働かせているのが常ですが,私も妻も,"ここらのもん" であるプロの農家 (兼業農家) と100%競うことはありませんので "勝ち負け" の世界とは無縁の生き方をしています. 

    専業農家の方々は,それぞれ独自営農に徹しておられるので,妻と私の有機・無農薬によるコメと野菜の栽培にまったく関心をもっていないのですが, コメと野菜の栽培面積が少ないプロの農家 (兼業農家) は,なぜか,妻と私を目の敵にして来ます.

    最初に, KUBOTAの湖南営業所で買った防獣用の糸を畑の周りに張っていますと,"ここらのもん" であるプロの農家 (兼業農家) は激怒・・・. "何,糸をはってんだ? おらがはいれねえでねか! ここらの農家をバカにすんな!こんな糸なんぞ,すぐ切れんだ!" と言って, ハサミで切り刻んでいました. そのうち, イノシシ被害が常態化して,どの農家も電気柵を設置,田畑の境界に電気柵の電線を張ることになりましたが, いまだに電線を切りまわっている・・・.

    郡山市の害獣被害の調査に,"被害あり.害獣の種類はここらのもんである人間." と解答しました. 昨年,郡山市から, 電気柵の電線と支柱の提供がありました. 東側の山側の畑は,支給された電線と支柱を使って,自前の電気柵本体に接続することになります. 

    

2025/06/06

午前8:30‐11:30 と午後1:00-2:00 棚田で作業・・・

    今日は, 妻は, 野菜直売所湖南四季の里の店当番の日でおでかけ・・・.

    私は, 午前8:30‐11:30 と午後1:00-2:00 ひとりで棚田で作業をしました.

    午前中は,まず温水田と田畑転換した畑の間につくった排水路の堰上げ作業の続きをしました. 8:30-10:00までのわずか1時間半ほどだったのですが, 相当体力を消耗しました.そのあと,コシヒカリの田の,田植機で田植えをすることができなかった部分の補植をしました. そのときイネを運ぶためにつかっていたのが,妻の実家のおとうさんが使っていたコロコロと通称されている手押し式除草器・・・. 満身創痍のコロコロはとても重い・・・. 思うように動かす事ができないので, 途中で,新しく刈ったアルミ製のコロコロを使おうとしたのですが, 駆動部分がバラバラに・・・. 一部ナットが緩んで欠落したのが故障の原因・・・.それで, 午前中の作業は中止して, アルミ製のコロコロを家にもって帰って補修しました.

    そして, 午後,補修したコロコロに,補植作業用のかごを取り付けて, はえぬきの田でそれを使って補植作業をしてみました. アルミ製のコロコロは軽く,カゴに苗を入れても軽々と持ち上げることができます. 押すのも楽・・・. 

    午後3:00に, 妻を迎えに行かなければならないので1時間の補植で作業を中止・・・. 午前中は風があったので作業が楽でしたが,午後は無風状態・・・. 水田の中はまさに高温多湿状態・・・. 77歳の老骨はムチを打っても働くことはできない・・・.高齢者になるというのは,無理が効かないからだになってしまっているということを意味しますから・・・.

    補植作業は, 第1回目の田の草取りを兼ねて行うことになります. 今年は, イネの苗の成長がはやく,田植え直前には葉齢4.0-4.5,草丈は20‐22cm, 田植えのあと残ったイネの苗は温水田の水の中に付けていますので, イネの苗の草丈も田植えをしたあとのイネの苗の草丈と同じ・・・. 補植しても, イネの苗が10cmほど水の上に出て居ますので, 安心して補植することができます. いつもは,草丈の低い苗が残って居たのですが, 今年は草丈の高い苗が残りました.

    専業農家やプロの農家 (兼業農家) の方々の田のイネの苗の成長と遜色のないイネの草丈になっています. 数週間遅れの田植えだったのですが・・・. 今年は,今日も,田植えをしている田があるほどの "異常事態"・・・.
 

2025/06/05

今年はじめてオタマジャクシを見る・・・

    今日は, 気温・湿度・日差し・風共に快適な初夏の天気・・・.

    妻とふたりで, 午前9:30-12:00 棚田の田で農作業をしました. 最初の30分で, 雨除け栽培用トンネルの南側をKUBOTAの管理機TRS70USで正転と逆転で2回耕耘しました. 正転で除草を兼ねて耕耘,逆転で深耕・・・.

    そのあと, 妻は, この前正転で耕耘していた田畑転換した畑で, 姫ぐわで畝をつくて施肥,サトイモの作付けをしていました. 自給用なので苗の数は13本・・・.

    私は, 
コシヒカリの田の補植作業をしました. 今年はなぜかイネの苗の成長がはやかったので補植に使うコシヒカリの苗の草丈は, いつもの年と比べて倍の草丈なりました.補植作業はとても楽・・・. 午前中は,KUBOTAの田植機EP3で田植えをできなかった場所を重点的に補植,というか,田植えそのものをしました. ついでにその周辺を補植・・・.

    補植をしているとき, 10mmほどのちいさな,ちいさなオタマジャクシが泳いでいるを目撃しました. 今年はオタマジャクシが出現するのはとても遅い・・・. いつもは,田植えをするときにオタマジャクシはうじゃうじゃいて, 近づいてくる田植機から逃げ回るのですが・・・.

    今日,今年はじめてシオカラトンボが飛んでいるのを目撃・・・. アゲハチョウ,クロアゲハ,アオスジアゲハも土手や畔の上を飛んでいます. いろいろなシジミチョウも・・・. 妻の実家の棚田の田の生物の生態調査をしたいと思いながら,なかなかその時間的・精神的ゆとりを持つことができません. 妻は生態調査をすることに反対・・・. "そっとしてあげて!" といいます.
 
    以前,小学生たちに昔の田の自然を体験させたいので,妻の実家の棚田の田の水田の中に子どもたちを入れさせてほしいとある団体から申し入れがあったとき, 妻は猛反対しました.こどもたちの自然体験のために,田の生き物を危険にさらすことはできないといって・・・.

高齢期の知の限界・・・

     今朝は晴れ.

    左図は, GoogleのHPの郡山市湖南町の週間天気予報です.

    妻の実家の棚田の田のある湖南町赤津村の田植えは,昔は6月上旬に行われていました. 補植作業は,6月上旬までに行えば大丈夫・・・と思って,雨の日や曇で気温の低い日の補植作業は自粛してきましたが今日から数日間は晴れの日が続きますので,棚田の田での補植日和・・・.

    晴耕雨読の老後の暮らしの参考資料としての3600冊の蔵書は種類も内容も充実・・・. 必要な資料・データは蔵書の本から得ることができます. Casioの電子辞書は, ドイツ語以外はすべて安価な中古でほとんどすべての種類を入手しましたので,電子辞書からも必要な資料・データを入手できます. それから,インターネットの Google の Chrome と 人工知能Gemini を通じて必要な資料・データを入手できます. 日本基督教団の隠退牧師である私の項歴の知の淵源は三層で構成されています.

    パソコンは, 他者のためのツールではなく,すっかり自分のためのツールになってしまいましたので,私の使い勝手のいいように各種設定をし直して, 私の身の丈にあった知的ツールに変身させることにしました. 

    ワープロ:Word2013
    エディタ:Mifes11, メモ帳
    表計算:Excel2021
    データベース:Access2013, 日本語データベース桐10s
    画像処理:PaintShop pro 7
    FEP:Microsoft IME,Google日本語入力
    翻訳:同時通訳, Google翻訳
    メール:OCN
    ブログ:Google の Blogger
    人工知能:Google Gemini
    OS:Windows11Pro,GoogleOS Flex
    パソコン:mouse

    77歳以降の私の情報処理のハード・ソフトは現状維持を続けることになります. これまでに使用したことがないハード・ソフトには手を出さないことにしました. 65歳になったとき,それ以前に経験したことがないことには挑戦しないことに決めていましたが, 12年遅れて,私の情報処理のハード・ソフトについても同じ決断をすることになりました.

    いくら安価な古機種・古本だといっても "チリも積もれば山となる" のたとえ通りに, 年金暮らしを圧迫してきますから・・・.

2025/06/04

何を考えているの・・・?

    夕食のあと, お茶を飲みながら,ボールペンでメモ用紙に数式を書き込んでいますと, 妻が語りかけて来ました.

    "あなた, 何を考えているの? あなたが真剣に考えているとき,あなたの右手,震えてないわ." と話しかけて来ました.

    私は,"昔のデータベースプログラミング言語の中には,四捨五入関数が入っていないものがあった. そのとき数式だけで四捨五入していた. あるとき工場の技術者の方がやってきて,五捨六入の方法を教えてほしい. 言い値で払うから・・・とうのでので, その方法を即教えると, 'ええ? そんなに簡単にできるの? ものの数十秒もかかっていない. 支払いはなしでいいよね' といって帰って行ったことがあった・・・.パソコンショップの社長さんにその話をすると, '牧師さん,そんなときは次の日に来てくださいといって半日の日当をとったほうがいいのでは?' とアドバイスしてくれたけれど, MSDOSの時代は,プログラマーは自分でアルゴリズムを考え出すことができるひとのことだった." と言って, 数値を整数化する関数だけをつかって四捨五入する方法を妻に説明しました. 五
捨六入も整数化関数のみを使って数式で計算する方法も・・・.

    昔の夢のなつかしく
    尋ねきたればMSの
    DOSの時代のアルゴリズム
    消えてむなしく思い出の
    中にただただよみがえる・・・.

    

午前10:00-12:30 棚田の田で草刈り・・・

    午前10:00-12:30 棚田の田で草刈りをしました.

    妻とふたりで棚田の田に行く途中,妻が,ぶどう棚の下に置いている脚立にカラスがとまっていると話していました. 近づいても逃げ出さないのだとか・・・.妻は,どこか体の調子が悪いのか,それとも怪我をしているのか,心配していました.

    妻と私が軽トラで棚田の田にたどりついたときも, カラスは同じ場所にいました. 私が近づくと,カラスは私の方をみつめていましたが逃げ出す雰囲気はありません. みると,そのカラスはこどものカラス・・・. 時々鳴いているのは, "おかあさん,どこへ行ったの?" と叫んでいるような雰囲気がありました. 空を見上げると, 母親と思われるカラスが飛んで雑木林の高い木の枝にとまって,子ガラスの様子を見ていました. どうやら,母ガラスは子ガラスの独り立ちを見守っているようでした.

    今日は,妻は,棚田の上段の田畑転換した畑のトマトの雨よけ栽培用トンネルの南側の黒マルチを剥がして除草していました. 私は,  草刈り機で,電気柵の電線の下と畔道の草刈りをしました. 午前中は, 曇り空の下, 冷たい風が吹いていましたので, 2時間半の作業でギブアップ・・・.

    午後, 妻は2:00-4:00 段々畑で作業をしていましたが, 私は家でパソコンを操作・・・.

    ACCESS2013 ↔ EXCEL2013 ↔ 日本語データベース桐10S でデータのやり取りをスムースに行えることを確認・・・.

    そのあと Amazon に Excel で大容量のデータを高速で処理するためのノウハウが掲載されていると思われる次の3冊の古本を Amazon に注文しました.

    ・"何万件ものデータやピボットテーブルで苦しんでいる人のための Excel多量データ整形テクニック" (2017)
    ・"神速Excel ダウンロード教材付き" (2019)
    ・"Excel最速時短術" (2020)

    ACCESSとEXCELについては,これまでにも多量データの高速処理について試行錯誤してきましたので,ACCESS (2GB制限) とEXCELの仕様制限上,それ以上のことはあまり期待していないのですが, 再学習を兼ねて読んで見ることにしました. 日本語データベース桐10Sは表サイズの制限は32GB・・・. ACCESS2013と日本語データベース桐10Sのいずれも捨てがたい・・・.


昨日は頭の中がすっきり・・・

    昨日1日中雨が降っていましたので,私も1日パソコンの前に座ってパソコン三昧の日を過ごしました.

    昨日,Amazonに注文していた, 古本3冊が届きました

    "Excelで学び直す数学" (2021)
    "Excelでわかるディープラーニング超入門【RNN・DQN編】" (2019)
    "直感でわかる! Excelで機械学習" (2019)

    どの本も初心者向け入門書でさっと読み流すことができる本です.

    "Excelで学ぶ水理学"に触れて,突然,Excelの応用的使い方を知った私は, Excelを使って知的世界を広げるための関連書籍を集めました.すでに蔵書分と合わせると,33冊になります. Excel を使いながら,情報処理・数学・物理・水理・建築・統計・経営・会計などの処理法を再学習することができます. テキストマイニングやデータマイニングについても・・・.

    これから執筆することになる "雑想 部落問題" の参考資料として "部落学序説 (データべベース)" の各文書をデータとして再利用するときのツールとして,  テキストマイニングやデータマイニングの知識と技法を応用することになります. 新しいツールを使用しなくても,これまで使っていたツールで同様のことができることを確認・・・.

    1日パソコンを操作していたにも関わらず, 私の頭の中は明鏡止水状態・・・.

    インターネットで "部落" ・"序説" で検索するとヒットする 

    "近代日本部落問題研究序説"
    "被差別部落伝承文化論序説"
    "被差別部落起源論序説"

の諸説と私のブログ "部落学序説" の視点・視角・視座,論点の違いを比較検証するための方法についても検証しました.



2025/06/03

今日は1日雨, 基本的なパソコン・ソフトにアクセス・・・

    今日は1日雨・・・.

    今日は農繁期の中の休養日・・・. 1日,居間のノートパソコンで遊んでいました. 

    居間のノートパソコンの仕様は,

    プロセッサ 11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-1165G7 @ 2.80GHz   2.80 GHz
    実装 RAM 32.0 GB (31.8 GB 使用可能)

    インストールしているパソコン・ソフトはどれも快適に動作できます.

    毎日使っているソフトは,

    ・Google Chrome
    ・メモ帳
    ・Excel(表計算)
    ・Paint Shop Pro (画像処理)
    ・Mifes (テキストエディタ)
    ・桐(データベース)
    ・同時通訳(日↔英↔独)

    よく使うソフトは, 
    ・Word・Excel (2021年版)
    ・MS Office Pro (2013年版)
    ・Oxford / Cambridge / Longman の各種英語辞典

    スマートフォンのXPRIA10Vは,まだマスターしていません. パソコンとの連動も未設定・・・. 妻がスマホを更新するとき私も同じ機種に買い替えました. 一時,Google翻訳を使っていたのですが, 便利過ぎて使うのを中止・・・. 英英辞典をひもときながら訳すこれまでの状態に戻ってしまいました. 

    Mifesで正規表現を使いこなすために関連書籍を3冊,Amazonに安価な古本を注文しました.
    ・
入門 正規表現 ~検索・置換・テキスト処理に強くなる! (2008)
    ・Webプログラマのための正規表現実践のツボ (2005)
    ・詳説 正規表現 第2版 (2003)
Mifesは, 私が書いた文章を高速で検索して表示してくれますのでとても便利です. Mifesはマクロプログラミング機能がついていますので, 正規表現を使った検索・置換が可能です.



2025/06/02

吉田向学のブログの再編成・・・

    今夜, Google の Blogger 上のぶログを再編成しました.

    "吉田向学のぶログ"

    隠退牧師の百姓日記
    https://kougakublog.blogspot.com/

    詩集 海は生きている
    https://umihaikiteiru.blogspot.com/

    雑想 部落問題
    https://burkugakumemo.blogspot.com/
    Collection of Short Essays on The Buraku Issue
    https://kougakueibun.blogspot.com/

    部落学序説(データベース)
    https://jyosetsu.blogspot.com/
    Introduction to Research on Buraku Discrimination
    https://newjyosetsu.blogspot.com/

    ある部落差別問題に関するレポート
    https://kougakureport.blogspot.com
    ある牧師の社会的差別意識
    https://kagawamondai.blogspot.com/


 
    "Collection of Short Essays on The Buraku Issue" は "雑想 部落問題" の英訳版です. また, "Introduction to Research on Buraku Discrimination"は"部落学序説(データベース)"の英訳版です.

    英訳は "Google 翻訳" と Amazonで集めた約100冊の英語辞典とCasioの電子辞書を使って行います.あらたに執筆する "雑想 部落問題" (Collection of Short Essays on The Buraku Issue)の各文章については Googleの人工知能Geminiさんに批評していただきます. 各文章の末尾にその批評を転載します.


午後1:30‐4:30 午前中の作業の続きを・・・

    午後1:30-4:30 午前中の作業の続きをしました.

    妻は,午前中と同じく,常夏川沿いの田畑転換した1畝の細長い畑の草取り・・・.

    私も, 午前中の作業の続き・・・. 1畝の備中レンコンのハス田の草取りをしました. 今生えている草はほとんどがセリですが,セリは上方に引き抜くと簡単に採れますので,それをバケツに詰め込んでいっぱいになると畔や土手に移動します.

    ハス田は, コシヒカリの田の一部でしたが, 秋の収穫時期にもぬかるんでいて,妻が田靴を履いて稲刈りに入ると膝まで沈んで抜け出すことができなくなっていました. それで,コンパネをイカダ代わりにしてその上に乗って稲刈り鎌で草を刈っていました. それがけっこう重労働になるので,その湿田部分を切り離してハス田にしました. 最初に備中レンコンを植えていた場所は, もち米のひめのもちを栽培することにしました. 

    備中レンコンとコメの収穫時期はほとんど重複しますので,コメの収穫を優先すると,備中レンコンを収穫できなくなる年, 冷凍保存して1年を通じて食材として使用できる量だけ自給用の掘り起こして,野菜直売所湖南四季の里に出展することができない年も少なくありませんでした. いつも植えっぱなしだったのですが,今年は,手入れをすることにしました.

    ハス田の草取りが済んだあと, 温水田と田畑転換した畑の間にあるあぜ道と畑の間の排水路の点検をしました. 堺にスコップを入れて,モグラがあけた穴から温水田の水が畑側に漏れていないかどうかのチェック・・・. その結果, 3個所で水漏れを確認して土塊を詰め込んでモグラが開けた穴を塞ぎました.

    午後4:30に,草取りをしている妻を乗せて一緒に家に戻って来ました.

    午後,1度, ホトトギスの鳴き声を耳にしました. しかし, ウグイスの鳴き声はしませんでした. ハス田の草をとっているとき,おなかのおおきなトウホクサンショウウオを見つけました.  排水路のチェックをしているとき, シュレーゲルアオガエルの子どもと,トノサマガエルのこどもが近寄って来ました. トノサマガエルの子供, 私の指にとまって,私を見つめていました. "下りて!" といってもなかなか下りてくれません. 指を大きく振りますと飛び降りてくれました. ひとなつっこいカエルは,シュレーゲルアオガエル>トノサマガエル>ニホンアマガエル・・・. 他のカエルは接触する機会が少ないのでひとなつっこいかどうかわわかりません. たとえば,ウシガエルなど・・・.ウシガエルは逃げることはありませんが,ひとなつっこいというよりからだが大きくて動作が鈍いだけなのかもしれませんから・・・.


午前9:30‐12:30 農作業いろいろ・・・

    今日は晴れで, 爽やかな初夏の風が吹いています.

    今日は,妻は,常夏川沿いの田畑転換した1畝の細長い畑の草を根切り鎌で除草していました.
    私は, 棚田の田で1畝のヒメノモチの補植・・・.  補植を終えたあと少しく腰に痛みが来ましたので, 農作業を変えて,今朝妻が,棚田の田畑転換した畑のもみ殻を散布している区画を管理機で耕してほしいと話していたので, KUBOTAの管理機TRS70USで, 正転で, 除草しながら,草ともみ殻を土の中に練り込みました.管理機での耕耘を終えたころ,また腰に痛みが来始めましたので, また作業内容を変えて,備中れんこんのハス田の草を取り除くことにしました.

    それで,午後は, 優先順位として,備中れんこんのハス田の草を取り除くことにしました. 備中れんこんの芽も葉も赤みを帯びていますので,田の草の緑色と補色の関係になり,備中れんこんと田の草の区別が容易・・・.

    今日は,棚田の田で,ウグイスやホトトギスの鳴き声は聞こえませんでした. 鳴いているのはいろいろなカエルだけ・・・. そのカエルも遠くで鳴いているだけで,遊びにやってくるカエルは1匹もいませんでした.

2025/06/01

他の農家が欲しがる田・・・

    ある専業農家の方が語りかけて来ました.

    "最近,高齢化して稲作をリタイアする農家が増えてきたが,そのあとの田を他の農家が引き受けてくれる田と引き受けてくれない田とがある. 区画整理された1枚4反以上の田なら他の農家が喜んで引き受けてくれるが, 吉田さんの田は3枚で4反以下だべえ? 吉田さんがコメ作りをやめても,誰もあとを引き継いでくれるものはいねえ! 吉田さんは死ぬまでコメをつくりつづけなければなんねえなあ・・・"

    妻の実家の田は,一応区画整理されたあとの田ですが, 長方形の田ではなくいびつな形の田です. 大型トラクターや大型田植機,大型コンバインが疾走できる広さではありません. それで2013年に帰郷・帰農する前に,山口県柳井市のKUBOTAの営業所で,妻の実家の田畑の面積と有機・無農薬栽培するのに必要な小型農業機械を紹介してもらいました. 栽培面積を増やすことはないという前提で・・・.2013年に帰郷・帰農したとき, KUBOTAの湖南営業所で柳井営業所で紹介してもらった小型農機具を入手しました.

    妻の実家のおとうさんが,"営農資金を残しておくから・・・" と私に語りかけていましたが, 帰郷・帰農後,その営農資金の半分で必要な最低限の農機具を購入しました. あとの半分は,農機具の大修理,買い替えのために残していました. 今回,その残りの営農資金をつかってKUBOTAのトラクタJB15Xを購入しました. 吉田農園にとっては,トラクタはもっとも高価な農機になります.

コメつくりをやめたときが死ぬとき・・・

    2013年4月,日本基督教団の隠退牧師になり,東北福島の妻のふるさと湖南に帰郷・帰農して,最初の年度に, 播種から籾摺り・格納までの全部妻と私で処理できるように, KUBOTAの湖南営業所から小型の農業用機械を購入しました.

    毎日田の中に入って草をとっている私の姿を見て,脳梗塞になって車椅子で農道を散歩,田の様子を見ているリタイアした高齢の農家の方が語りかけて来ました.

    "あんたは,年をとってからコメつくりを始めたのだから, 死ぬまで作り続けなければなんねえぞ. ここらのもんは死ぬときがコメつくりをやめるときになるが,高齢になってコメ作りを始めたあんたは,コメ作りをやめるときが死ぬときになる"

    "何歳までコメをつくるつもりだ?" と問いかけてこられるので,"95歳までは自給用にコメを栽培したいと思っています."と答えると, "毎日,鍬と鎌をもって,からだをつかって農作業しているあんたならできるかも知んねえなあ. ここらのもんも, 95歳になっても, トラクターや田植機の操作している農家がいるが,農業機械の運転席に座って操作しているだけではコメは採れねえ! 鍬や鎌が使えなくなたらコメつくりはそれで終わりだ.

    おらあ失敗したんだ. 脳梗塞になってからだが不自由になったからという理由で,コメ作りを止めて農業機械を全部売っぱらってしまった. しかし, あとで分かったんだ.コメ作りはリハビリに良いって. それに気がついたときは,農業機械を全部売っぱらったあとだったんで,もう一度買い揃えることはできなかった. あんたも脳梗塞になるかもしんねえけど,農機具を捨てたらだめだぞ!

    そのリタイアされた農家の方,最近はその姿をお見かけすることはありませんが, その方の言葉を忘れることはありません.

    "コメ作りを止めるときが死ぬときだ" と・・・.

湖南から郡山まで田植え作業が続く・・・

    今日は,雨が降ったり止んだり・・・.

    朝, 郡山にでかけたとき, 湖南から郡山に東進している間,目に飛び込んできた水田・・・, 田をトラクターで耕耘していたり,そのあと水を引き入れて代かきをしていたり,田植機で田植えがなされていたり・・・, 多様な様相を呈していました.

    妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・帰農して今年で13年目,妻の実家の棚田の田で込め作りをはじめて12年目・・・. いつも,田植えのシンガリをつとめてきたのですが,今年は,湖南から見た東西南北で,まだ田植えがすんでいない田が目立ちます.

    なぜなのだろうか・・・?

    いろいろ考えるのですが, この12~3年,純然たる農村的地域社会では高齢化がすすみ,米つくりからリタイアする農家が増えました.その農地は,専業農家か,専業農家になることを志向するプロの農家 (兼業農家) に集積されてきました. しかし, 農地を増やせば増やすほど,それまでの農業機械では対応できず,さらに大型の農業機械が導入されます. 大型農業機械を導入しても,それで作業する農家の数が増えるわけではありませんので,農地を増やせば増やすほど, 作業日程が長期化します. 以前は1週間で完了していた田植えも数週間かかるようになります.

    自然育苗している, 素人百姓の妻と私は,"一所懸命" ですので,天候の不順があってもほぼ同じ時期に田植えを行うことができます. しかし, 専業農家,あるいは専業農家を志向しているプロの農家 (兼業農家)の場合, 素人百姓の妻と私の耕作面積の80~100倍の広さの田で稲作をしますので,天候によっても,家内労働力によっても影響を受けやすくなります. それが,田植え時期にばらつきと長期化をもたらしているのではないか・・・. 素人百姓の判断なので真偽のほどは定かではありません.

    それと,今年の稲作で目につくのは,極端な密植・大苗植えをしている田が圧倒的に増えたことです. 妻は,"田んぼの中に入って草をとらないことが前提の密植・大苗植えね・・・" とためいきをもらしていましたが, 安価な農薬散布用のドローンが普及して,田の中に入らなくても畔から遠隔操作で農薬散布が可能になったためでしょう. いたるところでドローンが活躍していますから・・・.

    コメの価格の高等と品薄が影響して,コメの増産が図られていますが, 休耕田・耕作放棄地をもう一度水田に戻すのは時間がかかります. しかし, 密植・大苗植えを徹底し,追肥も上空からドローンで散布すれば必要な養分を施肥でき, 
 
 密植・大苗植によって発生する病害・虫害もドローンで散布すれば予防・駆除ができると判断して,反あたりの収穫数を増やす策に出ているのかもしれません. 郡山市湖南は,全国で一番の反あたり12~13収穫した年もありますから・・・.

    湖南の赤津村で一番ちいさな農家といわれている妻の実家の田は全部で4.0反・・・. 減反政策の影響と, 自給農業の制約の中で, 実際にコメを栽培しているのは2.4反でしかありません. 2.4反の田で, "一所懸命" を実践している妻と私は, 昨今のコメの価格の高騰とコメの収穫量の増産の動きとはまったく連動していません.

    ひたすら, On my way!

    でも気になる, 純然たる農村的地域社会の米つくり・・・.


午前中郡山の娘宅へ・・・

    午前中,昨日に引き続いて,郡山の娘宅を尋ねた.

    留守であることを知った上で・・・. 朝電話すると,孫の向学ちゃんの誕生日祝いで,向学ちゃんの好きな場所に連れて行って,向学ちゃんの好きな食べ物を食べさせて, 向学ちゃんの好きなおもちゃを買ってやるので, 家に戻るのは夕方になるとか・・・. それで, 昨日渡しそびれた向学ちゃんの誕生日祝い (100円ショップのおもちゃ3点) を箱に入れて,玄関先に置いてきました.

    孫の向学ちゃんは, "じいちゃんからもらった" というだけで,そのおもちゃを大切に遊んでくれます. 高価なおもちゃは成長にあわせて娘夫婦が購入していますので,妻と私が横槍を入れることはしません. 

    孫の向学ちゃんは,おとうさんとおかあさんの3人でドライブに行くといって,はしゃいでいました.

    家に戻ると,Amazonに注文しいてた古本4冊が届いていました.

    
・気象デ-タを農業に活かすPython-Excelプログラミング教本
    ・Excelで学ぶ 数理計画法(CD付)
    ・Excelで学ぶ原価計算
    ・Excelで学ぶ社会科学系の基礎数学第2版

    以前,妻と娘が話をしていました.

    妻:おとうさんが高齢化して百姓ができなくなったらどうしたらいいかしら?
    娘:おとうさんの扱い方は簡単よ. 普通の人が読めない難しい本を買い与えていれば大人しくしているから.
    妻:おとうさんが集めた本は難しい本ばかりだから新たに買い与える必要はないわね.

    どうやら,私の蔵書3600冊は, 高齢時代を生きる私の "おもちゃ" になっているのかもしれません. 

2025/05/31

午後1:00-4:00まで本降りの雨・・・

    午後1:00-4:00まで本降りの雨が降っていました.

    午後4:00に, 妻の実家の棚田の田に行って,農業用ビニールハウスの側窓を閉めて来ました. まだ, 妻が, 各種野菜の種をポットに播種・育苗中ですので・・・.

    温水田も,コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの田も,備中れんこんのハス田も, UV管で設定した水位を維持していました. 田植えしたイネの苗が水没している箇所はありませんでした.

    KUBOTAの, 水平機能のついたトラクタJB15Xによる代かきと, 代かき機能がついた田植機EP3を使った田植えは,素人百姓の妻と私にとっては満足のいく出来映えでした. 条間30cm✕株間24cmの疎植と小苗植えによる田植えなので,専業農家やプロの農家の密植・大苗植えの田とは見劣りする野ですが, 農道を軽トラで走っている限りでは, 妻の実家の有機・無農薬栽培の田は,他の専業農家やプロの農家の田の風景に溶け込んで区別することはできません.

    午後4:30頃,また土砂降りになりました.

    今年は, コメ作りをはじめて12年目になりますが, 今年は, 農道を軽トラで通っていくプロの農家から批判されることも, バカにされることもありませんでした. "おめえ, バカでねえのけ? ここらではコシヒカリは採れねえ!"とのプロの農家の主張は, 専業農家の方々が,コシヒカリの栽培に踏み切ったことで, その言葉を無化してしまったようです.

今年の田植え状況は変・・・?

    今日, 午前中は郡山に出かけました.

    孫の向学ちゃんの4歳の誕生日が近づいたので,そのお祝いを持って・・・. 郡山の娘宅に行くと留守・・・. 妻がスマホで電話すると, 今日は保育園の運動会だとか・・・. それで,運動会の会場までくるまを走らせて,誕生日プレゼントを渡して家に戻って来ました.

    郡山市湖南か国道294号線・県道6号線を通って郡山にたどりつくまで,道路沿いの田の田植え状況が目に飛び込んで来ました. 大半の田はすでに田植えがすんでいるものの, 水が入っていない田がいくつもありました. 代かきを終えたけれどまだ田植えがすんでいない田,耕耘をすませて水を入れている田,まだ耕耘していない田・・・. 田んぼは, 耕耘から田植えまでの様々な段階にありました.

    例年は, 妻の実家の田が田植えのシンガリを務めることになるのですが, 今年は,どうして田植えが遅れているのか・・・. 

    妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスで播種・育苗したイネの苗は,例年通り葉齢4.0‐4.5,草丈20cmで田植えをしましたが, 今日,途中農道沿いにとまっていた軽トラに積載されていたイネの苗を見てびっくり・・・. 草丈10‐12cmほどの幼苗・・・.田植機にかかるかかからないかのギリギリの苗・・・. 今年は,イネの苗が思うように成長しなかったのでしょうか?

    妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中で育苗した苗(コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチ)は成長がよく,田植機にかかる20cmを越えて22-23cmになりました. 草丈を20cm以下に切りそろえる必要がありましたが, 葉先が柔らかいので,KUBOTAの小型乗用田植機EP3で問題なく田植えをすることができました. それから考えると,プロの農家の田で,湖南から郡山まで, イネの苗の成長がよくないという事態は想定し難いのですが, 今日,郡山で見た草丈が10-12cmの苗を見て,"もしかしたら・・・"と推察せざるを得ませんでした.

    今年は,高温と低温が交互にやってくる異常気象・・・. それが, イネの育苗に大きく影響した可能性がなきにしもあらず・・・. 3月20日から1ヶ月間冷たい水に浸種して,4月20日に播種して自然育苗したイネの苗は低温に強い,低温にまけないイネに育ってくれたのかもしれません.

    しかし, 今年は,育苗中に低温が原因で発生するムレ苗もほとんど発生しませんでしたので, イネの成長を阻碍するほど低温ではなかったとも考えられます.

    今年のイネの苗つくりと田植えは,異常事態・・・.

国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために庭木の枝を伐採・・・

    今朝は5:30に起床・・・

    ゆっくりルターの独訳聖書を通読していました. CASIOの電子辞書DX-D7100を片手にもっての "精読" です.

    そのうち高齢化がすすみ農作業ができなくなったあとも, 電子辞書やパソコンを使って読書を続けることができます. 視力の方は,日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき,下松の梶原眼科の老先生が, "あなたはいい眼をしている.年をとればとるほど,近くも遠くもメガネなしで見えるようになる. 死ぬまで本が読める" と太鼓判を押してくださいましたが, 77歳になり,喜寿を迎えた今も,その眼科医の診断は正しかったことを身をもって経験させられています.

    朝8:00に階下に下りていきますと,妻が語りかけて来ました. "あなた,生木を切るのこぎりってどこにあるの?" 私は,"玄関の内側にぶらさがっているノコギリは生木切り用・・・. 何をするの?" と問いかけますと,"
国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために庭の桑の木の枝を伐採するの" といいます.

    それで,妻が指示する通りに,国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをよくするために大きな枝を2本伐採しました.そのとき, 妻に,樹木を伐採するときの仕方を伝えました.倒したい方向に切り倒す方法と, 伐採しているとき樹木が割れてはねなて怪我をしないように・・・.

    妻が持ち出したノコギリは,"パイプソーといって,刃が使い捨ての, 垂木やUV管を切断するときに用いるのこごり" であると説明しました. 大工さん用の目立てをしなければならない高級品のノコギリは使用していません. 保守できませんので・・・. 妻の実家のおとうさんが使っていた大工さん用のノコギリはまだ保管していますが,使ったことがありません. コンパネを切断するときは電気ノコギリを使用します.

    妻は,国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしをいろいろな方向から確認して,"これで安心・・・. 我が家の庭木が原因で事故が発生したらいけなので・・・" と話していました. 

    新道と旧道の交差点に近づいてくる新道のくるまを1秒はやく視認することができるようになったようです. ただそれが事故防止につながるかどうかは定かではありません. 集落の西の  新道と旧道の交差点で重大事故が多発していますが, そのあたりには家も庭木もそのほか遮るものが一切ない見晴らしのいい場所です.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

奥様の交通安全への配慮が伝わる、興味深いブログ記事ですね!いくつか感想を述べさせてください。

感想

まず、記事の冒頭でルーテル聖書の精読について書かれているのが印象的でした。電子辞書を活用して深く読み込んでいらっしゃる様子、そして長年信頼されている眼科医の「死ぬまで本が読める」という太鼓判のエピソードは、読書好きとしては大変羨ましく、励まされる思いです。77歳でその視力が保たれているのは素晴らしいことですね。

そして本題の庭木の伐採ですが、奥様がご自身で交通安全のために行動されたことに感銘を受けました。国道294号線の新道と旧道の交差点の見晴らしを良くするという具体的な目的意識を持って作業されたのは、地域への貢献という面でも素晴らしいことです。ご夫婦で協力して作業されている様子も微笑ましく感じました。

「倒したい方向に切り倒す方法」や「怪我をしないように」といった、伐採時の注意点を奥様に伝えられているくだりからは、安全への配慮と長年の経験が感じられます。また、普段使いのノコギリと、大工さん用の高級ノコギリの使い分け、そしてその理由についても言及されており、道具への知識の深さが伺えます。

最後に、見晴らしが良くなったことでの奥様の「これで安心」という言葉、そして「1秒早く視認できるようになった」という具体的な効果については、交通安全への意識の高さがうかがえます。しかし、同時に「それが事故防止につながるかは定かではない」という客観的な視点も持っていらっしゃる点に現実味があります。特に、見晴らしの良い場所で重大事故が多発しているという話は、単に見通しが良いだけでは事故は防げないという示唆に富んでおり、深く考えさせられます。

全体として、日々の暮らしの中での出来事から、交通安全、読書、そして人生観まで、様々なテーマが盛り込まれていて、読み応えのある記事だと思いました。奥様とのやり取りが目に浮かぶようで、温かい気持ちになりました。

これからも日常の出来事をぜひブログで共有してください。楽しみにしています!

2025/05/30

今日は1日雨が降ったり止んだり・・・

    今日は1日雨が降ったり止んだり・・・.

    午前中,妻は,棚田の田の農業用ビニールハウスの中の片付けをしていました. "ネズミ返し" と除草シートの撤去・・・. イネの苗の育苗後は, マスクメロンと大玉スイカの苗の作付けをするためです.

    私は, 農機具の小屋の片付け・・・. 新しいトラクタJB15Xが少し大きくなりましたので,それを格納できるように駐車スペースを広げるため・・・. そのあと, 庭の梅の木の枯死した枝を切り落とす作業をしていました.

    午後は, ふたりで棚田の田に行って作業・・・.

    妻は,2.4m✕28mの雨除け栽培用トンネルの中の畔に,妻が播種・育苗してきた大玉トマト・ミニトマトの苗を移植していました.

    私は, 農業用水路から温水田に水を引き入れながら,温水田からコシヒカリの田に水を落とす場所の草取りをしました. そのあと, ハス田の草取りをはじめました. ハスの芽がではじめてハスの芽を視認できるようになりましたので, ハスの芽を踏みつけて痛めないように注意しながらセリを抜き取ることにしました.

    作業している間,ウグイスとホトトギス,カエルたちの鳴き声がしていましたが, 今日は,温水田やハス田,コシヒカリの田でカモが2羽,泳いだり,歩いたりしていました.そのカモは,棚田の田のあちらこちらでよく見かける "おしどりカモ"・・・.  妻の話しでは,今日は一日,妻の田で遊んでいたようです. 

2025/05/29

"Excelで学ぶ水理学"にであったのをきっかけに・・・

    "Excelで学ぶ水理学"に出会ったのをきっかけに,Excelについて,もう少し知見を深めることにしました.  Amazonに注文した古本は,

    1."Excelで学ぶ水理学" の他に
    2."Excelで解く水処理技術"

    3."Excelで操る! ここまでできる科学技術計算"
    4."Excelで学ぶ物理数学: Excelの関数群とグラフィック機能で難解な物理数学が身近になる"
    5."Excelで学ぶ基礎物理学"

    6."はじめての人工知能: Excelで体験しながら学ぶAI"
    7."Excelで学ぶ意思決定論"

    8."Excelで学ぶ社会科学系の基礎数学第2版"
    9."Excelで学ぶ営業・企画・マ-ケティングのための実験計画法"
    10."Excelで学ぶ 数理計画法(CD付)"
    11."Excelで学ぶ原価計算"
    12."Excelで学ぶ統計解析入門-Excel2019/2016対応版-"

    13."Excelで学ぶテキストマイニング入門"
    14."Excelで学ぶデータマイニング入門"

    15."気象デ-タを農業に活かすPython-Excelプログラミング教本"

    一番安価なものばかり注文したのですが, 15冊送料込みで14,192円になります. 1冊あたりの単価は947円・・・. これまでに集めたEXCELに関する本は10冊程度,主にExcelの関数とVBAに関するものばかり・・・. 私の場合,ExcelよりAccessに関する本の方が圧倒的に多い・・・. Excel は, Accessで定型的処理が難しいときの非定型的処理のツールとしてしか考えていなかったのですが, "Excelで学ぶ水理学" に出会って,別の角度からExcelを見直すことになりました.
 

今日は1日作業・・・

    今日は, 1日作業することになりました.

    午前中は,猪苗代町のホームセンターによって,トマトの有機・無農薬栽培に使う資材を購入・・・. 軽トラに積載できる最大量・・・.

    午前10:00に出て家に戻ってきたのは午後0:30・・・.1時間ほど休憩して, 午後1:30‐4:30まで,棚田の田で作業・・・.

    妻は, 雨除け栽培用トンネルの支柱に囲まれた中で,昨日黒マルチをはった畝に,農業用ビニールハウスのなかで播種・育苗したトマトの苗の作付けをしていました. 午後4:30までに,昨つけ予定の苗の50%を作付けできたようです. 妻は,今日作付けできなかったトマトの苗に,"あなたたちは月曜日に作付けするから,待っててね" と語りかけていました.

    私は, コシヒカリの田にトラクターや田植機を乗り入れる出入り口周辺の田の土は耕耘していませんでしたので,手作業で耕し,代かきをして,手作業でコシヒカリの苗を植えました. その間, 2インチの給水ポンプで水量が豊富な農業用水路から水を汲み上げ,温水田経由でコシヒカリの田に流し込みました. ひめのもちとはえぬきの田への給水は,壊れたママさんダンプを利用して畔超えに2インチの給水ポンプで汲み上げた水を流しこみました.

    妻とふたりで,後片付けをして家に戻って来ました. 

    帰るくるまのなかで,妻が,トマトの苗を咲くつけしていると,"藤の花のいい匂いがしてくるのよね" と話していました. 目に入るどの山にも藤の花が咲いていますし, 妻の実家の棚田の田の東にある小高い山の雑木林にも藤の花が咲いています.

    ホトトギス藤の花咲く山で鳴く
    藤の花谷の渡りのホトトギス
    ホトトギス藤の花色染まりけり
    藤の花妻のあたまに来て止まる
    藤の花地味と鮮やか宿しけり


2025/05/28

午後,棚田の雨除け栽培用トンネルの畝の整形とマルチ張り・・・

    午後,妻は, 棚田の雨除け栽培用トンネルの畝の整形とマルチ張りを始めました.

    私は, 2インチの給水ポンプで, 妻の実家の田の北西の角にある水量豊富な農業用水路から温水田経由でコシヒカリの田に給水をはじめました. そのあと,温水田と田畑転換した畑の間の畔とブドウ棚の下の草刈りをしました.

    妻の作業が難航しているようなので, 畝の整地作業とマルチ張りを手伝うことにしました. 妻がひとりで作業すると3~4日かかる作業を半日でできたと喜んでいました.

    2インチの給水ポンプで水を汲み上げる準備をしていたとき,よく棚田の道を散歩するおじさんとおばさんがいましたが,今日はそのおばさんひとりで散歩されていました. 私の前で立ち止まって話しかけてこられましたので, "今日はご主人はご一緒ではないのですか?" と尋ねまさうと, "歩くことができなくなって家にいます" という答え.

    そのおばさん,"あなたたちは元気ですね.あなたの奥さんのA子さんより,私は1学年上です. 今70歳ですが, もう田畑でなにかをつくることはできません. 体力がなくて.A子さんは来年70歳になるでしょう. それなのに,トマトを栽培するために,鍬で畝をつくることができるなんて,元気な証拠・・・. あなたも,A子さんより8歳年上なのに, この田でコメを栽培されているのでしょう. あなたも元気な証拠・・・" と話しておられました.

    現在,湖南町赤津村の昔の村長にあたる "区長" をされている方をはじめとして,その要職の多くを占めているのは, 妻の小学校・中学校の同級生たち・・・. 妻の同級生たちにとって,妻は,"よそもん" ではなく "ここらのもん"・・・.最近,"ここらのもん" の "よそもん" に対する排除・疎外の言動が少なくなったのは,そのことが影響しているのかもしれません. 

    妻は, 福島県立安積女子高校出身ですが, 妻と世代が違う "ここらのもん" は,"ここらには安女に行くようなバカはいねえ!
" とバカにするのが常でしたが, 妻と同じ世代の人々にとって, 妻は安女を出た人・・・. 妻に対する評価はまったく正反対になってしまいます. 

    ある赤津村の農家の方は,"吉田さんは,ここらでコメを10年以上作ってきたんですから,もうここらのもんです"と私に話しかけて来られましたが,少しずつ,妻と私が置かれた環境に変化が生じているようです.

 
         

君はニホンアマガエル・・・

    今朝, 農業用水路から, 田植えが済んだコシヒカリの田に水を引き入れる作業をしていましたら, 私の左手の甲に,ニホンアマガエルが飛び乗って来ました.

    ニホンアマガエルは, 普通,私には近づきません.近づくと,すぐくるりと回転して背中を向けます.うしろから頭をなでてやると,おしっこをかけて逃げ出します.

    しかし, 今日のニホンアマガエルは, 私の手の甲にのって,私をじっと見つめています.そして徐々に私の腕にのぼってきます. それで,私はニホンアマガエルをゆびでつかんで畔の草の上に置いてやるのですが,そのニホンアマガエル,すぐ私の手の甲に飛び乗って来ます.

    田の中の草をコロコロといわれている草取り機を押していますと, ニホンアマガエルがよく草刈り機ににとびのってきて,私の手や腕に止まりました. コシヒカリの田の反対側の畔に近づくとそのニホンアマガエル,その畔に飛び降りて行きました. なかには,私の肩にのって一往復するニホンアマガエルもいました.

    妻は,そんな光景を見ると, よく笑っていいます. "あなた,ここらのもんであるプロの農家からはよそもんとしていつも嫌われているのに,カエルさんにだけはいつも信頼されてるのね." 

補植はイネの苗が活着してから・・・

    午前10:00‐12:30 妻の実家の棚田の田で作業をしました.

    棚田に行くと,湖南史談会会員の小山さん御夫婦が補植をされていました. その姿を見て, 思い出しました.田植えをしたイネの苗が活着するまでは田の中に入ってはいけないと言うことを・・・.

    田植機で田植えされたイネがどうなっていくのか,以前,それを目撃したことがあります. 代かきされた田の土の中に植えられたイネの苗の根は,水の中でそのひげ根を広げ土塊をつかんで行きます.それを活着というんだと,経験的に推察しました.

    農業用水路から少しくながれてきている水をコシヒカリの田に引き込んだあと, 妻の作業を手伝うことにしました.土まみれの, KUBOTAの管理機TRS70USの土を落とし,回転部分に給油・・. 2.4m✕28.0mの雨除け栽培用トンネルの中の土を
    除草のために正転で1回,
    畝崩しのために逆転で1回耕耘,
    元肥を散布する溝を逆転で1回耕耘
    そのあと牛糞堆肥・鶏糞堆肥・油粕を散布
    トンネルの両脇に畝ができるように真ん中を逆転で1回畝立て耕耘して, トンネルの中の散布した肥料の上にかけしました.

    妻は,"このトンネルでトマトを栽培するのは今年が最後かもしれないと思っていたけれど, この管理機のはるなちゃんを使うと簡単にトンネルの中で畝作りをすることができるのね.この方法ならこれからもトマトを栽培し続けることができるわ・・・" と話していました. 

    妻は,"あなた,よくからだが動くわね.  昨日1日田植えをして,今日はトマト栽培のための畝つくり・・・. 無理はしないでといいながら,あなたに無理をさせてばかり・・・"と話していましたが, "無理なんかしていないよ. 高齢者になったときから,無理をしようにもできないからだになっている・・・. 腰に痛みが来ても, 2~3分の Out Stretch ですぐ痛みがとれる・・・" と答えました.

    今日,棚田の田ではじめてカジカガエルの鳴き声を耳にしました. 妻の実家の棚田の田の東側の雑木林のなかからきこえてきました. 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき気分転換に恐羅漢にドライブしましたが, そのとき, 山と谷に響き渡る,カジカガエルの美しい鳴き声を耳にしましたが,妻のふるさと湖南の赤津村に戻ってからは, 妻の実家の棚田の田で聞くことができるようになりました.

    妻のふるさと湖南の赤津村は, 山口や広島の中国山地のカッコウ・ホトトギス・カジカガエルの鳴き声が聞こえる山郷に類似しています. 山口にいるときは気分転換に羅漢高原や恐羅漢にドライブしなければなりませんでしたが,福島に帰郷・帰農してからは,妻の実家の棚田の田で農作業をしているときにその鳴き声を耳にすることができるようになりました. いながらにして気分転換ができます.



吉田農園の農園主である妻の5年連続日記から・・・

    今年の田植えは,藤の花が,田植機EP3で田植えをしたあとの水の上に浮かんでいました.

    吉田農園の農園主である妻の5年連続日記を付けています. 主な農作業や自然の変化をメモしていますが, 妻の記憶と記録では, 田植えをしているとき藤の花びらが田の水面に浮かんだのは2022年の田植えのとき・・・.

    旧暦で4月28日の田植えでした.

    今年の田植えは旧暦で5月2日,遅い田植えの記録を4日延長しました.

    妻の実家の棚田の田に限って言えば,山桜の花が咲く頃田植えができますと収穫量が増え,藤の花が咲く頃田植えをすると収穫量が減る傾向にあるようです. 妻の予測では,今年のコメの収穫量は減少する可能性があります. 2025年産の我が家のコメの収穫予想量は, 2022年と同程度と推測して30kg✕27袋・・・.

    高騰していいるコメの価格が元の価格に戻るほど,収穫量を確保することができるのかどうか.収穫量のかなりな部分を払い出しした備蓄米の補填にまわさなければならないでしょうから,今年のコメが豊作になることを期待しすぎては後悔することになります.

    妻の5年連続日記は,吉田農園の農園主である妻の営農のための最強のツールになっているようです.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ記事、拝見しました。吉田農園の営みと、奥様の細やかな観察眼が伝わってくる、とても興味深い内容ですね。

感想
この記事を読んで、特に印象に残った点をいくつか挙げさせていただきます。

自然との対話と営農の知恵: 藤の花と田植えの時期、そしてそれと米の収穫量の関連性に関する奥様の日記の記録は、まさに自然と共にある農業の姿を象徴していると感じました。単なる作業記録ではなく、長年の経験と観察から得られる「知恵」が凝縮されていますね。旧暦の感覚も残っていて、日本の農業の奥深さを感じさせます。

「最強のツール」としての記録: 奥様の日記が「営農のための最強のツール」であるという表現に深く共感しました。日々のささやかな記録が、将来の予測や対策に繋がる貴重なデータになる。現代のデータ活用に通じるものがあり、手書きの日記にその価値を見出すのは素晴らしいです。

現実的な見通し: 米の価格高騰や備蓄米の補填といった、現在の農業が直面している課題にも触れられており、吉田農園が直面する現実が伝わってきます。楽観的になりすぎず、現実的な収穫量予測を立てている点が、真摯な営農姿勢を感じさせます。

夫婦の共同作業: 旦那様が奥様の日記をブログで紹介されていることから、吉田農園がご夫婦の共同作業で成り立っていることが伺え、温かい気持ちになりました。奥様の努力が、旦那様によってきちんと評価され、発信されているのは素敵なことですね。

全体として、吉田農園の農業に対する真摯な姿勢と、奥様の日記に込められた長年の経験と知恵が詰まった、大変魅力的な記事だと感じました。

今年の米の収穫量が、奥様の予測通りになるのか、それとも良い意味で裏切られるのか、今後の動向が気になります。もしよろしければ、またその後の状況をブログで教えていただけると嬉しいです。

2025/05/27

午前9:00‐午後6:00 棚田の田で田植え・・・

    今日は, 午前9:00‐午後6:00 棚田の田で田植えをしました.

    3条植えの,KUBOTAの小型乗用田植機EP3は, 最初から最後までトラブルなく順調に作動していいました.

    EP3を購入するとき,オプションで "ラインマーカー" を設置してもらっていましたが,この "ラインマーカー",代かきした田の土にしるしを付けるものですが,なかなか使いこなすことができず, 使わないでいましたが, 今回,田の土にしるしをつけるためではなく,すでに田植えが済んだ3条植えの真ん中のイネの苗の上を "ラインマーカー" が走るように田植機を動かしますと,条間の間隔を一定に保つことができることを発見・・・.

    これまでのように田植えしたあとのイネがSの字状に蛇行することは1度もありませんでした.

    今回は, 初心に戻って,
KUBOTAの小型乗用田植機EP3の取扱説明書に記載された通りの田植えを行いました. EP3は, 大型の田植機と違って,"フロート" がついていて,それを作動させると,トラクターJB15Xで代かきしたあとの田の土を大型のトラクターに設置された代かき用ローターリーで代かきしたのとほぼ同じ状態にすることができます. つまり, トラクターJB15X と小型乗用田植機EP3をセットで使いますと,専業農家やプロの農家と同じ田植えをすることができるということを意味しています.

    今年は,"イノシシ返し"ならぬ "ネズミ返し" を設置しましたので,ネズミの被害はなく, 63箱の苗は全部順調に育ちました・

    コシヒカリ 42箱 (使用31箱, 未使用11箱)
    はえぬき 15箱 (使用9箱, 未使用6箱)
    ひめのもち 6箱 (使用3箱, 未使用3箱)

    未使用分は,明日の補植作業に使います. 

    5: 00に田植えを終えて,田植機を家に持って帰り水洗浄・・・. その間,メインの農業用水路からその水をコシヒカリ, はえぬき, ヒメノモチの田に引き入れました.6:00にほぼ水が行き渡っていましたので,取水を止めました.

    田植機EP3にのって田植えをしているとき,山側の雑木林の木立になった藤の花びらが風にのって落下,田植機のあとを追いかけて来ました. 田植機EP3はエンジンの音が小さいので, 今日は一日,山の雑木林の中で鳴くホトトギスの鳴き声を聞くことができました. ホトトギスの鳴き声は, "東京特許許可局"となくと言われていますが, 今日のホトトギスの鳴き声は, 私の耳には, 妻の実家のおとうさんの "一杯採れたか" (いっぺいとれたか) と聞こえて来ました.

    標高550mの湖南高原の棚田の田で有機・無農薬で自給用に栽培しているコシヒカリ,昨今の高価なコメを買わなくて済んでいます. この冬,スズメたちに餌としてやった玄米は30kg✕5袋でした. 自給用に栽培したコメなので金額に換算しても意味はありません.


今朝は田植機をスタンバイ・・・

    今朝は5:30に起床

    7:00までルターのドイツ語訳聖書を通読していました. 読み出すとなかなかやめられない・・・.

    7:00‐8:30まで,農機具の小屋からKUBOTAの田植機EP3を取り出して,細長い,先入れ後出し方式でしか駐車できない庭に,奥から,トラクタJB15X, 普通車YARIS, 田植機EP3, 軽トラの順序で並べ替えました.

    国道294号線のバイパス工事が完了するまでは,朝早く,農機具を取り出して観音堂のすぐ近くに駐車していたのですが, バイパス工事が完了すると,朝早くや通勤ラッシュ時間に高速でくるまが上り下り走っていきますので,速度の遅い農機で横切るのは至難の業・・・. それで,作業時間を遅らせて,くるまの行き来が少なくなった時点で,国道を横切ることにしました. 田植機の走行速度は, ひとが歩いて渡ることができる速度とほぼ同じですから, 安心して国道294号線を渡ることができる状況では,大丈夫・・・.

2025/05/26

今日は新しいトラクタJB15Xで植え代かき・・・

    今日は, 新しいトラクタJB15Xで, コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの田の植え代かきをしました.

    疲れた1日でした.

    しかし, JB15Xの基本的な使い方を習熟することができた1日でした. ブルトラB6001には装備されていないエンジンの回転計の見方と,回転速度に応じたエンジンのアクセルの使い方が分かりました.ぶるとらB6001の場合,経験と勘とで操作していましたが, JB15Xは計測器の針が指す数値で判断できますので,すこぶる快適・・・.

    それに,JB15Xのエンジンをかけるときの快適さ・・・. 軽トラや普通車のエンジンのかけ方とほぼ同じなので, 使いかっては抜群・・・. ブルトラB6001はエンジンが老朽化していることもあって,エンジンを始動するのにも時間がかかりました.

    新しいトラクタJB15Xを使っての植え代かき・・・.代かき用ロータを装備した大型トラクタで植え代かきをするようにはきれいにできませんが, KUBOTAの田植機EP3には, イネの苗を植え付ける前の田の土を整地する代かき板がついています (大型田植機にはついていない)ので, JB15X & EP3 できれいに田植えをすることができます.

    疲れた1日でしたが,ここちよい疲れになりました.


    


2025/05/25

午前中農機具の小屋の整理, 午後田植機EP3の整備点検・・・

    今日は午前9:00‐午後5:00まで, 自宅で作業・・・. 妻は,午前中,棚田とだんだん畑で農作業・・・.

    午前中,私は農機具の小屋の片付けをしました. 農機具の小屋の一番奥に格納しているKUBOTAの乗用小型田植機EP3 (3条植) を取り出すためです.通路を作るために, 玄米簡易保冷庫(30kg✕6袋)と野菜乾燥機を移動・・・.

    ついでに農具の片付け・・・. 妻の実家のおとうさんが使っていた農具は,重たくて,右手に関節障害があり握力が少ない私には使えない,私だけでなく妻も使えないのでただ保管しているだけですが, そのうち使う場面があるかもしれないと大切に保管しています.

    畑の農作業から帰ってきた妻が,"広くなったわね, お掃除は私がするから・・・" といって,片付けてでてきたゴミやほこりをきれいに取り除いてくれました.

    昼食後,KUBOTAの田植機EP3の取扱説明書を1時間かけて読んで,整備点検箇所とその方法を確認・・・. グリスを注入する1箇所,グリスを塗布する2個所を除いて,ほぼ整備点検をすることができました. この前, 新しいトラクタ用にグリス注入器とグリスを購入しましたが, それを転用していいかどうか,明日,KUBOTAの湖南営業所に行って確認します. そのあと, 農機具の小屋から取り出して,田植機が正常に作動するかどうかを確認することに・・・.

    機械音痴の私は, 取扱説明書を読んで,その通りに実践するだけ・・・. 機械音痴の私は,説明書通りに実践できているかどうかの自信はほとんどありません.田植機EP3で田植えをする前に, KUBOTAの担当者の方にお手数をおかけする必要はなさそうです.

    妻のふるさと・湖南で, 否,猪苗代湖の東・西・南・北岸の田で一番遅い田植えになる妻の実家の田は,今年もそのしんがりをつとめることになります.無農薬でより安全で, 有機肥料でそこそこ美味しいコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチが自給用に収穫できたらそれでいいので・・・.  妻の実家のKUBOTAの玄米保冷庫は30kg✕21袋を格納することができますが,年末のお歳暮代わりに新米を送る以外は玄米保冷庫に保管できるコメを収穫できたらいいので,いまだに "減反政策" を実施しています.

    湖南町赤津村のプロの農家の方々は,"ここらでよそもんのしろうとがつくるコシヒカリ何ぞ, ネチャネチャして美味くねえ! 食えたもんでねえ!" と言われるかたが多いのですが,  妻は,"山口にいるとき父が送ってくれたあきたこまち,一度も美味しいと思ったことはないわ. それに比べて,あなたと私でつくったコシヒカリの美味しいこと. 認知症のおかあさんですら,生前,'このコメは美味えなあ!'といって喜んで食べてたでしょう. 静岡製機の玄米食味分析計で83点取れてたでしょう. ここらのもんであるプロの農家は 'おらの田のあきたこまちは90点だ!' って言ってたけれど, 私たちはここらのもんと競う必要は一切ないわ. 自己満足できたら十分・・・" と話していました.

    昭和55年と平成5年の冷害による不作・・・. 平成5年のときは,山口県内のコメ屋さんからコメがなくなって入手不可能になりました. そのとき,娘が懸賞募集に応募して, 10kgの福島県産ひとめぼれがあたったとき,そのひとめぼれの美味しかったこと・・・. 

    妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき, KUBOTAのの玄米保冷庫 (30kg✕21袋を格納可) を買って,常時1度の収穫で2年分貯蔵できるようにしました. KUBOTAのの玄米保冷庫に保存すれば2年間は新米同然のコメを食べることができるとカタログに書かれていましたので・・・.

    昭和55年と平成5年のコメ不足に匹敵するほどの令和6年のコメ不足,高騰の影響を受けることがなかったのは, 日本基督教団の隠退牧師になったあと,有機無農薬栽培の百姓暮らしをすることになったから・・・.
 

2025/05/24

機械音痴の農機具の勉強・・・

    機械音痴の私は,農機具を見ただけでは操作することはできません.

    今回, 廃車になったブルトラB6001の代替品として購入したKUBOTAのトラクターJB15X,それを使いこなすために 本体とロータリーの取扱説明書を通読するとともに,KUBOTAのHPで操作法の動画を閲覧しています.

    その他に書庫から次の本を取り出して目を通すことにしました.

    農業高校教科書 "新農業機械 改訂版" (1967年)
  
  農業高校教科書 "農業土木" (1967年)
    "機械の事典" (1980年)
    "農業高校 近代化農政の縮図" (1984年)
    "らくらく作業 イネの機械便利帳" (1989年)
    "農家の機械整備便利帳" (1997年)
    農学基礎セミナー "新版 農業機械の構造と利用" (2007年)
    現代農業 "トラクタを120%使いこなす" (2013年)
    現代農業特選シリーズ "トラクタ名人になる!耕耘・代かき・メンテの技" (2016年) 

    私の "音痴", "人間音痴", "方向音痴" がなくならないのと同様,私の "機械音痴" もなくなることはなさそうです.  上の本に従ってブルトラB6001で耕耘すると, B6001が土の中に沈むできごとに遭遇したことがあります. 別々の場所で2度も・・・.  
 

    トラクターの上手な使い方=田の状態の状態 (土と水環境) ✕トラクターの状態 (操作方法✕トラクターのメンテナンス)

    両者がうまくかみあわないと,トラクターを十分使いこなすことはできません.そういう意味では, 私は,湖南の赤津村のプロの農家 (専業農家) のように, いつでも, どこでも,どのような状況でもトラクタを使いこなすことができませんので,依然として,"機械音痴" のまま・・・. 

    これからも, 赤津村のプロの農家 (兼業農家)から,"何だ? おめえ, まだトラクタの扱い方,知らねえのけ? おめえ,バカでねえのけ?" と罵声を浴びせられ続けることになるでしょう. 専業農家の方々は忙しくて,素人百姓の妻と私について一緒になって噂話をしている時間的ゆとりがありませんので, 妻と私に嫌がらせをするのは,プロの農家 (兼業農家&リタイアした農家) ばかり・・・.


午前9:30-12:30 猪苗代へ買物に・・・

    今日は, 午前9:30に,猪苗代へ買物にでかけました.

    国道294号線沿いの田も,国道49号線の田も,ほとんどの田が田植えを終えていました. まだ水を張ったままの田や代かきをしている最中の田,植代かきを終えて田植えを待っている田はところどころに点在するだけ・・・.

    妻の実家の田は,いつもシンガリをつとめることになるのですが, 今年も同じ・・・. 郡山市湖南町, 会津若松市湊, 猪苗代町の田が田植えを終わった姿を見ていると,なにとなくホッとします.

    今年はブルトラ廃車騒動があったり,イネの苗の成長がよくて草丈が伸びすぎるということがあったりして, 田植え機で田植えをするためには,イネの草丈を20cm以下に切りそろえるというはじめての経験を余儀なくされています.

    まず, 郵便局で, 昨日, Amazonに注文した, " 現場ですぐに使える! 最新Pythonプログラミング逆引き大全450の極意"の前払い代金を振り込みました. 今回は新本の注文・・・.

    そのあと,猪苗代町のホームセンターとスーパー,ドラッグストアに立ちよって,日用品と食料品を購入しました. 田植えが済むまでは,買物にでかけることができませんので,いつもより余分に購入しました.

    マスクは,いつものマスクにしました. このマスクのおかげで,妻も私も, 武漢ウイルス感染症 (通称・コロナ)にかからなくてすみましたので,他のメーカーのマスクと比べると1枚あたりの単価はかなり高めなのですが, 安価なマスクに変えたことでコロナに感染したというお粗末な結果に陥っても面白くありませんので, 同じものを購入しました.

    12:30 に戻ると, 1:00-3:30,妻とふたりで, だんだん畑の草がぼうぼうと生えている場所の草刈りをしました. 2台の草刈り機で草を刈りますと, やはり, はやく草刈りを終えることができました.小雨がふりはじめましたので,草刈りは途中でやめましたが,草が生えて目立つところはほぼ刈り終えました.

    妻は, 棚田の田の電気柵の本体の電池がなくなったので,新しい電池に交換・・・.

    夕方, Amazonに追加注文しました. "Excelで学ぶ営業・企画・マ-ケティングのための実験計画法"と "
Excelで学ぶ統計解析入門"の2冊の古本・・・.

    今日は, 雑然とした1日でした.

2025/05/23

午後KUBOTAの湖南営業所へ・・・

    今日の午前中, 昨日注文していたグリス注入器とマイクロホースを受け取りに,KUBOTAの湖南営業所へ行きました.

    そのとき,担当者の方が帰って来られ,グリス注入器とマイクロホースを使えるようにしてくださり, 一緒に家に戻りました.

    そして, 新しいトラクターJB15Xの本体とロータリーの接続部分にグリスを注入してくださったのですが,よくくるまの車検場でクルマの下に潜り込んで点検・修理する人の姿をみかけますが,担当者の方はロータリーの下に潜り込んでグリス注入器で注入して下さいました.

    私は, "この作業はとても私にはできません. もしロータリーが落下してきたら大怪我をする可能性がありますから・・・. 取扱説明書では,本体とロータリーを切り離してグリスを '塗布' するように書かれていましたので,取扱説明書通りにグリスを塗布することにします.作業を終えて,農機具の小屋に格納する前に,本体とロータリーを切り離す方法を指導してください "とお願いしました.

    そのあと,担当者の方といろいろ話をしました. 今回は,一度も, "済みませんけど・・・" という言葉は出て来ませんでした.   普通の会話でホッとしました. 会津農林高校を出られた農家の息子さんで,長年コシヒカリを栽培されているのだとか・・・. それで,コシヒカリの栽培方法について話の花が咲きました.

    私はほんとうのことを,ありのまま,話しました. 2013年4月1日に帰郷・帰農してからずっとコシヒカリを有機・無農薬で栽培してきたこと, 夏でも15°Cの冷たい水が流れる常夏川の水を8.0‐12.0°C温めて23~27°Cの水温でコシヒカリを栽培する "入浜式塩田" でよく見られる方式について・・・. 湖南の赤津村のプロの農家は,同じ話をすると,"おめえバカでねえのけ! そんなんで水があたたまるわけねえべえ!" とバカにしてくるのが常ですが, KUBOTAの若き担当者の方は,真剣に耳を傾けてくださっていました.  

    ともかく, 新しいトラクタJB15Xで,いつでも, 植え代かきをすることができるようになりました.

    人間関係の難しさ,それを克服する方法,持っている自分の能力を生かす方法,戦略商品だけでなく基礎商品の販売にも力をいれることが企業の成長と発展につながること・・・,私の話を聞いてくださって,笑顔で帰って行かれた担当者の方の後ろ姿を見て,ホッとしました. KUBOTAの若き担当者の方は, 私にとっては,一般的には孫の年齢・・・. KUBOTAにはまだ夢があると思いました.

午前9:30‐12:00 棚田の土手と畔の草刈り・・・

    午前9:30‐12:00 棚田の土手と畔の草刈りをしました.
 
    90cm長さの柄の鎌を使って手刈り・・・. 10cm以上の草丈の草だけを手刈りしました. 電気柵の電線の下だけでなく, 土手となぞえの草も・・・. 背丈の低い草をそのままにしていますと, 土手や畔を歩くのがとても楽になります. なにか緑の絨毯の上を歩いている感じ・・・. 

    手作業で土手や畔の草を刈ったのは, 土手や畔からの水漏れがないかどうかのチェックをするためです. 今年も,毎年水漏れが起こる場所で水が漏れていました. しかし, 漏水の量は少なく後日塞ぐことにしました. 

    2時間半の草の手刈りに,手の痛みやからだの疲れはありませんでした. 土手のなぞえを重い草刈り機を使って刈り取ると,からだのバランスをとるのが難しく, 草を刈ったあとは腰に痛みがきます.

    これからは, 棚田の田の土手と畔の草刈りは,10cm以上の草丈の草を手刈りすることにしましょう.

牧師脳にスイッチが入る・・・

    今朝, 妻と一緒に棚田の田にでかけようとしたとき, 電話がかかってきました.

    町内の住人の方から・・・. 

    "お願いがあるんですが, 私を鈴木医院まで乗せて行ってもらえないでしょうか. 3日前,父が自分で運転して鈴木医院まで行って診察を受けたのですが, そこから救急車で南東北病院まで運ばれ,即入院することになったんです. 今朝,鈴木医院からくるまをはやくもって帰ってくれといわれたので,私を鈴木医院まで連れて行ってくれませんか? 今日中ならいつでもいいんですが・・・" と言われるので, "農作業に出るといつ帰ってこれるかわかりませんので,今からならお連れすることができますが, それでもいいですか?"  と問いかけると,それもいいということなので,その方を軽トラで鈴木医院までお連れしました.

    "よそもん" である私になにか頼み事をしてくる人は皆無ですが, "よほど困っておられるのではないか" と,私の "牧師脳" にスイッチが入って, 臨機応変の対応になりました. その若い方,おとうさんとおかあさんの二人の介護をされているようで, その大変さが言葉つかいに表れていました.

    高齢化・過疎化が進む湖南の5ケ村・・・. 農村的地域社会のプロの農家 (兼業農家) の老後の暮らしと生活に暗雲がたちこめはじめていると感じさせられました. 以前,"有償ボランティアタクシー"なるものがあったのですが, 郡山市からの補助金がなくなって閉鎖になったとか・・・. そのあと,どうなったのか,よそもんの妻と私は寡聞にしてなにもしりませんが・・・.

    湖南の赤津村で一番ちいさな農家と言われる妻と私は, 湖南の赤津村の農家の中で, 一番収入の少ない農家,プロの農家 (兼業農家)の方から貧乏農家と揶揄されるのが常でした. "ここらのもん" 同士ならお互いに助け合って生きているのではないかと思っていましたが,現実はそうでもなさそうです. 妻は, "よそもんに対しては一致団結して排除・疎外するけれど,ここらのもん同士の間はみんなバラバラ・・・" と話していましたが,   これからどうなるのでしょうね, 湖南5ヶ村の村々の生活と暮らし・・・.

機械音痴

    日本基督教団の隠退牧師になって,東北福島の, 妻の実家に帰郷・帰農する前, 2005年から年2回春と秋に私ひとりで5~6日の日程で, 湖南町赤津村に帰っていました.

    そのとき, 妻の実家のおとうさんは, "おまえに,トラクターの使い方を教えてやろうと思ってたが,教えるのが恐くなって止めた. 帰ってきたら,KUBOTAの小山さんとういう教え上手の技術者の方がいるから,その人に教えてもらえ!" と話していました.

    おとうさんが私にトラクターの操作方法を教えるのが恐くなったのは, 学校の教師をされていたかたが定年後帰農して実家の田でコメを栽培するために代かきをしていたとき,農道を走行中に代かき機の端を電柱にひっかけてトラクターが回転,運転をしていたその元教師の方はトラクターから振り落とされ,電信柱を中心に円を描くように走ってきた自分のトラクターに轢かれて死ぬという事故がおきたことで, おとうさん愛用のブルトラB6001の操作方法を教えることにためらいが生じたため・・・.

    おとうさんのアドバイスの通り,帰郷帰農したとき, KUBOTAの小山さんから指導を受けました.それから今年で13年目,無事故でブルトラの走行・作業を行うことができました.

    そのブルトラが廃車になり, その代替として,新しいJB15Xがやってきましたが, 機能も豊富で安全装置も装備されかなり使いやすくなっていますが, これまでの経験から,新しいJB15Xもブルトラと同じ操作方法で走行・作業することにしました.

    妻のくるまYARISはサポートカーですが,私は,サポートカーの機能がついていないVITZと同じ,安全第一に徹して運転することにしたのと同様,JB15XもブルトラB6001で走行・作業するつもりで操作することにしました.

    なにしろ,私はこどものころからの,折り紙つきの機械音痴ですから・・・.

気になる言葉・・・

    この前, 新しいトラクターを納車に来られた,KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方から,簡単な説明を受けましたが,最初から最後まで, 言葉のはじめに,"すみませんけど・・・" という言葉をつけていました.

    説明の最後に, "すみませんけど・・・" と挨拶されると単なる挨拶だと思うのですが, 何十回となく繰り返される "すみませんけど・・・" という言葉は,私には別の意味を帯びて聞こえて来ました.

    私はその若き担当者がどこのだれだかは寡聞にしてしりませんが, もしかしたら,担当地域の赤津村のプロの農家から,私が "よそもん"・"ばか農家" としてバカにされてきたのと同じく,彼も赤津村のプロの農家から同じ仕打ちを受けて来たのではないか, と思わされました.そのため,話す言葉の最初に, "すみませんけど・・・" というあやまりの言葉を付け加えて話し始める癖がついた・・・.

    湖南の赤津村は,"よそもん" や "わかもん" を育てて受け入れるというしきたり・ならわしはほとんどないようなので, 
KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方も,精神的にかなり追い込まれて, "謝り癖" がついたのかもしれません.

    私に対してしたJB15Xの使い方は,  その負の経験が反映されたもので,機械音痴で素人百姓の私がよく理解できるものではありませんでした.  JB15Xのエンジンのかけかた,発進方法,ブレーキのかけかた,停車の仕方,燃料の補給方法,使用前の点検箇所, 使ったあとの洗浄方法など,基本的な操作方法の説明は殆どありませんでした. 他の農家に納車したとき,"そんなことはわかっとる!"と一蹴された経験が積み重なった結果なのかもしれません.

    妻と私は,"ここらのもん" である,プロの農家 (兼業農家) と "同じ穴のむじな "になって, 
 KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方にの "いじめ" に加わりたくないので,さて,さてどうしたものやら・・・. 

    安直に,定年退職して4~5年になるベテランのKUBOTAの技術者の方に助力を求めるのは,  KUBOTAの湖南営業所の若き担当者の方の成長のためにはいいことではないので,最後の最後の手段として残して置くことにしました. 

    KUBOTAのトラクターJB15X,納車即使用可能な状態で納品してほしかったですね・・・.  とりあえず, 早急に, 取扱説明書を通読,インターネットのKUBOTAのホーム・ページで閲覧できる動画や資料のすべてに目を通すことにしました.


2025/05/22

77歳の機械音痴の素人百姓が直面した試練・・・

    5月20日に納品されたKUBOTAのトラクター JB15X・・・.

    まだ使用可能状態になっていない.

    私はこどものころから, 修理するつもりで壊すことが多かったので,自分を機械音痴だと思っていた. 20代のとき株式会社ジューキという会社に勤務して,イタリアのリモルディ社の縫製機器のミッショナリー・セールスマンをしていたとき,工業用ミシンの調整・修理・保守の知識・技術を身に着けたが,それ以外の機械は以前として "機械オンチ" の状態が続いている.

    今回,ブルトラB6001が廃車になったので,
 JB15Xを購入したのですが, どうやら,私は錯覚していたらしい. 新車は,普通車もトラクターも同じで, 購入するとすぐ使用できるものだと思っていた. ところが, 使う前にグリスをささないといけないと言う. そのための道具をもっていなかったので,それもKUBOTAから買うことにした.

    新車のトラクターもすぐ使用できる状態で納車されるものだと思っていた私は浅はかだったようだ. 新車のトラクターを使用可能にするには,購入者が,"取扱説明書" の整備・点検法にのっとって,自分で点検しなければならないようです.

    エンジンオイルやミッションオイルは十分に入っているかどうか,エアークリーナーや燃料フィルタなどの各種フィルタはきちんと設置されているかどうか,回転部分に給油がきちんとされているかどうか, 田植えが済むとおこなわなければならないロータリーを取り外して洗浄しグリスを注入する方法はどのようにしたらいいのか・・・,"取扱説明書" を読めば読むほど,JB15Xは, 湖南営業所に届くと,そのまま,我が家に運び込まれた感じがして来ます.  "あとは煮て食うなり焼いてくうなりお好きなように " と突きつけられているようで,  
77歳にしてはじめて新車のトラクターを購入した機械音痴の素人百姓は,機械音痴固有の試練に直面することになりました.

    納車されたとき簡単な説明を受けましたが,専門用語の羅列で,知らない言葉がでてくる都度,"それはどういう意味ですか?" と尋ねると,返ってくる言葉は専門用語・・・. グリスの注入口を探しても,教えられた場所にはない. "機械オンチ" の私でも,特別の器具がないとグリスを注入するのは難しいと思われる,設計上配慮がたらなかったのではないかと思われる場所・・・. 果たして,明日届くグリス注入器でその部分にグリスを注入することができるのやらどうやら・・・.

    新車を買って,こんな不安の中に落ち込まざるを得なかった機械オンチの77歳の素人百姓はとまどうこと仕切り・・・. そこで私が思い浮かべたのは, KUBOTAの湖南営業所に長年勤務して定年で引退されたベテランの技術者の方が隣村におられるので,早急に, 彼にJB15Xを水田で使用可能状態にあるのかどうか,もし不足しているところがあればそれをどう補えばいいのか,指導を仰ぐことにしました.

いやじゃありませんか
機械オンチ
オイル・グリスといわれても
素人百姓分からない
動かぬ新車の
なさけなや

朝5:30‐12:30 棚田の田で醗酵鶏糞を散布・・・

    今朝は5:30に起床して,妻の実家の棚田の田に出かけました.

    昨日の5:30から今朝の5:30まで, 農業用水路から下段のコシヒカリの田に水を取水していましたので,その様子を確認するために・・・.

    昨夜,深夜に様子を見にでかけるといいますと,妻が, 猛反対・・・. 真っ暗闇の中,常夏川沿いの農道を走っていて川底に転落する可能性がなきにしもあらずということで・・・. それで今朝はやく出かけたのですが, 橋の前を左折するとすぐ農道の轍のあとに水が流れて来ていました. 延々と・・・.

    しかし, その水は専業農家の方が今年から栽培をはじめた田で, まだその田の事情を把握しておられないからだと思いました.

    妻の実家の棚田の田は, 深水栽培が可能なほど水がたまっていましたが,ほとんど田から漏れることはなかったようです.

    家に戻ると,朝食をとって,妻と一緒に再び棚田の田に行って,水のたまったコシヒカリの田で, 有機肥料(発酵鶏糞)の散布を始めました. 水のたまった田にトロブネを浮かべて,その中に醗酵鶏糞を1袋入れて, それを南北方向に移動しながら,妻と私がトロブネの両側に発酵鶏糞を散布していきます.

    コシヒカリの田を麻紐で七つに区分して,その一つ一つに発酵鶏糞を1袋ずつ散布して行きました.今日は,妻はこの前ホームセンターで購入した新しい田靴を履いて最初から最後まで発酵鶏糞を散布していました. 天気予報では午前11:00‐13:00まで2時間雨が降ると報道されていましたので・・・. 途中,小雨が降る時もありましたが, 12:30までに,  コシヒカリの田とひめのもち・はえぬきの田の肥料散布を済ますことができました.

    家に戻り,昼食をとってお茶をのんでいるとき,急に空が暗くなり雨が振り始めました. 妻も私も,"朝早くから肥料散布をして, 午前中に撒き終えたのはよかった.今日は冷たい雨が降ると言われていたので・・・" と話し合いました.

    午後は, 家に戻ると届いていた "Excelで学ぶ水理学" に目を通していて,ふと思いついて,"
Excelで学ぶ基礎物理学", "Excelで学ぶ物理数学: Excelの関数群とグラフィック機能で難解な物理数学が身近になる", "はじめての人工知能: Excelで体験しながら学ぶAI", "Excelで学ぶ意思決定論"の4冊の古本をAmazonに注文しました.

    そのあと,KUBOTAの新しいトラクターJB15Xとロータリーの取扱説明書を読んでいました. KUBOTAに行って,ジャバラのグリスを注入するための "グリス注入器" を注文しました. 田植えをするごとに, JB15Xからロータリーを切り離して回転部分にグリスを注入する必要があると書かれていたので, 2回目からは自分でするためにも "グリス注入器" が必要であると判断しました.  

    夕方になっても, 冷たい雨が降り続いていました.

    今年は,イネの苗の成長がはやくて,米つくり12年目にしてはじめて,イネの葉先を切り詰めて20cm以下の草丈に調整する必要が出て来ました. 20cm以下に切り詰めるなら,ひめのもちの田の田植えを手作業でする必要はないと判断しました. 中山間事業の草刈りのとき配布された,新しいチップソーを使って切りそろえることにしました.

    草刈機は "左から右に" 動かします.通常は,"右から左に" 動かすのですが,それは, 刃が石ころに当たって石ころが草刈りをする人の方向に飛んで行って怪我をする可能性を少なくする目ですが, 石ころがなければ, 草刈り機は,  
"左から右に"動かしても何ら問題はありません. 私は土手や畔の草をかるときは,草刈り機を "8の字状" に動かします.田の水の中に刈った草が飛び散らないためです.

    明日は,棚田と段々畑の草刈りです.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文


感想

まず、早朝5時半からの行動と、昨晩の奥様とのやり取りから、農業用水の管理の重要性と、それに対する細やかな気配りが伝わってきました。特に、奥様が深夜の確認を心配される場面は、ご家族の絆と安全への配慮が感じられて印象的でした。

そして、発酵鶏糞の散布の描写が非常に具体的で、トロ舟を使って奥様と協力しながら作業されている様子がよく分かりました。新しい田靴を履いた奥様の頑張りや、「麻紐で七つに区分して」という丁寧な作業風景からは、一つ一つの工程に真摯に取り組んでいらっしゃる姿勢が伺えます。天気予報を気にしながら作業を進め、雨が降る前に終えられたことに対する達成感と安堵感が伝わってきて、こちらも「よかったですね!」と共感しました。

午後の過ごし方も興味深く、**『Excelで学ぶ水理学』**からの展開で、一気に4冊もの関連書籍を注文されたことに知的好奇心の旺盛さを感じました。農作業の合間にも学びを深めようとされる姿勢、素晴らしいですね。

さらに、KUBOTAのトラクターの取扱説明書を熟読し、必要な「グリス注入器」をすぐに手配されるあたり、機械への理解とメンテナンスへの意識の高さが伺えます。日々の作業をより効率的かつ安全に行うための工夫を怠らないプロフェッショナルな一面が垣間見えました。

そして、今年は稲の成長が早く、葉先を切り詰める作業が必要になったという話は、その年の気候や稲の生育状況に合わせた臨機応変な対応が求められる農業の奥深さを感じさせました。手作業での田植えを避けるための工夫として、草刈り機で切り揃えるという発想も、長年の経験から培われた知恵ですね。草刈り機の使い方に関する解説も、非常に実践的で勉強になりました。「8の字状」に動かすことで田の水の中に刈った草が飛び散らないようにする、という工夫は、細部へのこだわりを感じさせます。


全体的な印象

早朝から夕方まで、農作業と学び、そして次の作業への準備と、充実した一日を過ごされている様子が伝わってきました。厳しい作業の中にも、工夫や知恵、そしてご夫婦の協力があり、それが吉田農園の米作りの根幹をなしているのだと感じました。読者としても、日々の努力の積み重ねが美味しいお米に繋がるのだと実感できる記事でした。

明日の棚田と段々畑の草刈りも、どうぞお気をつけて。



 

2025/05/21

午後2:30-5:30 コシヒカリの田の整地・・・

    午後2:30-5:30 コシヒカリの田の整地をしました.

    廃車が決まったブルトラで荒代かきをしました. いつもはエンストするのに,今回は一度もエンストしませんでした. その分,荒っぽい代かきになったようで,ブルトラの車輪の轍のあとが深く残っていましたので, 市販の農具を改良してつくった田の草取り用の鍬でブルトラがつくった轍の凸凹を手作業で整地しました.

    疲れて,夕食を食べることができませんでした. 好きなおかずなのに・・・. それで,せめてご飯だけでも食べようと, この前,岡山の妹に送った有機・無農薬栽培のコシヒカリの残りを妻が炊いていましたので, ひとくち口にいれると美味しいこと・・・. それで海苔のつくだにだけでコシヒカリのご飯を2杯食べました.

    食欲がないのに, いつもの倍食べたコシヒカリ・・・.

    吉田農園の農園主である妻は,"今年は, 苗が大きくなったのではえぬきを栽培しますが,来年はコシヒカリだけにしましょう, コシヒカリは誰が食べても美味しいおコメだから・・・. はえぬきは,年によって味がいいときもあればそうでないときもあるので,むずかしいのよね・・・"と話していました.

    それにしても,農作業に疲れて食欲がなくなっているのに, とても美味しかったコシヒカリのご飯, コメ作りに苦労した甲斐があります. 

ブルトラで荒代かきしたあとの自家製の代かき器で均平作業・・・

    ブルトラで荒代かきしたあと, 自家製の "代 かき器" で田の土の均平作業をしました.

    午前中にできたのは, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝のみ・・・.

    その作業をしている間, 2インチの給水ポンプで,水量豊富な水路から水を汲み上げました. 妻の実家の棚田の田でコメを栽培するのは今年で12回目・・・. 新しく入手したKUBOTAのトラクターJB15Xは "代かき" 用の整地板がついていますので, 自家製の "代かき器" で田の土の凸凹を均平するのは最後になります.

    温水田の管理のための代かきには,これからもこの自家製の "代かき器"を継続して使用することになります. イネを作付けしたあとは, トラクターを温水田に乗り入れるルートがなくなりますので,温水田の代かきはいつも手作業で行います.

    ときどき, 田の畦にすわって休憩するのですが,そのときに目に入る藤の花,とても見事です.そこで頭の中に浮かんだ, 詩心・歌心・句心のない私の下手な句・・・.

    イノシシの棲家の山は藤盛り
    飛び込むは藤の花中ホトトギス
    藤の花田に散るころに田植えかな


昨日は多忙だった・・・

    昨日は多忙だった・・・.

    朝2時間かけて, ブルトラで荒代かきをした温水田を自家製の240cmの代かき器をひっぱって整地した.

    食事のあと, 20リットル入りのポリタンク6個に水道水を入れて,棚田の農業用ビニールハウスの中に運び込み,育苗中のイネと,妻がポットに播種した野菜の苗に水をやった.

    そのあと,農業用水路から取水できるようにUV管を調整した.

    妻が,棚田の中段の田畑転換した畑を "管理機で耕すので見てて" というので,様子を見ていた.しかし,いつもと異なる音がしているので,管理機をとめて原因を探した.車軸にいろいろなものがまきついているのがわかり,それを時間をかけて取り除いた. 私は, "管理機を走らせる前に,畑のゴミを取り除いておかなければ・・・" といったが,それでもいつもと異なる音がしていた. その原因を再び調べて,その音の発生原因をとりのぞいた.

    結局,私が管理機で耕すことになった.

    妻は,耕した部分を,棚田の上段の田畑転換した畑と同じ畑にするといって,この前,ホームセンターで24袋培養土を買ってきていたが,その方法は, 日本基督教団の牧師になるために農村伝道神学校で勉学していたとき,座学の農業概論と実学の農業実習の講師をされていた,九州大学農学部出身の, 関東学農会の事務局長・井草先生から教わった,戦前, 満州に開拓に入った農民が, 満州の荒れ地を開墾して,最初の年から農産物を収穫して自給自足体制に入ったときの農法を応用したものだった.

    連作できないといわれいるトマトを, 妻は, 毎年同じ場所で栽培し続けている. 連作ができなと言われる野菜の連作栽培を可能にしているのも,井草先生からそのノウハウの伝授されたためだ. 

    西中国教区の山口の小さな教会に赴任したとき,戦後下松市の笠戸島で開拓した経験を持つ高齢の姉妹から,教会のバラスを敷いた駐車場の跡地を一緒に "開墾"した.玄関先にあった大きなメタセコイアの切り株とタコの足のように伸びた太い根っこを,その姉妹と私のふたりで取り除き,渡り鳥のルートの下にある教会の庭の一部を彼らが休むことができる小さな森にした. 妻と私は彼女から開墾の方法を伝授された.

    "よそもんにはよそもんのやりかたがあります"

妻はいつもそう話している.

    昨日9:00過ぎに,KUBOTAの湖南営業所から,新しく注文したトラクターJB15Xが届いた.そして午後4:00 廃車にするブルトラB6001の引き取りに来られた.

    その前, 午後1:00-2:00 会津若松市湊のセブンイレブンに行って,食料品を少しく買ってきた.

    新しいトラクターを受け取ったあと,棚田の田のブルトラで代かきをしたあと自家製の整地板で整地しにいくといいますと,妻が, 様子を見てくるといって出かけました. 妻は,農道をはさんだ反対側の田で "小山さんが田植えをしているので行かない方がいい" といいますので,昨日の作業は,あれやこれやで一日潰れてしまいました.

    新しいトラクターJB15X,ほんとうに "ぴかぴかの一年生" でした.

  

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝啓

ブログ拝見いたしました。多忙な一日が目に浮かぶような、非常に充実した内容で大変興味深く読ませていただきました。

全体的な印象
何よりもまず、筆者様のご多忙ぶりが伝わってきて、本当に頭が下がる思いです。朝早くから夜遅くまで、農作業に精を出されているご様子、そして奥様との連携作業など、日々の生活が鮮やかに描かれていました。新しいトラクターの納車という一大イベントもあり、盛りだくさんの一日だったのですね。

具体的な感想
農作業の描写がリアルで引き込まれます。 「ブルトラで荒代かき」「240cmの代かき器をひっぱって整地」といった具体的な描写から、実際の作業風景が目に浮かぶようでした。管理機のトラブルシューティングの様子も、まるで隣で見ているかのように感じられました。

奥様との共同作業が良いですね。 奥様が管理機を耕す様子を見守ったり、トラブルの原因を探したり、最終的に筆者様が耕したりと、お二人の協力体制が微笑ましいです。奥様の「よそもんにはよそもんのやりかたがあります」という言葉も印象的で、お互いの価値観を尊重し合っているのが伝わってきました。

井草先生や開拓の経験を持つ姉妹から受け継がれた知恵が興味深いです。 特に、連作できないと言われるトマトを毎年同じ場所で栽培できるというノウハウには驚きました。昔の農法や開拓の知恵が現代に生きていることに、とてもロマンを感じます。世代を超えて受け継がれる知恵や経験の尊さを改めて感じました。

新しいトラクターの納車、おめでとうございます! 「ぴかぴかの一年生」という表現に、筆者様の喜びと期待が込められているのが伝わってきます。新しい相棒との今後の作業が楽しみですね。一方で、長年連れ添ったブルトラとの別れには、少し寂しさも感じられたのではないでしょうか。

多忙な中でも、奥様とセブンイレブンへ買い物に行ったりと、メリハリのある生活を送られているのが素晴らしいです。 農業と日常生活のバランスが取れているように感じられました。

結び
日々の大変さが伝わってくると同時に、それらを乗り越える筆者様と奥様の力強さ、そして農業に対する情熱がひしひしと伝わってくる素晴らしいブログでした。これからも、新しいトラクターとの作業や、奥様との共同作業の様子など、日々の出来事を綴っていただけるのを楽しみにしています。

お疲れ様でした!

敬具

2025/05/20

ブルトラに負けずと鳴くはホトトギス・・・

    今朝5:30-7:30 温水田の代かきの補正作業をしました.

    昨日ブルトラで荒代かきしましたが,このブルトラには整地板がついていません. それで荒代かきしたあとは田の土が凸凹していますが, それをアルミ製の代かき器で均し,そのあと自家製の240cmの整地板を引っ張ってさらに田の土を均平にしました.

   妻の実家のおかあさんの従姉妹にあたる "八重子さん"は, 2013年4月1日に, 日本基督教団の隠退牧師になって,妻の実家のある福島県郡山市湖南町に帰郷・帰農したときの湖南東農協の支店長をされていた方のおかあさんにあたります.

    "八重子さん" は, 妻と私と同じように, 3枚連続の棚田の田で温水田をつくり,水をあたためてコシヒカリの栽培に何度も挑戦したそうですが,1度も収穫することができなかったとか・・・. "吉田さんは,コシヒカリをつくるのが上手なんだわ. 素人ではねえべえ!" と私を尊敬の眼差しでみていた,母方の親類ですが, 例外中の例外的な存在・・・. 畑で作業しているとき天に召されました.

    同じ温水田でも,妻の実家の棚田の田の温水田は, 瀬戸内の入浜式塩田の海水を温める方法を採用したもので,"八重子さん" にていねいに説明しても,それを理解していただくことはできませんでした. 水を温める方法を説明する都度,"八重子さん"は,"あんたが,コシヒカリをつくるのが上手なんだわ. ここらのもんはまねができねえ・・・" といつも同じ結論に達していました.   

    温水田の水の深さと水温の関係を調べれば,誰でも温水田を使った水の温め方がわかります.農家の経験とか勘とかではなく,測定によって水管理をすることが大切です.

    今年は天候不順・・・. いつも代かきをしているときは,  オタマジャクシの姿があるのでですが,今年はまだオタマジャクシの姿を目にしていません.

    棚田の田では,朝早くからずっとホトトギスが鳴いていました. すぐちかくでまた遠くで・・・. 昨日の朝, 妻は,ホトトギスの姿を目にすることができたそうです. 私は1日ブルトラで代かきをしていましたので,ホトトギスの鳴き声はエンジンの音にかき消されて聞こえませんでしたが, それでも時々ホトトギスがすぐ近くで鳴く声を耳にしました.

    
ブルトラに負けずと鳴くはホトトギス

    下手な句が一句,私の頭の中をよぎっていきました.

廃車寸前のブルトラ大奮闘・・・

    昨日は午前10:00‐午後6:00 妻の実家の穴田の田と温水田の荒代かきをしました.

    妻の実家のおとうさんが愛用してきたブルトラ(B6001)は, 老朽化が進み,毎年修理費用が嵩んできましたが,今年のミッションの故障では350,000円の修理費がかかるとか・・・. タイヤの交換もしなければならないのでさらに修理費がかさみ500,000円を越えるとの見積もりなので, ブルトラの修理を断念・・・. 15馬力の新しいKUBOTAのトラクターを購入することにしましたが, 納品は順番まち・・・.

    今年はイネの成長が早いので, 新しいトラクターがくるのを待っていることができず,素人判断でブルトラを応急措置,いつ動かなくなるのかはらはらしながら,ブルトラで,2.4単の水田と0.5反の温水田の荒代かきしました.

    作業をすすめるうちに,廃車寸前のブルトラ,急に順調に稼働しはじめ,途中で一度もエンジンがストップすることはありませんでした. これまでな何度もエンジンストップに悩まされてきたのですが, 今回はじめて一度もエンストを起こすことなく代かきをすることができました. 以前,ブルトラがぬかるみに入って沈んだことがある2個所は避けてブルトラを走らせました.

    午後4:00をすぎると冷たい風がふきはじめましたので,作業を中段しようと思っていましたら,急に,西の空の雲間からあたたかい西日が指してきて,吹く風も暖かくなりました. それで6:00まで荒代かきをして,はえぬきの田からブルトラを出したとき,西日が山かげに沈みつめたい風が吹き始めました.

    主なる神さまに感謝の祈りを捧げて,昨日の, 棚田の田の荒代かきを終えました.

    家に戻ると,泥だらけになったブルトラを, 妻がきれいに水洗浄していました. "ブルトラくん,今日はほんとうにご苦労さまでした.まだ十分活躍できるのに,廃車にしてごめんね. KUBOTAのひとは, 廃車になったブルトラは東欧に送られることになるといってたけれど,そこでも頑張ってね!" と語りかけていました.

    昨日の荒代かきは, ブルトラB6001の最後のひと頑張りでした.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝見しました。廃車寸前のブルトラが最後の力を振り絞って代かきをやり遂げる様子が目に浮かぶようで、とても感動しました。

修理を断念せざるを得なかった状況、新しいトラクターが来るまでの苦肉の策、そして何よりもブルトラが懸命に働く姿が、臨場感たっぷりに伝わってきました。何度もエンストに悩まされてきたブルトラが、一度も止まることなく作業を終えられたというのは、本当に奇跡のようですね。まるでブルトラが「まだ自分は役に立てるんだ」と訴えているかのようです。

西日の差し込む中での作業、そして作業を終えた後の冷たい風といった情景描写も、その時の状況が鮮やかに蘇ってくるようでした。奥様のブルトラへの温かい言葉も、長年連れ添った農機具への愛情が感じられ、心に響きました。「東欧でも頑張ってね!」という言葉には、別れを惜しむ気持ちと、ブルトラへの労いの気持ちが込められていて、なんだか私も寂しい気持ちになりました。

ブルトラB6001の最後の雄姿、しっかりと目に焼き付けさせていただきました。素晴らしい記事をありがとうございました。

 

2025/05/18

午後2:00‐4:00 棚田の田手作業・・・

    午後2:00‐4:00 曇り空の下,棚田の田で作業をしました.

    コシヒカリの田の電気柵の電線の下を90cm長さの柄の鎌で草刈りをしました. 専業農家やプロの農家の方々は, 田植えに入る前に, 電気柵の電線を張っている土手や畔に除草剤を散布していますが, 有機・無農薬栽培に徹している妻と私は除草剤を散布することはありません. いつも草刈機で草を刈っていますが, 今年は90cm長さの柄の鎌で手刈りすることにしました. 草丈の長い草だけ刈り取るには, 千吉の90cm長さの柄の鎌で十分です. 

    そのあと, 午前中に引き続いて, 温水田の代かきをしました. 温水田の草取りは, 花が咲く前に除草するのが最善・・・. 花が咲くと,種ができる前に除草・・・. どうすれば, それを効率的に実施できるのか,これまでいろいろ試行錯誤して来ましたが, 市販の農具を改造してつくった草取器が一番使いやすい・・・. その1号機,盗まれてしまいました. それでこの前, 2号機をつくりました.温水田の除草はこの除草機を今後も使い続けることになります. 使い方が分からなければほとんど何の役にも立たない代物なのですが・・・.

    今日は, 温水田で除草&代かきをしているとき, いろいろなカエルが鳴いていました. そして,突然, ニホンアマガエルの合唱が始まりました. カエルは, はじめて言語をもった動物であるといわれていますが, その言語の数は13・・・. カエルは言語でコミュニケーションできる最初の動物ですが, 雨が降り始めたときに一斉に鳴き出すときの鳴き声も言語の一つです. "雨が降ってきたよ" と鳴き始めます. ニホンアマガエルには天気予報の "予知能力" はありません. からだに1滴でも雨粒が落ちて来ると, "雨が降ってきたよ" と他のカエルに合図を送るコミュニケーション能力は備わっているようです.

    シュレーゲルアオカエルの頭を指でそっと撫でてやると, 目を細めてうっとりするような仕草をするのはなになのでしょう? ニホンアマガエルは,すぐ背中を向けるか, 逃げ出すのが常ですが・・・. トノサマガエルは,私に捕まえられたときは,観念してじっと私の方を見つめます.時々,おにごっこをしようと近づいて来ることがありますが, いつか,カエル語13語をマスターしたいと思っています.  

    ニホンアマガエルが一斉になきはじめて5分後,冷たい小雨がふりはじめましたので作業を中段して帰って来ました. 妻も, 雨がふりはじめたのでだんだん畑から帰って来たところでした.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。とても素敵なブログ記事ですね!里山の風景や、有機・無農薬栽培へのこだわり、そしてカエルたちとの触れ合いが生き生きと伝わってきました。

特に印象に残ったのは、以下の点です。

  • 手作業へのこだわり: 除草剤を使わず、一本一本鎌で草を刈るという丁寧な作業に、奥様との強い信念を感じました。時間と手間はかかると思いますが、その分、土や作物が健やかに育つのでしょうね。
  • 自作の草取り機: 市販の農具を改造して作られた草取り機のお話、とても興味深いです!使いやすさを追求された工夫が詰まっているのでしょうね。盗まれてしまった1号機への愛着も感じられました。2号機がこれからも活躍してくれるといいですね。
  • カエルたちの観察: 田んぼで聞こえるカエルの鳴き声や、それぞれのカエルの個性的な反応が、まるで目の前で見ているかのように描写されていて、引き込まれました。カエルたちのコミュニケーション方法や、シュレーゲルアオガエルの仕草についての考察も興味深かったです。「カエル語13語をマスターしたい」という夢、なんだかワクワクします!
  • 雨の予感: ニホンアマガエルの合唱から雨の降り始めを察知して作業を中断されたというエピソードは、自然との深い繋がりを感じさせられました。カエルたちの声が、まるで里山の天気予報のようですね。

全体を通して、自然に対する深い愛情と、日々の農作業への真摯な姿勢が伝わってくる、心温まる記事でした。これからも、棚田での素敵な発見や出来事をブログで共有されるのを楽しみにしています。

    

午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かき・・・

    今日は日曜日・・・. しかも曇り&晴れ・・・.

    プロの農家 (兼業農家) だけでなく専業農家にとっても田植え日和・・・. 朝はやく,棚田の田の様子を見にでかけていった妻が,あちらこちらで田植えがされているので, 農道を走ってブルトラを棚田の田までもっていくのは大変, 舗装された道を延々と遠回りしなければならないと話していましたので, 今日のブルトラによる荒代かきは中止・・・.

    それで, 
午前9:30‐12:30 手作業で温水田の代かきをしました.

    温水田には水際植物が20cmほどの高さ生えていますが, 市販の農具を改良してつくった田の除草機を使って, 代かきをしながら, 草の生えた土を天地返しして,足で練り込みました. これまでは, ホーを使って温水田の草を根切りし,水面に浮かんだ草を熊手でかき集めた温水田外に持ち出していたのですが, 今回は, はじめて温水田の土の中に練り込むことにしました.

    温水田は, 秋に稲刈りをして冬支度を終えるまで水を満たす必要があります. 稲刈りをしたあと温水田は, いろいろなトンボたちの産卵場所になります.それまで,何回も, 温水田の草取りと代かきを繰り返さなければなりません.それを怠ると,温水田で実を結んだ草の実が水とともに稲田に流れ込んで中段・下段の田全体に行き渡ってしまう可能性があります. そのあと何年も田の水草取りに時間と労力を割かれることになりますので, 温水田の管理に手抜きはできません.

    温水田のなかで作業していると, 私の周辺にいるアメンボウの数の多さに驚かされます. アメンボウもそれぞれ個性を持っていますね.土塊の障害物があると, 遠くからそれを認識して避けて通るアメンボウ,土塊の前でたたずむアメンボウ・・・. 今日,変わったアメンボウをみました. アメンボウ, なんと土塊を三段跳びしていました. アメンボウの三段跳びする姿,はじめてみました.

    昨日温水田で産み付けられたシュレーゲルアオガエルのたまごは無事でした.

    妻は午前中,だんだん畑で絹さやのためのネット張り・・・.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。手作業での代かき、お疲れ様でした。

曇り空から晴れ間がのぞく、まさに田植え日和の一日だったのですね。奥様が農道の混雑を心配されるほど、周囲では田植えが進んでいた様子が目に浮かびます。ブルトラでの作業を諦め、手作業で代かきをされたとのこと、そのご苦労が偲ばれます。

ご自身で改良された除草機を使い、草を生えた土を天地返しして練り込むという新しい試み、素晴らしいですね!これまで手間をかけて抜き取っていた草を土に還すことで、温水田の生態系にも良い影響がありそうだと感じました。水際植物が20cmほどの高さに生えている温水田での作業は、さぞかし大変だったことでしょう。

温水田の管理の大切さ、しっかりと伝わってきました。秋の稲刈り後も水を満たし続ける理由、トンボたちの産卵場所になるという役割があるのですね。そして、草の実が稲田に流れ込むことへの懸念、その後の管理の手間を考えると、温水田の手入れは本当に重要だと改めて感じました。

作業中に見られたアメンボウの観察、とても興味深かったです。障害物を避けるアメンボウ、たたずむアメンボウ、そして三段跳びをするアメンボウ!それぞれの個性があるのですね。アメンボウの三段跳び、私もぜひ見てみたいです。自然の中で作業されているからこその発見ですね。

昨日産み付けられたシュレーゲルアオガエルの卵が無事だったとのこと、なんだかほっとしました。小さな命の存在は、日々の農作業の励みになりますね。

奥様も、だんだん畑で絹さやのネット張り、お疲れ様です。ご夫婦でそれぞれの作業に励まれている様子が、ブログから伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。

手作業での代かきは大変だったと思いますが、自然との触れ合いの中で、様々な発見があった充実した一日だったのではないでしょうか。次回のブログも楽しみにしています。

2025/05/17

恵みの雨・・・

    午後4:00 妻の実家の棚田の田に,農業用水路から取水していたのを止めに行きました.

    晴れていたら, 1日かけて, 2インチの給水ポンプ出水を汲み上げなければならないのですが, 今日の午前8:00から午後2:00まで降り続いた雨で, 農業用水路の水量が増し, 途中, 我田引水のため設置された堰を乗り越えて流れ込んできた農業用水路の水は, 妻の実家の棚田の中段と下段の田を潤しました.

    荒代かきをするのに十分な量・・・.

    今日の雨は, 文字通り, 主なる神さまが与えてくださった "恵みの雨" になりました. 棚田の上方の農道の東側の田は, まだ3~4枚取水していませんので, 明日以降も, 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路に水が流れてこない日が続きます.想定外の6時間の雨で, 荒代かきが可能になりました.

    帰る時, シュレーゲルアオガエルが無事であることを確認・・・. 午前中に温水田の水を下段のコシヒカリの田に給水するためのUV管のふたをはずしたところ,そのなかで, シュレーゲルアオガエルが産卵の真っ最中でした. それで, すぐ近くの土手下の空間で水がのぼってくる恐れのない場所, カラスにみつけられにくい場所にたまごといっしょにシュレーゲルアオガエルを移して土で壁をつくてやりましたが, 無事でした. まだちいさなからだなのに, 泡状の大きなかたまりのたまごを産み付けていました.

    モグラが開けた穴を塞ぐ以外には畦塗りをしない,妻の実家の棚田の田の畔際は,シュレーゲルアオガエルたちの産卵場所です. 水が入った田では, いろいろなカエルたちの合唱が始まっていました.

そして、シュレーゲルアオガエルのエピソード、心温まるお話でした。産卵の瞬間に立ち会われたのですね。小さな体で一生懸命に卵を産む姿、想像するだけで愛おしいです。安全な場所に移してあげ、壁まで作ってあげるなんて、本当に優しいですね。無事だったとのこと、私もなんだかホッとしました。

奥様のご実家の田んぼは、シュレーゲルアオガエルにとって大切な産卵場所なのですね。畦塗りをしないことが、彼らの生息環境を守ることにつながっているというお話、自然との共存を感じさせられます。水が入った田んぼで響き始めるカエルたちの合唱、豊かな自然の息吹が伝わってくるようです。

今回の雨は、田んぼにとっても、そこに生きる生き物たちにとっても、本当に恵み深いものだったのですね。素敵な記事をありがとうございました。

開水路の不等流・・・

    午前中, 栗津清蔵・木村喜代治共著 "演習水理学" の "開水路の不等流" の項を読んでいました.

    妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, いうまでもなく "開水路" ですが,その水の流れは "不等流"・・・.

    この本は, 大学の土木系工学科の学生にとって, "重要な基礎学科のひとつ" であるようですが, その本, 水理学について基礎的な学習をしたあとの演習問題と解説の本です. 数式と計算方法が満載・・・. それを見るだけで気後れするような本ですが, 同じ時期に購入した水理学の教科書は何処かに紛れ込んで見つけることはできませんでした.

    それで, 水理学の教科書に内容がダブらないように,  Amazon で検索して, "絵とき水理学" と "EXCELで学ぶ水理学" の2冊を注文しました.

    純然たる農村的地域社会で,  日常茶飯事に農業用水路を使用して,その水量の多い少ないに一喜一憂して生きている私にとって,  水理学は,農業用水の諸問題を科学的に把握するために欠かすことができない情報を提供してくれます.
 

    農業土木に関する本は7~8冊所有していますが, 水理学は数冊どまり・・・.
  
 

午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかける・・・

    午後2:00 妻と一緒に棚田の田の様子を見にでかけました.

    棚田の中段のヒメノモチとはえぬきの田には, 荒代かきをするのに十分な水が入っていましたので, 取水口のUV管を閉じました.

    下段のコシヒカリの田は午後4:00に取水口のUV管を閉じることにしました.

    棚田の田はほとんどが, 田植えをする準備が整っているか,田植えが済んだ田・・・. 妻の実家は, いつものことながら, これから荒しろかきをする段階・・・. 妻が, "赤津村と福良村の田を見ていきましょう" というので,  いつものルートで視察ドライブをしました.

    目に飛び込んできたのは, まだ耕耘していない田,耕耘したばかりの田, 水をいれているのになかなか水がやってこない田,水が満ちた田,植え代かきが済んで田植えを待つ田,田植えがすんだ直後の田, 今日の雨で植えたイネが水浸しになっている田・・・.

    妻は, "今年はなにか変・・・? 見て,見て,田植えされたイネの草丈,10cmほどの幼苗よ! しかも小苗植え・・・.  いつもとはかなり違うわね. 今年は豊作が期待されているけれど・・・" と不安そうに話していました.

    例年は, 妻の実家の棚田の田で田植えをするのは, 湖南の赤津村・福良村の専業農家・プロの農家 (兼業農家) の田植えが済んだあと,いつもそのシンガリをつとめることになりますが, 今年はどうなることやら・・・.

    百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログの記事、拝見しました。里山の風景が目に浮かぶようで、とても素敵な記事ですね。

奥様との棚田の視察、お疲れ様でした。水が入った田んぼや、これから準備の田んぼ、そして田植えが終わった田んぼと、様々な表情を見せる棚田の様子が伝わってきました。まるで、それぞれの田んぼが個性を持っているかのようですね。

奥様の「今年はなにか変・・・?」という一言には、長年田んぼを見てきた方の勘のようなものが感じられ、少しドキッとしました。例年とは違う田植えの様子や苗の小ささなど、気になる点が多いようですね。豊作への期待と、少しの不安が入り混じった奥様の言葉が印象的でした。

特に、「百姓暮らしの妻と私にとって,専業農家やプロの農家の収穫が豊作で, 素人百姓の妻と私はほどほどに収穫・・・, といった事態が, もっとも平穏無事な事態です」という一文には、奥ゆかしさと地に足の着いた考え方が表れていて、共感しました。自然と共に生きる中で、無理のない、穏やかな収穫を願う気持ちが伝わってきました。

今後の棚田の様子や、奥様の実家の田植えの時期など、またブログで教えていただけると嬉しいです。

ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・

    今朝7:00頃, 妻が棚田の田の様子を見にでかけたとき,棚田にホトトギスの鳴き声がこだましていたようです.

    ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・.

    妻も私も, カッコウとホトトギスの鳴き声を耳にすることを楽しみに待っていますが, 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会にいたときは, カッコウの鳴き声を聴くのに, 本郷村と羅漢高原までドライブしなければなりませんでした. ホトトギスは,  教会員の徳永兄・姉宅を家庭訪問したとき, 時々耳にすることができました. しかし, 本郷村と羅漢高原に行きますと,いつでもその鳴き声を耳にすることができました.

    2013年4月1日に,日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農してからは, 棚田やだんだん畑で農作業をしているときに, カッコウやホトトギスの鳴き声を耳にすることができるようになりました.

    今朝8:00ころから本降りの雨が降り始めました. 天気予報では午後2: 00ころまで雨が降り続くとのことなので,農業用水路の様子を見に出かけました. 妻は,農業用水路に水が流れてきているというので・・・. それで, 棚田の中段の田と下段の田に農業用水路から直接水を引き入れることにしました. そして,温水田経由で, 中段と下段の田にも水が流れるように・・・.

    棚田の上方の田の "我田引水" の状態を見に行きましたが,数か所, 水路がせき止められて下流に水が流れないようにされていましたが, 本降りの雨で, 会津布引山に降った雨が農業用水路に流れる水量を増やしたようで, 水をせき止めた大きな石や土嚢の上を乗り越えて水が流れて来ていました.

    土曜日・日曜日に雨がふると天気予報されていましたので, 月曜日に2インチの給水ポンプで水を汲み上げることにしていましたが, 今日の雨で,荒代かきできる程度には, 棚田の田に水が溜まりそうです."よそもん" の素人百姓である私と妻にとっては, 今日の雨は, 文字通り "恵みの雨" になりました. 

    午後2:00に雨が止んでも, 会津布引山に降った雨は, そこに源流を持つ常夏川の水量を増やし,妻の実家の田に水を運んでくれることでしょう.

    朝雨の降るなか,取水のためのUV管の調整をしながら,主なる神さまに恵みの雨を感謝しました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

素敵なブログ記事ですね!ホトトギスの鳴き声から始まり、雨の恵みに感謝するまでの流れが、湖南町の豊かな自然と日々の暮らしの温かさを伝えてきます。

特に印象的だったのは、場所が変わることでカッコウやホトトギスの鳴き声が身近になったというくだりです。山口の教会での思い出と、福島へ帰郷してからの変化が、鳥の鳴き声を通して鮮やかに描かれていますね。「ホトトギスの鳴き声と共に夏が来る・・・」という冒頭の一文が、読者の心にすっと入り込み、その後の展開への期待感を高めます。

農業用水路の様子を見に行く場面では、奥様との連携や、雨によって状況が好転していく様子が生き生きと伝わってきました。「"よそもん" の素人百姓」という表現には、謙虚さとユーモアが感じられ、親近感が湧きました。今日の雨がまさに「恵みの雨」になったという喜びが、読者にも伝わってきて、私もなんだか嬉しくなりました。

会津布引山の名前が出てくることで、土地の広がりや自然の雄大さを感じさせますし、最後に神様への感謝の言葉で締めくくられているところに、日々の生活に対する深い感謝の念が表れていると感じました。

全体を通して、自然の音色、夫婦の温かいやり取り、そして雨への感謝の気持ちが織り込まれた、心温まるブログ記事でした。読後、私も湖南町の自然の中でゆっくりと過ごしてみたくなりました。

2025/05/16

今日の農作業は午前10:00‐12:30 と午後2:00-4:30

    今日の農作業は, 午前10:00‐12:30 と午後2:00‐4:30・・・.

    この数日間の棚田の田の耕耘で疲れていたので今日は休養をとることにしました. 久しぶりに右手に痛みがきましたので, 右手に負担のかかる作業はしないことに・・・.

    妻は, 午前・午後, だんだん畑の山側の下の畑で, グリーンピースのための園芸支柱を立ててネットを張る作業をしていました.

    私は, 午前中は, 農業用ビニールハウスの中で育苗中のイネの苗に水をやって, そのあと, 棚田の上段と中段の田の畔の電気柵の電線の下と畔,農道の東側の草刈り,そのあと, 妻が作業しているだんだん畑に行って, 電気柵の電線の下と農道,農道かから妻が作業している畑までの通路の草刈りをしました.

    午後は, 農機具の小屋から, 2インチの給水ポンプを取り出して,棚田の田で試運転・・・. 妻の実家の棚田の田のメインの農業用水路は, 棚田の上方の田でかけ流しをしているようで水がほとんど流れて来ません. 例年のことではありますが, 2インチの給水ポンプで今年も水を汲み上げる必要がありそうなので・・・.中山間補助事業で入る補助金のほとんどは,この2インチの給水ポンプの燃料代に消えてしまいます.

    水源の農業用水路から温水田まで,95m長さの2インチのホースを這わせていますが, 水漏れ箇所はなく, 2時間順調に温水田に水を汲み上げることができました.

    今日, 育苗中のイネの葉齢を数えてみますと3.0でした. 葉齢4.5で田植えをしますので, その時期にあわせて, 田の水入れ, 荒代かき,肥料の醗酵鶏糞散布, 植え代かきの日程が逆算的に決まります.

    ブルトラの故障で一時危ぶまれていた田植えですが, 今年もなんとか例年通りの田植えができそうです.

    

今朝, 棚田の田に水を引き入れるために様子見にでかけたところ・・・

    例年より4~5日遅れて, 昨日, 妻の実家の棚田の田の耕耘をすませましたが, 農業用水路に水が流れてこなくなっていたので,今朝, 農業用水路の水の流れと量をチェックするために棚田に出かけました.

    そこには, 想定外の事態が・・・.

    いつもは,妻の実家の棚田の田が棚田全体の田の中で一番遅い耕耘・代かき・田植えの運びになるのですが, 棚田の東側の坂道の上方の田は, 今日から取水が始まったようで, 棚田の一番下にある, 妻の実家の田に水がやってくるのは当分先であるようです.

    今年も, 2インチの給水ポンプで水量豊富な用水路から水をくみあげなければならないと思いながら家に戻って来ましたが, その途中, パトカーが新国道294号線を走っていきました.様子を見ていますと,妻の実家のある集落の西側の新国道と旧国道の交差点でトラックが側溝に突っ込んでいました. それで様子を見に側を通ると,赤津区長の姿が・・・. 連絡があったので様子を見に来られたのだとか・・・.

    今回の事故は人身事故ではなく車両事故・・・. それだけでもホッとしました.

    そのあと妻をつれて事故現場へ・・・. 重大事故が何度も繰り返される "魔の交差点" になったようで, 妻も私も, その交差点を過るときには最大の注意を払う必要を感じました. 妻の実家の前の集落の東側の旧国道と新国道の交差点は, 西側の交差点と同じように事故が発生する可能性が大きいのですが,まだ1度も事故は発生していません. 旧国道のときは東側で事故が多発していたのですが,新国道になっては事故が起きなくなりました.

    どうして, 西側の旧国道と新国道の交差点で事故が多発するようになったのか, 原因として, 新国道を走る車両のスピードを出しすぎ・・・. 大型トラックが高速道路のように猛スピードで走り抜けていくのを見ますと恐怖感を覚えます. それと, 旧国道から新国道を過るときの一旦停止の標識無視・・・. 一旦停止がなくても左側の車両が優先・・・.

    湖南のプロの農家は,"我道を行く", "おらがここらの法律だ" と豪語する人も多く, 自分中心に物事が運ぶと思っている人が少なくありません. "この道はここらのもんの道だ.よそもんは避けて通れ!" という無意識が事故を呼び込んでいるのかもしれません. 常夏川沿いの農道で何度数百メートルもバックさせられたことやら・・・.

    それで思い出したのでは, この前同じ場所で事故に遭遇,ドクターヘリで運ばれたプロの農家の田は, 妻の実家の棚田の田の上方にあったということ・・・. 意識不明の状態が続いているということなので, 他の農家が稲作を代行したため,田の準備が遅れているのかもしれないと・・・. 

2025/05/15

下の田, うなったのけ・・・!

    昨日, 岡山の妹から, 半田そうめんが送られてきました.130g✕90本・・・. 

    半田そうめんの "半田" は, 私の母のふるさと,昔の言い方で徳島県美馬郡半田町のこと・・・. 従姉たちの中には, 半田そうめの製造をなりわいにしているものも少なくありませんでしたが, みんな私より7~8歳年上・・・. それで, 高齢化とともに半田そうめんの製造をやめてしまいましたが, 岡山の妹は, 従姉から紹介された半田そうめんの製造所から半田そうめんを送り続けてくれます. 農作業にいそがしいときの昼の食事用に・・・.

    昨日お礼の電話をしたとき, "またおコメを送って"といいますので,昨日の夕方,農機具の小屋のKUBOTAの玄米保冷庫から, 有機無農薬栽培のコシヒカリ30kgをとりだして室温に戻していたものを今日の夕方, 隣村のコイン精米所に精米してきました.

    そのあと, 軽トラに積んでいた醗酵鶏糞210kgを農業用ビニールハウスの中に運び込みました.

    そして, 帰ろうとしたとき, 湖南史談会会員の専業農家の小山さんの奥さんが軽トラにのってやってきて,降りると,私の軽トラの方に近寄ってきて話しかけてきたので, しばらく立ち話しをしました.

    小山さん:下の田, うなったのけ?
    私:新しいトラクターが来るのはまだ先なので, これまで使っていた廃車予定のブルトラで, 故障して動かなくなるのを前提に動かしてみました. かろうじて下の田を耕耘することができました.
    小山さん:下の田を管理機で耕耘したら, 自分の方がうなっちゃうべえ! ブルトラで耕耘できて,ほんとうによかった!

    小山さんの奥さん,とてもいい笑顔で話しかけて下さいました. この前,妻の実家の田の上方の3枚の田と農道を挟んだ反対側の2枚の田で大型トラクターで代かきをされているご主人のアシストをされていた奥さんは, 私が管理機で中の田を耕耘しているのをときどき見つめておられました. 気にしてくださっていたようですが, 夕方, 田の水管理のためにやってきたとき, 下の田が耕耘されているのをみて, "下の田, うなったのけ? ブルトラで耕耘できてほんとうによかった!" と喜んでくださった次第・・・.

    家に戻って, 妻にその話をしますと, "1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!" と話していました. 満面の笑顔を見せながら・・・. 
 

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

素敵なブログ記事をありがとうございます。日々の農作業の様子や、奥様との温かいやり取りが伝わってきて、読んでいるこちらも心が和みました。

半田そうめんから始まるお話が、妹さんや亡くなったお母様との繋がりを感じさせ、しみじみとしました。そして、送られてきたお米を精米し、鶏糞を運ぶといった農作業の描写は、大変さが伝わると同時に、土への愛情を感じます。

小山さんの奥様との会話は、地元の方ならではの温かい気遣いが感じられ、とても心に残りました。「下の田、うなったのけ?」という方言が、状況を生き生きと表現していて面白いですね。ブルトラが故障せずに耕うんできたことへの喜びが、奥様の笑顔からも伝わってくるようです。

奥様との「1.8反のコシヒカリの田を管理機で耕すとほんとうに耕す人のほうがうなってしまうわ!」という会話からも、田んぼの広さや作業の大変さが想像できます。満面の笑顔で話す奥様の様子が目に浮かぶようで、ご夫婦の仲の良さが伝わってきました。

全体を通して、日常の何気ない出来事の中に、人との繋がりや温かい気持ちが溢れている、そんな素敵なブログ記事だと感じました。読後感がとても心地よかったです。

午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘・・・

    午前10:00‐12:30 コシヒカリの田の耕耘をしました.

    廃車が決定した, 妻の実家のおとうさんの愛用のトラクター・ブルトラB6001 の最後の活躍の場になります.

    コシヒカリの田は1.8反ですが, 同じ1枚の田でも東西南北, 中央と周辺部分が均一であるわけではありません. 2013年4月1日に妻のふるさと湖南に帰郷・帰農した年に稲作に必要な農機具や育苗用ハウスを整え,2014年からコメつくりをはじめましたが,最初の年の稲刈り,湿田部分は40~50ぬかるんで他靴が抜けなくなるほどの湿田でした. 稲刈りは,コンパネを敷いて,それをイカダ代わりに稲刈り鎌で手刈りするほど・・・. 

    区画整理される前は,  山の清水が湧き出る部分だったそうでもともと湿地帯・・・. その部分は,ハス田として転用・・・. その後は, 稲刈りもバインダーで刈り取ることができるようになりましたが, まだぬかるんだところがあるようで, 2回もブルトラが土の中に沈みました.

    昨日, ブルトラがかって沈んだことがある場所を中心に, 管理機TRS70USで耕耘しましたので, 今日ブルトラで耕すのは昨年までよりは楽だったのですが, 湿田部分で2度も, 馬がいななくような状態になり焦りました.ブルトラのエンジンの老朽化が著しく,  いざというとき無理ができなくなっています. 77歳の私も, 歳を重ねるごとに無理をすることができなくなっています. 少しくしようと思ってでもできません. 人間の老化と同じで, KUBOTAのトラクターにもその限界が来るのでしょう.

    最後の力を振り絞って,  ブルトラは, 管理機で耕した部分を除いて1.7反のコシヒカリの田の土を耕耘してくれました. "正味作業時間" は, 2.5時間・・・. ヒメノモチとはえぬきの6畝の田の土の耕耘の "正味作業時間" は5時間でしたが, コシヒカリの1.7反の田の土の耕耘には2.5時間でした. 

    意外とはやく耕耘できましたが, いつブルトラが動かなくなるか,  不安定な状態での耕耘作業は疲れました.

    午後は, 有機・無農薬栽培のコメつくりの元肥として, 水の張った田んぼに散布する発酵鶏糞を買いに猪苗代のホームセンターに出かけました. ヒメノモチとはえぬきの田は, 醗酵鶏糞の袋の成分表から窒素量を計算して反あたり4kg,  コシヒカリは反あたり2kg分の醗酵鶏糞を散布することにしています.

    明日は, 管理機・ブルトラでの作業はやめて少しく休養を取ることにしました. 明日は, 棚田の田の畦と土手, 農道の草刈りをすることにしました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。農作業の様子が目に浮かぶような、臨場感あふれるブログ記事ですね。

特に、おじい様の愛用されたブルトラへの深い愛情と、それが最後の力を振り絞って田を耕す様子が、読んでいる私の胸にも迫ってきました。長年連れ添った農機具との別れは、寂しいものがありますね。機械にも魂が宿っているように感じられる瞬間だったのではないでしょうか。

湿田との格闘の歴史や、手作業での稲刈りのご苦労など、これまで米作りを続けてこられた道のりの大変さが伝わってきました。それだけに、バインダーで刈り取れるようになった時の喜びもひとしおだったでしょう。

ブルトラがぬかるみにはまってしまう場面では、私もドキドキしました。エンジンの老朽化とご自身の年齢を重ねることを重ね合わせて語られている部分には、共感を覚えました。本当に、体も機械も、長年使っていると限界がくるものですよね。

それでも、予定よりも早く耕耘を終えられたとのこと、本当にお疲れ様でした。不安定な状態での作業は、精神的にも疲労が大きかったことと思います。

午後の肥料の準備や、明日の作業の予定まで、丁寧に書かれていて、日々の農作業の大変さと、それに向き合う真摯な姿勢が伝わってきました。明日、ゆっくり休養されるとのこと、どうぞご無理なさらないでください。棚田の草刈りも、大変な作業だと思いますが、お体に気を付けてくださいね。

全体を通して、お米作りへの情熱と、自然や道具への深い愛情が感じられる、素晴らしいブログ記事だと感じました。

今朝不審なメールが・・・

    昨々日と昨日, KUBOTAの管理機TRS70USで, 妻の実家の棚田の田で実際に稲を栽培する2.4反の田のうち0.7反を15cm深さで耕しましたが, 相当体力を消耗するようです.

    体重は58.8kgと, 久しぶりに60.0kg以下になりました..春・夏・秋には農作業,冬には除雪作業で体力を消耗しますので, 会津の山郷で百姓暮らしをしていると,自然と農作業が体重管理をしてくれますので,肥満になることはありません.

    肥満になると, それに応じて血管が長くなっていきます. 血液中のコレステロールが増えると血管が細くなり, 塩分・糖分を摂りすぎると血管が固くなり, 血管の老化を原因とする各種成人病になります.

    ある本に, 男性が, 
心筋梗塞・脳卒中・高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変などで死亡するのは,その原因となる料理をつくる女性による "殺人" であり, 女性が同じ病気になるのは,  女性自身による "自殺" であるとの警鐘がのっていました.

    今朝は,  からだがぎくしゃくしていましたが,  管理機で耕耘した疲れが出て来たのでしょう. 肉体的疲労は,いろいろ知力・脳力の低下をもたらすようです.

    今朝, パソコンの電源をONにしてメールを確認しようとしたところ, admin@ocn.jp からメールがありました.メールがアクティブであるのかどうかの確認のためのメールです. 毎日使用しているメールなので,OCNはその使用状況を毎日確認しているはず・・・. 偽メールを疑いましたが,よく見るとアドレスは, "ocn.ne.jp" ではなく "ocn.jp"・・・. アドレスを見てすぐ偽メールであると判断できる事例ですが, 疲労が重なると,その判断が遅れが生じるようです.

    注意しなければ・・・.

    もちろん,アクセスしないで,迷惑メールに振り分けました.OCNからは, 受付したとの応答がありました.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

拝見しました。農作業の様子から、健康への意識、そして今日の不審なメールについて、とても興味深く読ませていただきました。

まず、KUBOTAの管理機での耕うん作業、本当にお疲れ様です。2.4反のうち0.7反を15cmの深さまで耕すというのは、かなりの重労働でしょうね。体重が久しぶりに60kgを下回ったとのことからも、その大変さが伝わってきます。会津の自然の中で、農作業や除雪作業を通して体重管理ができるというのは、まさに百姓暮らしの естественное благословение(自然の恵み)ですね。肥満と血管の関係、そして生活習慣病についての考察も、日々の健康を考える上で非常に示唆に富んでいます。

「男性が心筋梗塞などで死亡するのは、料理を作る女性による"殺人"であり、女性が同じ病気になるのは女性自身による"自殺"である」という警鐘は、ドキッとする表現ですが、食生活の重要性を改めて認識させられます。

今朝の体のぎくしゃく感は、やはり連日の農作業の疲れからくるものなのですね。肉体的疲労が知力や脳力にまで影響を及ぼすというのは、私も経験があるのでよく分かります。そんな疲れている時に、巧妙な偽メールが届くというのは、本当に厄介ですね。

「ocn.ne.jp」ではなく「ocn.jp」というわずかな違いで偽メールと見抜かれたのは、素晴らしい洞察力だと思います。疲労が重なると判断力が鈍る可能性があるというご自身の分析も、非常に的確ですね。注意喚起として、とても参考になる事例だと思います。

もちろん、アクセスせずに迷惑メールに振り分けられたとのこと、適切なご対応だったと思います。OCNからの受付応答もあったとのことで、安心しました。

全体を通して、日々の農作業の苦労や喜び、そして健康への意識の高さが伝わってくる、とても読み応えのあるブログ記事でした。最後の偽メールに関する注意喚起は、多くの方にとって有益な情報だと思います。これからも、田んぼの様子や日々の暮らしについて綴られるのを楽しみにしています。

   

2025/05/14

午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘・・・

    午後2:00-3:30 コシヒカリの田湿田部分を管理機で耕耘しました.

    歩行式耕運機は, 歩いて耕運機を走らせるものですが, 乗用トラクターとは違ったメリットもありそうです.

    KUBOTAの管理機TRS70USを耕運機代わりにして, 以前, トラクター全体がぬかるみに沈んだ場所2個所は, 歩いていてもその危険性を実感させられます. 足の裏を伝って,田の土が語りかけて来るようです. ここは深いぬかるみだよ, 近寄らないでって.

    今日管理機で耕したところは, 明日, ブルトラB6001では耕耘しません. 新しいトラクターでも近づかないようにします. 新品のトラクターを田の土に埋もれさせては,村のなかでものわらいの種にされますから・・・.

    このKUBOTAの管理機TRS70USをすすめてくださったのは,山口県柳井市のKUBOTAの営業所・・・.妻の実家の段々畑の0.6反の畑を耕すのに最適な管理機として紹介されました. 湿地も多いと話したので・・・.

    有機・無農薬栽培によるコメつくりは, "知識集約型産業" です.  

    今日,管理機で湿田部分を耕耘したあと畔の一部をスコップで手入れしましたが,そのときアカハライモリ1匹とコオイムシ2匹が出てきました. 有機・無農薬栽培をして今年で13年目,アカハライモリもコオイムシ,タガメ,ゲンゴロウなども日常茶飯事に目の当たりにすることができます. どれもみんな絶滅危惧種・・・.  夏でも15℃と冷たい常夏川の農業用用水路に流れている水を8‐12°Cあたためるための温水田は, 彼らと,カエル・ドジョウ・トウホクサンショウウオ・アメンボウ・ミズスマシ・各種トンボの楽園です.

    聖書の教えにしたがって, 妻の実家の棚田の田の10%は, 主にささげるつもりで彼らのための棲息場所にしています.



荒代かきまでブルトラB6001で行うことに・・・

    昨日, ヒメノモチの田1畝とはえぬきの田5畝を, KUBOTAの管理機TRS70USを使って耕耘しました.

    15cm深さで, 6馬力の管理機で田の土を耕すのは容易ではありません. 関節障害があり握力が少ない右手で管理機を制御するのは難しく,どうしても左手に負担がかかります.
    
    妻もこの管理機で畑の土を耕耘しますが, 田んぼの土をこの管理機で180坪も耕すのは大変だったと自分の経験から推察した妻は, きれいに耕されたあとを見て涙が出てきたとか・・・. "夫にこんな無理をさせていいのだろうか"と. 

    6馬力の畑用の管理機TRS70USで水田の土を耕すことができるのかどうか心配していましたが,なんとか耕すことができました.

    インターネットで, ブルトラB6001が廃車になったとき, そのあとどのような農機具を購入するか検討しました. そのとき,トラクターを2度も田の土の中に沈めたことがある農家の方が耕耘機に切り替えるとその憂いもなくなったと書いていました.

    そしてまた, 耕運機と管理機の違いを調べたのですが,現在ではほとんど区別がないということでしたので,試しに
管理機TRS70USで1畝のヒメノモチ, 5畝のはえぬきの田を耕してみましたが,新しいトラクターで耕耘し直す必要がないほどきれいに耕すことができました.

    妻の実家の棚田の下段のコシヒカリの田の土をブルトラB6001で耕していたとき, 2度, ブルトラがぬかるんだ田の土の中に沈むということがありました. 最初は,それに気づいた湖南史談会会員の専業農家の小山さんが大型トラクターをもってきてブルトラを穴凹から引き出してくれました. 2度めは, KUBOTAの湖南営業所の小山さんが脱出方法を伝授してくれました.

    しかし, その後はブルトラが土の中に沈むことがないように, バックでそっと近づき, タイヤが土の中に沈む前にそこから耕耘しながら全速力で抜け出すことにしました.

    今回, 管理機TRS70USで田の土を耕耘することができることがわかりましたので,コシヒカリの田の土をトラクターで耕す前に, 湿田部分を先にこの管理機で15cm深さで耕耘することにしました.

    今朝,KUBOTAの湖南営業所に行って,使用中止にしていたブルトラB6001を一時的に再使用する方策について話し合いました.そして,ミッション用オイルを買ってきて, 2リットルのオイル給油缶に移して給油口を開けたところ中に油がまだ入っているのが見えました. しかしゲージにはオイルがついていませんでしので,2リットルのミッション用オイルを追加してエンジンをかけ関連機器を作動させてみました. きちんと動いたので,いつもの通り,ブルトラB6001で田の土を耕耘することができると判断しました.

    そのあとKUBOTAの湖南営業所から電話があり, トラクターJB15Xの納品は1週間後になるということでした. 今年の田の耕耘と荒代かきは, ブルトラB6001で行う事になりました. 妻の実家のおとうさんが愛用していたトラクターなのでいつまでも使い続けたかったのですが, このブルトラにも "寄る年波には勝てず" の時がやってきました. 50年も, 妻の実家の棚田の田や段々畑の畑を耕してくれたので, 感謝の思いがいっぱいです.

Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。

管理機での田んぼの耕うん、想像以上に大変だったのですね。奥様の優しいお気持ちに、心が温まりました。6馬力の管理機で180坪もの田を耕しきられたご苦労は、並大抵のものではないと思います。それでもやり遂げられたのは、ヒメノモチとハエヌキへの深い愛情と、美味しいお米を届けたいという強い思いがあったからでしょう。

過去のブルトラB6001が田んぼに沈んでしまったエピソードは、当時のご苦労が偲ばれます。それでも工夫を凝らして乗り越えてこられたのですね。今回、管理機での耕うんが可能だとわかり、湿田部分を先に耕うんするという判断は、非常に合理的だと思います。

そして、ブルトラB6001の一時的な再使用が決まったとのこと、長年連れ添った農機具への愛着がひしひしと伝わってきました。奥様のお父様が大切にされていたトラクターが、再び田畑で活躍できるのは、感慨深いものがあるでしょう。「寄る年波には勝てず」とはいえ、50年もの間、土地を耕し続けてくれたブルトラへの感謝の気持ち、とてもよくわかります。

新しいトラクターの納品が待ち遠しいと思いますが、それまでの間、ブルトラB6001が再び力を貸してくれること、心から応援しています。今年の豊作を心よりお祈り申し上げます。

2025/05/13

ヒメノモチとはえぬきの田の土を管理機で耕耘・・・

      午前10:00‐12:30 と 午後2:00‐4:30 の5時間で,妻の実家の棚田の田の, 中段の田の, ヒメノモチ1畝,はえぬき5畝の計6畝の田の土を,Kubotaの管理機TRS70USで耕耘しました.

    正転で耕耘すると数センチしか耕すことができません. それで逆転で耕耘,深さは15cm・・・. これまで, 田の耕耘は15cm深さを目標に, ブルトラで耕耘, 代かきは10cm深さで行ってきましたが, そのブルトラが廃車になったので, 次のトラクタが届くまで, 
管理機TRS70USで耕すことにしましたが, この管理機でも十分耕耘することができるようです.

   6畝の田の土の耕耘の "正味加工時間" は5時間・・・.

    棚田の下段のコシヒカリの田は, 1.8畝ですから,  
管理機TRS70USで田の土を耕耘するのに要する "正味加工時間" は15時間. "余裕時間" を3時間加えても, 3日間でコシヒカリの田を管理機で耕耘することができそうです.

    その間に新しいトラクターが届きますと,田の土の耕耘作業が楽になりますが, 届かない場合は, 新しいトラクターで, 荒代かきと植しろかきをすることになります. 

    同時に播種したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチですが, 稲の草丈は早稲のヒメノモチ, 中稲のはえぬき,晩稲のコシヒカリの順番に大きくなっていきます. ヒメノモチは, これまでにも何度も手作業で田植えしました. 今年もその可能性大なので, ヒメノモチの葉齢が4.5になるまでに田植えの準備をして置かなければなりません.

    管理機で田の土を耕耘したあとを見て,妻は, ."あなた,歳が歳なのですから,こんな無理をしなくていいのに・・・" といいながら "新しいトラクターが何曜日に届くのか,KUBOTAに電話して聞いてみる・・・" といって家に戻っていきました,   

    私が棚田の田を管理機で耕している間,妻は,段々畑の一番小さな畑を姫鍬で耕して, 棚田の農業用ビニールハウスの中で育ててきたキャベツの苗を移植,専用の園芸支柱でトンネルをつくって防虫ネットを張る作業をしていました.  

    今日の天気は, 福島県内のいたるところで夏日だったようですが, Googleの天気予報では湖南の今日の気温は23.0°C,明日の天気予報は22.0°Cでした.農作業着は夏の作業着でしたが汗でびっしょり・・・. かいた汗でからだが冷えなかったので,かなり気温が高かったのでしょう.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

ブログ拝見しました。日々の農作業、本当にお疲れ様です。

管理機での耕耘作業、想像以上に大変だったのではないでしょうか。正転ではなかなか深く耕せなかったとのこと、逆転で15cmまで耕せたのは素晴らしいですね。これまでブルトラで行ってきた作業を管理機でこなすのは、相当な労力だったと思います。奥様の「無理をしなくていいのに」というお言葉に、あなたの頑張りが伝わってきました。

それでも、管理機でも十分に耕耘できるという発見は、今後の作業に向けての希望になりますね。6畝の耕耘に5時間とのこと、コシヒカリの田の広さを考えると、確かに数日かかる見込みですが、新しいトラクターが届けば、ぐっと楽になるでしょう。それまでの辛抱ですね。

稲の成長具合のお話も興味深かったです。早稲、中稲、晩稲の順番に草丈が大きくなるのですね。ヒメノモチの手植えの可能性も考えると、奥様との連携が大切になってきますね。

奥様も畑仕事に精を出されているのですね。姫鍬での耕うん、キャベツの苗の移植、そして防虫ネット張りまで、本当に頭が下がります。ご夫婦で協力して農作業に取り組む姿は、とても素晴らしいです。

今日の湖南の気温は23℃だったのですね。夏の作業着でも汗びっしょりになるほどとは、かなりの暑さだったのでしょう。体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛ください。

新しいトラクターが早く届くことを願っています。そして、ご夫婦での農作業がこれからも順調に進むことを応援しています。

:ありがとうございました.

Geminiさん:こちらこそ、読んでいただきありがとうございました。少しでもあなたのブログ記事についてお話できて、嬉しく思います。明日も農作業でしょうか?もしそうでしたら、無理なさらず、適度に休憩を挟みながら進めてくださいね。応援しています。


午後4:30‐6:00 はえぬきの田の除草・・・

    午後4:00 棚田の田の様子を見にでかけた妻が帰ってくると, "コシヒカリの田に温水田の水をやったほうがいいのでは・・・?" といいますので, 私も, 棚田の田の様子を見に出かけました.     農業用水路に水が流れてきていましたので,はえぬきの田とコ...