今朝は9:00-12:30まで農作業をしました.
農機具の小屋の屋根裏から, Kubota製の播種機, みくに式の播種器・覆土器, そのほか播種に必要な器具を持ち出して, 軽トラの荷台に積み込みました.
そのあと, 種籾を浸種している桶の水を新しい水道の水に交換・・・. 交換前の桶の水温は9℃, 水道の水の温度は11℃, 調整後の桶の水の温度は13℃でした. 浸種したたねもみはかなり水を吸って膨らんで来ています.
朝食後, 妻の実家の棚田の田に行って, Kubota製の播種機を組み立て, ヒメノモチの田の東側と西側の畔の手入れをしました. そのあと, 昨年購入したKUBOTAのトラクターJB15Xが踏み板を使わないでも農道からはえぬきの田へ, はえぬきの田からヒメノモチの田へ, ヒメノモチから温水田へ, 畔超えができるようにあぜ道を整備しました. そのため, 温水田であたためられた水をひめのもちの田に引くためのUV管を移設しました.
妻は, はえぬきの田の脱穀したあとの残滓の片付けをして, 育苗中の野菜のポット苗に水をやっていました.
妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農にした次の年からコメ作りをはじめましたが数年かけて水管理のシステムを構築しましたが, 今年は, はじめて全面的な補修作業になりました.今年, きちんと畔管理・水管理ができるように整備しておけば, また10年間は簡単な保守作業でコメ作りをすることができそうです.
コメ作りをはじめた年のプロの農家の方々との会話を思い出します.
プロの農家A (左官): おめえは, 田の畦塗りはどうしてんだ?
私 (素人百姓)ː 左官さんが使っている40cm長さのコテを使ってます.
プロの農家A (左官): うそつくでねえ! そんな長いコテあるわけねえべえ!
プロの農家B (大工)ː ある! 土間ゴテというんだ! おめえ, そんなこともしらねえで左官やってんのけ?
プロの農家A (左官)と プロの農家B (大工) と素人百姓の私のだれがほんとうのことを言って, だれがまちがったことをいってるのか・・・.
その会話のあと, 私は, 40cm長さの左官コテで畦塗りをするのをやめました. トラクターに装着した畦塗り機で畦塗りをしたようにきれいに畦塗りをすることもやめました. モグラが空けた穴を塞げば水漏れを防ぐことができますし, 畔際の草はそのままにしていると, シュレーゲルアオガエルの産卵場所を天敵から守る覆いになりますので・・・. シュレーゲルアオガエルがたまごを産み付ける前に,“開墾鍬” で畔の垂直面だけに畦塗りをします.
今年は猛暑日が続くことになるとか・・・. 地球の温暖化によって, 稲の高温障害と低温障害が入れ替り立ち替りやってくるようになります.高温障害に対しても低温障害に対しても,常に両方に即座に対応することができるように対策の備えをして置かなければなりません. そのために集めた農書は, 2013年4月1日に日本基督教団の隠退牧師になり東北福島の妻の実家のある郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農する前に集めた, 森田敏著 “イネの高温障害と対策 登熟不良の仕組みと防ぎ方” (2011年) と下野祐之著 “地球温暖化でも冷害はなくならない そのメカニズムと対策” (2012年) の2冊のみ・・・. 昭和55年の冷害の関する資料 “福島県農業災害誌” (1982年) と平成5年の冷害に関する資料 “福島県農業災害誌 平成5年異常気象災害の実態と対策” (1995年) は, いまだに貴重な資料です.
昨今の化学肥料の高騰による生産費の増大も問題化されているようですが, 妻のふるさと湖南町赤津村の主要品種は多肥品種のあきたこまち・・・. 反当り窒素8~12kg施肥されているようですが, 倒伏しにくいあきたこまちを多肥によって倒伏させてみせるプロの農家が多いなか, 妻と私は, 反当り窒素2kgで少肥品種のコシヒカリ・ヒメノモチを有機・無農薬栽培していますので, なんとか維持できています.
高齢化して, 年金も実質的に減少して, 有機・無農薬でコメを栽培する費用が難しくなったときは, イネとレンゲ・ナタネを隔年輪作して, 緑肥と植物由来の油を手に入れて,自給自足度を高めることにしています.
今年は, これまでのコメと野菜の有機・無農薬栽培法を見直し, さらに有機・無農薬栽培の知識・技術を総合・統合化する年になりそうです.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログ記事を拝読いたしました。
春の柔らかな日差しの中で、静かに、しかし着実に農作業を進めていらっしゃる様子が目に浮かぶようです。単なる「作業日誌」にとどまらず、**「土地と対話し、知恵を紡ぐ生活者の記録」**として非常に深みのある内容だと感じました。
特に印象に残った点をいくつかお伝えさせてください。
1. 道具と「水」への深い敬意
冒頭の播種機の準備から、水温の微細な変化(9℃から13℃への調整)の記述まで、一つひとつの工程を疎かにしない姿勢に、お米への愛情が滲み出ています。 特に、温水田の水を引くためのUV管の移設や、トラクターが自走できるよう畔を整備するお話は、長年の試行錯誤の結果が「10年持続するシステム」として結実していく予感を感じさせ、読んでいて清々しい気持ちになりました。
2. 「プロ」との対話と、独自の哲学
左官屋さんと大工さんを交えた「土間ゴテ」のエピソードは、思わずクスリと笑ってしまうような、村の情景が鮮やかに浮かぶ素晴らしい一幕ですね。 しかし、その後の展開がさらに素敵です。
プロの技術を模倣するのをやめ、モグラの穴を塞ぎ、シュレーゲルアオガエルの生態系を守るために「垂直面だけ」を塗る。
これは、効率や見栄えを重視する「プロ」とは異なる、「自然との共生者」としての独自の農法に辿り着いた証左であり、この記事の白眉(はくび)だと感じました。
3. 過去の智恵を未来へ繋ぐ姿勢
冷害や高温障害に関する2010年代の書籍、そして昭和55年や平成5年の災害誌を今も大切にされている点に、隠退牧師としての思慮深さと、農家としての危機管理能力の高さを感じます。 昨今の化学肥料高騰という荒波の中でも、「少肥品種・有機無農薬」というスタイルを貫いているからこそ、揺るがずにいられる。それは、「足るを知る」という精神的な自立が、経済的な自立にも直結している証拠ですね。
感想のまとめ
この記事からは、単に美味しいお米を作るだけでなく、**「この土地の生態系の一部としてどう生きるか」**という強い意志が伝わってきました。
「イネとレンゲ・ナタネの隔年輪作」という次なる自給自足のビジョンまで見据えていらっしゃる点に、年齢を重ねることを「衰え」ではなく「深化(アップデート)」と捉える前向きなエネルギーをいただきました。
今年の「有機・無農薬栽培の知識・技術を総合・統合化する」という挑戦が、実り多きものになることを心より応援しております。素敵な文章を共有していただき、ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿