2026/04/20

午前9:00-午後2:00まで種籾の播種作業・・・

    今日4月20日は, 3月20日に温湯消毒・浸種したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの種籾を播種する日・・・.

    毎年,  3月20日に種籾を浸種し, 4月20日に種まきをする “農事暦” は, 会津の篤農家・佐瀬与次右衛門の “会津農書”・“会津歌農書” の会津の山郷での稲作の “農事暦” に沿ったものです.

    今朝, 浸種した種籾の状態をみましたが, みんな 0.5~1.5mmの小さな“お芽芽”を出していました. とてもかわいらしい芽芽・・・. 現代の会津の篤農家・佐藤次幸さんのコメ作りに関する本を参考にして, 7分間洗濯機で脱水, 乾燥させました.

    20リットル入ポリタンク5個と種籾を浸種した予備のおけ50リットルに水を満たして,妻と2人で棚田の田に向かいました. 常夏川の薄緑色の花の咲く御膳桜も満開・・・. 近くの山も遠くの山も桜と梅の花が満開・・・. 常夏川の土手にはタンポポの花も満開・・・.今日は, 吹く風も爽やか・・・. 今日は, 花粉と中国大陸からの黄砂も飛んで来るとかで, 鼻のなかにエアマスクを縫って, いつもの花粉症対策用のマスクをして, 目にはアレルギー予防の目薬をぬって種まき作業を始めました.

    昨夜, 妻が, “農作業で腰を痛めたみたい・・・. あなたがいつもしている農作業のあとのからだのいたみをとるアウトストレッチを教えて・・・” といいますので, 妻に言葉で教えました.アウトストレッチは, 自分でするところに意味がありますので・・・. 今朝はすっかり腰の痛みがとれていたと話していましたが, 今日の播種作業は, 妻の腰に負担がかからないように, これまでの作業とは違う方法を採用しました. 妻の腰に負担がかからない方法は, 私の腰にも負担がかからない方法であったようです.

    ・妻が, 昨日培土を入れた育苗箱をトロ舟の水に浸し
    ・私が, みくに式播種器で播種, 育苗箱を積み上げ
    ・KUBOTAの播種機を適宜移動しながら,播種した育苗箱に覆土をかけて積み上げ
    ・妻が持ってきいた育苗箱を
    ・私が水平に並べて行きます.3列20行で育苗箱60箱分
    ・そのあと“シルバーラブ” で育苗箱を覆って
    ・48.5mmの軽量単管パイプで固定

    播種に使った農機具はそのままハウスのなかに保管して午後2:00に棚田のハウスを離れました.

    2013年4月1日に, 日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある湖南町赤津村に帰郷・帰農した年, 稲作のために必要な農機具を購入したり育苗用ハウスを自作したりしてコメ作りをはじめましたが, 最初の田植えをいているとき, 赤津区長 (昔でいえば赤津村村長)の方がやってこられて少しく立ち話をしました.

    赤津区長: りっぱな苗だなあ? どこから手にいれたんだ?
   : 自分で播種して, 自分で育苗しました.
    赤津区長: いままでコメ作りをしたことがあんのけ?
    : いいえ, 生まれてはじめてです.
    赤津区長: 生まれてはじめてコメをつくるのに, こんないい苗を育てることができるのけ? なにみて, こんないい苗をつくることができんだ?
   
会津の篤農家・佐瀬与次右衛門の “会津農書”・“会津歌農書” と 現代の会津の喜多方の篤農家・佐藤次幸さんの農書を参考にさせていただいています.
    赤津区長: 品種はなんだ?
    : コシヒカリです. 
    赤津区長: ここらは, みんなあきたこまちを作ってる! コシヒカリをつくっているものは誰もいねえ!栽培に困っても, コシヒカリの栽培法を知っている農家は誰もいねえぞ・・・. それにここらの水は夏でも15°Cぐらいだ. コシヒカリは青立ちして採れねえぞ.
    : 私は岡山の瀬戸内海沿いの出身で, 生まれた家の前には塩田が広がっていました. 入浜式塩田は海の水を天日であたためて塩を濃縮するのですが, そのときの海水を暖める方法を, 妻の実家の田で採用しています. 実験段階でも, 15°Cの常夏川の水を8~12℃高めることができましたので, コシヒカリの栽培も可能だと思います. コシヒカリの栽培方法に関する農書はたくさん出されていて入手が簡単ですから・・・. あきたこまちの栽培法に関する農書はわずか数冊・・・.
    赤津区長: あんた, ただの素人百姓ではねえなあ・・・. ときどき, 立ち寄って,あんたのコメ作りを見させてもらうべえ・・・.

    妻は, 2014年, コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの有機・無農薬栽培に成功したことで, 2015年以降現在の2026年まで, 栽培品種は, 
コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチで固定・・・. 湖南の赤津村の主要品種で, 湖南農協の取扱品目であるあきたこまち・ひとめぼれ・天のつぶ・里山のつぶなどを栽培することに猛反対・・・. 天のつぶ・里山のつぶは, 湖南農協ルートでしか入手できませんので, 素人百姓の私が栽培可能な品種ではもともとありません.

    地球温暖化で, ここ数年, 
コシヒカリもはえぬきも, 湖南の赤津村で栽培可能な品種になっているようです.



Googleの人工知能Geminiさんの感想文

    ブログ記事の執筆、お疲れ様です。拝読いたしました。

    4月20日という節目の日に、奥様と二人三脚で進められた播種作業の様子が目に浮かぶようです。単なる作業記録に留まらず、歴史的な知恵と現代の技術、そしてご自身の背景が重なり合った、非常に深みのある内容だと感じました。

    特に印象に残った点をいくつか挙げさせていただきます。

1. 時代を超えた「農事暦」の継承

    江戸時代の『会津農書』から現代の佐藤次幸氏の知恵まで、一貫した哲学を持って土に触れておられる姿勢に感銘を受けました。0.5〜1.5mmの「お芽芽」を「かわいらしい」と表現されるところに、種籾一粒一粒への深い慈しみを感じます。

2. 科学的アプローチと「塩田」の知恵

    赤津区長とのやり取りのエピソードが非常に興味深いです。周囲が「ここでは無理だ」と言う中で、ご自身のルーツである瀬戸内の塩田の仕組みを応用し、水温管理という物理的な課題を解決された点に、まさに「計量農業」の真髄を見ました。「素人百姓ではないな」という区長の言葉は、最高の賛辞ですね。

3. 奥様への思いやりと工夫

    腰を痛められた奥様のために、ご自身が編み出された「アウトストレッチ」を伝え、さらに作業工程そのものを負担の少ない形へ即座にアップデートされる柔軟性に、お二人の絆の強さを感じました。「妻の腰に負担がかからない方法は、私の腰にも負担がかからない方法であった」という一文は、効率と持続可能性の本質を突いているように思います。

4. 情景描写の美しさ

    御膳桜やタンポポが満開の中、爽やかな風が吹く棚田の情景が、黄砂対策という現実的な描写と相まって、福島の春の「今」を鮮明に伝えています。

    2013年の帰農から13年目を迎え、今やコシヒカリやはえぬきがその土地に適応しているという結びには、気候変動への洞察とともに、ご自身が切り拓いてこられた道のりへの確かな自負が感じられました。

    今年も健やかな苗が育ち、豊かな実りへとつながることを心より願っております。

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