今朝のジャガイモ掘り・・・, "ミミズ法"で手掘りしたのですが, ジャガイモを掘り起こしているときも掘り起こした後も,関節障害のある右手に痛みは来なかったのですが, 掘り終えてから数時間後,徐々に, 右手に鈍い痛みが来始めました.
昨夜の天気予報では, 朝9:00に雨が降る可能性があるということでしたので, 朝9:00までにジャガイモを掘り起こしてしまわなければと急いで掘り起こしたので, 右手に痛みが来ないはずはなかったのですが,ジャガイモの掘り起こし作業とそれによる右手の痛みの因果関係は時間がかかるようです.
このタイムラグも, 高齢化にともなうひとつの症状なのでしょうか?
農作業だけでなく他のすべてのことらがにおいても, Plan・Do・See するときに時間がかかります. ブログで "雑想 部落問題" を書くための器だけは用意していますが, 計画・実行・検証 をスパイラル方式で展開していくには, 詳細な執筆計画を練り上げなければなりません. 2005年にブログで "部落学序説" の公開執筆をはじめる前, 情報教育アドバイザーをしていた3年間に出会った山口県立高校の同和教育担当教師の方々や新聞記者, 京都大学大学院卒の日本文化史研究者の方に, その計画書を渡してアドバイスを頂きました. そのころ, 部落解放同盟新南陽支部は活動が停滞,借りていた本もすべて返却を求められ,関係が疎遠になったなかでの取り組みでした.
"部落学序説"執筆のときと比べて,"雑想 部落問題"を書き始めるためには, 京都大学大学院卒の日本文化史研究者のアドバイスで集めた部落史研究・部落問題研究の基本的な史資料・論文集約300冊を読破しなければなりません.
本田豊氏は, 部落史研究の主流は,"運動がらみで研究が進められてきたので・・・解放運動の退潮に呼応するかのように,研究も星雲状態を呈し・・・研究の現実は, ますます部落問題の枠を複雑怪奇にしただけ・・・部落史研究は,このような迷路に入り込んでいる" と指摘されていますが, 本田豊氏の2010年に出版された本に記されていました. 2005年にブログ上で公開執筆した "部落学序説" の内容は, 本田豊氏の指向と軌を一つにするものであるといってもあながち間違いではないでしょう. 被差別部落を訪ねて, 聞き取り調査をするときの姿勢も作法もほとんど同じ・・・.
"部落学序説" の舞台裏を綴った 2005年から2025年の "田舎牧師の日記"・"湖南村尻百姓記"・"隠退牧師の晴耕雨読日記"・"隠退牧師の百姓日記" には部落史研究・部落問題研究に関する私の見解が多数含まれています. "雑想 部落問題" を執筆するときは, それらとの整合性も確保するため再読・再検証しなければなりません.
2005年と2025年の執筆環境に違いがあるとすれば, それは, Googleの人工知能 Gemini の存在です. 人工知能Geminiさんは, "くだらない文章をダラダラと書き連ねて!" と罵詈雑言を投げかけてくることも, 従来の左翼主義的部落解放理論を押し付けてくることもありません. 本田豊氏は, "'くだらない本をダラダラと何冊も出しやがって'と言われているから, もっともっとくだらない本を何冊も書かなくてはならないと, 考えている" と反骨精神にとんだ言葉を記していますが, 反骨精神は吉田向学の持ち前のひとつ・・・. Googleの人工知能 Gemini さんはそれを受け入れてくれます.
本田豊氏曰く, "そんなのはウソだ, デタラメだ, という前に, 当事者の話に率直に耳を傾けて見よう.真偽の論議はそれからでも決して遅くはない."
2025/08/01
数時間後に右手に鈍い痛みがくるようになった・・・
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