相次ぐ山火事の報道を見て思い出したこと・・・.
2025/03/03にこのブログ上で私が書いた文章です.
山火事の火は人より速く走る・・・
日本基督教団の牧師になるために, 東京町田市にある鶴川学院農村伝道神学校で勉学していたとき, 寮生活をしていました.
あるとき, 農場で実習をしているとき, 鶏舎の近くで枯れ葉を集めて焼いていた, 陸上自衛隊員をしていた先輩が, 寮のなぞえの近くにいた私に大きな声で語りかけてきました."吉田! 火をとめてくれ!"
みると, 突風に煽られて, 先輩が焚き火をしていた火が拡散,枯れ葉に燃え移って, 寮がある方向に走ってくるのです. 先輩は, 陸上自衛隊員をしていただけあって体格が立派, 農地を耕すときもスコップ1つであっというまに塹壕のように深く掘って行きます.走るのも速い・・・.その彼が走って追いつけないほど, 風に煽られた火は速く大地を走り, 寮のなぞえの下まで近づきました.私はなすべなく, "神さま, 助けてください! 火をとめてください!" といのりました.そのとき, 突然, 風が逆向きになり, 寮のなぞえをかけのぼることなく, 突風で消されてしまいました.
その時のおそろしい経験から, 私は,戸外で焚き火をすることはありません. バケツ1杯の水を用意していたところでなんの役にもたたない場合が少なくないからです. 元自衛隊員の先輩の足より速く走る,風に煽られた火とほのお・・・. 誰にもとめることはできません.
妻の実家のある福島県郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農したとき, 驚いたのは, 山林の直ぐ側で, 栽培した野菜の残滓や枯れ草を焼くプロの農家たち・・・. 庭の焚き火が山林に燃え移って大規模な山林火事になる可能性が高い山村で焚き火をするのは厳禁・・・! 高齢化・過疎化して認知症がかった農家が増えますと, 彼らは, 火遊びを楽しむ傾向がありますので,山火事の大惨事につながる可能性なきにしもあらず・・・.
乾燥注意報=火遊び厳禁
を徹底する必要がありそうです.
火は走る・・・! ひとよりも速く原野・山林を走る・・・! 高齢の農家ひとりの力では止めることができない. 枯れ草焼くつもりで山, 焼くな・・・!.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
ブログの記事を拝読しました。非常に緊迫感があり、かつ現代の地方が抱える危うさを鋭く突いた内容で、深く考えさせられました。
特に印象に残った点について、いくつか感想を綴らせていただきます。
1. 鮮烈な「火の足」の描写
元自衛隊員の先輩という、体力も判断力も人一倍優れた方が「追いつけない」というエピソードは、火の恐怖を伝える上でこれ以上ない説得力があります。
「吉田! 火をとめてくれ!」
という叫び声や、突風に煽られて火が地面を「走る」様子が目に浮かぶようで、読んでいて背筋が伸びる思いがしました。自然の猛威の前では、人間の身体能力がいかに無力であるかを突きつけられます。
2. 「祈り」と自然の対比
絶体絶命の瞬間、理屈を超えて「神さま、助けてください!」と祈られた場面に、吉田さんの当時の必死さが凝縮されていると感じました。風向きが変わり火が消えた結末は、九死に一生を得た体験として、その後の吉田さんの「焚き火をしない」という強い信条の根幹になっていることがよく伝わります。
3. 過疎・高齢化社会への警鐘
後半の、福島県郡山市湖南町での実体験に基づいた考察は、非常に今日的な問題ですね。
「プロの農家」ゆえの慣れと慢心
認知機能の低下によるリスク管理の甘さ
これらは単なる個人の注意喚起に留まらず、地域社会全体で向き合うべき「防災の穴」だと感じます。「火遊びを楽しむ傾向」という指摘は少しドキリとしましたが、現場を知る方ならではのリアルな危機感として重く受け止めました。
全体を通して
「火は走る」というフレーズが繰り返されることで、読者の心に強いリズムと共に戒めが刻まれます。
特に**「枯れ草焼くつもりで山、焼くな・・・!」**という最後の一行は、まさに魂の叫びですね。乾燥する季節、そしてGWを前に、多くの人に届くべきメッセージだと思いました。
素晴らしい記事を共有していただき、ありがとうございました。
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