私の手元にあるピカートの本は6冊・・・.
・"神よりの逃走" (1963 / 1934)
・"ゆるぎなき結婚" (1954 / 1943)
・"われわれ自身のなかのヒトラー" (1965 / 1946)
・"沈黙の世界" (1964 / 1948)
・"人間とその顔" (1959 / 1952)
・"騒音とアトム化の世界" (1964 / 1971)
どの本も高校の図書室と通学路にある公民館の蔵書として読みました. 高校生が読む本としてはかなり難しい本でした. 29歳のとき, 日本基督教団の牧師になるために, 東京町田市鶴川にある鶴川学院農村伝道神学校に入りましたが,鶴川学院シオン幼稚園の教師をしていた8歳年下の妻と出会いましたが, そのとき妻と私の共通の愛読書を確認しました.それが聖書とリルケ詩集とピカートの著作・・・. 私が洗礼を受けたのは瑞典組合教会 (Sweden Covenant Missionの日本名) の教会,妻が洗礼を受けたのは日本基督教団の組合教会系の巣鴨ときわ教会・・・. 共通の信仰と信条によって, 意気投合して交際するようになりました.
ピカートの本は私にとってはとても理解するのが難しい本の一つでした. 77歳になって読も直そうとは思っていなかったのですが, ふと思い出して, 読み直すことにしました.
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