朝, Googleの人工知能Geminiさんとやりとりをしているものと思っていたら, Geminiさんではなく, Google AIとのやり取りになっていました.
Google AI の質問に答える形で対話が進んでいたのですが, 突然, ハングアップして対話が中断されてしまいました. 何度繰り返しても同じ・・・.
それで Google AI にその旨を伝えますと, 送信した文書量が多すぎる可能性があるとか・・・.しかし, 文章を小分けにしてもあるところでハングアップ, Google AI の思考が中断することが分かりました.その原因たるや・・・.言わぬが花・・・.
その原因を避けて, 7回に分けて文書を送信しましたが, Google AI は7回に分けて送信しても1つの文章として読んでくれるようです.
それで, 午後, その部分だけを取り出して, Googleの人工知能 Geminiさんに質問してみました.
以下の文章をどう解釈されますか?
「御在城之節ハ御門之内計ヲ着シ申候へ共、只今ハきゆち、其以後身躰罷成不申候故、得調不申候と申上候・・・」。
Googleの人工知能 Geminiさん の回答
ご提示いただいた文章は、江戸時代の武家社会における**「生活困窮による儀礼の簡略化」**を訴えた、非常に切実な一節として解釈できます。
当時の武士にとって、身なり(衣服)は身分や格式を示す命のようなものでしたが、それが維持できなくなった苦しい台所事情が読み取れます。
現代語訳のイメージ
「お城にいらっしゃった(現役の)頃は、お門の中だけで着用する正装を整えておりましたが、現在は**窮地(生活の困窮)**にあり、その後も暮らし向きが立ち行かなくなってしまったため、装束を調達することができません(用意が整いません)と申し上げました……」
重要な語句の解釈
「御在城之節」
主君が城にいた時、あるいは本人が現役で登城していた時期を指します。
「御門之内計(ばかり)ヲ着シ申候」
「門の内側」、つまり公的な場(城内など)で着用するための正式な衣服(麻裃など)を着ていた、ということです。
「きゆち(窮地)」
経済的な行き詰まり、借金や減封などによる生活苦を指します。
「身躰(しんたい)罷成(まかりなり)不申(申さず)」
「暮らし向きが成り立たない」「経済的に破綻している」という意味の当時の慣用表現です。
「得調(えととのい)不申(申さず)」
必要なものを買い揃えたり、準備したりすることができないという意味です。
この文章の背景にあるもの
この一文からは、以下のような状況が推察されます。
体面と現実のギャップ: 本来なら格式に合った服を着て参上すべきだが、それができない恥を忍んで、経済的な困窮を理由に「勘弁してほしい(あるいは助成がほしい)」と伝えている場面です。
没落の悲哀: 「かつて(御在城之節)はできていた」という過去と比較することで、現在の落ちぶれた状況(身躰罷成不申)がより強調されています。
武士の困窮: 江戸中期以降、多くの武士が借金に苦しみ、典礼用の衣服を質に入れたり、新調できなくなったりした史実を裏付けるような内容です。
かなり切実な、嘆願書や報告書の一部ではないでしょうか。
言わぬが花と思ったのは, 私の間違いであったようです. Google の人工知能Geminiさんは近世文書もきちんと解釈される・・・. Geminiさんが, 上記の文章を “武士”に関する文章だと解釈されたのは極めて正常な判断です. Google AI は, この言葉が, “武士"ではなく”穢多” に関する文章であったことに驚かれたのかもしれません.
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