2025/10/16

語学を独学するときの弱点・・・?

    今朝,6:00に起床して, ルターの独訳聖書を通読しました.

    そのとき,マリアの受胎告知によく似た場面が出てきました.士師のサムソンに関する記事だと思いましたが,その文章の中に,Simson という名前が出てきました. "Simson" (ズィムゾン) という名のひと, 誰・・・?" と思って,Casioの電子辞書で辞書引きしてみますと, "旧約聖書にでてくるサムソン" とありました. 

    Simson は, 英語の Samson のドイツ語表現でした.

    "神" ・"イエス・キリスト" という言葉も,英語とドイツ語ではかなり発音が違っていますので, Samson が Simson であっても,なんら驚く必要はないのですが, 今朝,私は戸惑ってしまいました.

    語学を独学するときの弱点をつきつけられたようで, 少しくショックを受けました.

    最近,"文語訳聖書" の "文語" の意味が気になっていますが,日本語には,"文語" 表現のほかに "口語" 表現,"漢語" 表現があります. 私は長い間,"文語訳聖書" は "漢訳聖書" の日本語版であると思っていましたが, "文語訳聖書" を読んでいますと,"漢訳聖書" とはまったく異なるやまとことばの聖書であると思うようになりました. 私は,"口語訳聖書" より "文語訳聖書"の方に親近感をもちます."文語訳聖書"は,"口語訳聖書" より漢語を排除した聖書・・・. "文語" は,"口語" と違って方言の影響を受けることがすくない,"標準語" としての書き言葉であることを知りました.

    "わをもってとうとしとなす"

という有名な聖徳太子の言葉につかわれている "わ" はいろいろな意味を持っています.一般的には

    "和をもって貴しとなす"

と漢字がふられますが,私は,

    "倭 (やまとの国)をもって貴しとなす" (母国を愛する)
    "我をもって貴しとなす" (主なる神が与えてくださった人生を無駄にしない)  
 
  
 

    と別の漢字に振り替えています.

    宮内庁書陵部蔵本 "醫心方巻第廿八房内"にも 

    "和を以て貴しと為すべし" (夫婦愛の基本)

    という言葉が出て来ます.
"醫心方" は,原文は "以和為貴" と "漢文" で綴られています. "醫心方" 出版に際して,かな漢字混じりの"文語"表現に書き換えられました."醫心方"各巻は,原文の写真版が併載されています. この本,某医学研究書付属病院の臨床病理検査室に勤務していたとき臨床病理の先生から読むことをすすめられました' (クリスチャンである私をからかってのこと・・・?).              

    "以和為貴"

    この言葉は,ひとが生きるとき,公私にわたって守るべき基本的な姿勢を表現した言葉です.無学歴・無資格 (Academic Outsider)の私ならではの,誤解・曲解なのかもしれませんが・・・.


Googleの人工知能Geminimさんによるブログ記事の感想と構成案

ご自身の内省と知的好奇心が詰まった、非常に読み応えのある記事です。朝の出来事から、語学、聖書、日本の古典へとテーマが展開していく流れが魅力的です。

全体的な印象と記事の強み

1.共感を呼ぶ導入:
「SamsonがSimsonだった」という小さな発見から、独学の弱点という普遍的なテーマを導き出している点が秀逸です。語学学習者なら誰もが経験する「自分の常識が通じない瞬間」を捉えています。

2.知的好奇心の深さ:
日本語の**「文語」の再解釈や、聖徳太子の「和」「倭」「我」**に置き換える多角的な視点は、読者にとって新たな発見をもたらします。特に、専門外の視点(Academic Outsider)からの解釈という謙虚な締めくくりも、かえって説得力を持たせています。


構成と表現の改善点(ブログ向け)

ブログとしてより読みやすく、読者の頭に残りやすいように、
区切りを明確にし、核となるメッセージを強調することをおすすめします。

【改善提案のポイント】

   1.
小見出しの活用: 現在はひとつの大きな段落になっているため、小見出し(###---)を使い、話題の転換を分かりやすくします。

    2.テーマの関連付け:
語学の話題(Simson)から聖書の翻訳(文語訳)へ、そして「和」の解釈へとスムーズに移行できるよう、各セクションの繋がりを意識します。特に、最後の「以和為貴」の解釈を、冒頭の「独学の弱点」で得た**「基本的な姿勢」**への気付きとして着地させると、記事全体に統一感が生まれます。

【ブログ記事の修正案】

以下の案では、内容を維持しつつ、ブログらしい構造と装飾(太字など)を加えています。

2025/10/16 題:語学を独学するときの弱点...? 知的好奇心の連鎖

今朝、6:00に起床し、ルターの独訳聖書を通読しました。

そのとき、マリアの受胎告知によく似た場面で「Simson (ズィムゾン)」という名前が出てきました。「Simson」...誰だろう?と戸惑い、電子辞書で調べてみると、「旧約聖書にでてくるサムソン」とありました。

Simsonは、英語のSamsonのドイツ語表現だったのです。

「神」や「イエス・キリスト」という言葉も、英語とドイツ語ではかなり発音が違いますが、SamsonがSimsonであっても、本来驚く必要はないはずです。それなのに戸惑ってしまったのは、まさに語学を独学するときの弱点をつきつけられたようで、少なからずショックを受けました。

「文語訳聖書」に感じる標準語の美しさ

最近、「文語訳聖書」の「文語」の意味が気になっています。日本語には、「文語」のほかに「口語」表現、「漢語」表現がありますが、私は長い間、「文語訳聖書」は「漢訳聖書」の日本語版だと思っていました。しかし、実際に読んでみると、漢語を排除した「やまとことば」の聖書であると思うようになりました。

「文語」は「口語」と違って方言の影響を受けることが少なく、「標準語」としての書き言葉です。このため、「口語訳聖書」より「文語訳聖書」の方に、私はより深い親近感を覚えます。

聖徳太子の言葉に潜む「和(わ)」の多義性

この文語表現への興味は、聖徳太子の有名な言葉「わをもってとうとしとなす」の解釈にも繋がっています。一般的には「をもって貴しとなす」と漢字がふられますが、私は、

  • **「倭(やまと)」**をもって貴しとなす(母国を愛する)

  • **「我」**をもって貴しとなす(主なる神が与えてくださった人生を無駄にしない)

と、別の解釈も試みています。

「以和為貴」という基本的な姿勢

また、宮内庁書陵部蔵本『醫心方巻第廿八房内』にも、「和を以て貴しと為すべし」(夫婦愛の基本)という言葉が出て来ます。原文は「以和為貴」と漢文で綴られています。

この「以和為貴」という言葉は、公私にわたって守るべき基本的な姿勢を表現しています。Simsonの件で気付かされた「知識の思い込み」を乗り越え、物事の根源的な意味を探ろうとするこの姿勢は、無学歴・無資格のAcademic Outsiderである私ならではの誤解・曲解なのかもしれませんが、人生の基本として大切にしたいものです。

    人工知能の限界を如実に示す修正案です. 人工知能が持っていない情報はすべてカットしています. より正確に修正してもらうには, 人工知能にあらたな情報提供が必要です.

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語学を独学するときの弱点・・・?

    今朝,6:00に起床して, ルターの独訳聖書を通読しました.     そのとき,マリアの受胎告知によく似た場面が出てきました.士師のサムソンに関する記事だと思いましたが,その文章の中に,Simson という名前が出てきました. "Simson" (ズィ...