2025/07/13

棚田のイノシシ被害・・・

    今朝の中山間事業の共同作業の草刈りのとき, 妻の実家の棚田の田の上方の棚田の農道・土手にイノシシによって荒らされた場所がありました.

    棚田のコシヒカリの田の草を手取りしているとき, 農道を歩くツキノワグマやイノシシの姿をよく見かけたものですが, 今年はまだ1度も出会っていません.

    今年は,まだ20-40cm積雪した田の畔にイノシシがやってきて畔を荒らしているのを見つけた妻と一緒に積雪した上段・中段・下段の田の周囲を取り囲むように電気柵を設置しました. それが功を奏したのか, 妻の実家の棚田の3枚の田にはイノシシによる被害はありませんでした.

    しかし,南北に舗装された農道より上の棚田の田は, イノシシに荒らされていました. 今は田植えがされて電気柵の電線が張られていますのでイノシシによる被害はなさそうですが, 専業農家の方は,"電気柵を設置してもイノシシ被害はある!" と話しておられました.

    今朝, 草刈りをした田畑も電気柵が設置されているのですが, それでもイノシシ被害が発生・・・. 共同作業の草刈りが終了したあと, 電気柵が設置されているのになぜ田畑が荒らされるのか,検証してみました. イノシシの気持ちになって電気柵を回避しながら好物のミミズを食べようとするとどういう行動をとるのか分析してみました. "なるほど,こういう電気柵の設置の仕方をすればイノシシに回避されることになる" と素人百姓ならではの納得をしました. 

    夕方, 妻に頼まれていた,まもなく収穫時期を迎える, ジャガイモを作付けしている段々畑の電気柵の本体の電池を交換しました. 

    妻の実家の段々畑の野菜の被害は, イノシシではなく "ここらのもん" であるプロの農家・・・. 妻の実家の2階の廊下からジャガイモ畑を一望できるので800倍の望遠レンズで確認・・・. "ここらは昔から盗られたり盗ったりしながらやってきたんだ. 少々とられたからといって文句言うんでねえ! いちいち駐在に電話したらここらから犯罪者を出すことになるべえ!" と逆ギレしていましたが・・・. 農村的地域社会は3人に1人が認知症や認知症予備軍になっているとか・・・. 古いしきたりとならわしに基づく,  "盗ったり盗られたり"することが当たり前の世界は当分続くことになるでしょう."盗られて悔しいんなら,おめえも他の農家から盗ってきたらええべえ! それであいこだべえ!" という非聖書的な世俗倫理の世界に馴染むことができない妻と私は,これからも甘んじて,"よそもん" として, 聖書の神のことばに従って生き続けることになるでしょう.
  

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