2025/04/09

午後, 台所の排水用UV管が冬凍らないように処置・・・

    午後, 妻の実家の棚田の田に行って, イノシシが電気柵を突破しているのかいないのか,確認しました. 今日も, イノシシは素通りして行ってくれたようです.

    帰りに, 台所の排水用のUV管が冬期間凍らないように, から —¬ にUV管の開口部を変更しました. これで、冬の積雪期、北から吹きつける吹雪によって配水用の管が雪で詰り、凍って流しの水を流すことができなくなることはないでしょう. 

    年金暮らし&百姓暮らしは, 専門業者に修理を依頼する経済的ゆとりがあるわけではありませんので、すべからく自分で修理する必要があります。今回使った材料は、妻の実家の棚田の田で水管理をするために設置したUV管の余ったものを転用しました. なんらかの工事をして残った材料を廃棄しないで保存しておきますと, 思わぬところで役立つことがあります。

    妻と私の老後の暮らしは, "吝嗇" をもっとうとしています.

    "吝" は, 加藤常賢著 "漢字の起源" では, "文" と "口" から構成されているそうです. "文" は, "おしむ" の意・・・. "吝" とは, "口をおしむ" の意で, "楚辞の離騒の王逸注に '食をおしむ'" とあるのが本義であるといいます. "嗇" の字を見つけることができませんでしたので, "角川漢和中辞典" をといていみました."嗇" の上半分は "きびの実っているさま" を意味し,下半分は "それをとりいれるくら" を意味するそうです. "嗇" とは, 本来は, "穀物のとりいれの意" だそうですが, やがて, "穀物は大事にしまって出し惜しみをする" の意で使われるようになったとか・・・.

    "吝嗇" とは, 農民が栽培した穀物を大事に保管して, 次の年に穀物を収穫するまで, 家族が食べるものがなくなって困らないように節約をこころがける農家の心構えを語る言葉であるようです.

    中学生のとき,漢文を教えておられた国語の教師が,"吝嗇たれ, しかしケチにはなるな!"  と繰り返し教えておられましたが, "けち" とは・・・? 小学館 "古語大辞典", Casioの電子手帳に搭載されている "精選版 日本国語大辞典" をひもといても詳しくはわかりません.江戸時代にはすでに使われていたようで,"江戸じゃア,そんなけちな事は流行らねへのさ" という言葉から察せられるように, "けち" は, 都会ではなく農村で見られる生活様式・・・? 自分でコメや野菜を栽培しない町民は, 飽食三昧の生き方をして顧みない・・・?

    妻も私も "吝嗇" であっても "けち" ではない・・・.  しかも, 単なる "吝嗇" ではなく, 聖書信仰に裏打ちされた正真正銘の "吝嗇" です.

     

     

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