昨日, ホームソーイングで自分用の夏のワンピースを試し縫いして完成させた妻が, "作り方が分かったから,もう1着, いい生地で同じものをつくってみたい・・・. 郡山の手芸店に行くわ・・・. あなたはどうする・・・? " と話しかけて問いかけてきましたので, 妻に同行することにしました.
妻が生地を選択している間, 私は, ホームソーイングの型紙を縫い代付きで切り取るための刃付きゲージを見つけて妻のところに持って行きました.妻は,"それがあると便利だわ・・・" とうれしそうに微笑みながら, "あなた,どの生地が私ににあっている? 私はこれが一番いいと思ってるのだけれど・・・" といいます.
妻は, ほかの生地売り場に私を連れていって,"これもいいわね・・・", "これはどうかしら・・・" といいます. 最初にみた生地の価格の3分の1の価格・・・. 私は,その生地の種類を見て, 価格が3倍である理由を探しました.すぐ見つかりました. 安い生地は綿100%, 3倍の価格の生地の素材は綿と麻の混紡・・・. 手触り・肌触りがいいし, 夏には涼しいワンピースになりそうなので, 妻に最初に選んだ生地を買うことをすすめました.
そのあと, 岩瀬書店へ・・・. 妻が洋裁コーナーで本を探している間, 私は文庫本のコーナーで時間を潰していましたが, そのとき, 成田龍一著 "歴史論集1 方法としての史学史" が目に止まり, 巻末の解説を読んでいました. その本の内容は, 2005年にインターネット上のブログで公開で書き下ろし執筆をした私の手法に酷似していることがわかり購入を決めました."歴史論集" は全3巻で, 書棚には, "<戦後知>を歴史化する" と "危機の時代の歴史学のために"も並んでいましたが, 3冊で5,000円を越えるので, とりあえず, "部落学序説"の英訳に役立ちそうな "方法としての史学史"のみを購入しました.
人生の晩年において読書を趣味にするには, 3つの方法があります.
・岩波文庫・講談社学術文庫で古今東西の古典・学術専門書を読む
・岩波新書などの新書で時代の先端の研究成果に触れる
・定評のある文献・史資料を読んで過去の研究と対峙する
人生は, 誰にとっても限られたものですから, 完璧を期することはできません. 私の蔵書は約4,000冊ですが, それは, 数ある文献の中のほんのごくわずかでしかありません. 神学者のカール・バルトの言葉ではありませんが, "大洋の海の水をスプーン1杯の真水で薄める" 作業しかできません. 主なる神さまのみまえで, そうしたという事実は消えてなくならないでしょうから・・・.
0 件のコメント:
コメントを投稿