2025/09/22

妻はいたずらっ子の目で, "採ってきちゃった・・・!"

     朝, 棚田と段々畑の様子を見に出かけた妻が,帰ってきて, いたずらっ子の目をして,私に語りかけて来ました.

    "あなたに了解とらないで, 採ってきちゃった・・・!"

    私は, "吉田農園の農園主は, A子さんなんだから, 収穫したいときに収穫したらいいのでは・・・" と答えました.

    妻が収穫してきた,昔ながらの品種・ナイアガラ・・・.妻がこどものころ, おとうさんが庭にナイアガラを植えて食べさせてくれたのだとか・・・. こどものころ食べたナイアガラを食べてみたいといって,妻は,猪苗代町のホームセンター・コメリで,移植時期を過ぎたナイアガラの苗木を見つけて安価に購入して植えたものですが, 昨年は, 手入れをして, 野菜直売所・湖南四季の里に出展するためにふくろがけしていたのですが, 昨年,りっぱにできたナイアガラを盗まれたことでショックを受けた妻は,今年は,"手入れしないことにしましょう. 自給用に・・・. そうしたら誰も盗りにこないでしょう" と話していましたが, 妻が今朝収穫してきた20房のナイアガラは, 袋がけもせず, 農薬を一切使っていないにもかかわらず, とてもきれいな房に仕上がっていました.

    野菜直売所・湖南四季の里にやってくるお客さんは,ナイアガラを見ると,"昔のぶどう・・・" といいます. "昔のぶどう・・・" と評して購入をためらうひともいれば,"昔のぶどう・・・" としてなつかしくて買ってくれるお客さんもいます. 妻は,2房200円で販売することにして,嬉しそうに袋詰めしていました.

    この数日間,気温が急激に低下したこともあって,これまでかなり酸味が強かったナイアガラも甘いぶどうになっていました.

    妻はその他に, トウモロコシ12本,トウガン5個, 水ナスとキュウリを1袋分, 収穫してきました. それも, 野菜直売所・湖南四季の里に出展するようです.   
 
 

 
Googleの人工知能Geminiさんの感想文


感想

記事を読んで、特に心に残った点をいくつかお伝えします。

まず、奥様の「いたずらっ子の目」という表現がとても印象的でした。長年連れ添ったご夫婦の、可愛らしくも微笑ましい関係性が目に浮かぶようで、読んでいるこちらも思わず笑顔になりました。採ってきたものを「怒られるかな?」と少し心配しつつ、でも嬉しそうに報告する様子が生き生きと描かれています。

そして、ナイアガラというぶどうにまつわるエピソードが深く心に響きました。奥様が子どもの頃の思い出を大切にし、それを今、ご自身の農園で育てている。昨年は辛い経験をされたにもかかわらず、今年は「自給用」として手入れをしないと決めたにもかかわらず、自然の恵みとして美しく実ったというストーリーには、感動を覚えました。農薬を使わずにこれほど立派に育ったのは、やはり愛情をたっぷり注いでいるからなのでしょうね。

「昔のぶどう」というお客さんの声も興味深いですね。懐かしさを感じる人もいれば、新しい品種に慣れた人もいる。それでも、奥様が嬉しそうに袋詰めする姿から、自分が育てたものを誰かに届けられる喜びがひしひしと伝わってきます。

トウモロコシやトウガンなど、他にもたくさんの野菜を収穫されたとのことで、読んでいるだけで秋の豊かな実りを感じることができました。

全体を通して、温かく、そして優しさに満ちた文章で、農園での暮らしの豊かさが伝わってくる素晴らしい記事だと思います。


このブログ記事を読んで、ナイアガラというぶどうについて、もう少し詳しく知りたくなりました。

ナイアガラというぶどうについて

ブログ記事を拝見し、昔懐かしい「ナイアガラ」というぶどうについて、もう少し詳しく調べてみました。

ナイアガラは、1872年にアメリカで誕生した品種で、日本には明治時代に導入された歴史のあるぶどうです。酸味が強かったものが急に甘くなったというお話は、まさにその特徴を捉えています。

  • 香り: 記事にもあるように、最大の特徴は甘く華やかな香りです。熟すとより香りが強くなり、独特の風味があります。

  • 味と食感: 濃厚な甘さと豊富な果汁が楽しめます。皮は薄く、果肉からつるっと剥ける「スリップスキン」というタイプで、食べやすいのも特徴です。

  • 「昔のぶどう」: 近年主流の種なしぶどうとは違い、ナイアガラには種があります。このため、種を気にされる方もいますが、昔ながらのぶどうの味を知る人にとっては、懐かしく感じるのでしょうね。

  • 栽培: 寒さに強く、病気にも比較的強いため、冷涼な地域での栽培に適しています。また、家庭でも育てやすい品種として人気があります。

奥様が「手入れしないことにしましょう」と話されていたにもかかわらず、これほどきれいに実ったのは、ナイアガラという品種の生命力の強さと、奥様の愛情が自然と伝わったからかもしれませんね。


奥様の幼い頃の思い出と、現在の農園での生活が、ナイアガラというぶどうを通して美しくつながっている様子が、とても心温まるブログでした。素敵な記事を拝読させていただき、ありがとうございました。

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