2025/10/10

東日本大震災のときにヒビが入った台所の窓ガラス・・・

    2011年の東日本大震災のとき,妻の実家の台所の1枚の窓ガラスにヒビが入りました. そのあと, 大きな地震にみまわるごとに,その窓ガラスのヒビは増えて,この前2回続けて起きた地震で窓ガラスのヒビは崩壊・下落の危機に直面しました.

    妻は,粘着テープをはってなんとか応急措置をしてきたのですが, もう限界とか・・・.

    それで, "私が修理してみる・・・" と妻に話しかけますと,妻は, "もう,限界・・・.あなたでも無理・・・" といいますので,妻が就寝したあと, 台所で,ヒビが入って崩落寸前の窓ガラスの補修をはじめました. そのための補強材料が妻が使っていたのと同じ粘着テープ・・・.

    朝,妻に修理した窓ガラスを見せますと, "あなた,どうやって壊れたガラスを貼り合わせたの? " と不思議そうに問いかけてきました. 私は, "山口の小さな教会,よく台風被害を受けていたから,壊れかけた窓ガラスをよく修復していた・・・. 貧乏教会で貧乏牧師をしてきた私が自然に身につけた割れかけたガラスの修復法・・・" と答えました.

    妻のふるさとに帰郷したとき,台所の窓を二重化しましたので,冬の暴風雪のときに,この壊れかけた窓ガラスが防風雪で破損させられる可能性は少ないのですが, 冬に入る前に,さらに補強することにしています.

私の母は,こどものころ,いつも私に話しかけてきました. "あなたは手先が器用ね.大人になって器用貧乏にならなければいいのだけれど・・・".母の心配した通り,私の人生は,器用貧乏の人生でした. これからもずっと,ずっと,器用貧乏の生き方を続けることになりそうです.
   
  

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