2026/03/15

ルターの独訳聖書を読んでいて気になる言葉・・・

    今朝7:00に起床して8:30までルターの独訳聖書を読んでいました. 今はエズラ記ですが, その7章にまた "Tempelsklaven" という言葉が出て来ました.

     "
Tempelsklaven" は "Tempel" と "Sklaven" の複合語だとすぐ分かるのですが, "岩波独和辞典" でひもときますと, "Tempel" は "神殿",  "Sklaven" は "奴隷"・・・. 直訳しますと,  "Tempelsklaven" は "神殿奴隷" ということになります.

    さすれば, "神殿奴隷" とはなになのか?

    "Das Buch Esra" の第7章24節には, "神殿奴隷" は, 非課税の対象者としてリストアップサれている人々の中にでてきます.

    "auf Priester, Leviten, Sänger, Torh
üter, Tempelsklaven, auf alle,die Hause dieses Gottes Dienst tun."  

    それで旧約聖書のヘブル語原典を紐解いてみました. "Analytical Hebrew and Chaldee Lexicon of the Old Testament" で確認したあと,  Halladay の "A ConciseHebrew and Aramaik Lexicon of the Old Testamet" をひもときますと,次のような説明がありました.

    ‘those who are donated,' temple-slaves, bondsmen Ezr 243 

    この7章24節の独文を Google翻訳にかけますと, つぎのように訳されました.

    「祭司、レビ人、歌い手、門番、神殿の警備員、この神の家に仕えるすべての人々に。」

    をひもとくと, "Ben-Yehuda's Pocket English-Hbrew Hebrew - English Dictionary" には, "temple slave" とありました. English-Hbrew 部分で "slave" を検索しますとまったく別のヘブル語が表示されました. "slave" という言葉は, 日本語の "奴隷"と同義に扱うことができる言葉ではなさそうです. 

    英訳聖書 (NIV) で確認すると, "priests, Levites, singers, gatekeepers, temple servants or other workers at this house of God."とありました. Torhüter は gatekeepers,Tempelsklaven は temple servants・・・.

    日本の神社仏閣の祭礼に際して, 江戸時代, 司法警察官であった "穢多" がその警護に当たっていましたが, 古代イスラエルにおいても同じだったのですね.  古代イスラエルにおいて, 門番とおなじく"神殿の警備"にあたっていた人々は差別された人々だったのでしょうか・・・?

    午前中, 日本の古代の文献, 日本 "国史大系", 各種辞典, 注解書などの史資料を整理していましたが, 古代日本の神社や朝廷でどのような Torhüter Tempelsklaven が存在していたのか,そのうちなんらかの比較情報を入手することができるでしょう.

    湖南史談会会員の方が, 以前, "吉田くんは, 神道や仏教の市資料もたくさんもってんだなあ. でも, ここらのもんに神道の祝詞や仏教の仏典を引き合いに出して議論したらダメだぞ. ここらには, 吉田くんの相手になるようなひとは誰もいねえ.吉田くんが話しても, 'あれは,吉田くんのかってな思い込みと独断でしかない'とバカにされるだけだ" と話していましたが・・・.日本には, 大和朝廷に関する膨大な史資料が残されているんですね. 部落史の学者・研究者・教育者は,そんな膨大な史資料をみなさん読破して物申しておられるのでしょうか・・・?

    無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私は, 自分で史資料を読んでしか, 是非を判断することはありません.
 

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