2025/04/26

連休にはじまるあれやこれやの農村の共同作業・・・

    4月26日から大型連休が始まるようです.

    郡山市の市街地に住んでいる娘夫婦はどちらも公務員なので飛び石連休になりますが, 妻の実家のある郡山市湖南町赤津村は純然たる農村的地域社会・・・.

    連休は,家族総動員で行われる農作業とあれやこれやの農村の共同作業が目白押し・・・. 連休が "休" にならないのが農村的地域社会の特徴・・・.

    みんなが娯楽を楽しんだり, 旅行をして遊んでいるときに,農家はみんな農作業に忙しくそんなゆとりはない・・・. あるのは, リタイアした高齢の元農家か,怠惰な農家だけ・・・.

    農家だけではない. 連休にも働かなければならない職業の方がたくさんいる.連休も関係なければ, 盆や正月も関係なく, 働かなければならない人々が少なくありません. 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしているときも連休は高齢の教会員の家庭訪問や各種集会に参加して多忙でした. 妻が勤めていた病院も老人施設を併設していたので調理師をしていた妻は連休だけでなく盆や正月,クリスマスの日にも働かざるを得ませんでした.

    それで, 2013年4月1日に, 日本基督教団の隠退牧師になり,東北福島の妻の実家のある湖南に帰郷・帰農してからも同じ生き方を継続することになりましたが,もともと,人の集まる雑踏のなかに身を置くことがすきではなかった妻と私は, 妻のふるさと湖南で静かな余生を過ごしています.

    今朝,国道・県道・市道のゴミ拾いの日,その日は毎年,妻が参加することになっていますが, 妻は,町内会長のおとうさんに頼まれた事もあって, 住民が集めた缶やゴミを行政センターまで軽トラで持って行きました.

    私は,棚田の田の農業用ビニールハウスの中で自然出芽している育苗箱の覆い・シルバーラブを剥がしたときに,出芽したばかりのイネをネズミに食べられないための "ネズミ返し" を自作していました. 江戸時代から設置されていた "イノシシ返し" を参考にして・・・. 効果があるかどうか,今年はじめてのこころみなので,なんとも言えませんが・・・.

    そのあと,常夏川の河原や土手の柳を伐採する共同作業のときに使う, 生木を切るためのノコギリ,枝を落とすためのナタ,大きな枝を運ぶための鳶の方が使う手鉤を用意しました. 

    妻は, "これからは, あなたと同じ団塊世代の農家がリタイアすることが増えてくるわ. あなた,他の農家がリタイアしても,私達は, コメを作り続け,共同作業には参加し続けることにしましょう" と目を爛爛と輝かせていました.
 

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