2025/08/11

熱中症で今日もダウン・・・

    熱中症で今日もダウンしていました.

    私は, やはり高齢化したのでしょう. いったん, 熱中症の症状が出ると,回復するのに丸2~3日かかります. 場合によっては3~4日になることも珍しくありません.

    今日は, 刈払機と1インチの給水ポンプの給油ポンプを新しいものに交換する作業をする予定でしたが, こころはあってもからだが動きません.

    それで, 書庫から取り出した日本法制史に関する9冊の専門書を取り出して,検非違使と明法家に関する文章に目を通していました. 検非違使は法の執行者,明法家はそのための法の源泉の設定・解釈者・・・.中世法における実学と座学・・・.

    それと, 社会学者・八木晃介さんの著作を数冊ページを捲っていました. 日本基督教団西中国教区に部落差別問題特別委員会が設置され,山口同宗連の結成時から参加, 山口の被差別部落 (同和地区と未指定地区)に出入りして聞き取り調査を行い, 徳山市立中央図書館郷土資料室と山口県立図書館の部落史関連史資料を読破,2005年にそれらを総括するつもりで書いたブログ "部落学序説"・・・. 山口の被差別部落に出入りするようになって, 被差別部落について言及するようになった時, 日本基督教団部落差別問題特別委員会委員長や日本基督教団部落解放センターから "教団の取り組みの方向性とは異なる.即刻, 部落差別問題との取り組みをやめろ!" と引導を渡され,"それでも続けるなら,日本基督教団部落解放センターの取り組みとは関係のないところでやれ","本を出版して1円でも印税を稼いだら部落差別者として部落解放同盟と一緒になって糾弾する" と排除宣言をされました. その一連の私の経過を,社会学的に解明したらどうなるのか・・・. 社会学者・八木晃介さんの論文集の中に,それに関する文言があるのが分かりました以前読んだときにマーカーをつけていませんでしたので, そのときは読み過ごしてしまったのでしょう.

    無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私には, 社会学者の知人はひとりもいませんが, 社会学者・八木晃介さんの文章は, 解剖医が, 社会という体を鋭いメスで切り裂いて解明していくような鋭さがありますね・・・. あちらこちらに分散して置いてある社会学者・八木晃介さんの著作を1箇所にまとめて読み直す必要がありそうです. ブログ "部落学序説"で私がとりあげている社会学者・八木晃介さんの著作は 『<差別と人間>を考える 解放教育論入門』(批評社)のみ・・・. 私が,その他の著作に触れていないのは, "部落学序説" の隠し味(左翼主義思想の近代政治起源説と, 部落差別は政治によって作り出されたという歴史的洞察とを明確に区別して論ずるため)にするつもりだったのかもしれません. 

    夕方になって, やっと熱中症の症状から解放されました.

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昨日, 部落差別に関する本4冊を注文・・・

    昨日, 部落差別に関する本を4冊注文しました.     ・ 塩見鮮一郎著 "解放令の明治維新---賤称廃止をめぐって"     ・ 塩見鮮一郎著 "脱イデオロギ-の部落史: 呪縛が解けて歴史が見える"     ・ 八木晃介著 ...