2025/04/28

聖書に出てくる "ここらのもん" と "よそもん"・・・

    毎朝,ルターの独訳聖書を読んでいますが, 今読んでいるのは,旧約聖書のレビ記です.

    そのなかに繰り返し出てくることばのひとつに, Fremdling と Einheimishen があります. ドイツ語と日本語に堪能ではない私が日本語に訳しますと, "よそもん" と "ここらのもん" になります.

    2013年4月1日に, 妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・帰農したとき, "ここらのもん" である集落のプロの農家たちから, 妻と私は,"よそもん" として冷遇され,排除・疎外にさらされてきました. 帰郷・帰農して, 今年で13年目になりますが, いまだに,"よそもん" 扱い・・・. 妻も私も, "ここらのもん" の仲間入りをしたいとは思っていませんので "よそもん" のママでいいのですが, ルターの独訳聖書は,  Fremdling と Einheimishen の 二項対立で考えることに注意を促しています.

     Fremdling (よそもん) と Einheimishen (ここらのもん) の何れにも属することのない第三のありようが存在しています.

     それは, 聖書の神を信じる民・・・. 神を信じる民は,  Fremdling (よそもん) にも Einheimishen (ここらのもん) にも迎合・埋没することなく, その習わしや仕来たりから自由になって神のみことばに従って生きていかなければならない.

    Fremdling (よそもん) と Einheimishen (ここらのもん) が相互に葛藤を持って生きて行かなければならない世界はこの世の世界・・・. 主なる神様は, 主なる神さまのみことばを信じてそれを生きる信仰者を Fremdling (よそもん) と Einheimishen (ここらのもん) のしがらみから解放してくださって神の国の住民にしてくださる.

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