今朝は食後, 最初に, 妻の実家の棚田の田に行きました.上段・中段・下段の3枚の田の土手上の畔を歩いて,野生動物が電気柵の電線を突破しようとしたかどうか確認しましたが, 異常はありませんでした.
この冬の豪雪で, イノシシは食べるものを見つけることができなかったのかもしれません. 妻の実家の田を通り過ぎて行ったイノシシが棚田の上方の田を荒らしていますが, 枚数は4~5枚程度・・・. イノシシによって掘り起こされた田の土も例年と比べますとごくわずか・・・. しかも, その足跡は小さく, 冬の豪雪を生き延びることができたのは小型・中型のイノシシばかり・・・?
家に戻ると,種籾を新種した桶の水を新しい水道水に交換,お湯を加えて13°Cにしました. 4月20日に播種をすることになりますので, 積算温度 (100°C=(桶の水の平均温度‐7°C)✕30日) になるように徐々に加えるお湯の温度を上げていきます.
そのあと, 妻が郡山に買い物に行くといいますので同行しました. 奥羽山脈の三森峠を越えますと,湖南とは別の世界が広がっていました. 山脈のいただきには雪が積もっているのに, 郡山の街は,梅,桃,桜,コブシ,レンギョウなどの白と黄色,ピンクの色とりどりの花が咲いていました. 今日はいつものコースと違って, 桜並木のトンネルのなかをくぐり抜けました.濃いピンクの枝垂れ桜の美しいこと・・・. 東北の春の面目躍如たるところ・・・.
ホームセンターで妻が日用品の買い物をしている間, 私は園芸コーナーで, @198円のオミナエシと忘れな草,ラベンダーのポット苗を3個購入・・・. いずれも宿根草なので, 徐々に増やしていくつもり・・・. それにしても, 花のポット苗の価格の高いこと・・・. 園芸用品も値上がりしているようで, いつのまにか, "安価な趣味" ではなく "高価な趣味" になってしまったようです.
その結果, 米沢園芸店で売っているほとんどすべての花をほとんどただ同然で, 教会の庭に咲かすことが出来ました.
2013年4月1日に日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある湖南に帰郷・帰農してからは, 有機・無農薬栽培でコメと野菜を栽培するのに忙しく,花を育てるゆとりはありませんでした. 帰郷・帰農した当初は,妻は庭にいろいろな花の苗を買ってきて植えていたのですが, 植える都度,認知症の妻の実家のおかあさんが, "これは草だ" といって抜いて捨てますので, "せっかく買ってきた花の苗がかわいそう・・・" と言って, 花を育てることをやめました.
国道294号線のバイパス工事で立ち退きになった耐寒用無加温温室は,今, 集落のハズレの苗代田に移築していますが, 日照時間が短く, 野菜の栽培には向いていないので, 妻は, その温室のなかで切り花を栽培して,野菜直売所湖南四季の里に出展するつもりのようです.
Widows Server 2012R2 には, 妻が妻のOLYPUSの一眼レフで撮影した庭の花は花卉の写真が全部保管されています.
人生は, 思いがけないできごとに遭遇するのが常・・・. どのような場面に遭遇しても,それを主なる神さまが与えてくださった感謝のとき・・・, として受け止めて生きるなら,そこには人生の季節のいろいろな花が咲きます.
今日, 郡山に買い物に行くとき,いつもの通り, できる限り農道を走るようにしていますが
, 今日, 棚田の田で畔の手入れをされている農家の姿が目に止まりました. 何段もある段々畑を, 小型スコップを使って, ひとりで畔の手入れをしていました. "私とまったく同じやり方で畔の手入れをしている!" , 驚くと同時に,とても嬉しくなりました. "ここにも, 湖南の赤津村のプロの農家がバカ呼ばわりするバカ農家がいる!" と 旧友に再会したような喜びを感じました.
写真: 山口の小さな教会の庭に咲かせた米沢園芸のみ切り品の苗で咲かせたラベンダーと忘れな草の花・・・.
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