午前の午前中は, 10:00-12:30 棚田の田で作業をしました.
妻は, 農業用ビニールハウスの中で各種野菜の種をポットにまいていました. 私は, 妻が予定していた種のたねまきを終えるまで, 上段・中段・下段と3枚連続した棚田の田の下段の西側わと北側の畔際を20cm幅✕20cm深さに掘って, モグラ穴探しをしていました.
8箇所のうち5箇所はAの位置に直径4~5cmの穴があいています.モグラは 必ず上方から下方へ向けて穴を掘ります. 下方から掘っていくとその穴に水が流れ込んでくる可能性があります.そのときモグラは溺れ死んで仕舞いますので, モグラはそれを避けるために必ず水のない上方から下方に向けて穴を掘ります.
モグラによって図のAの位置に空けられた穴は, 田の水漏れの大きな原因になります. 妻のふるさと湖南に帰郷・帰農して次の年稲作をはじめましたが, それまで代行してくださっていた農家の方は,"下段の田は水持ちの悪い田だ.水をいっぱいいれても次の日にはなくなっている・・・" と話していましたので, 妻とふたりで, 今日したように畔際のモグラの穴探しをしました. その結果, Aの場所に空けられたモグラの穴60数個を発見しました. それを塞ぐと, 水漏れしないいい田になりました. それ以来,モグラの穴探しをするのが春の農作業に一部になりました.
Bに空けられた穴は, 深水(ふかみず)栽培するときの障碍になりますのでそれも塞ぎます.
妻のたねまきが終わるまで,下段のコシヒカリの田の畔際のモグラの穴探しは87m(Googleマップで測定)でした.
今日棚田の田で作業をされていたのは, 常夏川の対岸にあるぶどう園の専業農家の方と, 棚田の上方の田で, "たぶん, イノシシに荒らされた田の補修をしている・・・" 農家の方2人だけ・・・. 帰りに, 棚田の上方の田の様子を見に行きましたが, 妻は, "なに? この田の荒らしようは!東側の土手はひどいわ・・・. 西側の田も荒らされてるわ・・・" と大きな声を出していました. 素人百姓の妻の実家の田と湖南史談会会員で専業農家の小山さんの田は電気柵の電線をはっているので,イノシシの侵入による被害はありませんでしたが, プロの農家の田畑は被害を受けていました. 電気柵と電線を設置していても, 冬の間に垂れ下がった電線を地面に転がした状態では,イノシシに入られても不思議ではありません.
田の畔際のモグラの穴探しをしているとき, 私のあたまのなかに流れていた曲は,
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
ミミズだって オケラだって アメンボだって
みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
トンボだって カエルだって ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
スズメだって イナゴだって カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ
田の畔際のモグラの穴探しをしていたとき, 遭遇した田の生き物はみみず2匹とつちぐも1匹だけ・・・. 数年前, 共同作業をしているとき. プロの農家の方が語りかけてきました. "オラの田を見ろ! 蛙1匹, 虫1匹いねえべえ! 草1本生えてねえべ! どうだ,おそれいったか!おめえの田はカエルやトンボがいっぺえいるなあ! 草もいっぱい生えてる!" と自慢されていましたが, 田の生き物と共存してコメを栽培するために集めた本は20冊を超えます.
イノシシだってカモシカだってクマサンだって
みんな みんな生きてる友だちなんだ
78歳の私と70歳の妻,こどもような気持になって百姓暮らしを楽しんでいます.

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