2025/07/27

昨日と今日で様変わりしたヒメノモチの田・・・

     昨日のブログで, "今朝, 棚田で一番最初に田植えがされたあきたこまち穂が出ていましたので, コシヒカリの田の三番草をとるのを中断して, 早稲のひめのもちと中早稲のはえぬきの三番草を先に取ることにしました" と書き込みました.

    昨日の朝,ヒメノモチの田の三番草を取りました. ニ番草をとるときにヒエをすっかり取り除いていたようで, 三番草で取り除いたヒエは10数本でした. そのとき, ヒメノモチはまだ出穂のきざしはありませんでした今朝5:00から, はえぬきの田の三番草のヒエを取り除いていて, 朝8:00過ぎになると日差しがあたって,熱中症になりそうな危機感を持ち,はえぬきの田の草取りを中断しました.

    そして, まだ日が差し込んでいない温水田の,昨日刈払機で刈り取って水面に浮かんだコナギやオモダカをステンレスの針金の熊手で集めて畔に引き上げる作業をしました. そのとき,目に飛び込んできた ヒメノモチの出穂・・・. ヒメノモチの田のあちらこちらで穂が出始めていました. 段々畑の作業を終えて棚田に戻ってきた妻に,"ヒメノモチの出穂がはじまっている!" と語りかけますと,妻はヒメノモチの田の畔にやってきて出穂を確認していました. 妻は,"イネも野菜も夜に成長するのよね."   

    妻の実家に帰郷・帰農したとき, "ここらのもん" であるプロの農家が語りかけて来ました. "おめえの田はまだ出穂してねえ! おらの田を見ろ!穂が出揃ってる! この分だとおめえの田は青立ちして収穫できねえなあ. コメが採れなくて泣きべそかいているのを見るのが楽しみだなあ!" とよく揶揄されていましたが, "ここらのもん" であるプロの農家 (兼業農家)  は, 早稲のあきたこまちの作り方しか知らない・・・. 晩稲のコシヒカリの栽培暦に違いが生じるのはあたりまえ・・・.

    早稲のヒメノモチは, プロの農家 (兼業農家) の田植えと1ヶ月遅れの田植えなのですが, 早稲のあきたこまちとほぼ同じ時期に出穂します. いつ作付けしたイネが出穂するかは, 栽培しているイネの品種が早稲・中稲・晩稲のいずれに属するかによっても異なって来ます. "ここらのもん"であるプロの農家は,  "おそれいったか! どうだ, おらの腕前を!" と自慢していましたが, それは自慢すべきことがらではないのではないかと思うのですが, 妻のふるさと・湖南の赤津村には, 天狗になったプロの農家 (兼業農家) が多い・・・. 専業農家の方々は, 素人百姓を前に自らの農力を誇るようなことはしません.
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

昨日と今日で様変わりしたヒメノモチの田・・・

      昨日のブログで, " 今朝, 棚田で一番最初に田植えがされたあきたこまち穂が出ていましたので, コシヒカリの田の三番草をとるのを中断して, 早稲のひめのもちと中早稲のはえぬきの三番草を先に取ることにしました " と書き込みました.     昨日の...