午後1:20-2:20 常夏川沿いの田畑転換した畑でタマネギの苗の作付けをしました.
畝は妻が手作業でつくって,5列の穴のあいた黒マルチを張っていました. 細長い畝の両脇から苗を移植していきました.妻は2列,私は3列・・・.
左手の中指を土の中に差し込んで少し手前に引いて,タマネギの苗を差し込む穴を広げます.右手でタマネギの苗を1本とってその穴に差し込み,左手の人差し指と親指で土をかけて抑えます.妻は素手で作業,私は作業用のビニール手袋をはめて作業しました.
昨日,猪苗代湖の援農ショップ・グラントマトで, タマネギの苗50本入✕7束=350本分購入したのですが, 作付けしたあと本数を数えると400本ありました. ポリタンクでもっていった水を妻が散水して, タマネギの作付け作業は終わり・・・. 妻は,"明日は晴れ,明後日は雨が降るから,今日,どうしてもタマネギの苗を作付けしておきたかったの・・・" と話していました.
妻は,私が集めた農書300冊の中から60冊ほど,妻の寝室の書棚に移動して,それを読んでは,いろいろ試行錯誤をしながら,妻独自の栽培法を確立していっているようです. 妻と私が採用している栽培法は,小型農業機械を使った有機・無農薬栽培法です. 自然農法は, あこがれつつ,まだ一度も挑戦したことがありません.
JASの有機農法も減農薬栽培法も,実際は,農薬を使用しています. 妻と私は, JASの有機農法も減農薬栽培よりも, 徹底して有機・無農薬栽培をしています. 日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき, 教会の庭を開墾してつくったミニ菜園やぶどう棚で, "元気丸" という自然農薬 (とうがらし・にんにく・酢・焼酎で自作) を使っていましたが, 東北福島の妻の実家のある湖南町赤津村に帰郷・機能してからは,その"元気丸"も使わなくなりました. 化学合成物としての農薬も自然農薬も "農薬" であることに違いはありませんから・・・.
山口県立田布施農業高校大島分校に仕事に行っていた3年間,座学・実学の教師の方々から,自然農薬も農薬であること (阿片も大麻も自然薬品:健康を害する"薬品"),自然農薬も使わない栽培法を教えていただきました. 教会員で,郵便局長を定年退職したあと, 自宅の田畑で有機・無農薬栽培でコメと野菜を栽培されていた御夫婦からその有機無農薬栽培法を伝授されました. "山口に30年住んで,コメの栽培法ひとつしらないで福島に戻らせたのでは山口の農民の恥になる"といって,真剣に, 有機・無農薬栽培の知識・技術を伝授してくださいました.
それで, 妻と私の栽培法は, 有機・無農薬栽培法で,妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農してから13年, 農薬・除草剤は一度も使ったことがありません. 妻の実家のおとうさんとおかあさんが使っていた農薬は,帰郷・帰農した年に,業者に頼んですべて廃棄処分にしました. 廃棄処分にもれたDDTがありますが,密閉保管しています.
私は, "薬品アレルギー"があります. 化学合成物の農薬も,JASの有機農法で使用が許可される自然農薬(たとえば除虫菊の成分)もアレルギーが発症する可能性がありますので,農薬は一切使用禁止・・・.
ただ,市販の発酵牛糞堆肥・発酵鶏糞堆肥・バーク堆肥を購入していますので,その中に残留農薬が含まれている可能性を否定できません. それに,農薬除草剤を多様する農村的地域社会の1角で有機・無農薬栽培するには限界があります.農薬が風にのって飛散してきたり,農業用水路に廃棄された農薬が田畑に流れ込んでくる可能性もあります. それで, 有機・無農薬栽培が有効におこなわれているかどうどうかは, 棚田の田畑をビオトープ化して,田畑の生物の多様性で確認することにしています.
妻と私の農法は, "有機・無農薬栽培"どまりです.
2025/10/06
午後1:20-2:20 常夏川沿いの田畑転換した畑でタマネギの苗の作付け・・・
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