2025/10/11

農村伝道神学校に同時入学した菊池兄のふるさと・・・

    日本基督教団の牧師になるために,鶴川学院農村伝道神学校に入学したとき, 同時に入学したのは, 日本基督教団八丈島教会で洗礼を受けた菊池兄と私の二人だけ・・・.

    菊池兄と私は席を同じくして神学を学ぶはずだったのですが, 農村伝道神学校の校長・教授会は,純真な信仰をもっている菊池兄と,無学歴・無資格 (Academic Outsider)のどこの馬の骨かわからない私を一緒に教えると,菊池兄に悪影響を与えかねないとして,私を, 1学年上の " 悪の強い, 他の神学性に影響を与えても与えられることのない二人がいる2学年に放り込みました.

    菊池兄は, 日本の "島の牧師" になることを目指して勉学,神学校卒業後は,瀬戸内海の島の教会に赴任しました. 私が,山口県の瀬戸内海の海辺の小さな教会の牧師をしているとき, 一度彼から電話がありました.  彼が赴任した教会は小さな教会で, 教団年金をかけるゆとりがなく,かけていないとのことでした.私が牧師をしている教会は教団年金をかけているのかどうか,尋ねてきましたので, 西中国教区の教会の牧師の中で一番謝儀が少ない私は最低額の掛け金をかけていると答えました.彼は,酒と魚が好きで,高血圧と糖尿病になっていて,年金受給年齢まで生きることはできないだろうから,教団年金はかけないことにした・・・と話していました. 瀬戸内の島の教会の任期を終えて,彼は,日本基督教団八丈島教会に赴任していきました.

    彼は,八丈島に帰るつど,八丈島の名産・くさやをお土産に持って帰り,その日は神学校の寮の中に, 彼が焼いてくれるくさやの匂いがたちこめていました.彼は,やがて,八丈島教会の牧師をしている間に天に召されたと日本基督教団新報で知りました.

    90年に1度という猛烈な台風22号に襲われた八丈島,そのあとさらに発生した台風23号の直撃にさらされているようです.日本基督教団八丈島教会とその信徒の方々,八丈島の住民の方々の,主なる神さまのまもりを祈ります. 

    昨夜,私のこころのなかに,台風22号の強風・暴風のように,神学校時代の思い出が吹き荒れました.


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