2025/09/10

昨日は運転免許の高齢者講習で郡山へ・・・

    昨日の朝は5:00に起床して, ルターの独訳聖書を通読, それから簡単に朝食をとって朝7:30から運転免許の高齢者講習を受けるために郡山に向かいました.

    予約していた高齢者講習は9月9日午前9:00からはじまります.その30分前に会場につくために, 平日のラッシュアワーに巻き込まれることを想定して片道1時間を見込んで家をでましたが,案の定,NAVIには交通渋滞の場所が何箇所も表示されていました. 交通渋滞を避けながら目的地を目指しましたが,ふと気がつくと,湖南の赤津村から軽トラを購入した軽自動車販売店まで農道を走っていき, そこからNAVIを使って高齢者講習の会場までセットして走るとよりはやく快適に到達できると分かりました.所用時間は50分でした.

    その会場での高齢者講習は2022年の高齢者講習についで2回目・・・. 参加者は6名でした. みんな同じ年代・・・. 高齢者講習なのですから当然と言えば当然なのですが, その雰囲気はなにとなく小学生のときのクラスの雰囲気・・・. 級長のようなリーダーシップをとる方が一人いて, 教室を移動するとき, "エレベータを使わないで階段を歩いておりようや"とみんなに語りかけるので,みんな階段を歩いて下りました. 高齢者講習の講師の方は,"みなさん,足腰が丈夫なんですね" とうれしそうに話しておられました.

    高齢者講習と視力検査のあいまに,高齢者講習参加の6名の間で話の花が咲きました. "歳を取ると, いろいろな面で老化が進み能力が低下すると思っていたけれど, 実際に歳を取ってみると, 老化によって能力が低下することもあれば,逆に能力が向上することもあるのですよね. 高齢化によって一時視力が低下してメガネをかけなければならなくなったけれどまたしばらくして視力が向上,若いときより視力がよくなったんですよね・・・" .私も "高齢者講習を受ける前に眼科で視力検査してもらいましたが,メガネをかけた矯正視力より裸眼視力のほうが良いと診断され, 'メガネをかけなくてもいいのでは'と言われました." そのほかのことについても, 高齢化にともなう能力の衰退と,逆に, 能力の増強について話がはずみました.  6名全員実車指導も無事にすみ,意気あいあいのうちに高齢者講習を終えることができました.

    実車指導のとき, 教官の方が,"あなたの運転免許書の番号は, 中国地方で取得した番号ですね" と語りかけて来られましたので, 私が岡山県で生まれ育ち,岡山県で免許を取得したこと, 若かりし日,商社に勤めていた時中国・四国の代理店まわりをしましたが, 四国の道路は山道が多くつづら折りやSの字カーブが多く,得意先の人が,'安全運転を身につけるためには県外ナンバーのトラックのあとについて走ればよい. 長距離を走っても疲れない走り方をマスターできる.しかし, くれぐれも路線バスの後について走ってはいけない.路線バスの運転手はベテランばかりで曲がった道をまっぐ走るコーナーリング走行をしているから.四国の道に慣れてきたら路線バスの後ろについて走れば運転技能を上達することができる' と教えられて実践したことがいまだに私の運転マナーに影響しているようです. 原発事故のあと,妻のふるさと郡山市湖南に帰郷・帰農して有機・無農薬栽培でコメを栽培しています.95歳まで自給自足用にコメをつくるつもりです.認
知症になるとコメを作ることができなくなるので,コメ作りを続けることは運転免許を更新し続けることと同じです" とお話ししました.

    実車指導の結果は, "安全運転をこころがけて運転しています.これからも安全運転を続けてください"とのコメントが書き込まれていました. 当日は, 仮免許の試験中のくるまが走っているなかでの高齢者講習の実車指導でした. 若い方々の仮免許の試験の障碍になるような運転はしませんでしたので, ホッとしました.

    12:00に高齢者講習が終わると, すぐ家に戻って来ました. 途中,コンビニによっておにぎり3個をたべながら帰って来ましたが, 帰ると,ドット疲れが出て,数時間昼寝をしてしましました. 高齢者講習も ある意味, "老人会" のようなもの・・・.  家に戻ると,郡山市保険福祉部健康長寿課から,"令和7年度郡山市敬老の日記念品" が届いていました. 玄米茶が1袋同入されていました. その中に, "老人クラブに加入しませんか" というパンフレットも入っていました."郡山市内には,老人クラブが約150団体あり,約8000人の方々が生きがいと健康づくりのためにさまざまな活動を行っています"とありました. 2013年日本基督教団の隠退牧師になり,東北福島の妻の実家のある湖南に戻ってきたとき, "老人会か湖南史談会かどちらかに入れ" と言われ,湖南史談会に入りましたが,私が湖南史談会に入ったことに意義を唱える方々が少なくなく,"湖南史談会はここらの金持ちさまの老人会だ,よそもんの貧乏百姓のおめがのこのこ出てこれるような会ではねえ!" と言われ,私の方から湖南史談会と郡山地方史研究会から離れることにしました. "吉田は湖南史談会を踏み台にして郡山地方史研究会の会員になった" との非難が強くなったので・・・.  "この老人会は,ここらのもんの老人会だ.よそもんのおめえがのこのこ出てこれるような老人会ではねえ!" との郷土精神に富んだ方々の会でしかありませんので,よそもんの私は一切かかわらないことにしました.

    高齢者講習に集まった, 私を除く5人は郡山市街地在住の方々がばかりで,いわば "都市"生活者・・・.  妻のふるさと湖南の赤津村は同じ郡山市に含まれているとはいえいわば "農村"・・・. "都市" と "農村" の高齢者の生活と暮らし,生き様には大きな隔たりがあるようです. 開放的な "都市"の高齢者と,閉鎖的な "農村"の高齢者・・・, かなり,大きな,越えがたい隔たりがあると感じさせられたことも,ドッと疲れがでた原因でした.  


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95歳まで自給用にコメつくり・・・

      2013年4月1日日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家のある福島県郡山市湖南町赤津村に帰郷・帰農したました. 旧長州藩領地の山口県下松市で30年間棲息していた私は, 旧会津藩領地の郡山市でも30年間棲息するつもりで帰郷・帰農したのですが, すでに, 13...