今朝4:00に起床, ルターの独訳聖書を通読したあと, 朝5:40-9:10 棚田の温水田の草取りをしました.
温水田は, ヒエとクロガイ,ホタルイなどはほとんど生えなくなっているのですが, 彼らがいなくなると逆にコナギやオモダカが繁茂します. 温水田で田の草を繁茂させますと,その種子が, 棚田のはえぬき・ひめのもち・コシヒカリの田に拡散していきますので, 田の草が実を結ぶ前に除草する必要があります. 今朝確認した田の草の開花は, 紫色の小さな花のコナギ10個,白い花のオオダカ6個でした.
今日は,会津地方は猛暑日になるというので,吉田農園の農園主である妻は, 9:00で作業を終えると決断・・・. 私もそれに合わせることにしました.
まず,0.5反 (150坪)の温水田にびっしり繁茂しているコナギを, アルミ製の24cmの手押し式田の草取機を走らせて除草,温水田の土の中に練り込んで行きます. そのあと, 240cm長さの自家製の代かき器で,温水田の土を均平にしていきます.温水田に農業用水路から水を引き入れるときの深さによってコシヒカリの田に放出する水の温度を調整することができます.
野菜の手入れと収穫をしていた妻が, 午前9:00に軽トラで迎えに来ましたので,片付けをして家に戻って来ました. 妻は, 手入れをした温水田を見て, "きれいに草をとったのね" と笑顔を見せていました.
棚田の田はいつも湿度が高いので, 棚田の田で作業をするときは, 適切な熱中症対策が必要です. 私は農作業するときに, Kestrelの農業者向けポケット気象計を首からぶら下げていますが,気温と湿度・風速からヒートインデックスを算出します.
ヒートインデックス
注意 27~32°C 通常過激な運動をしない
極度な注意 32~41°C 脱水症状の危険
危険 41~54°C 差し迫った熱中症
非常に危険 54°C以上 生命の危険
真夏日の場合:気温30°Cのとき, 湿度60%で脱水症状の危険, 95%で差し迫った熱中症
猛暑日の場合:気温35°Cのとき, 湿度55%で差し迫った熱中症, 湿度80%で生命の危険
気温が1°Cあがるごとに湿度を10%さげるとともに, 風速が1m/秒増えるごとに気温を1°C下げて補正して計算します. つい最近まで,プリントアウトしたリストを携帯していたのですが, 汗で滲んですぐ読めなくなりますので暗算で把握できるようにしました.
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