Google で "部落学序説" を検索しますと, "部落" 関連のいろいろな "序説" がリストアップされます.
その一画面が, 左のそれ・・・.
どの "序説" も私の手元にあります. 発行年度は, 上から, 1990年, 1985年, 2005年, 1998年, 2014年・・・. どの文献も読んでいないので, その内容は, 私の "部落学序説" には,反映されていません.
それらの文献は, "部落学序説" 執筆後に入手したものです. ただ同じ "序説" という言葉を使っていても, その意味するところはかなり異なっているようです. 私は, "プロレゴメナ" (prolegomena) という意味で "序説" を使用していますが, その対極にあるのが, "被差別部落起源論序説" の "序説"・・・. "プロレゴメナ" であることを意図的に避けておられるようです. "被差別部落起源論序説" の "序説" の意味は "本論に導入するためのまえおきの論説. 序論." (広辞苑)という意味で使用されています. "近代日本部落問題研究序説" の "第Ⅱ部 水平運動の成立と発展" では, "序説"という言葉は "プロレゴメナ" (prolegomena) 的意味合いが含まれています. 晴耕雨読で, 冬の積雪期間に, 上記5つの部落問題・部落史研究に関する "序説" を比較検証することにしましょう. その際参考にするのは, 小林茂・秋定嘉和編 "部落史研究ハンドブック" (1989)・・・. 部落史研究の全体像を把握しながら, 私の "部落学序説" をその中に位置づける作業をします.
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