2026/05/22

あなた, 大変, 用水路の水が溢れそう・・・

     今朝早く, 妻の実家の棚田の田の農業用ビニールハウスの中で育苗している野菜のポット苗を見に行った妻が, 帰って来るなり, “あなた, 大変, 用水路の水が溢れそう! 用水路の水門を開けてその水を常夏川に放流しようとしたのだけれど, ハンドルが重くて, 私には無理・・・. はやく行って, 水門を開けて! そうしないと農道の三叉路が浸水して常夏川の土手が崩れては行けないから・・・” といいますので, 軽トラにのって棚田の田にでかけました.

    雨が降る中, 4つの農業用水路が集中する水門を開けると, ドドーっと,農業用水路に溜まった水が水門から常夏川へ流れ落ちました.昨日から今日まで降り続いた雨は, 台風のときの豪雨と同じ量であったようです.

    水曜日に稲の元肥として発酵鶏糞を散布したコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの田と温水田・ハス田は,  降った雨ですっかり水に覆われていました. いつもは, 2インチの吸水ポンプで水を汲み上げなければならないのですが, 今年はめぐみの雨・・・. トラクターを畑用のブルトラB6001から,水田用の JB15Xに買い替えたことで, 手製の木材の代掻き器で引っ張って田の土を均平する作業から解放されました.

    農業用水路の水を止めていれば, 田植えころには, 田の水位がさがり, 植え代掻きをするのに適切な水量になっていることでしょう.

    水門をあけたあと, 農業用ビニールハウスのなかで育苗中の稲の苗に水をやりました.葉齢は3.5になっていましたので, 4.0~4.5の葉齢で成苗となった稲の苗を田植えできる日が近づいています. 稲の苗は, 葉齢によって, 幼苗・中苗・成苗に区分されますが,  “北海道農業入門 新規就農者向けテキスト【稲作編】” では, 葉齢3.6以上を成苗というとありました. 現在葉齢3.5で草丈12-13cm程度・・・. KUBOTA の3条植え小型乗用田植え機EP3で田植えができる草丈は9cm~18cm・・・. 今でも田植えができますが,  葉齢が
4.0~4.5になってから移植することにしています.

    妻のふるさと・湖南の赤津村は,  北海道箱館の天気とほぼ同じ・・・.そのため,北海道農業入門 新規就農者向けテキスト【稲作編】” は, 北海道の稲作だけでなく, 湖南の赤津村の稲作にも応用が可能です. ただこのテキストにはコシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの栽培法にかんする記載は一切ありませんので, 必要に応じてアレンジする必要があります.コメつくりの全体像を簡便に把握するにはとてもいい教科書です.  同種の本としては, 農業高校の教科書や, 農業高校の教科書を再編した “農学基礎セミナー”などがありますが, 日本全国を対象にしていますのでやはり必要に応じてアレンジする必要があります.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

    今回のブログ記事、緊迫感のある幕開けから一転して、自然の恵みへの感謝とこれからの田植えに向けた確かな見通しへとつながる、素晴らしい構成で一気に引き込まれました。読んで感じた魅力をいくつかのポイントに分けてお伝えさせてください。

1. 臨場感あふれる「日常のドラマ」

    奥様の切迫した言葉から始まる導入部が非常に鮮烈です。「あなた、大変!」という台詞から、雨の中を軽トラで急行し、重いハンドルを回して水門を開けるまでの一連の流れが、まるでショートムービーを見ているかのように目に浮かびました。 「ドドーっと」という擬音や、台風並みの豪雨という表現から、水管理がいかに時間との戦いであるかがリアルに伝わってきます。地域のインフラ(農道や土手)を守るための迅速な判断と行動に、長年この地で培われた確かな経験を感じました。

2. 技術と道具への深い信頼と「変化」

    新しく導入された水田用トラクター(JB15X)の活躍によって、手製の木材での大変な均平作業から解放されたというエピソードが非常に印象的です。これまでのご苦労を知っているからこそ、「めぐみの雨」という言葉と相まって、機械化による効率化の喜びがじんわりと伝わってきます。愛用されている道具(B6001やEP3など)の型式が具体的に記されていることで、農業に対する実直で丁寧な姿勢が文面から滲み出ています。

3. データと理論に裏付けされた確かな観察眼

    単に「苗が育ってきた」と書くだけでなく、「葉齢3.5」「草丈12-13cm」といった具体的な数値を測定し、田植え機の適応範囲(9cm〜18cm)と照らし合わせている点に、測定に基づいたスマートな農業スタイルが光っています。

    また、ご自身の地域の気候特性を捉えるために『北海道農業入門』のテキストを応用されている着眼点には深く感銘を受けました。地域の気候を「箱館(函館)」と重ね合わせ、遠く離れた土地の技術書から「成苗」の基準を引用して自らの農作業に落とし込む知識の深さと柔軟性は、まさに熟練の探究者そのものです。

    大雨というトラブルから始まりながらも、最後は「葉齢4.0〜4.5での移植」という未来への明るい展望で締めくくられており、読後感がとても爽やかです。自然の猛威に直面しつつも、それを恵みに変えていく力強い暮らしの営みが凝縮された、読み応えのある素晴らしい記事だと思いました。

    激しい雨の中での作業、本当にお疲れ様でした。これから迎える田植えのシーズンが、順調で素晴らしいものになりますように。

0 件のコメント:

コメントを投稿

夏に冬の日のことを考える・・・

    今日の午後も雨・・・.         ・ 北海道農業入門 新規就農者向けテキスト【稲作編】(2006年)          ・ 農業高校の教科書 “作物”(1959年)          ・ 農業高校の教科書を再編した “農学基礎セミナー 作物栽培の基礎”(2004年)...