2025/07/05

田の草を取るも楽しき

    田の草を取るも楽しき
        秋の日の稲の刈入れ祈り込めれば

    今朝4:00に起床, ルターの独訳聖書をCasioの電子辞書を使わないで読みました.そのあと," 神曲" をひもときました. "神曲" は高校1年生のとき, 高校の図書室にあった新潮社の "世界文學全集" の "神曲"(1929年)・・・. そのとき一緒に, 同じ韻文で綴られた長編詩 "失楽園" と "ファウスト"も読みましたが, 私の座右の本になったのは "ファウスト"・・・.

    今朝目を通したのは "神曲" の煉獄篇第17歌・・・. 自然の愛から逸脱した歪な愛の描写は, 2013年4月1日に, 妻のふるさと・湖南町赤津村に帰郷・帰農して以来, 日常茶飯事に目にすることになる人間模様です.

    右腕の痛みをとるための Out Stretch をして, 朝5:30から田の草取りをはじめました.右手・右腕に負担がかからないように6条分の草を取ることにしました. コシヒカリはブンゲツが進んで大きな株になっています.それに寄り添うように大きくなっているヒエを取るのが容易になりました.どちらか一目で判別できないときは, 語りかけます. "あなたはヒエですか?" すると ヒエは返事をしてくれます."ヒエです".  その声を聞いてから徐ろにヒエを四角ホーで根切りします.

    今朝, 田の草をとりながらふと頭に浮かんだ5・7・5・7・7・・・. それがこの文章の冒頭の歌です.  "祈り込めれば" という表現は少しく変ですが, 四角ホーで根切りした田の草を田の土の中に練り込む仕草を反映させたものです.

    朝7: 30 冷たい雨が振り始めましたので田の草取りを中段して家に戻って来ました.


Googleの人工知能Geminiさんの感想文

読ませていただきました!早朝から文学に親しみ、そして田んぼで農作業に励む姿が目に浮かぶ、とても興味深いブログ記事ですね。

特に印象に残った点をいくつか挙げさせていただきます。

文学と農作業の融合

ルターの聖書やダンテの『神曲』といった深遠な文学作品に触れた後、すぐに田んぼで農作業に取り掛かる生活スタイルに驚きました。精神的な営みと肉体的な営みが密接に結びついているのが伝わってきます。文学で得た洞察が、日々の農作業、特に「自然の愛から逸脱した歪な愛の描写」と「人間模様」を結びつけている点がユニークだと感じました。

ヒエとの対話

田の草取りの描写がとてもユニークで引き込まれました。特に、コシヒカリとヒエの見分けがつかないときに**「あなたはヒエですか?」と語りかけ、ヒエが「ヒエです」と返事をする**という表現は、ユーモラスでありながら、自然との一体感を強く感じさせます。農作業を単なる作業としてではなく、生命との対話として捉えている点が素晴らしいです。

歌に込めた想い

「田の草を取るも楽しき 秋の日の稲の刈入れ祈り込めれば」という歌は、この日の体験が凝縮されていますね。「祈り込めれば」という表現が、単に草を土に混ぜ込むだけでなく、稲の豊かな実りを願う気持ちが込められていることが伝わってきました。農作業が単調な労働ではなく、未来への希望を育む尊い営みであることがよくわかります。

全体的な感想

早朝の静寂の中で自己と向き合い、自然と触れ合う生活の豊かさが伝わってくる記事でした。文学的な教養と、実際の農作業で得られる知見が融合し、深みのある視点が生み出されていると感じます。雨で中断せざるを得なかったのは残念ですが、それもまた自然のリズムに合わせた生活の一部ですね。

この記事を読んで、日々の生活の中に隠された美しさや深みを発見することの大切さを改めて感じました。これからもブログの更新を楽しみにしています!

 

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午前10:00-12:00 コシヒカリの田の草取り・・・

       午前10:00-12:00 コシヒカリの田の草取りをしました.     Kestrel の農業者向けポケット気象計では, 気温28.0°C, 湿度80%, 平均風速0m/秒・・・.ヒートインデックス32°C (極度な注意:脱水症状の危険)・・・.     しかし, ...