日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしているときも, 西中国教区の牧師たちから,"吉田牧師は, 私たちの仲間ではない.牧師ではなく, 信徒伝道者にすぎない." とことあるごとに言われてきました.
教会役員会の要請で, 副業を持つことになりましたが, 先輩牧師たちは, 口を揃えて, "私たちは, 幼い, 真っ白な純粋なこころを持ったこどもに神の言葉を教える聖なるつとめに従事している.しかし, 吉田牧師は, ケガレたこころを持つ大人に職業訓練所で情報処理を教える世俗的な仕事に従事している. 吉田牧師は, 私たちの仲間ではない.牧師ではなく, 信徒伝道者にすぎない."
その結果, 私は, 教会役員会のすすめもあって, 分区の牧師会からも離脱することになりました. そのとき, 教区の副議長や分区長をしていた牧師たちは, "これでとうとう吉田牧師を排除・疎外することができた" と勝鬨を上げていました.
農村伝道神学校の校長から, "吉田牧師は, 一度も自殺したいと思ったことがない.それは牧師を続ける上でよくない.吉田牧師が自殺したいと思うほど試練を与えてやれ. それが先輩牧師の後輩牧師に対する牧会的配慮だ" と言われ,それをためらいもなく実践した教区・分区の牧師たち・・・. また, 農村伝道神学校の校長は, "吉田牧師を, 生活保護を受けながら伝道しなければならない苦しみをあじあわせてやれ" と語っていたとか・・・. それを他の牧師から耳にした教会役員会の書記担当役員の方は,教会役員会で, 牧師である私に副業を持つことを求めてきました. "牧師が生活保護をうけなければ伝道ができないというのは, 牧師だけでなく,教会の役員や信徒にとっても恥ですから・・・" というのが, その理由です. "使徒パウロだって, 天幕つくりという副業を持って福音の宣教を従事してきたのですから,吉田牧師が副業をもって宣教に従事することになにの問題もありません" と力説しておられました.
日本基督教団の牧師・信徒は, "あんなのは牧師ではない" と私が牧師であることを否定する人は少なくないのですが, インターネット上には, そんな私を, "隠退牧師" と呼び続けている "元中学校教師" がいます."隠退牧師が・・・", "隠退牧師が・・・", "隠退牧師が・・・" , 彼ほど,私が "隠退牧師" という "牧師" であることを認めている人は他にいません.彼は,とても稀有な方,"元中学校教師" です. 私が地上での旅を終えて神さまのみもとに帰る日まで,"隠退牧師が・・・", "隠退牧師が・・・", "隠退牧師が・・・" と語り続けてくださることを期待しています.
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