今朝読んだ, ルターの独訳聖書は, 列王記下のエリヤの死に関する記事・・・.
エリヤは, エリヤの死期の近いことを知った, エリヤの直弟子エリシャをはじめとする預言者たちの心配をよそに, ひとり死地に赴いて行く・・・.
ひとの偉大さは, そのひとの死がどのようなものであったか, あるいは, あとに残された人々によってどのように葬られたか, にはほとんど関係がない. 豪華な家や庭が, その住人の人格とは何の関係もないように, そのひとの死に様とそのひとの偉大さとはほとんど関係がない・・・. そのひとの死のほんとうの姿は,人生の主である神のみがご存知である・・・. 神を越えて,誰も,自分の死の意味も, 他者の死の意味も知ることはできない. 人は謎に包まれて生まれ, 謎に包まれて死んでいく・・・.
死だけでなく, 死に至るまでの老後の日々も同じなのかもしれません. どのような老後を生きてきたのか,どのような老後を生きているのか,そして, どのような老後をさらに生きようといているのか・・・, それは, 人生の主である主なる神さまのみまえにあっては, 私たちの単なる人間的な自己決断でしかない・・・.
大切なことは, どのような生き方,老い方をしても, 私たちの人生を貸し与えられた主なる神さまに,いつでもその人生をお返しする備えをいつもしておくことです.
私は, ルターの伝記, その生涯の歩みについてはほとんど関心がありません. 私が関心をもっているのは,ルターがどのように聖書を読み,どのようにその聖書のみことばを生きたのか, その1点につきます.
ルターが聖書の信仰に生きたように, 私も聖書の信仰に生きるのみ・・・.
2025/12/31
エリヤの死・・・
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