今朝5:00に起床・・・.
ルターの独訳聖書を通読していました. 今日の聖書の箇所は,難解な箇所でした.
"エフライムの山地の奥にひとりのレビびと"が "よそもん" (寄留者)として滞在していたとき, 彼は, "ユダのベツレヘムからひとりの女を迎えて" "Nebenfrau" (めかけ)としていた・・・,という言葉で始まりますが,Nebenfrau とななんぞや・・・? Casioの電子辞書で辞書引きしても,明確な説明はない・・・.
宗教者であるそのレビひとは,その旅先で,その妻以外に共に暮らす女性を持っていたということを意味するのでしょうか・・・? それ自体,聖書の神の教えに反することであると思うのですが, 一宗教者の中にある罪が,その後,大きな罪に発展していくことになるのでしょうか・・・?
旧約聖書の士師記の最後は,神の民,イスラエルの12部族連合のなかに,士師(裁き司)も王もない時代の,イスラエル12部族連合の解体の危機に直面させられたことを物語っています. それまでは,イスラエル12部族連合の危機は,"外敵" によってもたらされたのですが, 士師記の最後は,"外敵"によって外部からもたらされるのではなく,内部からもたらされるのです.
それは,イスラエルの12部族のひとつ・ベニヤミン族の宗教的・文化的・倫理的逸脱という内部崩壊が招いたものです. イスラエルの神の民であったはずのベニヤミン族が,いつのまにか,ソドムとゴモラと同じ,男色・同性愛者の文化, 性的自由を謳歌する社会に色濃く染まってしまっていました. 神によって裁かれ廃墟とされたソドムとゴモラ,その悪習と同じことを,ベニヤミン族は許容するようになっていたのです.
そこでイスラエルの11部族は, ベニヤミン族と "内戦" をはじめます. そして, ベニヤミン族が消滅の危機に直面させられます.ベニヤミン族は,他の11部族の政治的決断で, ソドムとゴモラのような消滅という事態から免れることになりますが, その発端になったもうひつとの原因が, "エフライムの山地の奥に" "よそもん" として滞在していたひとりのレビひと・宗教者の,神のいましめからの逸脱,利己主義的でひと ( "妾" )を真剣に愛することを知らない, できなかった罪にある・・・と読みました.
イスラエルに "士師"(裁き司)も "王"もいなかった政治空白の時代の出来事でした.イスラエルは,単なる12部族連合ではなく, 12部族を統合した国家として, 宗教・風俗・社会・経済・政治・外交・軍事を統一・統合した "イスラエル王国" 建設の必要に開眼させられていきます.
話は変わりますが,日本の現在の政治状況
政治空白を招く政党群:左翼主義政党として,日本の敵国, ロシア・中国.朝鮮に利してその属国に甘んじようとする立憲民主党・国民民主党・公明党などのポピュリズム政党
政治空白を避けようとする政党群:日本の三種の神器(剣=軍事, 鏡=通信, 勾玉=エネルギー)を保持して,日本固有の政治を, 改革・継承しようとするる自民党・日本維新の会・参政党などの本来の政党
に二分されていると考えることができます. はじめて女性の自民党総裁になった高市早苗氏が日本の首相に選出され,"やまとおとめ" の政治家として,"やまとのくに" の復興に,日本維新の会・参政党と一緒に,全力をつくすことができるよう祈ります.
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