2025/04/12

午前10:30-12:30, 棚田の田で作業を終えたとき・・・

    今日は, 午前10:00-12:30, 棚田の田で作業をしました.

    妻は, 田畑転換した畑の片付け・・・.

    ・黒マルチなどの農業用資材の片付け
    ・野菜の残滓と土を袋詰して堆肥化
    ・排水用の溝に溜まった土を掘り上げる作業

    私は, 温水田とヒメノモチを栽培する田の間の畔の整備・・・.

    ・畔に沿って紐を張る
    ・紐に沿ってスコップを入れて,  モグラの空けた穴の有無の確認
    ・モグラが空けた穴があれば田の土で塞ぐ
    ・草の生えた畔の表面の土をスコップで削って,それを使って畔の整形
    ・粘土状の田の土で隙間を塞ぎ, その上に田の土を載せる

    今年は, 温水田の水がヒメノモチの田側に漏れるようなモグラの穴は一つもありませんでした. 温水田とヒメノモチの田の間の畔は100cm幅・・・.

    東北の水田の畔の幅は100cm~120cmと言われています. しかし,最近では, トラクターに畦塗り機をセットしておこないますので, その畝幅は30~40cm・・・. それですと, モグラが簡単に畔に穴をあけることができますので,田の水が流れ出してしまいます.

    "もぐら被害" を防ぐために,

    ・専業農家やプロの農家 (兼業農家) がとっている対策は, モグラがあけた穴に殺鼠剤を散布してモグラや, モグラがあけた穴に棲み着いたネズミを駆除という名の殺戮をする方法・・・.

    ・一方, 素人百姓の妻と私がとっているモグラ対策は, 畔の幅を昔の農家が常識的に行っていた田の畦を100~120cmにすること・・・. 昨年で, 妻の実家の棚田の田の畦が100~120cmに達しました. "モグラ被害" が最小限に押えられそうなので, 田の畦の幅は, これからは増やさないことにしました. 東北地方の幅の広い畝は, モグラ対策と田の水もれ対策のために考え出されたのかもしれません.

    65歳から74歳までのコメ作り・野菜つくりをしながら, 75歳から85歳までのコメつくり・野菜つくりの環境作りをするという目標は, 数年遅れてではありますが, ほぼ達成することが出来たようです. 以前は, 棚田の田の上段・中段・下段の田に出入りするためには,一旦,農道に出て,目的とする田に入らなければなりませんでしたが, 今は, 農道を経由しなくても, ミニクローラで自由に移動・運搬できるようになりました.

    作業を終えて,農具を農業用ビニールハウスにしまうために持ってきて,休憩でお茶を飲んでいる時,すぐ, 近くにやってきたウグイスが大きな声で,"ホーホケキョ!"  "ウワー! びっくりした!" といいますと, 妻は,"あのウグイス,あなたと鳴き比べするためにやってきたのではないの? 相手をしてあげればいいのに・・・" と話していましたが, 私は, "花粉症" でウグイスの鳴き真似をするゆとりなし・・・. ウグイス・・・, 忍び足でやってきて,突然,大きな声で "ホーホケキョ!" となかれますと,ほんとうにびっくりします. ウグイスのちいさな体に似合わないほど大きな声・・・! 青天の霹靂・・・!

    まだ梅の花も桜の花も咲かない会津の山郷にウグイスの鳴き声がこだまする・・・, そんなひとときも, 神さまが与えてくださった恵みのひとつ・・・.
    

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