今朝7:00に起床してルターの独訳聖書を読み始めたけれど, 今日は, 郡山の歯科に妻と一緒に治療を受けに行く日, そのため8:00に聖書通読を中止しました.
歯科の治療を受けたあと, スーパーで食品を購入して家に戻ってきたのが午後1:30・・・. それから, 私は,ルターの独訳聖書の第16章の残り半分を読み始めましたが, 最初に前半部分を復習・・・.
今日の聖書の箇所はとても難解な箇所・・・.無学歴・無資格 (Academic Outsider), 独学で身につけたドイツ語の語学力ではとうてい理解することが困難な箇所・・・. ラテン語・ヘブル語・ギリシャ語の聖書を開いてみるも, なかなかすっきりとは読み取ることができません.
ルターの独訳聖書のヨブ記第16章とにらめっこしていると, あることに気づきました.
ヨブ記第16章7-8節: 主語は “Er” ("文頭” だけでなく“文中” においても)
ヨブ記第16章9節: 主語は 小文字の “er“
ヨブ記第16章10節: 主語は “sie”
それで, 私は, 7-10の言葉を一つの言葉としてではなく, 3つの別々の言葉が寄せ集められた言葉であると理解することにしました.
ヨブ記第16章7-8節: ヨブが信じている主なる神についての言葉
その理由は, Casioの電子辞書XD-D7100の “小学館独和大辞典” で “er” を引くと, “Er (Gott) 神, 主)” と出て来たからです. “今, 神は私を疲弊させ, 私のまわりのすべて人の精神に混乱を来たらせた. 神は, 私の額にくりかえし皺を刻み, 死の床に伏させ, 告発される ”(私訳)
ヨブ記第16章9節: Satan (悪魔の言葉) についての言葉
“悪魔の憤怒は私の身と心を切り刻み, 彼は私の敵になる. 彼は私に歯ぎしりさせ, 私の敵対者・Widersacher (Satan, 悪魔) は, 怒りの眼差しで私を見据える. ”(私訳)
ラテン語訳聖書の該当箇所は
nunc autem defatigavit me dolor meus, et tu vastasti omnem coetum meum.
(しかし今、私の悲しみは私を疲れ果てさせ、あなたは私の仲間をすべて滅ぼしてしまった。: Google翻訳)
nunc autem oppressit me dolor meus et in ihili redacti sunt omnes artus mei. range meae testimonium diccunt contra me et vsuscitatur falsiloquns adversus faciem meam contradicens mihi.
(しかし今、私の悲しみは私を圧倒し、全身が震えています。敵は私に不利な証言をし、偽りの弁士が私の前に立ちはだかり、私に反論します。: Google翻訳)
ルターは, 聖書解釈の原則に立って, より解釈の困難な読みを採用していったのでしょう.
ヨブ記第16章10節: Satanに代わってヨブを責める3人の友人についての言葉
“彼ら, 我にむかひて口を張り, 我を賤しめてわが頬を打ち, 相集まりて我を攻む” (文語訳)
Satanや Satan に代役をつとめるヨブの3人の友人たちの言葉を理解することが難しいのは, 彼らが “神の言葉” を援用し, それでもって自分たちの論理を補強しているためでしょう. どれが,神の言葉で, どれが悪魔の言葉で, どれが悪魔の代役としての似非信仰者・似非神学者の言葉であるのか, 区別することが難しい・・・.
最後に, 関根正雄著 “ヨブ記注解” を紐解いてみましたら, そこには驚愕すべきことが書かれていました. 9節の “私の敵” は “直接神をさすと思われる” 関根正雄は, ヨブ記第16章の釈義の最後にこのように記しています. “同一の神でありながら, 神はヨブに対して今までと違うみ顔を示したもうた”!
無学歴・無資格 (Academic Outsider)の, 日本基督教団襾中国教区で “不信仰な牧師” といわれていた私の解釈とはまったく正反対の解釈です. 私にとって, 神は神であり, 正面で神の顔を持ち裏面で悪魔の顔をもっているようなお方ではない!
昨夜読んでいた “アミエルの日記”の中にこのような言葉がありました.
“様々な真理を以って真理そのものを殺す仕方がある. 細部を一層よく観察するという口実の下に一つの像を粉微塵に砕いてしまふことは我々の厳密に対する衒ひが縷々行う愚行である. 私は断片しか認識しない人も,断片そのものも不自然なものと見る人も, 共に間違った人間であると呼ぶ.
事物や人間をあるがままに見て行くこと
そのあり得る姿を見て行くこと
そのあるべき姿を見て行くこと
正しい批評はこの三つのものを同時に行わなければならず, これらの三つの能力を一つのものに融かし込まなければならない. ”
様々な真理を以って真理そのものを殺す仕方, それを実践しているのが, 旧約聖書のヨブ記にでてくるSatan (悪魔) とその代役をつとめる3人のヨブの友人たち・・・.
明日の朝読むことになっているヨブ記第17章もヨブの言葉が続きます.
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