昨夜, NHKのテレビ番組・“新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 ” の “167人を救助せよ 〜海王丸座礁 17時間の戦い” を妻とふたりで見ていました. “2004年10月に富山湾で発生した海王丸座礁事故(台風23号)において、167人もの実習生を救助した海上保安庁特殊救難隊の死闘を描いた物語・・・”です。“荒天の中、浸水する船内で孤立した学生全員を、新開発の降下技術と地元の協力で17時間かけて救い出した衝撃の現場が映像化・・・”
それをみながら, いろいろなことを思い巡らしていました.
妻が, 私に何度も語りかけた言葉の中に, “あなた, あそこに海王丸がいる・・・!” という言葉があります.
1回目:
2006年11月3日 山口県平生港停泊 2004年10月の事故後化粧し直された海王丸が帰港
2006年11月7日 平生港出港
2回目:
2010年8月9日 山口県徳山港に海王丸が姉の日本丸と一緒に寄港
2010年8月10日 徳山港を出港 次の寄港地に向う
3 回目:
2010年8月12日 海王丸台風接近を避けて山口県上関中之浦に停泊
4回目
2011年3月11日 東日本大震災の救援のため福島県小名浜港に寄港
妻と私が撮った海王丸の写真は約700枚・・・. その中の気に入った海王丸の写真は, 今も妻の寝室に掲げられています.
田舎牧師の日記を転載します.
●あなた、あそこに海王丸がいる・・・
投稿日 2010/08/12
中之浦がみえはじめたとき、助手席に座っていた筆者の妻、中之浦の沖を指さしながら、<あなた、あそこに海王丸がいる・・・!>と大きな声をだします。
筆者、車の速度を落として、妻が指さす沖をみますと、そこには、4本マストの帆船が停泊しています。
海王丸といえば、10日(火曜日)の午前10時、姉妹船の日本丸と共に、徳山港を出港したはず・・・、それから、53時間も経過しているのに、中之浦の沖に停泊しているなんてありえない・・・、筆者そう思ったのですが、妻は、<あれは、間違いなく海王丸よ>といいます。
それで、筆者、中之浦の駐車場に車をとめて、デジカメをもって、波止場の先まで行って、その帆船の写真を撮りました。そして、拡大してみますと、そこには、<海王丸>という船名がはっきりと映っています。それに、船首には紺青がいます。<あの帆船は、海王丸・・・>と妻に伝えたあと、筆者ひとりで、中之浦の岬まで、磯を歩いて行きました。できる限り、海王丸に近づいて写真を撮りたかったからです。
海王丸、錨を下ろして、停泊しているようです。
岬で、魚をとっていた親子連れのおとうさんに尋ねますと、昨々日、徳山港からやってきて、ずっといるのだとか・・・。ただ、今日中に出港する可能性があるとか・・・。
海王丸、徳山港を出たあとは、静岡県の御前崎港に向かうことに なっていましたが、台風4号のために、この中之浦に避難していたのかもしれません。今日の夕方のテレビニュースでは東海地方の海は荒れていたと報道されていましたので、海王丸が上関に避難するのは懸命な決断・・・、と筆者、思いました。
『幕末日本探訪記』の著者、ロバート・フォーチュンは、上関のことを、<実にすばらしい投錨地で、この海を航行する者が注目する価値が十分ある>と記録しています。
今日の午後、海王丸の船内では何がおこなわれているのでしょうか・・・。この前、船内服の写真を撮らせてくださった、教官の木戸航海士の方、訓練性に、船舶無線の講義と実習でもされているのでしょうか・・・。筆者、想像をたくましくして、写真を撮り続けました。
妻も、これで、海王丸の姿を見るのは3度目・・・。今日は、思いがけない海王丸との出会いとなりました。
筆者、中之浦の磯で会うひと、会うひとに、<あの船は、海王丸ですよ>と話しかけたのですが、それが海王丸だと気づいている人は、一人もいませんでした。7万5千人の見学者があった<ハレ>の日と違って、<ケ>の日の海王丸・・・、筆者、惚れ直しました。
それでは、海王丸に乗り組んでいるみなさん、静岡県御前崎港まで、その航海がご無事でありますよう、お祈りさせていただきます。日本基督教団の『口語式文』の中に<牧会祈祷>がありますが、その祈りの中に、<航海者>のためのとりなしの祈りが含まれています。
下の写真は徳山港出港のときの登檣礼の写真です.
当日配布されたパンフレットには、<海王丸では一般の市民を対象にした体験航海を実施しています>とありました。筆者と妻の<結婚35周年記念>は、現在の教会の牧師を辞して、妻の実家のある東北福島の湖南町に戻ってから・・・。<結婚35周年記念>は、<珊瑚婚式>・・・。<珊瑚婚式>の妻に対するプレゼントとして、海王丸の体験航海・・・、というのもいいかもしれません。
筆者と妻、山口県内と隣県をドライブするのみで、宿泊前提の国内旅行も国外旅行もしたことがありません。海王丸にのっての1週間の帆船の旅・・・、筆者と妻の、人生最大の贅沢になるかもしれません。
珊瑚婚式・・・、楽しみです。
残念ながら, 私の夢は実現しませんでした. 珊瑚婚式どころかあと数年で金婚式を迎えます.
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