2025/09/28

午前10:00-午後4:30 給水ポンプでコシヒカリの田に水を汲み上げる...

    今日は一日秋晴れ・・・.

    棚田の田のいたるところで,大型コンバインが疾走していました. 妻の実家の棚田の田では, まだ間断湛水中なので, はえぬきとコシヒカリの田に水を補給する必要があります. 水量豊富な防火用水路兼農業用水路から, 2インチの給水ポンプで水を汲み上げ, 棚田の中段の温水田経由で下段のコシヒカリの田に落水しました.

    今日は,農道を農家が頻繁に往来しています. 給水ポンプにいたずらされないように監視する必要がありますので,1日,棚田の田で作業することにしました. 草取りをしようかと思ったのですが, "同じ作業をするなら, 秋晴れを有効利用して, 草ではなくヒメノモチを刈り取ることにしました.

    ・ミニクローラで2インチの給水ポンプを水場まで運んで設置
    ・温水田からコシヒカリの田へ水門をあける
    ・刈りとったヒメノモチをボウガケするための吉田式ボウガケセットを田畑転換した畑の一部に設置
    ・ヒメノモチを刈りとった稲を束ねる結束紐を用意
    ・ヒメノモチを稲刈り鎌で刈りとって結束紐で束ねる
    ・刈りとったヒメノモチの束を一輪車で運んで
    .ボウガケする

    1畝で,有機無農薬で栽培したひめのもちは,ボウガケ2本分でした. 今年のヒメノモチの収穫量は過去最低・・・. 自給用で栽培しているので, ちょうど年間消費分くらいの収穫量しか確保できそうにありません. 年末年始のもち米として, 2023年産を15kg確保していますので,明日朝,野菜直売所湖南四季の里から2024年産を1kg✕5袋引き上げてきますので, 合わせて20kg自給用に保管していることになります. 新米の205年産ヒメノモチの予想収穫量は20kgですが, こちらは1年保管して来年自家消費することになります.

    ヒメノモチは, "お餅" としてだけでなく, "赤飯" 用もち米 として使用できますので,我が家は年間を通じてヒメノモチを使用しています. 年間消費量は, 20kg程度・・・. 湖南のもち米は, "こがねもち"です. 焼くとぷくっと膨らみ, お雑煮にするとずっと伸びます.もちらしいもち・・・.ヒメノモチは伸びが少なく,高齢者でも喉に詰めることが少ない, 食べやすいもち米です.  

     令和7年6月23日に施行された "国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令" で,個人による米の販売は全面的に禁止されているとか・・・. 妻と私は, 農協や米販売業者などのいかなるバックボーンももたない一匹狼的な存在ですので,国や行政によって,見せしめ的に, "国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令" による処罰対象にされないとも限らないので,野菜直売所・湖南四季の里に "ひめのもち" を出展するのは中止して, まだ売れていない1kg✕5袋も引き上げることにしました.  郡山市から行政指導がなかった場合,妻は,2024年産有機・無農薬栽培のヒメノモチ20kg,2023年産5kgを出展するつもりだったようですが, 1kg入✕15袋, @700円で出展して, もち米の販売は中止することにしました.

    しかし,野菜直売所・湖南四季の里で, もち米・ひめのもちを15kg,1kg@700円で 販売した,湖南四季の里の会員である "個人"  も処罰対象になるとは, 日本の米事情,どこまで悪化・深刻化しているのでしょう?

    "触らぬ神(上・・・?)にたたりなし" 

と諦めることにしました. そのうち,"闇米" が社会問題化するのでしょうか・・・? インターネットで "闇米" を検索しますとこんな説明がありました.

    "闇米(やみごめ)とは、政府による販売統制が行われている状況で、決められた正規の流通経路によらず、ひそかに売買される米のことです。特に、食糧管理法に違反して取引される米や、統制が厳しかった米不足の時代に農家が供出米よりも高く売るために流通させた米を指し、消費者にとっては不足した米を補うための手段でもありました。"

    もちろん, 妻と私は,"闇米" にかかわることは一切しません. 妻と私が栽培した米は, 自家消費分のほかには,家族・親類・親戚筋の御歳暮の返礼代わりに送ったり,我が家の冬の積雪期の客人であるスズメたちの餌になります.  KUBOTAの玄米保冷庫は30kg入玄米21袋が保管可能ですが, その範囲におさまるように,コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの生産調整をしています. 東日本大震災と放射能汚染事故のあと,妻のふるさと・郡山市湖南町に帰郷・帰農してからの13年間は, 政府の減反政策にのっとって, ほぼ計画通りの収穫を続けています. 妻と私のコメ作りは,有機無農薬栽培でコメを栽培するときの自然的制約のもとにあります.



 

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